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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

常識がないのは医師も政治家もそう変わらない

 麻生太郎首相が医師を「社会的常識が欠落した人が多い」と発言したことに対し、舛添要一厚生労働相は誤解を招くとして苦言を呈したそうだ。
 たしかに、医師にはいわゆる世間ずれをしていないとか富裕な家庭で苦労を知らずに育ったなどにより非常識と言われてもしょうがない人がいて、それは医師たちも自覚しているが、政治家に言われたくはないだろう。麻生総理など、その点で人のことを言えない最たるものだ。
 ただ、問題はそこではなく、救急など医療の中で責任の重い分野になり手が少ない現実につき、政策に難があったという批判に対して、それもあるが、しかし医師たちは自らを省みなくて良いのかと大臣たちから反発が出ているわけだ。
 もちろん、政治家が言うと責任転嫁のようになってしまうから気を付けて発言しなければならないけれど、しかし医学部で「大変でもやりがいのある仕事をしたい」という者が減り、「責任の重い分野は避けて、なるべく楽して儲かる分野がいい」という者が増えていて、これはおそらく受験制度のため、出来が良い者は要領が良い者となってしまったからだろうと嘆く教授たちがいるのも現実だ。
 その一方で、意欲のある学生がいても、それを認めず受け付けない教授もいる。年寄りに多いらしいが、特に女性に対して、仕事がキツイから「どうせダメだ」なんて頭ごなしに言い放ったりするそうだ。
 このような硬直化は医学部に限らないが、他と違って医学の場合は、そのさまざまな害が直接的にもたらされているのではないだろうか。とにかく、なすり合いではなく、どちらにも原因はあるという前提でないと、話にならない。悪者を作り叩くのは安易だが建設的な方向に進むことはない。
 
 
 
  
 Excite エキサイト : 政治ニュース
by ruhiginoue | 2008-11-20 13:35 | 政治