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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

救急患者搬送拒否問題

 妊婦が救急車で搬送されたが病院から受け入れを拒否される事件が、僻地とか地方だけでなく東京でも起き、都知事は国に改善を求めたそうだ。
 この背景には、まず医師が足りないことがあると言われてる。それは政策の失敗によるものだとの指摘もある。
 しかし、時間のかかる医師の養成を今さら初めても「泥縄」というやつであり、将来に備えることはいいが、今そこにある危機には対応できない。だから、医者が足りないのはもうわかったから、それは将来への対策をするとして、今考えなければならないのは、足りない中でどう工夫するかということだ。
 足りないものについて当面をしのぐためには、他から調達するのが基本だ。国内に足りない場合は外国から輸入することだ。労働力なら外国から出稼ぎを受け入れることがよくある。しかし、医師はどうか。
 いろいろな研究の分野では、金のある国がない国から優秀な人材を穫ってしまうという問題が起きているが、そういう将来への投資にかかわることではなく、即戦力となる医師が当面欲しいということなのだから、水準以上の医師が余っている国があることが前提となるのだが、それを具体的に考えてみると、「外人助っ人」は、とうてい現実的とは言えない。
 そうなると、あとは効率化しかない。その問題はまず搬送である。対応できない状態の病院に運んでも無意味どころか危険なだけだし、運んでみたら駄目だったなんてことになってもいけなのだから、119番通報があったと同時に、対応できる医療機関を検索したうえあらかじめ連絡を入れて、確実に受け入れられるところへ向けて救急車は出発し、移動している間に医療機関は患者の到着に備えるようにするシステムを充実させることしかない。
 もちろん、そうなるように努力はしているのだろうが、まだ工夫の余地はあるはずだ。もし無いのなら、あきらめなければならない場合を覚悟して自ら対策を考えておくように広報するべきた。
 
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by ruhiginoue | 2007-09-29 06:13 | 社会