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井上靜のblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

カテゴリ:司法( 570 )

 映画『評決』は法廷ものだから、法曹関係の言葉が色々と出てきて翻訳との関係が興味深い。
 ここでポール=ニューマンの扮する主人公の弁護士は、いつも新聞や広報の死亡欄に載っている訃報を見て、死因が事故など裁判沙汰になりそうなものはないかと探しているのだ。
 これについて「大学では優秀だったが、今では死亡欄を漁っている」と法務関係者から陰口を言われている。勉強はできたけれど、真面目過ぎて世渡りが下手だった。

 この翻訳テロップでは、冒頭でその場面が出てきたとおり「死亡欄漁り」となっているが、原語では「アンビュランス・チェイサー」と言っている。事故があると仕事のネタを探して「救急車を追いかける者」と、主に売れない弁護士を皮肉って言う言葉だ。
 他の場面では「三百代言」と訳している。これは日本でしか通用しない。封建時代に三百語で代わりに弁解する仕事があったから、弁護士を皮肉って言うようになった。

 また、アメリカでしか通用しないであろう言葉が出てきた。やはり堕落した弁護士の意味で、悪い人たちの商売を助ける「バグマン・フォー・ボーイズ・ダウンタウン」と言う。これが翻訳では「汚い政治家の御用聞き」となっているが、「バグマン」は「交渉人」だから解かるけれど「ボーイズ」と「ダウンタウン」は関係が不明確だ。「ボーイズ」は「悪ガキども」みたいなほのめかしだろうが、「ダウンタウン」の「下町」とは何か。
 それで専門の翻訳家に訊いたきら、「商業地域」の意味で「ダウンタウン」と言うから、そうしたスラングだと文脈から考えられるとのこと。

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 これは悪意を持つ裁判官に怒った主人公が、「かつて弁護士をしていたといっても、それはタチの悪い連中の代理人だった」と指摘する場面で出てきた表現である。
 この悪い裁判官にふんしているのはイタリア系の俳優ミーロ=オシーアで、彼は「サッコ・バゼンティ事件」の映画化(邦題では『死刑台のメロディ』)で弁護士にふんしていた。ここでは労働運動の弁護に熱心で反体制を気取っているが、法廷で裁判官をコケにする態度をわざととるなどして見せるけれど弁護で肝心なことに気づかず、これが被告人たちにとって致命的となってしまう。
 この裁判官と弁護士、どちらも今の日本で具体的にこの人がそうだと言える人たちがいる。



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by ruhiginoue | 2019-11-08 05:18 | 司法 | Trackback | Comments(0)
 深刻な交通事故を起こした人が相当の社会的地位にあったので、不当に軽い刑になると危惧した人たちが「厳罰を求める」署名運動をしたと報道された。しかし、刑罰をどうるするかは署名で決められない。当たり前である。だから「公正な裁判を求める」署名運動でなければならない。
 また、かつて強盗に娘を殺害された女性が、犯人を死刑にするよう求める署名を集めていることが報じられたが、やはり刑罰は署名で決めるものではないから不適切である。
 このようなことが起きるのは、最近では社会的運動をしない人が増えてしまったからだ。それで運動のやり方を知らない人が多くなり、マスコミにも解らない人が多いから問題を指摘できない。
 
 同様に、弁護士の懲戒を請求するのは署名運動だと思っている人たちがいて、弁護士会に全く同じ内容の請求書が寄せられることがある。
 もちろん、弁護士会は身内に甘いから注目されていることを示して圧力をかける場合もあるが、それをするなら一つ請求書に複数の請求者が名を連ねるものだし、あるいは請求者とは別に「公正な判断を求める」署名を集めて添付するものだ。
 これを知らない人たちが「ネトウヨ」のBLOGに騙されて、左翼の弁護士たちがケシカランことしているから懲らしめようという扇動に乗り、懲戒請求書の雛型に署名のつもりで記入して提出してしまう。

