風俗営業の差別以前に政治の怠慢
2020年 04月 15日
あの前川喜平もと文科省次官が「出会い系バー」に通っていたことを、何やら如何わしいことをしているように読売新聞が報じ、これは彼が政権にとって邪魔になったから貶めようとする陰謀で、さすがに読売新聞も嫌がっているのに強制されたらしい。
この直後、あれは女性の貧困問題を調査する一環だったというのが言訳ではなく本当だったという証言が色々と出てきた。
その時に会った女性は、とにかく前川氏が身の上話を聞きたがったと証言し、同様の証言を店の従業員もしていた。映画になった実話『ミスターグッドバーを探して』みたいにしている女性が、実は金に困っていて、だから売春も同然だったということで、これが文科省で話題になり、いまどきそんなことがあるのかと驚いて調べていたと、当時の官僚たちも証言していた。

ところで、コロナウイルス感染の拡大で緊急事態宣言したものの、混雑や過密は効果があるほど改善せず、これは諸外国でやっているように生活保障をしないからだけど、ここで生活に困窮する人たちの救済について、風俗営業は救済するに値しないと官僚や政治家たちは言い放った。
これは職業蔑視であり、憲法に違反する差別だと批判された。そうした差別意識は介在しているだろうが、もっと直接的な事情がある。
そんなに風俗営業をひどく言うなら、そんな仕事に就く「わけあり」の人たちがいなくなるように日頃から貧困対策しているべきだった。
つまり、風俗営業の存在は政治の怠慢が一因である。だから風俗営業に就いている人たちを救済したがらないのだ。自らの怠惰を認めたくないから、風俗営業は就業者が勝手にやっていることにしているのだ。
これも、他のことと同じで結局は責任逃れのためであり、そのさい差別意識が露呈したという順番である。

この直後、あれは女性の貧困問題を調査する一環だったというのが言訳ではなく本当だったという証言が色々と出てきた。
その時に会った女性は、とにかく前川氏が身の上話を聞きたがったと証言し、同様の証言を店の従業員もしていた。映画になった実話『ミスターグッドバーを探して』みたいにしている女性が、実は金に困っていて、だから売春も同然だったということで、これが文科省で話題になり、いまどきそんなことがあるのかと驚いて調べていたと、当時の官僚たちも証言していた。

ところで、コロナウイルス感染の拡大で緊急事態宣言したものの、混雑や過密は効果があるほど改善せず、これは諸外国でやっているように生活保障をしないからだけど、ここで生活に困窮する人たちの救済について、風俗営業は救済するに値しないと官僚や政治家たちは言い放った。
これは職業蔑視であり、憲法に違反する差別だと批判された。そうした差別意識は介在しているだろうが、もっと直接的な事情がある。
そんなに風俗営業をひどく言うなら、そんな仕事に就く「わけあり」の人たちがいなくなるように日頃から貧困対策しているべきだった。
つまり、風俗営業の存在は政治の怠慢が一因である。だから風俗営業に就いている人たちを救済したがらないのだ。自らの怠惰を認めたくないから、風俗営業は就業者が勝手にやっていることにしているのだ。
これも、他のことと同じで結局は責任逃れのためであり、そのさい差別意識が露呈したという順番である。

by ruhiginoue
| 2020-04-15 05:20
| 社会





