『諸君!』と『正論』に『Will』と『Hanada』
2020年 04月 14日
電車内に『Will』と『Hanada』の吊り広告が並んでいるのを見て不快感を覚えたと言う人がいた。
もともと、右派論壇誌といえば『諸君!』と『正論』が双璧で、この月刊誌の頭文字をとってナチス親衛隊にひっかけ「SS」と皮肉も込めて呼ばれていたものだった。

もともと、右派論壇誌といえば『諸君!』と『正論』が双璧で、この月刊誌の頭文字をとってナチス親衛隊にひっかけ「SS」と皮肉も込めて呼ばれていたものだった。

これらの内容は極端だが、作り手に右派なりの矜持があった。それが不気味だったり嫌らしかったりしたが、狂信者でも信念があるという類だった。
ところが『諸君!』が無くなって、その残党や元同僚による『Will』『Hanada』になると、作る側でも信じていないことを、それを悦ぶ奴らがいて買うなら売ってやれという姿勢になった。
ここには、紙媒体の衰退も影響しているが、それだけではないだろうと指摘されてきた。
それで、もう大分前になるが、これを石破茂議員も、よく語っていた、
もともと石破茂という人は右派の論客と呼ばれ、意見は極端だが基になる読書を熱心にしているのが判る話しぶりで、政治学の古典から右派論壇誌まで、せっせと読んでいたと自分でも言っていた。
ところが、右派論壇誌は最近おかしくなってきたと愛読者の立場から述べていた。
これは自民党も同じだ。同じ右派でも石破ではなく安倍が威張っていて、だから右派論壇誌も、安倍ほど素晴らしい総理はいないと騒ぎ、どうみても雑誌の作り手と書き手が自分でも信じていない。
かつて女性むけ雑誌『Hanako』は『Yanako』だと言っていた人たちがいたけれど、これはその内容のためで、それだから一部の女性には売れていた。
これと同じで『Hanada』ではなく『Yadana』だと巷で言われてはいるが、それゆえ一部の人たちに悦ばれているようだ。

ところが『諸君!』が無くなって、その残党や元同僚による『Will』『Hanada』になると、作る側でも信じていないことを、それを悦ぶ奴らがいて買うなら売ってやれという姿勢になった。
ここには、紙媒体の衰退も影響しているが、それだけではないだろうと指摘されてきた。
それで、もう大分前になるが、これを石破茂議員も、よく語っていた、
もともと石破茂という人は右派の論客と呼ばれ、意見は極端だが基になる読書を熱心にしているのが判る話しぶりで、政治学の古典から右派論壇誌まで、せっせと読んでいたと自分でも言っていた。
ところが、右派論壇誌は最近おかしくなってきたと愛読者の立場から述べていた。
これは自民党も同じだ。同じ右派でも石破ではなく安倍が威張っていて、だから右派論壇誌も、安倍ほど素晴らしい総理はいないと騒ぎ、どうみても雑誌の作り手と書き手が自分でも信じていない。
かつて女性むけ雑誌『Hanako』は『Yanako』だと言っていた人たちがいたけれど、これはその内容のためで、それだから一部の女性には売れていた。
これと同じで『Hanada』ではなく『Yadana』だと巷で言われてはいるが、それゆえ一部の人たちに悦ばれているようだ。

by ruhiginoue
| 2020-04-14 04:51
| 社会