 ここでネトウヨ扇動に乗せられた人たちを非難したりバカにしたりの人たちの中にも同類が大勢いて、不当な懲戒請求の「被害」に遭ったという「左翼」の弁護士たちに乗せられて、裁判に訴えるから費用をカンパしてくれと呼びかけられ従ってしまった。
 そもそも、不当な懲戒請求で弁護士に被害が発生するなど先ず有り得ない。これは弁護士会が最も腐心していることである。そのためには手段を選ばず悪どいことも平気でやるから、懲戒制度がまともに機能しない。昔から批判されているが、各弁護士会および日弁連は一向に改めない。
 また、万が一の被害があっても、それに備えた費用の扶助制度が弁護士会にある。なのにカンパを募るとは奇妙だと指摘されている。
 このようなことは、少しでも法曹に関心を持っている人たちにとっては常識なのだが、知らない人は多い。

 しかも、SNSを通じた間接情報しか知らない人たちは、Twitterなどで左翼あるいはリベラルや人権派ふうの発信をしている弁護士や運動家を実際にそうだと思い込むから、ネトウヨBLOGを鵜呑みにする人たちを笑えない。

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 だいたい、TwitterやBLOGやFacebookはあくまでバーチャルであるから実態と乖離しているほうがむしろ普通であるし、それらしい活動とか仕事をしていても、自分個人の利益を図っていたり、人権より党派性を優先させたり、という輩が左翼の運動をしている者には圧倒的に多いのだ。
 ちょっと考えれば簡単にわかることだが、「左翼」が真面目に運動してる人ばかりなら、自民党政権も天皇制もとっくに無くなっている。   
 まったく、社会的運動が衰退した悪影響は、右も左も無関係に浸透しているのだ。



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by ruhiginoue | 2019-10-06 05:23 | 司法 | Trackback | Comments(0)
 過日「佐々木亮弁護士をアシストする凶悪犯罪者」という話題を取り上げた。
 この、暴力行為で逮捕など警察沙汰を繰り返したり、女性に対するストーカー行為によって警察から監視されたり、の男は、その時にTwitterで実名を堂々と出して当方に対して嘘を書いていた。
 その前から、全く同じ内容が匿名掲示板にも執拗に投稿されていた。裁判所で指摘したところ、そのさい居直る発言をして事実上認めていた。これらの事実は、上記リンクに記述してある通りだ。

 しかし、この男は裁判で反論が全くできず、それなら和解金を払って降参するよう裁判官に勧告され、彼に雇われた弁護士が調べてみたら抗弁するネタが皆無ということで、勧告を受け容れて和解金を払ったのだ。
 ところが、裁判官が和解金を十万円と提案したのに、この男は一括して払えないと言い出し、八万円なら払えるとのことだった。それで、一括して払う条件で八万円と決まったのだが、払ったのは六万円で、これが問題になったら残りを払うという御粗末であった。

 また、被告が非を認めて原告=井上靜に対して謝罪の意を含めた金を支払い和解するのだからと裁判官が指摘し、これに被告の弁護士も同意して、今後は事実無根の流言など一切の中傷誹謗を、井上靜の名を出すことはもちろんイニシャルでほのめかすことも含め一切しない、と和解調書に記載されたのだ。
 にもかかわらず、この男は和解条項を順守していない。

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 これを訴えたら一発でアウトだろうが、この男は平気でいる。
 これは彼が精神に異常をきたして判断力を失っているからだという指摘もあるが、彼は精神病で働けなくなって生活保護を受けているから訴えられても大丈夫だと思っているのではないかという指摘もある。
 どちらにしても、方法はいろいろある。あと彼が警備員の制服を着ているのを目撃した人たちがいるので、そこで働き収入があるなら給与の差し押さえは簡単だし、そのさい警備会社が彼の逮捕歴や監視中を知れば解雇だろう。もし生活保護を受けながら働いていたら保護費の返還をさせられるし、悪質とみなされれば詐欺として刑事案件にもなる。

