無知や無見識より他人の不幸を嘲笑する人柄の問題
2019年 08月 19日
「働き方改革」の話題にも絡むが、日本では残業を拒否したら解雇しても合憲である。
これが最高裁の判断だから、みんな残業を拒否できなくなってしまった。これでは過労死などがあっても当然である。ひどい判決だと弁護士や法学者が言っている。
そして、国連人権委員会に訴えたら、その会社が日立だったので驚かれて騒ぎになった。困った日立は和解金を払うと言い出し、結局、日本の裁判で解決するより高額だった。
まったく、大企業にひいきする司法と、外圧しかない日本。
その後も、裁判官が大企業にエコヒイキ判決した直後にその企業に天下りしているなど、ほんとにダメな日本である。
しかし、ダメなのは庶民も同じである。

かつて佐高信が述べていた。
その日立の労組が(御用組合なのに)間違って佐高を講演に呼んだから、いい機会だからと佐高が残業拒否解雇の話をとりあげたそうだ。
そもそも労働組合が問題にすべきことなのに、組合は怠けて放置しているから、仕方なく解雇された従業員は裁判に訴えたのであり、そして不公正の裁判官に迫害されてしまった。
この話をしたら、労組の役員が「あの人はいつも我を張るからダメなんだ。あの日は仕事ぶりが悪くて残業を命じられて従ったけれど、まだ足りないのでもっと残業しろと言われて拒否したのだから、解雇されてもいいのだ」と言う。
それは会社側の言い分であり、それを労働組合が代弁するとは何事か。やはり御用である。それを佐高が指摘しても、あの人は例外だと役員が言い張る。
もちろん佐高も、その人が「一言多いタイプ」で職場の仲間から評判が良くないことは聞いているけれど、それは関係ないし、例外のつもりでも裁判の結果は独り歩きして他にも影響する。
「そんな当たり前のこともわからないのか」と言って、佐高信は怒って席を蹴り帰ったそうだが、このあと、その時に講演を聴いてた従業員たちは「うちの職場と組合はどうなっているのか」と言い合っていたらしい。
ところで、同級生に日立でブルーカラーとして働いている人がいる。
彼はこの問題について、「俺はあの人に同情しないな」と言ってケッケッケッと笑っていた。やはり、あの人は職場での評判が悪いからだそうだ。
しかし、これは「同情」するかどうかの問題ではない。それに、自分が同情できない人を前例に自分も同じ目に遭う心配がある。これが彼にはどうしても理解できなかった。
この話は、前にここでしたかもしれない。どこまで話したかは失念したが、日立の話まではしたはずだ。
とにかく、ここまでは、日立の労組の役員と同級生は意識の水準が同じだった、ということだ。それは責められない。その程度の頭ということだから、自分だって他人のこと言えない。これで労組の役員は立場からして問題だが、彼は違う。
しかし、その同情しないという人と、彼は会ったことがないのだ。その人を直接知っていて「他人事でないから支援すべきと思ってはいるが、嫌な奴だから気が乗らない」というなら分かる。
そうではなく、会ったこともないのに噂だけで人を判断している。これは、法律などに無知というより深刻だ。
しかも、「だから同情する人がいなかったのも仕方ない」というのではなく、彼は自ら嘲笑したのだ。職を失うという大変なことになってしまったことを。
これにより、そんな人だったのだなと判り、かなりガッカリした。

これが最高裁の判断だから、みんな残業を拒否できなくなってしまった。これでは過労死などがあっても当然である。ひどい判決だと弁護士や法学者が言っている。
そして、国連人権委員会に訴えたら、その会社が日立だったので驚かれて騒ぎになった。困った日立は和解金を払うと言い出し、結局、日本の裁判で解決するより高額だった。
まったく、大企業にひいきする司法と、外圧しかない日本。
その後も、裁判官が大企業にエコヒイキ判決した直後にその企業に天下りしているなど、ほんとにダメな日本である。
しかし、ダメなのは庶民も同じである。

かつて佐高信が述べていた。
その日立の労組が(御用組合なのに)間違って佐高を講演に呼んだから、いい機会だからと佐高が残業拒否解雇の話をとりあげたそうだ。
そもそも労働組合が問題にすべきことなのに、組合は怠けて放置しているから、仕方なく解雇された従業員は裁判に訴えたのであり、そして不公正の裁判官に迫害されてしまった。
この話をしたら、労組の役員が「あの人はいつも我を張るからダメなんだ。あの日は仕事ぶりが悪くて残業を命じられて従ったけれど、まだ足りないのでもっと残業しろと言われて拒否したのだから、解雇されてもいいのだ」と言う。
それは会社側の言い分であり、それを労働組合が代弁するとは何事か。やはり御用である。それを佐高が指摘しても、あの人は例外だと役員が言い張る。
もちろん佐高も、その人が「一言多いタイプ」で職場の仲間から評判が良くないことは聞いているけれど、それは関係ないし、例外のつもりでも裁判の結果は独り歩きして他にも影響する。
「そんな当たり前のこともわからないのか」と言って、佐高信は怒って席を蹴り帰ったそうだが、このあと、その時に講演を聴いてた従業員たちは「うちの職場と組合はどうなっているのか」と言い合っていたらしい。
ところで、同級生に日立でブルーカラーとして働いている人がいる。
彼はこの問題について、「俺はあの人に同情しないな」と言ってケッケッケッと笑っていた。やはり、あの人は職場での評判が悪いからだそうだ。
しかし、これは「同情」するかどうかの問題ではない。それに、自分が同情できない人を前例に自分も同じ目に遭う心配がある。これが彼にはどうしても理解できなかった。
この話は、前にここでしたかもしれない。どこまで話したかは失念したが、日立の話まではしたはずだ。
とにかく、ここまでは、日立の労組の役員と同級生は意識の水準が同じだった、ということだ。それは責められない。その程度の頭ということだから、自分だって他人のこと言えない。これで労組の役員は立場からして問題だが、彼は違う。
しかし、その同情しないという人と、彼は会ったことがないのだ。その人を直接知っていて「他人事でないから支援すべきと思ってはいるが、嫌な奴だから気が乗らない」というなら分かる。
そうではなく、会ったこともないのに噂だけで人を判断している。これは、法律などに無知というより深刻だ。
しかも、「だから同情する人がいなかったのも仕方ない」というのではなく、彼は自ら嘲笑したのだ。職を失うという大変なことになってしまったことを。
これにより、そんな人だったのだなと判り、かなりガッカリした。

by ruhiginoue
| 2019-08-19 04:34
| 社会





