同級生を思い出す政府のコロナ対応

　新型コロナウイルス対策の給付金を世帯ごとに配布するというので、これでは例えばDV亭主から逃れている妻子など事情のある人に渡らないと危惧され、個人に渡すよう抗議の声が挙がっていたし、封建的な家父長制を理想とする時代錯誤の政治家がいるためだと批判する人もいる。

　これは高校の同級生の父親のことだが、本当にクソオヤジで、親から虐待されている子供に「そりゃ親を誤解してるんだ。いいかあ、俺なんかなあ、オヤジと口もきかない時期があったんだぞ。だけど今じゃ感謝しているんだ。結局は会社と財産を受け継がせてもらったんだからな」と言っていた。
　こんなのばっかりなのが今の自民党であることは、説明するまでもないだろう。

　その息子は、やはり今の自民党の政治家によくいるように、勉強しなくても金でなんとかしてもらえる私立大学を遊んでばかりいながら出ている。
　そして、まともな大学なら必修科目でやっていることも全く知らないでいて、同窓会では真面目に勉強している同級生に対して、例えば親がいなくて働きながら夜の大学で勉強している者を指さして「やーい、夜間～、二部～」などと侮辱していた。
　あの自殺した公務員も、親に金がなくて夜の大学で苦学したが、遊んでばかりで私大を出た総理大臣の不正を隠蔽させられて自殺した。

　まったく、クソ同級生とそのクソオヤジを、同窓会でもないのに自民党のせいで思い出してしまった。ひどい世の中である。