 とにかく、こちらは既に肝心な部分では押さえているということだ。あの凶悪男は自分が敵わないと他人に便乗する卑怯者だが、これで巻き添えになった人たちがいて、しかも毎度のように巻き込んだ人に責任をかぶせたり、自分が助かるならと権力に売るので、彼とは関わり合いにならない方が安全である。
  


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by ruhiginoue | 2019-10-01 04:52 | 司法
 チェルノブイリ原発事故の責任者は自殺を図るが未遂で逮捕され、裁判にかけられて有罪となり牢獄に入った。
 ところが福島第一原発事故の責任を問われた東京電力の重役たちは無罪。組織で上から指図する立場だから罪に問われたことでは同じであるが、要するに仕方がなかったという万能の言葉で免罪されている。
 だから判決文は実に杜撰であり、先ず結論ありが露骨だ。

 このことだけでも呆れられているが、さらに、こんな判決があった朝、総理大臣が最高裁判所長官を呼びつけていたようで、それで面会していたから「またか」の憤りである。
 もともと、最高裁判所は各裁判所の人事を握っていて、最高裁判所は内閣に予算を握られているから、これでは司法権の独立が無いのは当然のこと。
 これまでも、原発を止める判決をした裁判官は左遷されているから、原発事故の責任者を断罪するのは困難である。

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 それでも職責を全うする裁判官はいるので、総理大臣が裁判裁長官に念を押したのだろう。
 そう疑われないように、国策にかかわる事件の裁判のさい総理大臣は最高裁長官と会うのは控えるものだし、最高裁長官も呼び出されてノコノコ行くことはしないものだ。

 ところが安倍内閣ではマスコミをはじめ各方面へ露骨に圧力をかけて恥じない。そうでもしないと持たない政権である。
 それで判決言い渡しの当日に呼び出し確認あるいは判決の変更をさせたのだろう。このことは判決が杜撰であることが示している。もともと権勢に媚びる不正な判決は、道理をひっこめて無理を通すから必然的に内容がいい加減となるものだ。判決理由の部分が、記述に五分とかからないものすら珍しくないのだ。

 この調子だから、安倍総理に呼ばれて「無罪にしなさい」と指図された最高裁長官が部下に命じ、手早く判決を書き換えさせた、と考えることが最も自然である。 
 




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by ruhiginoue | 2019-09-26 04:52 | 司法 | Trackback | Comments(0)
 八代英輝弁護士が、安倍内閣に媚びながら韓国の保守的な新聞と同列にして日本のやはり保守的な新聞である朝日新聞を「反日」と誹謗したり、「慰安婦問題は史実に基づかない」などとネトウヨ並みのデタラメ発言をしたり、これでも弁護士なのかと呆れている人たちもいるが、これと同じ水準の弁護士はザラにいるし、これが東京弁護士会や日弁連では主流である。
 
 ところが、これについて異議を唱える弁護士もいる。たしかにネトウヨ並みの弁護士はいるけれど、はたして主流なのかということだ。
 これは簡単なことで、表向きの顔と本性が違う弁護士がいて、気づかない人が多く、また同業者は気づいたとしても言えないのだ。

 もちろん、ちゃんと気づく人もいて、例えば先日の選挙に立候補して落選した亀石倫子弁護士の一見「リベラル」な主張には当事者感が希薄で御題目を上から目線で唱えているようにしか響いてこなかったと言う立憲民主党の支持者がいた。
 そうしたらやはり、愛知県で暴力を示唆した脅迫により表現の自由が問題になっているというのに亀石弁護士は、百田尚樹のヘイト発言などに対する批判も表現の自由への侵害だからリベラルな人たちも反省すべきとTwitterで発信し、内容的に全然違うじゃないかと批判され慌てて削除する始末であった。
 もともと亀石弁護士は、右派が差別的に騒いでいた国籍問題で蓮舫議員を批判していた過去があり、さらにまた、ということだから案の定というわけだ。
 その前にも同党は、候補者にする予定の落合洋司弁護士が差別発言していることを知ってから除外したことがあった。
 
