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井上靜のblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

カテゴリ:雑感( 343 )

お茶碗の使い方

 ラジオのドイツ語会話の講師が、ドイツに留学していた時に茶碗を無断使用されたうえ壊された話を余談として述べていた。
 これは、日本のように専用の茶碗を使う習慣がないからだ。
 それは知っていたけれど、しかしコメを食べる人が回りにいないからと置いていたら無断で使われてしまい、卵の殻がたくさん入っていて、しかも椀の端が欠けていたのだ。ルームメイトの仕業で、仲良くしていたから怒らなかったが、ご飯の碗を知らず粗末に扱われてしまったことにガッカリしたとのこと。


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 もともと日本の農家などでは、朝飯前に一仕事し、朝飯を食べて仕事に出て、昼休みで飯食って、また仕事に出て帰って来たら、それまでは軽い食事だったけれど、夕飯は本格的に食べる、という習慣だった。
 だから、食器をいちいち洗わないでいいように汚さない食べ方をしていた。こうするためには専用の茶碗であることが相応しい。
 こうした習慣の違いが食器の使い方にも影響するわけだが、ご飯を盛る碗を、そうとは知らずに見たら殻などを入れるのにちょうどいいと思ったドイツ人がいたということだ。

 これをラジオで聴いていて思い出したのが、あるインパネ料理店(インド・パキスタン・ネパールの料理を出す店)である。
 ここではコメを皿に盛り、ご飯を盛る椀はサラダ用にしているのだ。この店を経営しているインド人は、お茶碗の形と大きさが生野菜に向いていると思っている。たしかにサラダボールと同じくらいである。
 
 ということで、食器の見方と使い方は習慣によって様々である。




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by ruhiginoue | 2019-09-06 05:22 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
 これから墓参りの季節になり、寺は書き入れ時。
 このため田舎に住む人は煩らわしく忙くなる。そのうえ、「お布施」は高くて「坊主丸儲け」である。「む~にゃ、む~にゃ」つぶやいて代金を取れるのだから結構な商売であるが、信仰心のある人にとっては意味があるのだろう。しかし、その信仰心の観点からこそ馬鹿げたものに感じる。なぜなら形式的で心がこもっておらず、供養とは無関係、気持ちが安らぎもしないから。

 これではやめたいのが当たり前だけど、しがらみ付き合いだから拒否できない。だから田舎に越した人はよく後悔する。


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 そんな知人がいて、墓について愚痴っていた。他所の霊園など禁忌で、地元でないと許されず、そこにある寺は霊園と違って檀家でないと墓ができない。信教の自由や思想信条の自由が無いのだ。
 もちろん、政治的自由もない。支持していない政党や議員に投票や選挙運動を強いられる。

 そして、のんびりしていて地価が安いから楽だと思ったら大間違い。公共交通機関が乏しく自動車が必要、安い店がないうえ近所づきあいで小さい店から高い買い物を強いられ、退屈な行事に参加と寄付、冠婚葬祭の支出それも不当に高額で無用に頻繁、などなど、むしろ都市より気ぜわしくて支出が多い。

 これがどこの山奥かと思えば、それほどではない。何十年も昔のようなことが潜在していて、事あるごとに浮かんでくる。だから気づきにくいので厄介というわけだ。墓参りの季節になったら田舎はこの世の地獄と判るのだ。
 



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by ruhiginoue | 2019-09-03 04:45 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

今年の夏は…

 「どんな嵐の日でも時間だけは過ぎる」
 と書いたのはシェークスピアだが、今年の夏は「どんなに暑くても~」で、暑くない七月と暑すぎる八月だった。
 このため、熱中症で倒れる人がいたり、そうなりたくないから室内に閉じ込もっている人がいたり。
 それでも時間だけは過ぎて夏は終わった。ただ、既に、うだるような暑さの中で月の様子を見たら秋になっていることは解っていた。

