井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

カテゴリ:経済( 106 )

 予定が入っていた日に雪が降って、しかし本格降りになって交通が混乱する前に帰宅したという話を昨日したが、その雪の夜にどこかで火災が発生したらしく、おそらく寒いのでストーブが原因ではないかと思われた。この対応に向かう消防車が二台連なって通るのを見たけれど、急いでいるのにゆっくりと走るしかない様子であった。

 そして次の日は晴れて雪が溶けているけれどまだタイヤチェーンの音がしていて、ちょうど八甲田山の日であった、という話の続きだった。

 さらに次の日も晴れて、ただ溶け残る雪が道の端にある。
 そしてこの日は八甲田山に続き雪の踏破ということで『闇の左手』を思い出す訃報があった。

 ところで、出かけた予定というのは投資の話であった。
 先日は新年会で出版関係者が集まっていたが、このときやはり投資の話がでた。本や雑誌の仕事で金が入ったらなるべく投機と言う人はよくいて、そういうことをしないで散財した挙句に困る人はバカということになるが、それ以前に無駄遣いも投機もできないほど資産が無い人がいて、そういう人たちが忘年会や新年会から姿を消している。

 そしてナントカコインを持っているという仕事上の知人の話は面白かったが、その一方で投資のための口座についても課題となっていた。なぜならNISA口座についてこれからは「マイナンバー」が必要となるからだ。

 この番号について、地方自治体が企業へ送る従業員の個人住民税額通知書にマイナンバー制度の個人番号の記載を定めていた規則を政府が改正したと判明し、2018年度から番号記載が不要になるそうだ。なぜなら誤送付による情報漏えいが相次いだほか、通知書を管理する企業側の事務負担が重く、経済界や自治体が不記載とするべきだと訴えていたからだ。
 

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 だから、前から危惧されていたことが現実に具体化しているわけで、危険なのでこの番号を使用してはいけないという呼びかけがされていたけれど、もう本格的にまずいということだ。
 しかしマイナンバーはNISAで新たに取引するにはすでに必要となってしまっている。それなら、非課税より危険の回避が優先ということになる。
 それに、もともとNISAとは少額投資非課税口座である。影響は乏しいし、いずれ無くなるとみられる。ちょうど、かつてあったマル優(少額貯蓄非課税制度)のように。かつては口座を大量に作って預金を分散させて税金逃れしていた人もいたが、これも無意味になってマル優そのものが廃止された。
 これを最近の若い人は知らないかもしれないと思ったが、銀行に勤務している人は自分で使用したり見たりしたことがなくても、制度自体はちゃんと知っていたから、それはさすがと感じた。

 それはともかく、ありがたくもないもののためにマイナンバー出すことないとだけは言えるだろう。




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by ruhiginoue | 2018-01-24 15:45 | 経済 | Comments(3)
 このあいだ、テレビで大和総研チーフエコノミストの熊谷亮丸という人が「中国は所詮は社会主義の国ですから」と言って中国がどんなに伸長しても日本がまだ大丈夫という、かなりお粗末な話をしていたということで話題になっていた。

 だいたい、このような紋切り型は三十年前の決まり文句で、こんなことでは最近の中国の発展を解読できないし、それでもまだ日本が大丈夫だと、ろくに分析もなく言われて本気で信じられる人がいたとしたら、認識が三十年前のままということではないか。

 ただ、他にも三菱総研とか野村総研とかいろいろあるけど、どこもナントカ総研ってとこから出てきてナンチャラいう連中って昔から偉そうにしていて、それにしては大したことがないものだ。

 それで、前から感じてきたことなので、よく銀行や証券会社で投機部門の仕事をしている人に訊いてみたのだが、その答えによるとナントカ総研というところにいる人はこの業者の中ではエリートというか頭のイイ人たちの行くところだそうで、だから威張った感じがするわけだ。
 このような人たちの嵌っている枠組みのため、威張っている感じを醸し出していて、しかし枠組みそれ自体が大したことないものなので、その限界から、それにしてはこの程度だから、見ていて「なーんだ」という印象を与えるのだろう。

 しかし、けっこういい給料をもらっているらしいから、それで勘違いして自信たっぷりの態度になるし、そこからネトウヨ並みの発言となるのだろう。
 そして、まだネトウヨなんて言葉もインターネットも無い少年時代に読んだ三菱総研編の世界情勢の分析と称した本に「これが経済を予想する専門集団の認識か」と呆れた記憶を久しぶりに思い出した。もっとも陳腐な認識を、もっともシリアスなものだと思い込んでいるように語っていたからだ。

