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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

地下鉄で見た新聞の広告が見事に絶望的

 野暮用があって官庁街に行き、それで地下鉄に乗っていたら、車内のテレビ広告が消費税率上げについて、これは所得が少なくて小さい子供がいる家庭のために使われるのだと繰り返し喧伝していた。

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 すっかり政府の広報だと思ったけれど、そうではなく日経新聞の電車版だった。いくら海外で「モスト・コンサバティブ・ペーパー」と呼ばれてはいても、在野の民間会社である。それが政府の広報をやっているのだ。 

 そして、本物の政府広報も流れていた。
 そこで消費税率上げに伴い生活必需品には軽減税率を適用の配慮をすると執拗に強調しているのだが、そこで対象外となるものとして挙げられている中に理容など生活に必要なものが含まれていて、この一方、対象となるものとして挙げられている中に生活で必須かと疑問なものがあり、これに新聞が含まれている。
 なるほど、ずっと前から、軽減税率の対象にしてやるから政府に都合がよいことばかり言えと新聞社に迫っていた結果ということだ。
 これは前から新聞社が批判されていた。報道に圧力や懐柔の政府はろくでもないが、そのエサに釣られるなんて、むしろマスコミのほうが愚かすぎるからだ。これでは報道として失格だし、そのうえ新聞社は評判が悪くなる。
 そもそも、税率が他より低いからと新聞を買う気になる人などいるまい。

 また、駅構内には東京新聞の大きな看板が掲げてあった。
 最近の同紙は日経新聞などと違って気骨あることを売りにしていたが、これはあくまで朝日新聞などの堕落が前よりひどくなったから「隙間産業」を始めたにすぎない。しょせんその程度であることは読めば内容から判る。
 そしてダメ押しなのが、この大きな看板である。イメージキャラクターとしてモーリー=ロバートソンの顔ドアップ写真である。これでは「気骨ある」こととの間に「ちょっと違和感」がある程度では済まない。

 このように、税金で庶民を苦しめる政府に媚びた新聞が、それで料金に上乗せされる税金がちょっとだけ安いから買えよ、なのだが、こんなこと言われて、庶民として従う気になる人はいるのか。




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by ruhiginoue | 2019-09-12 04:49 | 社会