人気ブログランキング | 話題のタグを見る

井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

アニメ製作スタジオ放火事件の犯人

 多数の犠牲者が出たアニメーション映画製作スタジオ放火事件で、そこと関係のある作品募集に、この犯人と同じ名前の応募があったと報じられている。
 この、だから何なのかという報道をしたのは朝日新聞だったが、この記事では他にも犯人のプライバシーで事件とは関係がないことを大げさに書いていたので、これは既に問題が指摘されていた。
 
 これとは別に、放火事件と作品応募に何か関わりがあるのか追及が中途半端なことが問題である。
 そんなことを報じると、もしかすると犯人は作品を応募したけれど落選したとか、採用しないでおいて盗用されたとか、そんなことで恨みを抱いたのが犯行の動議なのかと疑ってしまうが、そう考えられる具体的な材料は無い。

 ハリウッドでは、映画製作会社に売り込こもうと脚本を送って来る人がいても、開封せずに倉庫に入れるそうだ。
 そうでないと、後で製作した映画と前に送られてきた脚本が偶然に似たような内容だった場合、脚本を無断で映画化したと訴えられる恐れがある。そうなると面倒なので、知らない人から送られてきた脚本は読まないに限る。その証拠になるよう開封せず倉庫に入れておくのだ。
 
 この手段が通用するのは訴えられた場合の抗弁としてのことで、勝手な思い込みで恨まれて放火などされる危険もあるから、売り込みは受け付けていないと予め表明しておくこともある。
 そもそも、作品それ自体ではなく脚本のような作品の基になるものでは、盗用とかパクりとかの判断が難しい。だから仕方ない対処だ。

 逆に応募する側も警戒をしないといけないだろう。全部の盗作はやりにくいが、中にあるネタをパクるため募集する手口は充分ありうるからだ。
 また、一般公募と称していても「コンペティション」が「出来レース」ということが、よくある。
 
 これらはあくまで一般論だが、よくあることであるのは現実なので、募集と応募どちらの側も覚悟しておくべきだ。


アニメ製作スタジオ放火事件の犯人_f0133526_11422405.jpg




ブログランキング・にほんブログ村へ


by ruhiginoue | 2019-08-06 04:41 | 映画