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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

オウム真理教事件の教訓どころか日本国がオウム真理教化

 地下鉄サリン事件の日、千代田線に乗っていた話を前にした。
 霞が関で降りるつもりが閉鎖されていて、何か薬品が撒かれたと言われていた。それで隣の国会議事堂前駅で降りて歩いたが、駅の周りに防護服をまとった人達が居並んでいて、まるで『カサンドラクロス』だと思ったものだ。

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 そして今年は、事件に巻き込まれ重症を負った被害者の一人が死去したと報じられた。
 この事件を起こした新興宗教団体の構成員たちに死刑執行され、その時、自然災害で深刻な被害が出ているというのに、政府の中枢にいる人たちは「赤坂自民亭」と称して宴会をしていた。
 これでは「事件の教訓」などと言ってはいても、関与したとされる者たちを抹殺することで過ぎ去った事件の一つに加え葬ってしまおうという姿勢である。被害者や遺族らの、後味悪さを感じているような態度は、おそらくこのためだろう。

 この事件を起こした団体を追及していたという売りで有名になった有田芳生と江川紹子の態度は、事件の当時からひどいものだと色々指摘されていたが、それは現在も相変わらずどころか、より酷くなっている。これも既に述べたとおり。
 しかも江川紹子ときたら、死刑囚たちにメシを食わせるのが勿体無いから殺せという不穏当な発言をしていた。
 また、事件についてウヤムヤになっていることを問題にする人たちを非難し、公式見解が全てであると相変わらず権力妄信である。
 それでいて、記者会見で安倍総理大臣に「まだ質問があります」と食い下がって見せる。この整合性の無さについて唯一可能な解釈は、あんなのは目立とう精神を発揮しただけということだ。

 こんな人たちが事件で焼け太りし、危ない宗教団体はさらに権力に食い込んでいる。これでは教訓など無いに決まっていて、あの当時から「オウム真理教は日本の縮図ではないか」と指摘されていたが、今では日本それ自体がオウム真理教と化している状態である。




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by ruhiginoue | 2020-03-24 04:41 | 社会