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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

オリンピック予定の通り開催にこだわる選手の事情

 かつて、冷戦のため米国の圧力により日本はモスクワオリンピック不参加を決めたが、スポーツ界の反発は大きく、すると、どうしても対米従属の日本傀儡政府は補助金削減で脅し、これにスポーツ界は屈した。
 この当時、東京都杉並区で、スポーツの政治利用に反対して、勝手に選手団を作って参加してしまおうという動きがあった。これについては、同区内在住の野坂昭如が書いていた。

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 あの当時、反発するスポーツ界で音頭取り役だったのが柔道の山下泰裕だったが、彼は今ではオリンピック委員会長で、東京オリンピックを伝染病禍にも関わらず開催しろと怒っていた。
 つまり、前も今も、何が何でもオリンピックと言い結局は政治に屈したが、これは杉並市民とは違い、途中で止めさせられると嫌なだけであるという単純なことだった。

 この人のほかにも、後に延びるのは不味いと言っている元選挙がいる。中止は残念だが、延期でも困ると言うのは、準備して身体を作ってきたとか、年齢からして最後の機会とか、後になると若手が台頭して追われてしまうとか、そういうことだ。
 これは、モスクワオリンピックの時と同じで、あの時、泣いていた選手もいた。
 このように、お金がもらえなくなることと、歳をとることを、スポーツ選手たちは恐れている。

 これについて、前に大学にスポーツ推薦で入った人に訊いたら、切実な問題だと言っていた。
 それで必死になって「私たちは日の丸を背負って頑張ってきた」とアピールするそうだ。おかげで権勢に媚びる体育会系という図式ができてしまうとのこと。

 華やかなようでいて情けない世界である。
 



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by ruhiginoue | 2020-03-30 05:02 | 体操