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 だいたい、昔から弁護士に対する苦情・不平は多く、交通事故など当事者になった人や、そんな人たちの周辺の人たち、および相談を受けている人たちにとって、もう弁護士の人間性のひどさは常識である。
 どんな事件でも、交通事故でも医療過誤でもなんでも、いちおう根拠が有っての主張ならともかく何の根拠も無いのに責任を回避するため被害者を貶め、そのさい差別的で人権感覚の欠如を露呈させる弁護士がザラにいる。時には証拠の捏造までやらかす。
 そして、よく弁護士会に懲戒請求されるけど、「依頼人のため熱心さ余ってのことだから正当な業務の一貫だ」と斥けてばかり。冤罪事件で警察と検察が不正をした時と同じ居直りを弁護士会と日弁連は行って恥じない。
 
 ところが、当事者になったことが無い人が多く、みんな法曹界の実態を知らなさ過ぎるし、知ろうとせず目を背けてばかり。人権を護るとか権力と闘うとかの使命なんて幻想は社会を危うくするのだが「知らぬが仏」「見ぬもの潔し」でいたがる。

 しかし現実は、人数の比率はともかく、各弁護士会と日弁連で組織の実権を握っている弁護士のクライアントとは権力や財力を持つ人たちだから、主流となっているものだ。
 そこでは、表向き「人権派」でも本性は違う人も多い。これは自ら迫害を受け続けた体験と、法曹界の腐敗堕落を追及している運動をしている人たちとのやりとりから気付かされたことである。

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by ruhiginoue | 2019-08-12 05:10 | 司法 | Trackback | Comments(1)
 そもそも「正義」とは主観的である。
 そして「勝てば官軍負ければ賊軍」と同じように勝った方が正義になるだけで、正義だから神様が味方してくれて勝つのではないし、強い者や賢い者や狡い者が勝つのが普通である。
 これを前にTwitterに投稿したら、複数の弁護士がRetweetしていた。なぜか。裁判と弁護士の品位の問題だったからだ。

 どんな勝負事でも「水物」である。これは裁判だって同じだ。
 そのうえ日本では司法権の独立が「絵に描いた餅」であり、上ばかり見ている「ヒラメ判事」がうじゃうじゃいるし、公然とした馴れ合いや裏工作も日常的である。八百長が横行しているから勝って当然の側が負けることなんて珍しくない。

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 だから負けたようにしか見えない裁判があった。
 ところが、負けた弁護士の口癖は「正義は勝つ」だった。
 つまり、この神原元弁護士が負けたのは八百長ではないかと皆が思っているけれど、当人の口癖からすると不正義であるから負けたということになる。
 このような滑稽なことになるのは、もともと勝負は水物なのに、正しい方が勝つわけではないのに、彼は自分が勝訴したら相手方を侮辱して「正義は勝つ」と言うからだ。

 だいたい、弁護士は勝訴すると「自分たちの主張を裁判所に解ってもらえて良かった」という意味の談話をするものだ。それが判決とはどんなものであるかを適切に言い表しているし、仮に溜飲が下がる思いだとしても相手方を侮辱してはならないからだ。
 しかし神原元弁護士には解らないようだ。

 このような彼の態度に怒っていた人が、その時の彼が居た場所と状況からすると酒に酔っての放言だったのではないかと疑っていたけれど、もしシラフで言っていたなら、酔っての放言よりむしろ深刻だ。酔ってのことなら酒飲むのをやめるべきだが、酔いもしないでのことなら人間性の問題だし弁護士としての職業倫理に関わる。
 だから弁護士たちが関心をもってRetweetしたのだろう。




