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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

映画製作の不純な動機

 かなり前のことだが、「おすぎ」というオカマを自称するタレントが、健全な製作をされている外国映画という話をしていて、何が健全かというと費用がすべて製作に使用されているということだった。
 そうではないことが、よく日本の映画製作ではあって、例えば製作に関与した人が家を建てたりしていると言っていた。つまり、映画の結果が当たって儲かったということではなく、製作費の横流しとか横領・着服という不正である。

 そんなことが実際にあるのだろうかと、この話を聞いた時は思ったが、ただ、公称している製作費用が莫大なのに、それにしては映画が貧弱ということはある。
 それで製作費用の不正が疑惑として囁かれるのであろうかと考えた。

 それからずっと後、これは10年くらい前のことだが、知り合いが映画をプロデュースして、そのさいスポンサーに出資してもらうため奔走した体験を語っていたのだが、意外に企業などは出してくれと言えば金が出るもので、最初は少しだけでも「もっと」と頼み込むと結構な額になるそうだ。
 ところが、その人は「業務上横領」をされたと言い出した。関わっている映画関係者にやられてしまったそうで、たいへんな額だと怒り告刑事告発したとのこと。
 
映画製作の不純な動機_f0133526_17544772.jpg

 これについて、かなり具体的な内容を聞いたから、やはり不正な蓄財はあるのだと解った。
 そして、スポンサーを募るために迎合したとしか思えない内容の映画が作られ、それが大金を集めて製作したにしては出来が悪いということがあると、これはもしかして、そういうことではないかと疑うようになった。

 よく、大企業に媚びた宣伝臭い内容で、しかしプロパガンダとして出来が悪すぎるから作る意味が無いじゃないかと思える映画があるけれど、このような場合、映画そのものが目的ではなく、製作は金を無心する口実だったのではないか。
 そうとしか思えない映画が、よくあるではないか。




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by ruhiginoue | 2020-03-19 04:51 | 映画