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井上靜のblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

カテゴリ:政治( 792 )

 NHKから国民を守る党が参議院議員選挙で一議席くらいとれるかもしれないと心配している人たちがいる。

 すでに同党は地方議会に議席を持っているが、NHK問題だけを標榜しているのに地方議会は無関係だと指摘され、国政進出に向けての宣伝だと説明してきた。それなら参議院議員選挙で当選者をだせれば本来の活動ができるようになるので結構なはずだ。
 しかし、同党はNHK問題で反対運動をしているだけで政策がないし、代表者からして品が悪いためか、ろくでもない連中の寄り集まりである。

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 しかし、高すぎるNHK受信料を問題にすることは増税反対と同じように庶民に受けているのだ。
 ただし税金なら庶民に恩恵がいちおうある。どうせ自民党政権は、まずは土建屋や軍事産業を儲からせるために多くの税金を使い、庶民のためにはほんの少ししか使わない。それでも、ほんの少しだけだが庶民のために使う部分がある。
 それが受信料にはない。放送の内容に比して異様に高い受信料は、NHK職員たちの非常識に高い給与や贅沢な福利厚生になるだけ。

 だから、NHK反対運動だけで他はトンデモであると批判しても、NHKの暴虐に対抗する政治的な勢力が他に無ければ支持される。
 しかも、最近ではテレビが無いのに携帯電話やパソコンにオマケのテレビ的な機能が付いているだけで受信料を払えと迫り、こんなNHKの屁理屈に裁判所の「ヒラメ判事」どもがお墨付きを与えてしまう。
 それを最初からNHKは解っていて、自分たちは特別扱いされるのだと驕りまくって暴虐をふるっている。これは前に当サイトでも、当方の問い合わせに対するNHKの異常な対応として報告している。
 これだから、政治的な対抗措置をするしかない。
 
 ここで野党が同じ視点からNHKを問題にすれば、NHKから国民を守る党など消えてなくなる。そして野党は庶民に支持される。
 そして、放送の公共性云々と「高尚」な問題にして悠長に対応するのではなく、受信料と称して金を強奪されている庶民を救うべきである。

 そもそも、野党だって自民党の御用であるNHKに苦しめられてきたのだから。今日の選挙だって、NHKの凄まじい嘘に騙されている人たちさえいなければ、あれだけの不祥事と悪政の自民党は政権崩壊で、野党は楽勝のはずだ。




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by ruhiginoue | 2019-07-21 05:39 | 政治 | Trackback | Comments(1)
 学歴社会を批判したつもりの人が的外れなことをBLOGに書いていた。
 それによると、最も優秀な人が集まる東京大学は年に3000人くらいの卒業生を輩出していて、これが毎年長年にわたり続いていたのだから、社会には優秀なはずの人たちが相当の数いるはずなのに、一向に社会の問題が解決しないのだから、つまり大学まで行ってたくさん勉強しても優秀な人にはなれない、ということだ。

 この誤解は、まず数に対する認識が原因である。
 そのように数を単純に足しても、それと同じ人数の人たちが社会で活躍していることにはならない。これは死んでしまう人がいるとか、一生のうち活躍できる期間は短いとかいうことだけではない。
 それ以上に、そもそも社会の中で人がそれぞれの能力に適した場で活躍することからして困難だという問題があり、しかも優秀な人が能力を発揮できる場は少ないのだ。
 この現実を認識していないから、単純な足し算をしてしまうのだ。

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 また、たくさん受験勉強して東大に入るのは、だいたい自分のためだ。
 これは、あの丸川珠代議員のように露骨な人がいるから解り易い。この人は東京大学を卒業してからテレビ朝日に入社してアナウンサーとして働いたが、これによって名と顔を売ったからと自民党から選挙に出て国会議員になった。これは周知のとおり。
 その前から、テレビで報道の仕事をしていて、そこから議員になる人ならいた。代表的なのが田英夫議員だった。ベトナム戦争の報道でアメリカに批判的だったためアメリカ追従の日本政府から圧力があり、そこで放送法が報道の自由の枷となっている現実を身をもって知り、これを問題にして選挙で訴え政治に転じた。
 こうしたことが丸川アナウンサーにはなかった。報道番組に出てはいたが、ただ売名に利用しただけで、そこから自民党に行った。このため元上司からも批判されていた。