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by ruhiginoue | 2019-07-06 05:15 | 司法 | Trackback | Comments(0)

日本では庶民に人権なし

 年金政策に抗議するデモに参加した人たちを堀江貴文が「税金泥棒」などと中傷したことに非難が集まっているが、すかさず高須克弥が賛同していた。
 この非常識と不道徳の原因とは、たくさん金を稼いで税金を納めているのだからと言うことで庶民を見下し、正当な権利を求めることすら貧乏人には許されないという発想である。これは前に述べたとおりだ。

 そもそも「税金泥棒」とは、職務怠慢の公務員を非難することだから、それとは違うことに使用すると言葉の意味からして間違った内容になってしまう。それとは違う何か新しい概念を作って説きたければ、それに相応しい言葉を使ったり、新しい言葉を作ったり、しなければならない。
 
 そして、まさに「税金泥棒」の表現が相応しいのが裁判官である。
 かつて拙書『防衛医大医大の場合は』と『華麗なる美容外科の恐怖』のなかで、堀江や高須と同じ嫌らしい発想をする医師が一部にいるという指摘をしているが、それが許されているの原因は裁判官である。

 よく、裁判を受ける国民の権利を否定する非常識な裁判官がいて、権利は平等であるはずなのに、貧乏人には無いと信じているのだ。
 もちろん、もともと訴訟費用が異常に高額であり、他にも選挙に立候補するさいの供託金が異常に高額であるなど、金がなければ市民の権利が無いという状態である。

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 だから、金がなくても参加できるデモだろうと否定する人がいて当然だし、それを露骨に裁判の場で露呈させる裁判官がいる。前にこの代表的ともいえる貝阿彌誠という実例を挙げたが、これは日本の社会全体の反映であるから、むしろ普通のことなのだ。

 このような人たちは、庶民から見ると「人の世の生き血をすすっている」ように見えるが、当人たちは「我こそ正義ヒーロー」だと強く信じているのだ。




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by ruhiginoue | 2019-06-30 05:10 | 司法 | Trackback | Comments(2)
 あの「大量懲戒請求事件」は、


 1「被害」なるものが荒唐無稽なので信じ難い。

 懲戒請求で弁護士会が、所属弁護士にとって業務妨害になる対応をするわけがない。
 いつも弁護士会は懲戒請求を片っ端から撥ね付けるものである。弁護士は何もしなくていい。これは会の規定と実際にあった懲戒請求による経験則から明らかである。
 たまにアリバイ作りのようにして、既に事件になって騒がれたなど弁護士の非を隠せない場合に、いちおう処分をして見せるくらいである。このため各地の弁護士会と日弁連は昔から批判されてきた。なのに反省しないで相変わらずの身内庇いが現実である。

 2「訴訟費用」の寄付金を集めたが不要のはずだ。

 弁護士会には、会員弁護士の支援策として訴訟費用扶助など制度が充実している。弁護士は仕事柄もともと業務妨害を受けるような場合もあるだろうと想定しているからだ。
 この制度を利用せずに、訴訟に関する費用と称してSNS等で寄付を募ったのでは奇妙である。これだから、労働事件で「稼ぐ」組合の顧問であることと関連しているように勘ぐられるのだ。 

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(2018年4月27日 Twitter ささきりょう)
https://twitter.com/ssk_ryo/status/989800473874972673
より引用

 この二点が疑問として呈されている。
 まさか弁護士会から例外的な対応をされてしまったのか。
 まさか弁護士会から扶助制度の利用を拒絶されてしまったのか。
 あるいは弁護士会の制度を利用していて必要がないのにカンパを募ったのだろうか。

 だいたい弁護士会がらみの訴訟で、裁判官は、自分も退官後に弁護士になって入る「天下り先」の弁護士会や、なんだかんだ言っても同業者である弁護士に、結局は味方をする。
 それもひどい偏向や依怙贔屓である。常に、法律も事実も無視した荒唐無稽な判決となる。身内の利益を図る態度が露骨で、恥も外聞もない。まったく公正な裁判が行われていないのが実態である。
 これを期待して、あの弁護士たちは訴訟に持ち込んだはずだ。 
 
