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by ruhiginoue

市ヶ谷の庁舎での思い出

 イージス艦事件で、防衛省の制服組と背広組とでゴタゴタしているそうで、これは相変わらずである。
 それで思い出したが、かつて情報公開請求のため市ヶ谷の庁舎へ行ったとき、「防衛庁(当時)」と「自衛隊」の人の差異にはあきれてしまったものだ。
 対応に出た防衛庁の人はいかにも大学出の官僚という感じで、側に付いていた自衛隊の人は日焼けして体育会系っぽい人だった。
 デスクワークと肉体労働の違いがあるけれど、それにしても差がありすぎた。
 防衛庁の人が、私から行政文章について聞き取り、その趣旨をまとめて自衛隊の人に伝え、自衛隊の人が書類に記入する役なのだが、テキパキと対応して語彙も豊富な防衛庁の人が言うことを、自衛隊の人が聞き取れない。意味が分からないのだ。
 「防衛医大の治験について」
 「ちけん?」
 「治療の研究という意味の治験」
 「はあ・・・チの字は?」
 「治めるという字だよ」
 「ああ、えーっと・・・・・・・・」
 「サンズイにカタカナのムの下に口!」
 「ああ、はいはい」
 最初から最後までこんな調子だったから、時間が余計にかかる。
 後で別の自衛官に聞くと、その自衛隊の人は、おそらく現場から出向してきた人で、字を書くなんて慣れない仕事だったのだろう、ということだ。

   
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by ruhiginoue | 2008-02-26 15:12 | 社会