 だから自民党の支持者たちからも嫌われていた。
 ところが、あれでは当選なんて到底あり得ないと言われていたのに、番狂わせで当選した。同じ東京選挙区で自民党のベテラン議員が評判を落としたという幸運もあって、その票を食い落選させ取って代わるように自分が当選した。
 そして国会では下品なヤジで自民党のベテラン議員から党の品位を落とすと苦情を言われたり、これでも東大出かという不見識を露呈させたりしたが、現職の強みで自民党の基礎票を抱え込んで再選それもトップ当選だった。

 そして丸川議員は、国会で福島瑞穂議員が質問しているさいの蔑んだ視線が話題になった。福島議員も東大出の女性だが、弁護士から議員になり、野党の立場から真面目に質問しているのを見て「クソマジにやってバカじゃないの」と思っているのが表情から明々白々だった。
 こうした丸川式も優秀さの一種である。出世とか権力とか収入とかの点で重要なことで要領よく振る舞っているから、彼女はそれでいいのだ。
 つまり、優秀であっても志が低い人もいるということだ。そういう人は高学歴の人に多い。
 
 これを解っておらずに学歴社会を批判して見せても、的外れになるのだ。
 



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by ruhiginoue | 2019-07-17 05:43 | 政治 | Trackback | Comments(2)
 どうせ毎度のことで田舎の保守ジジイに媚びたのだろうが、自民党の政治家などが地方で講演などすると、女性はたくさん勉強して仕事できるより結婚して子供を産むべきだと言う。
 これは、ただ女性を見下せば田舎の爺様が喜ぶくらいに軽く思っての発言だろう。真面目に考えていれば、そんなのは非現実的であることがすぐわかる。

 だいたい、今から子供がたくさん産まれても、もう間に合わない。
 だから、ほんとうに少子高齢化社会への対応策を現実に考えて田舎の老人たちに向かって言うなら、練炭を用意するので今度此処に後期高齢者の方々は集まって下さい、私もお付き合いさせていただきますから、と呼び掛けるべきだ。

 これは悪ふざけではなく、今から若い人たちに子供をたくさん作れと言うくらいなら、そんなこと言っていたり、それを聞いてそうだと思っていたり、の老人たちが自ら決断するほうが、現実的な解決になるということだ。

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 この労働人口の急減という問題について、そもそも日本人は認識していない。
 だから、政治家が無責任な発言をする。もちろん、田舎者たちに向かって言う場合は、どうせ田舎者は何もわからないという実態を政治家もわかっているから、それに合わせているはずだ。
 
 これが大昔なら、田舎には情報が届かないことがよくあったけれど、交通やマスメディアが発達して情報格差がなくなっても、田舎の人たちは惰性で生きることをやめられないので、社会問題など無関心のままである。
 だから、人手不足ってガイジンが来るなんざ気味が悪リイとか、若けえ娘どもが赤ん坊を産みゃエエんだ、ということでこれ以上考えるのお終い。

 この現実を無視して政治家だけ批判しても、決して政治家は態度を改めない。
 

 



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by ruhiginoue | 2019-07-14 05:24 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 よくマスコミが取り上げている、若い人の現状維持志向による自民党支持とは、貧困なんて自分には関係ないとか、貧困な人は努力しないだけだとか、そう思ってのことらしい。
 これは昔からよくあることだ。
 つまり、まだ親元にいて生活の心配など迫られてなかったり、将来に対する漠然とした希望によって安心していたり、そういうありふれた話だ。
 だから、現実に気がつかないうちに投票させようと選挙権の年齢を下げたのだろう。

 もちろん、社会人になってもまだ気づかない人もいる。
 そんな人は、自分が有能で高い給料をもらえるはずだと信じている。いくらスキルを身につけたつもりでも、それで評価や収入につながるとは限らず、ものをいうのは実力ではなくゴマスリやパワハラなのだが、そういう現実にまだ気づかないのだ。

 また、金持ち優遇の政策をする自民党を、自分は金持ちだから支持するというのではなく、自分を金持とは思っていないのに支持する人たちもいる。
 ここで、意に添わない投票を強いられたり、政策を知らずにマスコミなどで作られた雰囲気に流されたり、というのはむしろ少数派で、多くは明確な意志と信念による投票である。

 まず、いずれ自分は高額所得者になるはずだと信じている人がそうだけれど、これは有能だという自信のある人に限らない。
 例えば、母子家庭で貧しかったから社会人になってからも大学の学費による借金を返済し続けていたのに、その原因になっている社会格差を作り金持ち優遇する自民党を、それ故に支持する女性がいる。
 彼女は自分が美人だという自信があり、これは産まれつきの特徴であるからと、こう考える。人は産まれながらにして優劣があり、人は不平等が当たり前で、差別はいけないという主張は産まれつき劣っている人の僻みでしかないから、平等な社会なんてありえないし、あってはならない。平等な社会なんて産まれつき恵まれた優れている人にとって不当である。そして自分は産まれつき勝ち組であり、いつか必ず成功して金持ちの側になるはずだと信じている。
 このような発想によって幸せな人は、彼女の他にも相当にいる。