 こうした腐敗堕落しまくった法曹界により、例えば弁護士に裏切られた依頼人などが、泣き寝入りを強いられてきた。
 もちろん、中にはくじけずに闘っている人たちがいる。
 しかし、今の段階では法曹界の馴れ合いと弁護士特権の壁に阻まれている。
 だから、あの弁護士たちは批判されても嘲笑していたりするのだ。
 
 そんなこと、いつまでも続かないだろう。
 どうせ無駄だぞと弁護士どもは言って嘲り笑うが、無駄なのではなく、人間の尊厳のための社会的な闘いは、すぐには結果が出ないというだけのことだ。これが似非人権派にはわからない。

 こうした闘いをする者たちと対極にあるのが右翼の人たちである。
 どうせネトウヨなんて悪ふざけばかりだと甘く見ているならマヌケだ。この懲戒請求者は何百人もいる。こんなに大勢なら確信犯や狂信者もいるはずで、場合によっては暴力に訴えるだろう。これを挑発する弁護士たち。無用な侮辱までしている。なんて軽薄なのだろうか。

 この弁護士たちは、いずれ何らかの形でしっぺ返しを受けるはずだ。それが右翼からでないことを心からお祈り申し上げておく。




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by ruhiginoue | 2019-04-28 10:40 | 司法 | Trackback | Comments(2)
 今月19日、東京弁護士会所属の佐々木亮弁護士が、大阪市のサーバー管理会社に対し、ブログで懲戒請求を呼びかけた投稿者の発信者情報を開示するよう求めた訴訟の大阪地裁判決があり、大須賀寛之裁判長は請求を棄却した。
 その判決によると、これら懲戒請求は請求者の意思に基づくものであり、投稿は佐々木弁護士の権利を侵害したとは認められない、などと指摘している。
 これに対し同弁護士は控訴して逆転判決を目指すと表明した。
 

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 この、佐々木亮弁護士の敗訴は当然である。

 だいたい、『余命』でもその他でも、ブログを読んだ者たちが実際どうするかは、あくまで当人に決める自由がある。また、煽られたことを実行するにしても、そのさい違法とならないように工夫すべきなのは当たり前である。なのに、それをしなかったのだから、その知恵の足りなさや軽率さは、あくまで実行した者の責任であって、煽った者の責任ではない。
 これは道徳や倫理の問題ではなく、法的な問題なのだ。
 それゆえ本件は、違法性が確かであるとの要件を欠いていて、発信情報開示請求は認められなかったのだ。なぜ違法性が確かでないといけないのか。

 そもそも、発信情報開示は、通信の秘密という憲法で保障された市民の権利に対して例外を設けて権力が命令するものだから、慎重を極めねばならないものなのだ。
 
 これらの認識が、佐々木亮弁護士には決定的に欠落している。
 これについて某外国人の友達は言った。
 「大悪党はもちろん子悪党でも逃がすことは悔しいが、人民が血を流して獲得した権利を失うことに比べたら、物の数ではない」
 この意味を理解できない人が、日本人には多いだろう。

 そして、日本人であろうとなかろうと、弁護士のくせに理解してないのだから、他の色々な理由からも既に問題としていたとおり、やはり似非人権派である。
 この事件のように違法性があやふやで、それでも訴えたいのであれば、普通ハッカーに依頼して調べるものだ。警察はそうしていて、いつも依頼している人がいる。とても手間がかかるので百万単位の報酬を払う必要がある。だから警察も予算の制約があるので爆破予告など深刻なものしか扱わない原則だ。
 しかし、本件は弁護士会の問題なのだから、弁護士会にある扶助制度を利用することもできるし、ネトウヨ退治すると称して寄付金も集めたはずだ。

