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by ruhiginoue

2020年の挑戦

 年末に「火の用心」と叫び練り歩く人たちがいて、時代遅れで騒々しいだけと評判悪いが、自治会の爺さん連中が必要だとか親睦のためだとか言って住民に強要しているものだ。
 これが酷いことで、寒いと身体が辛いとか体調が良くないとかの人や、夜勤の人から身体障害者にまで強制参加としたうえ、不参加は罰金を取り立てる。
 もともと自治会とは隣組の延長だが、あの『火垂るの墓』に描かれた戦時中の悲劇のころと、そう変わっていない。
 それでも、昔から決まっているから当たり前で、疑義は変な人とか秩序を乱す人だとされる。

 年末に騒々しいことでは、除夜の鐘をうるさいと言う人がいる。深夜だからだろう。
 この除夜の鐘を近所の寺が叩かせてくれるそうなので、先着108名なのか、それともクジ引きなのか、と思ったら、来た人全員に好きな回数叩かせているそうだ。
 だから、この寺では毎年1000回近く鳴る。
 この辺の人たちに全く煩悩が無いのは何でかと納得である。

 しかし「適切」な回数なら良いのか。
 除夜の鐘を騒音だと言う人は、仏教ないし宗教全部に反感を持っているのだろう。普通なら深夜に大きな音を出してはいけないのに、宗教的意義があるのだと非常識を正当化し、無宗教の人もいれば他の宗教の信者もいるのに、うちに関しては伝統だからと特権的である。
 それでいいのか、もう検討すべき時代になっている。不便な元号の使用を強制することについてと同じように。

 こうして騒々しい年末から新年となった。
 『ウルトラQ』に「2020年の挑戦」という話があり、あのケムール人がパトカーに追いかけられる有名な場面になる。
 この中身は安倍総理だと言われている。疑惑から逃げる様子がイメージとピッタリというわけだ。
 さて、今年はどこまで逃げるのか。

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by ruhiginoue | 2020-01-01 00:00 | 雑感