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 今年の夏は避暑地にキャンプへ行けなかった。用事があったからで、これが本当に「野暮用」であった。
 そして、地下鉄に乗って出かけたら事故で遅れて焦ったり、帰りに乗り換え駅で買い物しようと降りた駅が改修工事中で面倒くさかったり。
 その下北沢の駅周辺は、かつて近くに住んでた時から様変わりしていて迷ってしまった。芝居のスズナリ周辺だけは同じだったけど。
 どうやら世田谷区は各地で再開発らしいが、この内容については如何なものかと言う住民もいる。
 
 こうして東京にいるの間、あのキャンプ場の子供たちは、前と違って今年はクワガタムシ見つけてくれるおじさんがいなくて捕れなかったかもしれない。去年と一昨年の夏にこのBLOGを読んでくれた方は知っている通り、避暑に行ったキャンプ場では、来ている子供たちにクワガタムシを見つけてやっていた。そして、最近は探し方を知らない子ばかりだと書いていた。
 だが、今年は行けなかった。

 そして夏は過ぎた。




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by ruhiginoue | 2019-09-01 04:55 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
 よく不作法な人が手を洗ったら振り回しただけで自然乾燥とか服で拭いたりとかしているが、そんなこと自分はしない。

 ただし、小学生のころは違った。それでハンカチを持っていないから担任の教師に注意され、それでも持たないから親に注意する文書を渡され、それで親に叱られたが、それでも忘れてしまい、持っていてもどうせ使わないから忘れてばかりで当たり前であった。


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 それが六年生の時から持ち歩くようになり、手を洗ったら必ずハンカチで拭き、決して所持を忘れず、また手洗いも丁寧になった。
 これは、仲良くするようになった同級生の男子が、いつも丁寧に手を洗い清潔そうでいて神経質そうではなく、そしてハンカチで拭く仕草も上品というよりさり気ない几帳面さで、これを見習おうと思ったからだった。

 つまり、教師と親に上から目線でいくら言われてもダメだったけれど、対等の同級生が手本となって一発改善したということだ。

 また、よく飲食店で最後に店員から「ありがとうございました」と言われたら「ごちそうさま」と返すべきだと説く人がいる。
 これも、わかってはいても、なかなかできないという人がいて、自分もそうだった。照れくさいのだ。
 ところが、これも要はお手本であった。高校生の時にバイトしていた飲食店で、美人の彼女を連れたイケメンな兄ちゃんが「ごちそうさま」とさわやかに言うのを見てカッコ良かったから、それから言えるようになったのだった。

 やはり、説教ではなく良い手本があると、人は変わる。

 


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by ruhiginoue | 2019-08-28 05:26 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
 外国に行って「アイスコーヒー」と言っても通用せず、なぜなら「氷を入れた」の意味なら「アイスド」が正しいが、そもそもアイスコーヒーは和製英語で、日本で考案された飲み方だから、コーヒーに氷を入れて飲むということからして意味不明に受け取られるのだと聞いたことがある。

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 ところで、このアイスコーヒーを「冷たいコーヒー」の略で「冷コー」という人がいる。これを十代の時に喫茶店でアルバイトしていたさい客に言われ、「れーこー」なんて初めて聞いた言葉だったから何のことかと不可思議だった。
 そして大阪に住んでいたことがある同僚から「それは関西の呼び方だよ」と教えられた。
 また、そのあとずいぶんと経過してから、テレビドラマの中で、大阪と神戸の人たちが「レーコーでは他の地方の人には判らない」「ではアイスコーヒーだ」なんて言い合うセリフが出てきたから、まだ言っているのだなと思ったものだ。