 ただ、これで給料をもらってただ飯食っているのでもないから、他に存在意義があるのだろう。それについては色々と想像しているので、いずれ検証の結論を自分なりに出して公にしたいと考えている。



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by ruhiginoue | 2018-01-22 17:14 | 経済 | Comments(1)
 国民監視番号を「マイナンバー」とふざけた名称にしているが、これをできるだけ使わないで無力化させようという人もいる。
 この監視より前に問題となっているのが情報漏洩で、この恐れからマイナンバーカード取得率が2年経過した今も10%弱だという。これは猶予期間があるからだが、金融機関に勤務している人によると、個人も企業も心配だから様子見しているわけで、なのに先に番号を利用している人は進んで実験台となっているからバカということだ。

 この番号を職場によっては届け出ろと強要しているが、そのやり方によっては違法行為ともなるので、注意して対応すべきである。職場のほうが知らずに誤った認識をもっていることもある。
 だいたい、脱税してる人というよりできる人は、マイナンバーなど屁の河童で脱税しつづけられるはずだし、より強く監視されるのはもともと脱税など無縁な庶民だろう。戦争の財源にするためではないかと暗い気分となっている人が多いことも、このご時世では当然だ。


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 しかし、個人にとって切実なのは、財産というほどではない庶民的な預金を犯罪の危険にさらすことである。外国ではすでに問題になって制度を変えたという現実があるのに、日本では大丈夫だと根拠もなく言って導入しているわけだから、まったく薬害と同じであり、この調子では被害があっても無いと強弁されることだろう。

 それで、預金口座への付番だけはなんとしてでも拒否しようという呼びかけと、呼びかけられなくてもそうするという人たちがいるのだが、それでも強要されたらどうするか。預金口座を解約してしまうことだ。
 そうなると公共料金など様々な引き落としで必要不可欠ではないかと思ってしまう人もいるが、もう預金口座の時代ではないのだ。その存在意義が失われているから、銀行でもお荷物である。特にリテール(業界用語ではドブ・クズという)は特にそうだ。それで口座の使用料金を取ろうと考えているほどである。

 また、支払いはコンビニでいつでも簡単にできるから、口座引き落としなど大した手間ではなくなっている。メールでスマホに納付情報を送れるので用紙も要らない。
 というわけで、支払いで口座引き落としは時代遅れである。そのうえ資産としての債権とか口座も時代遅れである。この問題は長くなるので別に述べるが、とにかく預金口座の時代は終わったのだから、マイナンバーなど拒否し、強制されるなら口座解約である。



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by ruhiginoue | 2018-01-06 12:40 | 経済 | Comments(0)

NHKは死ななきゃ治らない

 先日の最高裁の判決・NHKの受信料制度は合憲という結論について、そもそも今どきテレビに公共性があるといえるか、という疑問はメディア論の分野になるので法的な判断をする最高裁の範疇に入らないという指摘をしたが、では最高裁が契約強制を合憲とする前提とした公共放送としての責務を、実際にNHKが果たしているのだろうか、ということは、これも法的な判断とは別に問題になっている。

 この問題について、テレビを設置してNHKと契約したら請求する権利があると言う人がいるけれど、この問題は何十年も昔から指摘されていて、今さら言っても仕方がない。
 例えば『文春オンライン』では、NHKと契約したうえで契約者の権利を行使すべきだと説いているが、これはすでに八十年代から『週刊文春』の連載で野坂昭如が説いていた。この連載のほかでも野坂昭如は、自宅にテレビが二台あるので、台数は関係ないから義務もないのにわざわざ受信料を二倍支払っていると言っていた。そしてNHKに注文を言えばいいと説いていた。

 しかし、株主総会ではないのだから受信料を何倍支払おうと関係がないし、それより問題なのは、NHKが契約者の声に聴く耳持たないということだ。野坂昭如が言ったように、NHKに対して契約者だから注文をつけたり意見を述べたりする人は昔からいたけれど、これに対してNHKは今でいう「スルー」してきたのだ。視聴者の意見を聞いているとNHKは説明しているが、それだけである。受信契約者であれば何かある程度の強制力を伴った請求ができる制度にはなっていない。だから何を言われても「スルー」なのだ。

 しかも、これについてNHKに文句を言っても、NHKは必ず「NHKはちゃんとやっている。NHKがちゃんとやっていると言えば、ほかの誰が何を言おうとちゃんとやっていることになる」という趣旨のことを言って居直る。
 しかし政権与党から言われれば放送内容を変えてしまう。具体例を挙げたらきりがないほどである。これは周知のとおり。

 なので、いまさら公共放送としての責務と言っても、何十年も前から言われ続けていて変わらないのだから無駄である。「バカは死ななきゃ治らない」と同じことで「NHKは死ななきゃ治らない」のだ。



