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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

トウモロコシのホラー

 かつて、汚染されたコメを食用にした業者がいて、この経営者は記者会見で「そのコメを自分で食べるか」と質問されると「長生きしたいから食べない」と言ってのけたので、この様子がテレビで放送されると呆れられると同時に、こんな経営者が食品会社にいるのかと恐ろしくなったと言われもした。

 この時、汚染されたコメを市場に放出した農水省の弁解とは、食用ではなく工業用にと言っていたのに業者が従わず勝手にやったということだった。
 しかし、もともと工業用として使い道がなかったのだから、それを放出しておいて業者が勝手にやったという弁解は嘘臭いと指摘された。いったい何に使用するのか。これについて農水省は接着剤の原料すなわち糊にするつもりだったと説明したが、糊の原料がゴハン粒だったのは昔のことで、今ではもっぱらコーンスターチだ。

 すると今度はアメリカで余ったトウモロコシを大量に購入することにしたとか、実はそんなことないのに自民党の国会議員が「日本は不作なので」と嘘を公然と語っていたとか、そんな騒ぎになった。
 どうであれ、日本のトウモロコシは豊作だから輸入しなくてもよく、なのに輸入と言う自民党の議員は、食べるのではなく接着剤の材料にするつもりだったのだろうか。
 
 郵政省によると、郵便切手の糊は舐めてもいいように植物性にしているそうだが、汚染米とか遺伝子組み換えトウモロコシが原料でも大丈夫なのだろうか。もちろん切手は小さいので微量だが、頻繁に舐めては何か影響がないかと不気味である。
 また、ヨーロッパでは、原料からも資本からもアメリカのコーンフレークは食べるなと言う人たちがいる。

 もっとも、舐めては不衛生に感じるからと、水を含ませたスポンジなどで濡らす人は多いが。
 あと、警察の鑑識は脅迫状の切手から唾液を採取して調べるから、脅迫など犯罪だけでなく政治的なことで監視されそうなら、切手を舐めない方がいい。

 とにかく、スチーブン=キングの『トウモロコシ畑の子供たち』というのがあったけれど、なにかとアメリカのトウモロコシにまつわる話はホラーである。

 
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by ruhiginoue | 2019-09-02 04:39 | 国際