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by ruhiginoue

戦後何十年と経過した意味

 ドイツは63回も憲法を改正しているのに、日本は1度も憲法改正していないから、日本は憲法を改正しないといけないと自民党などは主張している。
 この比較は、もちろん不適切である。ドイツの憲法改正は枝葉の修正であり、同じことはアメリカなども行っている。そして国の基本理念の部分は「永久条項」として変えないことになっている。
 ところが、自民党が主張するのは国の基本理念を変えることであり、これは革命の域になるから、ドイツの憲法改正とは全然違う。なのに同列にして回数を比較するのだから、ひどいデタラメである。

 以上の指摘は、既にされていることだが、もう一つ、ドイツを引き合いに出した憲法の話で重要なことを、作曲家の池辺晋一郎さんが述べていた。
 かつてドイツが東西に分かれていた当時、西ドイツの連邦大統領をしていたヴァイツゼツカー氏は「何十年という歳月は、個人にとっては長いが、国家にとっては短い。戦後何十年の経過で、ドイツが戦争の過ちを繰り返す心配は無くなったと安心してしまったら、早すぎる」と言っていたが、これは日本にも当てはまることで、もう何十年も経ったのだから憲法改正すべきという主張があるけれど賛成できない。まだ何十年なのだ、と。


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 武満徹も伊福部昭も亡き後、日本を代表する作曲家・日本最大の巨匠は誰かといえば皆が池辺晋一郎だと言うくらいだが、これとは大違いの殆ど無名の作曲家が自分の知り合いにいて、彼はこの池辺晋一郎さんの話を知らなかったので、これが新聞に載ったさいの記事を見せたら、読んで大いに感心していた。
 この人は平和への思いをよく語るのだが、BLOGなどで説いても語り口があまり上手くない。その自覚があるそうだ。そして、池辺晋一郎さんとは作曲家としての知名度と実績が月と鼈と言ったらスッポンに失礼というくらい差があるうえ、平和を語っても見識と表現どちらも敵わないと言っていた。

 さらに、ダジャレでも敵わないと言う。
 よく家で奥さんに「またオヤジギャグ」と呆れられてばかりで、池辺晋一郎さんの「私は合唱曲をたくさん作っているが、歌詞は作詞家に作って貰っている。私は詩が無い作曲家だから」とか「よい演奏をするためにカルテットは始終相談している」とか「プロのミュージシャンと言われてもモーツァルトは謙遜して、私はアマでぅす」などなど、そうした発想が出てこないと残念がる。
 このように三重に敵わないので、とても尊敬しているそうだ。
 


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Commented by Neutralizer at 2019-10-05 10:01 x
何せ海外から入ってくるものはむやみにありがたがるか、商売に利用するだけに終始するのが我々日本人の悪弊ですからね。憲法にしても大日本帝国憲法を制定し、発布した時には『今日は憲法様のお祭りだ!絹布の法被をくれる日だ!』と何も知らずにバカ騒ぎする始末です。クリスマスにしろハロウィンにしろキリスト教の宗教的意味を無視してお祭り騒ぎするだけの行事に変えてしまっていますから。
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by ruhiginoue | 2019-10-04 05:38 | 政治 | Trackback | Comments(1)