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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

卒業式に流れる音楽と間抜け学校

 FMで『タンホイザー』の「歌の殿堂を称えよ」が放送されていて思い出した。
 かつて出た高校では、なぜか毎年この曲が入場のさいに「♬パカ・パンパン・パンパン・パン・パンパン・パパーパーン」とレコードで流れたものだった。
 これは誰が考えたのかは、もう昔のことで不明だが、古い学校で、かなり昔からだったそうだから、長いことやっている「伝統」だった。
 これが学校によっては『ニュルンベルクのマイスタージンガー』らしいが、場所からしてナチの党大会を連想する人もいる。戦犯法廷が開催されもしたところだ。

 ところが、これはワーグナーの作品だと知らない人が多かった。まあ、結婚式の曲が『ローエングリン』だと知らない人もいるから、しょうがない。
 しかし呆れたのが、ある生徒が『蛍の光』なんて基はロシアの民謡だから日本の儀式にそぐわないと難癖をつけ、これに対して教師が「そんなこと関係ないでしょう」と「反論」していたことだ。
 「先生、それ以前に、『蛍の光』はロシアの民謡じゃありませんよ。スコットランドの民謡ですよ。曲の感じが全然ロシアふうじゃないでしょぅ」
 と、まあ指摘してやったのだが、この高校では音楽の授業中、音楽史でレコードをかけているさい、ストラビンスキー作曲『春の祭典』の「乙女たちの踊り」を、音楽教師(武蔵野音大卒)が、「なんか『スターウォーズ』の音楽みたいだね」と言うので「先生、それをいうなら『ジョーズ』でしょう、同じジョンウィリアムズの作曲だけど」と指摘しなければならないくらいだったから、しょうがない。
 まったく、間抜けな学校だった。

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by ruhiginoue | 2020-03-18 05:07 | 音楽