社会不安に乗るナチスと同じ維新の手口

　新型コロウイルス肺炎による混乱で「維新」が支持を集めていると言われる。大阪では維新の政策が医療を貧困にするなど、危機に対応できなくなった原因を作ったはずだし、今も愚かな対応をして呆れられているが。
　しかし、もともと維新の手法とは、社会に蔓延する不安と不満を解決するように見せかけて攻撃的な差別による憂さ晴らしをけしかけ、その劣情を利用してや野卑た人気を獲得するものだ。
　だから、自ら招いた危機であっても、深く考えられない人や、扇動に乗せられて騒げれば一時的に充足する人を、取り込むことができる。
　こうして、解決どころか悪化させているのに支持を増やせるのだ。



　これはナチスの手法であるから、危険であるという指摘が出ている。
　なのに、マスメディアが維新を持ち上げている。もともと維新の支持を造ったのは関西のテレビだが、それにスポーツ新聞が加わっている。
　これは当然というか相応しい仕事ぶりというかだが、最も露骨に持ち上げているのが毎日新聞で、大きな提灯記事というより選挙ビラの維新賛美を掲載している。
　おそらく、裏から如何わしい働き掛けがあってのことだろう。他にも毎日新聞は如何わしい記事が目立つようになっていることは、過日に月刊誌の記事にした通りである。