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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

コロナウイルスもエイズウイルスも

 新型ウイルスのために人類の文明が破滅する『復活の日』は、狂信的な米軍の将軍が感染で意識朦朧となりながら核ミサイルの発射装置を作動させてしまう。
この場面、映画だと省略されているが、脚本では命令される幻覚で「はい、大統領」と独り言を何度か発している。
 ところが、原作の小松左京の小説では「ロシア人は丈夫だからインフルエンザくらいでは死なない」と非常識なことを言って、だからロシア人だけ生き残ると癪だからと核ミサイルを作動させる。

 もちろん、人種など感染とは無関係だが、コロナウイルスのため中国で大騒ぎという時は、日本の一部の飲食店が、中国に行って来た日本人を心配しないで、中国人お断りという貼り紙をしたので、これでは予防になっていないと呆れられていた。
 また、米国のトランプ大統領は、Twitterで新型ウイルスというのをチャイニーズウイルスと表記して、政治的な挑発をしていた。

 しかし、かつてエイズの時も同じだった。最初のころ、男性の同性愛者たちに感染者が目立ったので、そうでなければ関係がないと誤解している人たちがいた。
 その後、原因のウイルスが判明したら、このウイルスはアフリカの土中に埋もれるようになっていたのが出てきたらしいということで、今度はアフリカ人とかアフリカ系の人種とかが広めていると、アメリカの人種差別主義者たちが言い出した。

 このように、コジツケは昔からあったのだ。そして、それは無知による誤解や偏見とは限らない、ということである。


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by ruhiginoue | 2020-04-06 04:48 | 国際