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by ruhiginoue | 2017-12-18 17:34 | 経済 | Comments(3)
 大手コンビニ店のファミマでは客の9割弱が現金で支払いをしていて、ローソンでは75%以上だそうだ。 

 自分ではセブンイレブンが最も近いので良く利用するが、支払いはナナコカードというものを使っている。これは300円で作り、1万円使ったら100円のポイントでオマケが付くから、3万円も買い物したら元が取れて、その後は一万円ごとにたった100円のオマケだが、他にも系列のイトーヨーカドーで使用できるから、少しは得な感じである。
 しかし、小銭を落っことしてしまうことがあるので、その防止が主な目的だ。また、パスモやスイカと同じものなので、クレジットカードのような危険と嫌な感じはない。

 ある外国の映画で、日本人は現金払いが好きだというセリフがあった。これを遅れているように言う人がいるけれど、アメリカのように市場を支配しているカード会社というのは自由な買い物ができないということであり、不健全であると昔から指摘されている。
 そもそも歴史的に見れば、現金から電子マネーへの推移は、都市生活の匿名性の放棄であり、誰が何を買ったのか簡単にわかってしまう近代以前への退行となる。
 また、スキミングなどで不正利用の被害も発生していて、この点の危険もある。現金を持ち歩く危険もあるが、あくまで持っている金額に被害は限定される。それでは済まないのがカードの被害である。

 あと、日本人の好きな現金払いは、経済活動のプライバシーを守る意味の匿名性とともに、金を出す方も受け取る方も正当な対価の支払いさえあれば相手が誰であっても関係ないということであり、クレジットカードにあるような経済格差や社会的地位などによる差別を防げるという利点がある。
 昔のSFテレビドラマ『帰ってきたウルトラマン』に、地球で遭難した宇宙人を匿う少年が差別と迫害を受ける話があった。そして商店街で買い物を拒絶されるが、パン屋の娘だけは食パンを売る。店をやっているのだから売るだけのことで、当たり前だと言う。そして現金を受け取り商品を渡す。
 こんな場面であり、その宇宙人は地球人に化けて「金山」と名乗っていたから、これは明らかに民族差別に対する風刺だったが、あまりに暗くて重い話なのでテレビ局から文句がついて、それでパン屋の話は後から付け加えられたとも言われている。

 しかし、現実の買い物でも、差別を受ける人に対して、金を払うなら売るだけだと言うやり取りは存在し、これで色々な被差別の立場の人が助かったことはよくあった。
 そして、大型店が進出すると地元の商店街が経営圧迫されて問題だけど、そのほうが買い物しやすいと歓迎する人もいることは確かで、これも匿名性が高いからだ。
 そうなると、「貸して不仲になるよりも、いつもニコニコ現金払い」は、ツケをちゃんと支払うかというだけの問題ではないことがわかる。

 あと問題なのは医療である。保険制度のため匿名性がなく、従事者のモラルにはほとんど期待できない。



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by ruhiginoue | 2017-10-21 14:30 | 経済 | Comments(5)

ヤマト運輸とアマゾン

 ヤマト運輸が値上げをするという。それで従業員にちゃんと給料を払うならよいが。
 もともとヤマト運輸は給与で不正をしていたことを『赤旗』などに告発されていたが、しかし「左翼」の「経済評論家」佐高信は、ヤマト運輸を絶賛していた。その彼は後はワタミまでほめたたえていた。もともと日教組崩れの総会屋雑誌の反共屋である佐高らしい。

 また、かつて小泉総理の時代、『ニュースステーション』という番組にヤマト運輸は社長が出演し、久米宏相手に郵政民営化の宣伝をしていた。まったく、スポンサーの立場を悪用した番組私物化であった。
 このときヤマト運輸の社長は、民営でも客に対して責任を持たないと信用を失い商売あがったりになるのだから、公的な事業よりむしろ良いのだと勝手なことを抜かしていた。

 そして今、もっと儲けてやろうとアマゾンの業務を引き受けたが、相手が大手だから要求が厳しく、荷物が多くて人手が足りなくて、それで困って引き受けの抑制をするという話をしていた。
 この通販による荷物増大は他の運送業者も同様で、前に他の業者が指定の時間から大幅に遅れた配達となり困ったので、やっと来た業者のおじさんに「渋滞だったのか」と訊いたところ「そうではなく、時間内には到底配達しきれない数の荷物を押し付けられてしまった」と、謝りもせず自分もこき使われた被害者だと訴えていた。

