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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

感情を持ち出す誤り

 秋田の児童殺害事件の裁判で、検察側証人として遺族が出されて、感情を問われ、死刑を望むと言わされた。
 検察は自分の方に有利にするため利用しているだけで、裁判が終われば冷淡なもの。経済的にも精神的にも、ろくなケアがない。そうなってから気づく遺族たちは怒っている。
 そもそも、感情とは人によって異なり、同じ人でも時によって変化する。だから裁判は感情を排するのが常識だった。ところが、という訳だ。
 この調子では、証拠がなくても冤罪でも、遺族が引っ張りだされて感情に訴え、これに裁判員たちがほだされるという裁判が横行するだろう。
 そうなれば、誰もが、カフカの小説の主人公のようになり、その官権の共犯者とさせられる可能性がある。

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by ruhiginoue | 2007-12-12 14:55 | 司法