 そのドラマでは、登場人物がレーコーをローカルで品が悪い言い方のように扱っていたが、たしかにあまり響きが良いとは言えない。
 また、日本の夏は暑すぎてコーヒーが売れなくなるから、その対策として氷を入れて飲むことを思いついたのだろう。特に関西の暑さはまとわりつくような気持ち悪さで、暑いのに慣れている沖縄出身の人も関西の夏は嫌だと言う。そういう場所に向いている飲み方として氷を入れた苦いシロップ入り飲み物というわけだ。

 だから、その異常な暑さで頭が変になった人たちに支持されている大阪ヤクザ党(日本維新の党ともいう)の連中が「暑いな、レーコー飲もうや」と言ってるのを想像すると、少しおかしな和製英語であっても断固として「アイスコーヒー」と言いたくなるのだ。 




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by ruhiginoue | 2019-08-21 04:54 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

男物と女物

 雨なのに「傘がない」という井上陽水の歌があるけれど、映画『青春の殺人者』の冒頭では雨の中で外出しようとしたら女物の傘しかなく、それを水谷豊がさして行くアヴァンタイトルだった。
 
 前の夏にも述べたが、日差しが強い時は日傘が一番である。もちろん紫外線対策として最も有効で、そのうえ涼しい。日傘があるのと無いのとでは、真夏に屋外を歩くさい、暑さが全然違う。
 よく女性は日傘をさして歩いているけれど、これは女性のほうが紫外線で肌を傷めないようにより配慮するからで、しかし美容のためでも暑さを和らげるためでも、良いことは男性だって同じだから、日傘も男物がある。

 ところが、探せばあるのだろうが、傘の専門店が自宅の近所になく、雑貨の一部として傘も扱っている店では日傘は女物しか置いてないことがよくある。
 それで問題は雨ではなく日差しだが「傘がない」ということがあったので、女物だけどあげると言われてもらったものを持っていて、『青春の殺人者』の水谷豊と同じように、無いと困るのだから女物とか言っていられないと使った。

 それが有用なので、あるのに買うことないと、使い続けている。
 そして、このあいだ選挙に立候補した大学の先生が、女物の服が好きで堂々と着ているのだから、傘だって女物はオシャレでいいじゃないかと思うことにしている。

 ただ、雨傘と違って日傘は滴り落ちることがないからだろうけど、フリルのような装飾がある。
 これで思い出したけど『アリエスの乙女たち』で、ヒロインが男物のハンカチを使っていて、女物は無駄な装飾が付いていて実用的じゃないからだと言う場面があった。オシャレはいいけど、その装飾の分コストが増えて値段に影響してるのではないかと考えたが、もらい物なら関係ない。

 この『アリエス』のヒロインは、テレビドラマ化で南野陽子がふんしており、『スケバン刑事』に続いて人気漫画のテレビドラマ化に主演していたわけだが、よく見ていなかったので、そのハンカチの場面があったかは不明だ。
 もしかすると原作の里中満智子の漫画だけにあった場面かもしれないが、もともと女性でも「女物は無用な装飾があって無駄なだけでなく邪魔」と言っている人は少なくない。そういうのを里中満智子は作品によく取り入れて少女漫画にリアリティを出していた。
 それでも装飾があるのは、そのほうが好きな人もいるからだろう。男だけど女物が好きな人だっているのだから。

 なんであれ、夏は日笠が最も有効である。
 
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by ruhiginoue | 2019-07-31 04:35 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
フードコートといわれる場にいたら、そこに暇そうな老人たちが来た。いつも知り合いの老人同士で飲食しながら他愛ない会話をしているらしい。よくあることだ。

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 この老人たちはかなり高齢で、そこに、その子供くらいの年齢の男が加わっていた。いつも来るけれど今日は来ていない女性の息子だそうだ。彼は極端に太っていて、頭の髪の毛を短く刈込んで、本数は乏しかった。目の表情と喋り方が虚ろな感じである。

