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by ruhiginoue

ウイルスが危険なのか中国が憎いのか

 新型肺炎が中国で猛威と騒がれはじめた一月に、日本で危機感をもっていたのは政治的に保守派や右派で、リベラル派は甘く見ていたりデマだと否定したりだったと言う人がいるけれど、それならむしろ保守派や右派の方が滑稽である。
 そんなに騒いでいたのに、なぜ後から深刻になるにつれて甘くなるのか。これは、ただ最近の僻み根性による中国憎しで悪口に利用していただけだったから、後から日本政府が不味い対応をしているのが問題になると、それを擁護するため態度が急変したということだ。

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 あと、コロナウイルスも過去のインフルエンザと変わらないとか楽観視の発言をしていた小林よしのり、池田信夫、橋下徹、などを右派か保守派だと思う人はいてもリベラル派だと思う人はいないだろう。
 また、中国憎しで危機を煽ることを批判していたのが甘いとか楽観視とか言えるか。そうだと言う人たちは、だいたいが悪意によるものだが、実際にどうかとなると話は別だし、それ以前に、リベラル派が言っていたことなのかも疑問である。
 例えば、月刊『紙の爆弾』の四月号で、「コロナ‐パニック」は米国による中国封じ込め政策であり、無用な危機感が煽られているから、乗せられたほうは経済的に大打撃と主張した西本頑司という人はリベラルなのかというと、それは違うだろう。
 
 なので、コロナウイルス問題で右か左かの話をしている人は着眼点が歪んでいるのだ。




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by ruhiginoue | 2020-04-30 05:27 | 社会