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by ruhiginoue

安住淳国対委員長の新聞スクラップ

 安住淳=立憲民主党・国対委員長が、控室の前に、記事への評価を付けて新聞を貼り出したことに対して、評価すること自体は構わないが、政治家としての立場があるから問題だという批判が出ている。
 これは、所属が野党でも国会議員として権力を持つ立場ではあるから、評価の仕方によっては報道機関に対して圧力をかけることになり、報道の自由を侵害することにつながる、というわけだ。この点で、今回の件は「取材拒否」や「論外」などと記事に書き込むなど、かなり辛辣な評価もあった。


安住淳国対委員長の新聞スクラップ_f0133526_10561352.jpg


 画像は直接の関係ではありません。


 もちろん、いつも報道の自由に対する弾圧は政権与党が露骨にやっていることで、野党の一議員がしたことなど問題として比較にならない。
 また、どんなに辛辣であっても、要は中身だろう。報道が政権寄りであると野党の立場から批判していたなら、むしろ報道の自由を守ることにつながる。

 ところが、マスコミのほうが権力だという人たちがいる。
 こういうことは、昔から騒ぐ人たちがいた。報道は司法・立法・行政の三権に次ぐ「第四権力」だと。これは間違いである。昔から指摘されていることだが、マスコミが権力なんてわけがない。
ただ、マスメディアが肥大した時代に、大手マスコミ関係者たちがその影響力から想い上がっていたことがまずあり、それに続いて七十年代の学生運動のノリで社会悪について批判するさい片端から紋切り型で「権力だー、権力だー」と叫んでいたから、それがマスコミ批判にも及んだ、という経緯がある。
 つまり今となっては老人の妄想なのだ。
 
 ということなので、問題は安住議員の報道記事批判が具体的に反論となっているか、である。この点で疑問は残る。




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by ruhiginoue | 2020-02-08 11:00 | 政治