 それでも、彼女の顔はいちおう良かったから、思い上がりとかいろいろと納得のいく解釈ができはする。
 ところが、世間には誰が見ても美人には程遠いのに自分は綺麗だと勝手に信じている女も大勢いる。やはり自分は産まれつきの勝ち組だと信じて疑わない。

 一方、これは男に多いが、特に何か努力してないし才能らしいものもないが、それでも自分は勝ち組になるはずだと信じている人たちがいる。
 こういうのは、例えば、作家や歌手を志望して、努力の甲斐あって本やCDを出せるようになったけれど、それがベストセラーになる保証はないとか、売れたけれど金持ちになるほどではないとか、そういう現実の厳しさという水準の問題ではなく、何もしていないけど成功したいし成功するはずだと信じているのだ。
 それで、宝くじを買ったり、マルチ商法で洗剤などを売ったり、などの人たちが昔からよくいたものだ。

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 このような発想が日本社会でもっとも幅を利かせている。日本は夢のない社会だが、日本人には夢がある。叶いもしない夢を見て充分幸せなのだ。そして、この夢だけは壊されたくない。
 だから、貧乏なのに金持ち優遇する自民党を支持する人たちがいても不可解ではない。



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by ruhiginoue | 2019-07-13 05:00 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 「異例の判断」と言う安倍総理は嘘つきだ。
 ハンセン病家族訴訟で熊本地裁の判決に控訴せずと安倍首相が表明したと報じられたが、これは前に小泉総理が選挙前だからとやらかしてマスコミをたきつけた真似だ。当時を知っている人なら解ること。広報の読売新聞など「小泉総理が自ら考慮のうえ決断」と大見出しだった。おかげで自民党は選挙で大勝利だった。

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 そしてまた「ハンセン病訴訟控訴せず 安倍首相が決定」とNHKがニュース速報テロップ。
 NHKは「安倍様ご英断」「やっぱり安倍さんしかいない」と参院選の時期に刷り込む。
 これでまた騙される人たちがいるのだろう。小泉総理のことは18歳の人たちなんて知らないから。投票年齢を下げた甲斐があるってものだ。

 そもそも、この問題は偏見に基づく人権侵害を国が主導していたこと。控訴しなくて当然であり、それを選挙の期間中に表明するパフォーマンスは露骨な政治利用だ。

 ところが、かつて同じ熊本で水俣病の時に被害者らの懇願に対し「いいえ控訴します」と冷酷に言い放った熊本県知事の細川護熙を後で持ち上げる人たちもいた。

 そのうち最も奇妙だったのが広瀬隆氏だった。
 反原発は水俣病が原点だと言ってたのに、細川は戦争に反対だった近衛の子孫だから、戦争を推進した岸の孫の安倍とは違う、と言い出して、小泉もと総理と組んでの脱原発猿芝居を支持した。
 もともと広瀬氏は、ロスチャイルドやロックフェラー・モルガンなど親戚でつながっていると権力の裏構造を暴いていた。祖先がそうだから当人がそうでなくてもいい、なんて話ではなかったはずだ。

 しかし変なのは広瀬氏だけではない。
 だから、ひどい政権を批判している側にも、変なことはある。これは前の話題「野党がだらしないと言っている人こそだらしない」と同じことである。





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by ruhiginoue | 2019-07-12 05:23 | 政治 | Trackback | Comments(1)
 ネットで「自民党が若者に人気」と垂れ流されているのは自民党が源流だろうと指摘する人がいる。
 いくらなんでも「高齢者に人気」ではPRにならないから、とにかく若者が支持していることにするためヤラセであろうということだ。たしかに、そうでなければ殊更に言うわけがない。
 もともと自民党を支持している若い人は大勢いて、そういうのを今だからこそ人気があることにするのは不自然だ。

 だから自民党による自作自演はあるはずだ。
 また、「自民党が若者に人気」「批判してるのは年配」なんてのは、書いてる人を調べたらあの幻冬舎から自民ヨイショ野党支持者中傷のデタラメ本を出している人だったりする。こちらは、ウィキペディアの丸写しでもいいから常識に反しないことを書けと言いたくなるずさんさであった。
 ただし、もともと自民党を支持している若い人のほかに、若い人は付和雷同しやすいから自民党を支持しているという人も常にいるので、最近の盛んな宣伝に釣られている若い人は相当にいるだろう。

