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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

呂(Lu)さん

 先日、日本に来て仕事をしている中国人の呂さんに会った。
 いつも彼は自分のことを「ろ」と言っているが、「ルーさん」と呼ばれると「それは中国の発音です」と言う。
 しかし中国人はもちろん、アメリカ人など日本人以外の人からは「ミスタールー」と呼ばれている。
 
 これで思い出したが、台湾から日本に来て活躍したプロ野球選手でルー=ミンスーという人がいて、日本では「ロ選手」と呼ばれていた。
 これを呂さんに話すと「聞いたことがあります。巨人に居た人ですよね」言った。

呂(Lu)さん_f0133526_11584795.jpg

 ロ選手ことルー=ミンスーは88年に、試合で骨折したウォーレン=クロマティの代わりに出場すると、強打者として大活躍した。
 それで、アメリカから大金を払ってクロマティ選手のようなメジャーリーガーを招かなくても、同じアジアに優秀な人がいるじゃないか、という話になったのだった。

 この話は、今、日本に来て仕事している呂さんは若いので知らなかった。あくまで姓のことから日本で誰かに言われただけらしい。
 しかし、日本は労働人口が減ってきたけれど、隣の中国に人が大勢いて、そこから選べばいいということが本格的なってきたことは確かだ。
 かつては、中国人というと当たり外れが極端なので面倒くさいから避ける経営者が多かったけれど、それが今では方法が確立したのか選びやすくなったということか。

 あと魯迅の魯も「ルー」だけど、中国人の留学生に「『阿Q正伝』の作者なら『ろじん』で通るよ」と言われたことがある。

 また、クロマティ選手はホームランを打つとガッツポーズで拳を突き上げていたが、このとき風船ガムを膨らませて見せることがあり、試合中にガムは不謹慎と言う日本人がいたので、そこは文化の違いだった。
 文化の違いといえば、ロ選手はホームランを打つとガッツポーズとして走りながら拍手していた。中国では議会の開会式などで気勢を上げる意味で拍手するから、これは中国式かと言われたものだ。

 ということで、呂さんから色々と思い出したのだった。



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by ruhiginoue | 2019-11-22 12:54 | 体操