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by ruhiginoue

水を飲ませない教師は医師や裁判官と同じ

 劇作家の鴻上尚史さんがTwitterで発信した話題は、たいへんな反響があった。

 子役のオーディションをしていると、みんな水筒を持っているのに全く口をつけず、飲んでいいと言うと一斉に飲む。
 「まさか、君達、小学校じゃあ先生が飲んでいいと言うまで飲んじゃいけないの?」
 こう訊いたところ全員がうなづいたそうだ。
 つまり自らの身体の声に従わず教師の声に従うようにされてしまっているわけで、これが教育なのかと暗澹たる気持ちになったということだ。

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 東映のヤクザ映画で、菅原文太ふんする暴力警官が、川谷拓三ふんするチンピラに、取調のとき「誰がタバコ吸っていいと言った」とブチのめす場面があったけど、学校はもっと酷く、喉が渇いて熱中症になりそうでも「誰が水飲んでいいと言った」と教師に殴られる。
 やはり、狭い所で権力者として振る舞うからだ。

 また、人が自ら危険を避けることを否定するのは、そうすることで生殺与奪を握っていると悦に入るからだ。これは自分の立場から発生した劣情である。
 もちろん、熱中症への認識が無く、精神論に走る者もいて、これが教師には目立つ。

 しかし、かなり自覚的に、苦しければ水を飲んで良いと言って下さいと哀願しろと薄ら笑いを浮かべながら言う教師は昔からよくいたものだ。ただ精神論を説く者が今は昔より減っただけである。

 そして、仕事の立場から発生した劣情で人の生殺与奪を握っていると悦に入る者として特に判りやすいのは、医師や裁判官である。
 だから、熱中症になりそうなのに水を飲ませない教師は、医師や裁判官と同じなのだ。

 


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by ruhiginoue | 2019-08-15 04:45 | 社会 | Trackback | Comments(0)