 その男が急に変なことを言い出した。彼の母親がたいへん怒っているそうだ。
 それは、彼女の頭にストレス性脱毛症らしい禿があることについてであり、いつも髪の毛で隠しているが、そこにいる爺さんが気づいていると話したら、彼女は激怒してしまったということである。
 そして、他人の気にしていることを言うなんて失礼だと母親は怒り、今度会ったら厳重注意すると息巻いているから、覚悟しておいた方がいいとのこと。

 そう言われた爺さんは「なんで、そんなこと言うのか」と息子に怒った。すると息子は「だって知っているでしょう。だから、あの人は知ってるよ、と言っただけ。そうしたら母は怒ったの。だから、あなたが怒らせたの。それを教えてあげて、だから気を付けて、ということだから」
 「なに言ってんの。気が付いているけれど、それで笑っていたとか嘲っていたとかじゃないでしょう。それをそんなふうに言ったら悪く解釈するでしょう」
 「でも知っていることは事実なんだから教えたほうがいいと思って」
 「言わなくていいよ。そんなこと一々、必要がないでしょう」
 「まあ、つい言ってしまったことは、すみませんでした。じゃあ、どうしましょうか」
 「余計なこと言わなくていいって。もしも怒って何か言ってきたら、その時に、気がついてはいたけれど、悪口にはしてないって説明するから」
 「はあ、わかりました」

 という次第だったが、この息子は一体どうしちゃったんだろうか。こういう家族がいる人とは、付き合いにくい。



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by ruhiginoue | 2019-07-08 05:24 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

バカすぎるe-mail

 先日、このBLOGを通じて来たe-mailの内容がバカすぎた。
 かつてインターネットで嘘を流布されたので裁判に訴えたことを当BLOGで説明したが、これについてのバカすぎる質問であった。

 この犯人のことを何度も繰り返して訴え、そのたびに金を払わせてやったが、それでもそいつは止めないし、他の人たちに対しても同様の嫌がらせをしてきた。だからそいつは警察に監視されている。
 ただ、この犯人は精神に異常を来しているので、嘘を吐くとき真顔だから、最初は本当なのかと思ってしまう。もちろん、その嘘は程度が低いので誰でもすぐに見抜く。つまり妄想なのだ。
 しかも、この犯人は嘘がバレてしまうと焦り、いつも暴力に訴える。
 これで逮捕されるなど警察沙汰も度々である。しかし計算した嘘ではないから簡単に見抜かれてしまうのが常であるうえ、見抜かれていることに気づかない。というより元々が妄想だから信じ込んだまま。

 これについて、そのバカすぎるe-mailを書いた人は、ほんとうのところはどうなのかと質問してきた。そんなこと、確認したければ、まず裁判所に行ってデータベース検索すれば判るから、記録を閲覧することだ。そのうえで、まだ不明な点かあれば質問するもの。
 この尋問記録には、その精神に異常を来した男が週刊金曜日という左派の雑誌に嫌がらせするためネトウヨを焚きつけていた事実を認めた記載がある。
 これは記録にするためわざと質問していて、だから逸脱だと裁判官が注意していることも、そっくり調書に載っている。 

 なのに、こんなバカすぎる質問をしてきた人は、なんと出版の仕事に関係していて、週刊金曜日に寄稿している人たちのこともよく知っていた。
 それが何で基礎的な調査と確認の仕方も知らないのだろうか。この業界にも、けっこうオソマツな人がいるということは知っているが、それにしてもひどすぎた。どうなっているのだろう。


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by ruhiginoue | 2019-06-27 05:33 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
 よく、BLOGに食べ物の写真を載せている人たちがいる。
 これを見た人たちは、では自分は何を食べようかと思うのだろう。お互いに参考としているらしい。これで撮るのが上手な人は、やはりその写真を掲載したBLOGも好評のようだ。
 逆に下手な人もいるけれど、撮影ではなく盛り付けまたは料理そのものが下手そうな人が時々いる。これはTwitterでのことだが、ある主婦は子供に作って出した食事の写真に「ごはんだよ」とコメントつけているけど、いつも美味しくなさそうで、子供は我慢して食べているのがよく判った。知らぬはそのお母さんだけ。

