スポーツ選手が自殺するのに部活でイジメ解決と言う滑稽
2020年 05月 30日
先日、女子プロレスラーが自殺したと報じられたが、この背景にテレビ局やSNSでのイジメがあったとも指摘された。
もともと、スポーツ選手が悩んで自殺することは珍しくもなく、その悩みにはイジメも結構ある。
それなのに、「イジメくらいで自殺するのは根性が無いからで、運動部で鍛えれば全部解決する」と言う人たちが、昔からいたものだ。
コロナウイルスに対してマスクを付けず根性で立ち向かうと宣う森喜朗もと総理はスポーツ推薦入学であったし、文部大臣だった当時も学校教育の問題で同じ調子の発言ばかりしていた。
しかも、親の七光りの政治家とはいえ、それなりに人望がある。だから今もスポーツに影響力を持っている。
自衛隊のレンジャー訓練は、部活どころではない「地獄の特訓」だから、これをやり遂げた隊員は一目置かれる。
そんな人でも隊内でイジメにあって自殺した例がある。防衛大卒の中谷元防衛庁長官(当時)は、自分も自衛隊に居たときレンジャー訓練をしたが、あれに耐えられる人がイジメで自殺ということに驚いたと述べていた。
そもそもイジメなんて耐えるものではないし、心身を鍛えたからと耐えられるようになるわけではない。つまり、イジメについて解っていない人が多いのだ。
もともと、スポーツ選手が悩んで自殺することは珍しくもなく、その悩みにはイジメも結構ある。
それなのに、「イジメくらいで自殺するのは根性が無いからで、運動部で鍛えれば全部解決する」と言う人たちが、昔からいたものだ。
コロナウイルスに対してマスクを付けず根性で立ち向かうと宣う森喜朗もと総理はスポーツ推薦入学であったし、文部大臣だった当時も学校教育の問題で同じ調子の発言ばかりしていた。
しかも、親の七光りの政治家とはいえ、それなりに人望がある。だから今もスポーツに影響力を持っている。
自衛隊のレンジャー訓練は、部活どころではない「地獄の特訓」だから、これをやり遂げた隊員は一目置かれる。
そんな人でも隊内でイジメにあって自殺した例がある。防衛大卒の中谷元防衛庁長官(当時)は、自分も自衛隊に居たときレンジャー訓練をしたが、あれに耐えられる人がイジメで自殺ということに驚いたと述べていた。
そもそもイジメなんて耐えるものではないし、心身を鍛えたからと耐えられるようになるわけではない。つまり、イジメについて解っていない人が多いのだ。
by ruhiginoue
| 2020-05-30 05:00
| 体操