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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。Googleが誤情報を混ぜているので信じないで下さい。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

要は証拠

 追突事故で子供を亡くした両親が記者会見し、事故の加害者として被告となった人とその弁護士を非難したとの報道。
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 加害者となった人の主張は、運転していたとき酒を飲んでいたが、追突したのは前の自動車が急ブレーキをかけたためだというもの。そう言われたほうは当然に不愉快であるはずだ。
 ただ、加害者の立場からすると逆になる。子供の死について、自分に責任はないと言うために、相手方の落ち度につけ込み、マスコミを利用して遺族として同情を買い、刑が重くなれば手柄になる検察の権力を後ろ盾にして、すべて他人に押し付けようとしている、というものになるはずだ。
 そのような対立になってしまうと、ただ醜いだけである。だから、そもそも裁判がある。裁判はすべて証拠に基づいて冷静に判断されるべきもの。現場検証から、タイヤが滑った跡が付いているのか、衝突した強さと角度はどうだったか、など科学的に判断することが可能である。
 交通事故の裁判で問題になるのは、これら科学的な検証を怠っている場合が多い。
 
 
 
by ruhiginoue | 2007-12-29 06:11 | 司法