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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

浜田幸一の跡を継いだ浜田靖一は天皇と安倍総理を否定せよ

 ハマコーこと浜田幸一は国会議員だけでなくテレビタレントのようなことをしてビートたけしと共演したりだったが、引退して息子の浜田靖一が後を継いで、その後、幸一は死去し、今も靖一が議員を続けている。これは周知のとおり。
 ただ、病気のため親が子供に仕事を継がせたというより利権を保ちたかっただけだという指摘もある。(後藤民夫『ビートたけしは死ななきゃ治らない』鹿砦社)

 この浜田幸一は何度かテレビでユーゴスラヴィアの憲法を引き合いに出して日本の憲法は変えないといけないと説いていた。
 これを見た子供のとき、こんなバカなことを言う人が国会議員なのかと呆れたものだ。国際法とか国連憲章とは違い憲法は国により異なる事情と理由からそれぞれ制定されるのだから、外国と違って当たり前であるのに。しょせんはヤクザ上がりで、しょせんは千葉だし、しょせんは自民党だと、ガキでも実感した。

 ただ、浜田幸一が引き合いに出したユーゴスラヴィア憲法の条文とは、政府は降伏文書に調印してはならないという下りだった。
 これは、ユーゴスラヴィアがナチス・ドイツを独力で撃退したことを誇っていることが憲法に反映しているのであり、対し日本はナチス・ドイツとつるんで戦争して負けたことの反省が憲法に反映している。
 だから違っているのだが、それでも憲法が浜田幸一の言うような意味で問題なら、つまり日本もユーゴスラヴィアと同じ憲法の規定であるべきなら、以下のようになる。

 かつて日本は敗戦を決定(八月十五日=敗戦の日)したのち降伏文書に調印した(九月二日=本当の終戦の日)けれど、この当時、もしも日本が憲法で降伏文書に調印を禁じていたら、国際条約の類は憲法に違反していなければ最優先なので、降伏文書に調印しても憲法違反として無効だから、徹底抗戦になって日本人の犠牲者がさらに増えたり天皇の地位が無くなったりだった。
 
 また、日本は不可侵条約によってソ連に仲介を求めたが、アメリカにフルボッコ状態の日本との条約なんか無意味だからとロシア側は米英側に寝返った。これで昭和天皇はたいへん焦ったようで態度が急変した。スターリンのやり方は勢力圏になった国々の王政を崩壊させて共和制にしていた。だからアメリカに降伏したほうがマシとの判断だったようで、このため昭和天皇は戦後「原爆の犠牲者は気の毒だったが戦争だったのでやむを得ない」とオドオドした様子で公言した。

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 そして天皇からしてこの態度だったから、戦争を推進しておいて敗戦したら敵に寝返った岸信介は、A級戦犯から総理大臣となり、アメリカの傀儡として働いたが、この祖父を尊敬していると公言する安倍総理は、やはりアメリカの家来で、トランプ大統領の前で卑屈な態度。これでいて「美しい国」「日本を取り戻す」「この道しかない」である。

 このような昭和天皇や岸から安倍に至る自民党の総理大臣たちは、浜田幸一からすると実にケシカランということになる。
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 しかし、これを堂々と言えない自民党ということだったのか、そうではなくハマコーに整合性が無かっただけなのか、どうであれ息子の浜田靖一は改憲には賛成ということらしいので、憲法を改正して天皇を廃止すべきと提案しなければならないし、その前に恥ずべき安倍総理を問題にしてほしいものだ。



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by ruhiginoue | 2019-08-18 04:46 | 政治