小林節氏となだいなだ氏
2020年 05月 03日
弁護士で法学者の小林節氏は、改憲論者としてマスコミで発言していたが、その後は自民党の憲法に対する無茶苦茶に怒る発言をしてきた。
そして自民党が他党と組んでいるのだから野党も対抗するために提携するべきだと訴えていたが、そのさい新聞のコラムに、一部の野党と支持者は共産党に対して失礼なことをしていると批判していた。
よく、共産党が一生懸命に活動して支持を集めて得た得票を無条件で寄こせとか、ただ候補者を降ろして協力しろとか、図々しい人たちがいるけれど、こんな失礼なことをしては協力なんてありえない、と言うのだ。
この小林節氏の指摘はもっともで、政治的な駆け引き以前の問題、一部の野党支持者たちは非常識もいい加減にしろ、だろう。

ところで、批評家の故なだいなだ氏は、晩年に老人党というのを作って政治的な言動をしていたが、ここで戦争を知る世代として自民党の反平和を問題にしていたけれど、そのさい野党系が結束せず当選できなかったことについて「反自民の票を共産党が取ってしまった」と書いていた。
こんなこと言うまでもないが、共産党に投票した人たちは固定支持者または他党と比較して共産党の政策を支持した人たちである。他の野党から取ったわけではなく、なにより共産党員や支持者たちが運動したから投票するのだ。
また、なだいなだ氏が言うのは横取りの意味ではないとしても「共産党の候補者がいなければ他の野党に投票する人がいるけれど、それは一部だけで全部ではない」という当たり前のことが解っていない発言であるから問題だ。
それに、逆に他の党が候補者を出して共産党の票を取ったと言うこともできる。実際、自民党が危ないと自民亜流の野党を出して共産党の得票が増えないようにする工作は昔から行われていた。
こういうことに無知だったとしても、戦争を知っている世代の人なら、しかも戦争が悪いことだと思う人ならなおさら、共産党が戦争に反対して弾圧で死者も出している歴史は、よく知っているはずだ。
だから、野党が他にあっても、にわかな党ではなく戦前から続く共産党の看板に投票している有権者も多くいる。こうした、野党の提携や共産党への評価とは関係なく尊重すべき事実にも関わらず「共産党が票を取ってしまった」と書くのは、単に共産党に失礼というだけでなく、戦争に反対した人たちと弾圧で殺された人たちに対する侮辱である。
これを、戦争を知る世代の人が解っていなかったのだ。
ところが逆に改憲論者が、常識という見地から批判したということだ。
つまり「戦争を知る世代」を標榜していても、解っているとは限らないのだ。

そして自民党が他党と組んでいるのだから野党も対抗するために提携するべきだと訴えていたが、そのさい新聞のコラムに、一部の野党と支持者は共産党に対して失礼なことをしていると批判していた。
よく、共産党が一生懸命に活動して支持を集めて得た得票を無条件で寄こせとか、ただ候補者を降ろして協力しろとか、図々しい人たちがいるけれど、こんな失礼なことをしては協力なんてありえない、と言うのだ。
この小林節氏の指摘はもっともで、政治的な駆け引き以前の問題、一部の野党支持者たちは非常識もいい加減にしろ、だろう。

ところで、批評家の故なだいなだ氏は、晩年に老人党というのを作って政治的な言動をしていたが、ここで戦争を知る世代として自民党の反平和を問題にしていたけれど、そのさい野党系が結束せず当選できなかったことについて「反自民の票を共産党が取ってしまった」と書いていた。
こんなこと言うまでもないが、共産党に投票した人たちは固定支持者または他党と比較して共産党の政策を支持した人たちである。他の野党から取ったわけではなく、なにより共産党員や支持者たちが運動したから投票するのだ。
また、なだいなだ氏が言うのは横取りの意味ではないとしても「共産党の候補者がいなければ他の野党に投票する人がいるけれど、それは一部だけで全部ではない」という当たり前のことが解っていない発言であるから問題だ。
それに、逆に他の党が候補者を出して共産党の票を取ったと言うこともできる。実際、自民党が危ないと自民亜流の野党を出して共産党の得票が増えないようにする工作は昔から行われていた。
こういうことに無知だったとしても、戦争を知っている世代の人なら、しかも戦争が悪いことだと思う人ならなおさら、共産党が戦争に反対して弾圧で死者も出している歴史は、よく知っているはずだ。
だから、野党が他にあっても、にわかな党ではなく戦前から続く共産党の看板に投票している有権者も多くいる。こうした、野党の提携や共産党への評価とは関係なく尊重すべき事実にも関わらず「共産党が票を取ってしまった」と書くのは、単に共産党に失礼というだけでなく、戦争に反対した人たちと弾圧で殺された人たちに対する侮辱である。
これを、戦争を知る世代の人が解っていなかったのだ。
ところが逆に改憲論者が、常識という見地から批判したということだ。
つまり「戦争を知る世代」を標榜していても、解っているとは限らないのだ。

by ruhiginoue
| 2020-05-03 04:57
| 社会