 よく外食している人もいる。
 そして料理も盛り付けも器も素晴らしいから、いつも楽しそうである。
 こういうことを自分はしない。このところ、美味しいものを食べる楽しみを失くしている。必要な栄養を採るばかりである。お陰で体調はよいし、金は貯まる。

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 そうではなく、食べるしか楽しみが無いと言っている知人がいる。仕事がらみの知り合いだが、食べてばかりいるから太っている。生活も不規則ということだ。
 また、やはり仕事がらみの知り合いで、大食いの人がいる。たくさん食べないと力が出ないからということだが、それでブクブクに太ってしまったら不健康なのでいつも歩いているそうだ。どこに行くにもなるべく歩くし、エレベーターやエスカレーターも使用しない。そうしたら足腰がガッチリしてきたということだ。

 とにかく、楽しみで食べることをしなければ、健康的で経済的である。
 しかし、株は下がってばかりだから、こちらでは金を失うばかりである。




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by ruhiginoue | 2019-06-22 06:05 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

頭は悪いけど運は良い奴

 高校生の同級生で、それはそれは頭の悪い奴がいた。
 この男子は、よくこの学校の入試に受かったものだと不可解がられていたが、問題は学校の勉強ばかりではなかった。

 例えば、停めてあるスクーターの鍵を壊して乗る方法を他の学校の悪ガキに教わると、面白がって実行したのだが、それは出来心だったから一度だけで止めるかというと、その後も続けていた。
 これが、急いでいる時にやったとかなら、悪いことしているのに変わりはないが目的はある。そうではないから、何の利益もなく刑法犯になってしまう。これがバカだから理解できない。
 しかし発覚しなかった。

 そうしたら、他の同級生が補導されてしまった。
 この人は、近所に住んでいる中学の同級生がやらかした時に一緒にいたからだった。バレて捕まった同級生が警察で追及されペラペラ喋った。しかも、一緒にいなかった時のことまで共犯者にされてしまっていた。これに彼は驚き、警察に呼び出されると必死に否定したそうだ。
 このことで停学処分を受けてしまい、出席日数が足りなくなりそうになったので、その後は風邪をひいて熱があっても登校するなど苦労して、そのおかげで留年もせず卒業したが、見ていて気の毒だった。
 つまり、高校生になってもう同級生じゃなくなったのに、近所だからと時々クズに会っていたから、これが災難の原因となったのだ。彼は聡明だったけど、腐れ縁を切らなかったのが失敗だったわけだ。

 これに対し、バカな方の同級生は、自らはバカだけど周囲はバカじゃなかったから得していた。
 たまたま彼の住んでいた所が良かったのであって、付き合う人を選んでいたのではない。そして、成績は実に悪かったが、落第せずなんとか卒業した。
 しかも、勉強する気が全然ないけど就職しないで遊びたいからと進学した。受験勉強なんて一切しないから、地方それも辺鄙な所にある出来たばかりの私立大学にしか入れなかった。人気がなくて常に定員割れ。入試で0点でも金さえ払えば入れてくれる。今でいう「Fラン大」である。

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 しかし彼は下宿先では「真面目な学生さん」と思われていたそうだ。なぜなら彼は麻雀の趣味が無く、友達とジャラジャラしないので。
 いつも部屋で静かにしているから勉強していると思われていた。実際は漫画を読んでいた。高校の時から、たまに小説や雑誌を読むが、ほとんどは漫画だった。

 こういう人を直接に知っているので、総理大臣をはじめ頭が悪くても運は良い人たちが安泰であることには納得しているし、世の中は厳しいようでいて甘いとも思っている。

 
 


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by ruhiginoue | 2019-06-13 10:53 | 雑感 | Trackback | Comments(0)