 なのに、わざわざ権力による通信の秘密への侵襲を求め、違法性が確かではないからと裁判所に否定されても控訴するというのだ。これはとうてい人権派のすることではない。逆に権力の側に立って悪い前例を作りたがっているとしか考えられない。 
  



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by ruhiginoue | 2019-04-23 12:24 | 司法 | Trackback | Comments(3)
 京都弁護士会は所属する小原健司弁護士に二回目の懲戒処分をしたと、日弁連の広報誌が掲載した。
 これによると、その二回とも、受け持った事件をうっかりとか勘違いとかで放置したというものだった。
 この名前には憶えがあり、京都だったし、こんな失敗をくり返す弁護士は滅多にいないから、同一人だろう。

 この弁護士とは、二件の裁判で本人訴訟で対決した。そのうち一件は勝訴、一件は勝訴的和解と、当方の完勝という結果だった。
 その結果はともかく、訴訟の途中、訴訟とは直接の関係が無いことで問題が起きていた。それがこの弁護士の「うっかり」だった。

 この弁護士は相手方と縁があったそうで、だから依頼されて京都から東京地裁まで出張して来たのだった。
 そしてこの弁護士は、裁判所が決めた期限までに書面を提出しない。今の郵便事情で、離島はともかく、遠いからと遅れることは無い。それに、数日遅れたというのではなく、いつも一か月くらい遅れる。
 それで、一週間経っても二週間経っても三週間経っても相手方から準備書面などが届かないので、電話で裁判所に問い合わせると、まだ届かないと書記官が不可解そうに言う。こんなことが毎度だった。

 このため、裁判所で担当の裁判官から訳を訊かれた同弁護士は、「ツッコミどころ多すぎて」反論を書くのに手間取ってしまったと言い、相手方のせいにした。とても失礼な話で、しかも、大幅に遅れて提出した書面は特に長大ではないから、どうしても時間がかかってしまったと言えるものではなかった。
 これで同弁護士は裁判官に叱られていた。「なんと言おうと、貴方が決められた期限をいつも守らないことに変わりはないんですよ」と。

 そんなことがあったら、その後、以下のようになったわけだ。

 1回目の処分  
 処分の内容 戒告
 処分の理由の要旨
 被懲戒者は2014年7月22日、懲戒請求者から調停不正立により審判手続に移行していた遺産分割事件を受任したが、懲戒請求者と電話で話をした同年8月27日から懲戒請求者が被懲戒者宛てに解任通知を発送した2015年2月1日まで約5か月間、懲戒請求者の度重なる要請や所属弁護士会の市民窓口担当弁護士からの二度にわたる要請があったにもかかわらず、2014年9月2日に、裁判所に提出済みの上申書の写し等が懲戒請求者の元に届いた以外は、懲戒請求者に連絡せず、審判の経緯の説明やそれに対する対応についてすら応答をしないまま、その状態を漫然と放置した。
 被懲戒者の上記行為は弁護士職務基本規定第36条に違反し弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。
 2017月1月1日 日本弁護士連合会

 2回目
 処分の内容 戒告
 処分の理由の要旨
 被懲戒者は懲戒請求者から受任した子の監護者指定審判申立事件、上記申立事件に係る仮処分申立事件及び婚姻費用分担請求事件の各即時抗告申立事件について、2015年7月10日に高等裁判所においていずれも棄却決定を受け、同日に各決定書を受領したが、特別抗告及び許可抗告の申立期間が経過した同月24日頃まで上記申立期間を14日間と誤認していたため、懲戒請求者に対し申立期間を正確に説明することができなかった。
 被懲戒者の上記行為は弁護士職務基本規定第37条に違反し弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。
 2017月4月1日 日本弁護士連合会

 やはり、この弁護士はうっかり癖があるのだろう。


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by ruhiginoue | 2019-04-22 12:27 | 司法 | Trackback | Comments(0)