 ここでとくに問題になっているのは再配達が負担になっているということで、小さければ留守でも郵便受けや荷物受けに入れられるが、アマゾンはだいたい内容物に比して無駄に箱が大きいのでダメだということだ。これは実際にそうだ。アマゾンで買うと隙間を埋める風船のようなものの比重が高い。

 かつては、ヤマト運輸が宅配の大手であることで横柄な態度をとっていた。留守のとき隣に預けないようにと指定された商品を平気で隣に預けてしまい、商品の安全やプライバシーの問題が発生したことがあり、その苦情を伝えた有名な通販の会社に「うちはもっと大手」と言わんばかりの開き直ったような態度だったから、怒った担当者が他の運送会社に変えたということを、その通販会社に勤めている人にきいたことがあり、その当時、自分でも同じ思いをしていたので、あり得る話だと感じたものだ。
 それが、もっと大手の、そしてよく横暴といわれるアマゾンの出現で、逆転したということだろう。

 しかし、責任をもつと社長が言って政治的な発言をして郵便から仕事を奪ったのだから、ちゃんと交通安全を守り配達したうえ給料もしっかり払うべきだ。



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by ruhiginoue | 2017-03-07 18:58 | 経済 | Comments(4)
 確定申告の広報で「申告書にはマイナンバーの記載が必要です」と大きく謳われている。
 もちろん「マイナンバー」とは総国民監視番号のことであるが、これを記載していないからといって申告を受け付けないわけにはいかない。
 
 これはすでに指摘されていることだ。
 ということは記載不要であるのだが、なのになぜ嘘つくのかと疑問を持つ人や批判する人たちがいる。

 このことで金融機関の人に聴いたことがある。
 周知のとおりマイナンバーは個人情報の漏えい(ダダモレとまで言われる)の危険が指摘され、アメリカでも番号が統一されていたら悪事に利用されてしまったので分野ごと別々にすることにしたというのに、どうしてその教訓を日本は無視するのかと批判されていた。

 だから、この先どうなるか不安で不明確だから様子を見るべきであり、そこで従順すぎる御人好しさんたちに先ず実験台になってもらおうということらしい。
 また、当人は従順ではないが、ほとんど強制で会社から求められたりするから、そういう腐れ縁があったり拒否できない人たちも御気の毒ということだ。

 そして政党は出さなくて良いし、あと配当の場合は三年の猶予期間がある、など条件が違い、これは特権的な立場の人には配慮して、そうでない人たちが弾除けにされるとか矢面に立たされるとかいう状態になるわけなのだろう。

 とにかく、申告するさい危ないから書かないと言ってみたほうが絶対に良い。

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by ruhiginoue | 2017-02-13 12:30 | 経済 | Comments(7)

日本スゲーは本当

 寓居の中にあるものが耐用年数の限界に近づいてきた。ここで転居するなら廃棄したうえで新しいものと買い替えることで運搬費用の節約とともに心機一転という心理的な効能もあるが、今年度は転居の予定が無い。

 ただし、その多くが買い替える必要がなくなっているのだ。これは言うまでもなく、テレビもラジオもCDもパソコンで良いという人が増えているとおり、無用ということだ。
 あと電話も、もともと固定電話が要らなくなってきているので電話機が壊れたら修理も買い替えもしないで契約を停止してしまうのだ。できれば加入権を売ってしまいたいが、買う人が少ないので売れない。

 うちの真前には公衆電話があり、よく金券屋でカードを安く買ってきてかけているが、天気予報によるとまた大雪になりそうで、こういう時は不便である。北欧では大雪のため公衆電話が埋まってしまうそうで、だからノキアという会社が儲かっていると聞いたことがある。
 
 ところが、そうした話と無縁なものが一部にある。それは長い間にわたり故障知らずで先もまだまだ大丈夫そうなものだ。古いものほど壊れず長持ちしているのだ。
 これらはすべて、まだ国内で生産していた時代のものだ。なにより壊れないのが日本製品の長所だということは世界的に評価されてきた。そして、生産を外国に移して安くあげているものが壊れるなか、日本で生産していたものはピンピンしていて、まさに「日本スゲー」なのだ。

 そういえば、周知のとおり旧ソ連圏では古い建物ほど頑丈で、新しいものばかり壊れてきたが、これはかつては技術も資金もあったうえ戦車で体当たりしても大丈夫みたいな設計思想だったからで、その後は原発事故などから国が破綻したという事情があると言われてきた。
 そして、これと日本は似ていると言う人もいる。

 とにかく、日本は丁寧に製造してきたわけで、これが変わってしまい、それでいて依存している中国が脅威だとか言っているのだから、変で困ったことになる。
 
 
 
