赤いフェアレディーZの不可解な事件
2007年 03月 23日
当時人気があったスポーツタイプの自動車フェアレディーZで車体は赤。
この派手なクルマを使って起きた連続女性誘拐殺人事件。センセーショナルに騒がれた事件で、これをモデルにしたテレビドラマも作られた。犯人の女性役に室井滋、共犯者とされた男性に玉置浩二が扮していた。
二人は共同で事業を起こすが経営がうまくいかず、男性の方は見切りをつけようと考えていたが、女性の方は未練があった。
二人は恋人のようになっていたが、男性の方は結婚していて不倫だったから、これも事業と同時に清算しようとしていた。ところが女性は独身で、別れるのも嫌で事業の継続を望み、資金を欲しがっていた。そんな中で、身代金目的の連続誘拐殺人が起きた。
最初は、女性が被害者を誘い出し、男性が殺したと思われた。
しかし男性は、やっていないし知らなかったと主張。法廷で、二人が「お前が勝手にやったことに私を巻き込んだ」と罵りあった。裁判の結果、男性の方には関与した証拠がないとして無罪、女性の単独犯行と断定されて死刑判決となった。
ところが、後に、帝銀事件の再審などで知られる今は亡き遠藤誠弁護士が相談を受け、死刑囚に面会したところ、死刑囚の女性は、自分の単独犯行どころか共同犯行でもなく、すべては男性がやったことだと言う。
そこで遠藤弁護士は、膨大な刑事裁判記録を精読し、1女性の単独犯行、2男性の単独犯行、3女性と男性の共犯、4第三者による犯行、の可能性があるが、少なくとも4だけは確実に違い、1には確かに不審な点もあるが、当の相談者が3ではないと言うのだから裁判で再審の主張をするとしたら1を否定して2であると言うことになり、かといって2であるという証拠もない。
とうとう、遠藤弁護士もお手上げで、どうしても解らないからと弁護の依頼を断ってしまい、こんな事件は初めてだったと言う。
そして、どうなったのかと思ったら、再審請求はしたが、証拠がないとして棄却されたわけだ。まさに「薮の中」の事件だ。


この派手なクルマを使って起きた連続女性誘拐殺人事件。センセーショナルに騒がれた事件で、これをモデルにしたテレビドラマも作られた。犯人の女性役に室井滋、共犯者とされた男性に玉置浩二が扮していた。
二人は共同で事業を起こすが経営がうまくいかず、男性の方は見切りをつけようと考えていたが、女性の方は未練があった。
二人は恋人のようになっていたが、男性の方は結婚していて不倫だったから、これも事業と同時に清算しようとしていた。ところが女性は独身で、別れるのも嫌で事業の継続を望み、資金を欲しがっていた。そんな中で、身代金目的の連続誘拐殺人が起きた。
最初は、女性が被害者を誘い出し、男性が殺したと思われた。
しかし男性は、やっていないし知らなかったと主張。法廷で、二人が「お前が勝手にやったことに私を巻き込んだ」と罵りあった。裁判の結果、男性の方には関与した証拠がないとして無罪、女性の単独犯行と断定されて死刑判決となった。
ところが、後に、帝銀事件の再審などで知られる今は亡き遠藤誠弁護士が相談を受け、死刑囚に面会したところ、死刑囚の女性は、自分の単独犯行どころか共同犯行でもなく、すべては男性がやったことだと言う。
そこで遠藤弁護士は、膨大な刑事裁判記録を精読し、1女性の単独犯行、2男性の単独犯行、3女性と男性の共犯、4第三者による犯行、の可能性があるが、少なくとも4だけは確実に違い、1には確かに不審な点もあるが、当の相談者が3ではないと言うのだから裁判で再審の主張をするとしたら1を否定して2であると言うことになり、かといって2であるという証拠もない。
とうとう、遠藤弁護士もお手上げで、どうしても解らないからと弁護の依頼を断ってしまい、こんな事件は初めてだったと言う。
そして、どうなったのかと思ったら、再審請求はしたが、証拠がないとして棄却されたわけだ。まさに「薮の中」の事件だ。






