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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

バイエル廃れてよい傾向

 ピアノの教則本「バイエル」の使用が減る傾向だというが、八十年代の末ごろから批判本が出版されるなどしてきたので、当然と言えるだろう。
 もともとバイエルをありがたがっているのは日本だけ。外国ではオーストリアでやや流行っている程度である。また、内容が陳腐だという指摘も前からされている。
 あと、ト音記号とヘ音記号が分離していることに難があると言う人もいる。これは芥川也寸志が指摘していた。日本では分けて教えるので、最初にト音記号の部分だけ見ると、どうして中途半端というか外れたというかの変な所のドの音から上へと始まるのかと思って当然。
 ところが、かつてソ連にショスタコーヴィチやハチャトリアンに会いに行ったところ、当地の音楽教育では、最初からト音記号とヘ音記号を一緒に教え、それらの真ん中がドの音で、ちょうどピアノに座ってヘソのところにあるまさにド真ん中の音から、鍵盤だと右、楽譜なら上に向かってレミファソラ・・・鍵盤の左、楽譜の下にシラソファミ・・・となるのだと教えていた。これなら日本の教室でやっているのような疑問や混乱は無いだろう。
 ほう、さすがはショスタコの国だが、日本でやっていることが全体的に変なのだ。漢字だって意味を無視して字画だけで教える順番を決めるから、一、二、人、入、三、川、山、五、四、というような滑稽なことになっていたことがある。
 しかし、鈴木メソッドとか公文式が向いている人には、これでいいのだろう。 
 

ピアノの入門教材『バイエル』はなぜ減ってるの? | Excite エキサイト
by ruhiginoue | 2008-11-14 15:24 | 音楽