 
 


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by ruhiginoue | 2017-02-11 22:24 | 経済 | Comments(0)
 報道の中で「無職」とされている人は、いったいどうやって生活しているのかと考えたことがある人は少なくないだろうが、その場合だいたい思い浮かべるのは、親とか恋人などに付いているニートとかパラサイトとかいわれている状態であるか、親などの遺産がある人のことだろう。

 ところが、仕事をして稼いでいるのに、それを認められないで「無職」にされている人がいる。そういうと、売春とか暴力団とか非合法な場合を想像する人が多いはずだが、そうではないのに、社会一般的には職業として認知されていても、権力からすると職業のうちに入らないとされることがある。

 あるマンガに「男色家とは職業ではない」というセリフがあり、もちろんギャグとして言っているのだが、国家資格のある専門家ではなく趣味の延長の専門家でも、それを収入につなげている人たちがいるから出てくる言葉だ。

 そして、前に実際にあったことだが、政治的な活動により指名手配され「過激派」と呼ばれていた人が逮捕され、警察の尋問で職業は「革命家」と答えた。政治を飯のタネにしている人がいて、これはよく似非右翼ないし似非左翼と呼ばれ、「運動屋さん」「右翼屋さん」「左翼屋さん」と皮肉られることもある。
 しかも「職業的革命家」は、革命に成功すれば権力の側に立てるが、そうでなくても寄付金などで生活していけるから、まじめに仕事しない方が安全で楽だということで堕落する人もよくいるものだ。

 こうした極端な存在は別にしても、宗教家、音楽家、画家、小説家、作家、著述家、あるいは著作者、役者、キリスト者、というように「家」「者」である人が仕事で「屋」になることもあり、こういう存在一般に対して、権力とか体制とかいう側は認知しないことが少なくない。
 
 それで、ある人が家族が亡くなり法的手続きをしているさい、警官から職業を訊かれ「ライターです」と伝えたら「じゃあ無職ですね」と言われ書類にも記入されたので、警察は人をそういう分類しているのかと思ったそうだ。
 そして、ニュースで「無職」と言われてる人も実は何かやっているのだろうなと思ったそうだ。

 ただ、自分の経験だと、自由業とかフリーランスとかいうものを「個人事業者」だと言えば無職と受け取る人はそういないが、「請負業」と言えば無職だと受け取る人がかなりいる。
 また、個人事務所を会社形式にしている人は、もちろん節税のためにやっている人もいるが、信用されやすいということもあるのだろう。不動産賃貸とかクレジットカードとか審査がある場合にも有利になることがある。

 また、高校の同級生に交通事故で死亡した人たちがいるのだが、二人で同じ自動車に乗って衝突してしまい、これが派手なぶつかり方だったので新聞の地方版に記事が載ったところ、二人とも受験浪人なのに、一人は予備校に通っていたので肩書が「予備校生」、もう一人は自宅で勉強する「宅浪」だったので「無職」とされてしまった。
 
 こういうこともあるから、何かに所属しようということになるのだろう。



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by ruhiginoue | 2016-11-22 18:34 | 経済 | Comments(2)
 WiMAXの中で、よく業界最安値とネット上に広告してる会社がある。ホームページを見ると文字に誤りがあるなど、会社の規模が小さいことが判る。
 この中に、料金の銀行引き落とし手数料を上乗せすると表示されているけど、最初にまだ預金口座の引き落とし手続きが完了していない段階で振込用紙で支払といういうさいに、振込料金と引き落とし手数料が同時に上乗せされる。これは引き落としの実費ではなく管理費だから、最初まだ引き落とし手続きが完了しない時から払うことになっているそうだ。
 こんなこと、他の業者はだいたいがしてない。安いと宣伝して契約したら上乗せするとは不正競争じゃないのかという疑問もわく。

 これについて消費者センターに問い合わせてみたら、クレジットカードでの支払いではなく銀行口座から引き落としにすると特典があると謳っておいて、しかしそうすると手数料を上乗せするというのだから「セコイ」けれど、いちおうホームページで告知はされているので、やってはいけない行為とは言えないそうだ。

 まあ、小さい会社が安いを売りにしていると、こういうことになるのだろう。では、大きな会社だと大丈夫かというと、それなりの品質にはなるが、それが高い料金に見合っているかとなるとなかなか納得はできないものだ。
 それに、そもそも無線であろうと有線であろうと、満足できるものは無かった。色々と主要な会社を試してはみたが、宣伝に相応しいと言えるサービスは、今のところ存在しないとしか言いようがない。

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by ruhiginoue | 2016-07-25 22:06 | 経済 | Comments(0)