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 先日、ラジオを聴いていたら井上陽水の『傘がない』という歌が流れていた。
 この、昔たいへん議論になった歌の内容とは、若い人の自殺が多いと報道されているけれど、自分は雨だけど出かけないといけないのに傘がないことを気にしているというものだ。
 ただ梅雨時だからラジオで流していたのだろうが、かつてこの歌は、社会の問題より自分の他愛ない問題で精いっぱいというのが、これが現実であるとかケシカランとか議論になったわけだ。
 それで、自分が今は困っていないから自民党を支持するという若い人がいるのも歌と同じだと言うことができるけれど、それ以前に、若いは付和雷同しやすく、若い人が自殺したと報道されると釣られて自殺する若い人がいるから、安易に報道するなという苦情が昔からあった。
 
 だから、今は良くても将来は自分の首が絞められることになるぞと言って今の政策を批判しても、それで逆に自民党を支持する若者がいるし、死にたいとは思ってなくても主体性がない「B層」であるから流される人はもっと多い。
 これを目当てに選挙の投票年齢を引き下げたということも、既に指摘されているとおりである。





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by ruhiginoue | 2019-07-10 10:34 | 政治 | Trackback | Comments(5)
 周辺の安全が脅かされる軍事施設を無神経に設置しようとするのは、貧しいからと見下してなんとでもなると思っているからだと中央政府を批判した秋田県知事。
 これは他の地域でもあったことだから、それだけ政府の横暴がひどいということではあるが、それにしても秋田県知事が気骨ある言動をすることが時々あるのは、昔からよく言われているように、秋田県人は気位が高いからだ。

 かつてサントリーの会長が「東北は文化的程度が低い」と発言したところ、田舎だから仕方ないと思っている人が多い東北の中で、当時の秋田県知事が「そんな人の住んでいない所で酒を売っても仕方なかろう」と皮肉ってサントリー製品のボイコットを率先したが、もともとサントリー製品の酒なんて如何様だから竹鶴氏は出ていたとか言われているうえ、昔から秋田県は「酒の国」と言われているので、なおさらということだ。
 
 また、茨木の水戸納豆なんてダメだ、発祥した秋田のものでないと、という人もいて、黒澤明監督は姓からして父方が秋田の出身だけど、納豆は秋田県仙北郡から取り寄せていたことが知られている。
 そして黒澤映画『生きものの記録』で三船敏郎のふんする主人公の出身地が秋田県仙北郡であることが劇中に出て来る。俳優の柳葉敏郎は自分の出身地について東北弁で「秋田県仙北郡」と言っていたが、そこに住んでいる親戚が「彼は高校の先輩だ」と言っていた。角館高校卒だそうで、進学校だが大学に行かず芸能活動をはじめた卒業生がいると話題になっていたそうだ。
 この角館は武家屋敷で知られ、NHK連続ドラマ『雲の絨毯』で主人公の出身地として描かれて、ロケ隊が来ていた。黒澤明が納豆を取り寄せてたのも当地である。

 それに東北を旅していて秋田県の中心に近づくと「秋田に来たな」と感じるように、整然とした街並みで、これは昔から京都をモデルにして都市計画を立てて碁盤の目にしているからだ。
 このため秋田県人は、他の東北の田舎とは違うと思っているし、宮城県人が伊達政宗などで仙台を東北の中心だと思っているようだが、秋田のほうが洗練されていると思っている。

 このように、昔から金はなくても文化的だと思っているから秋田県人は気位が高い。それで関西の「宣伝で売っている酒」の業者にも、中央政府にも言い返せるわけだ。
 ただ、秋田県は教育熱心で成績のいい人が多いのに、そういう人は地元ではどうしようもないので仕方なく大学に行くため出て行ってしまう。秋田高校を出て東大に行った人が、そのまま東京で働いていたりする。
 その一人が言っていたけれど、スポーツでもプロ野球の落合が卒業している秋田工は野球も強いがそれ以上にラグビーで全国優勝回数日本一であるものの、どんな分野でも優秀な人はみんな出て行き、それが他の地域と違って嫌だから出ていくのではなく居たいのに仕方なく出ていくそうだ。

 そして、秋田の出身だが私大に行って今では神奈川県に住んでいる菅官房長官は、もう故郷なんてどうでもいいと思っているようだと言う。
 みんな、菅官房長官のことは、そう見えているだろう。
 

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by ruhiginoue | 2019-07-09 10:18 | 政治 | Trackback | Comments(1)
 以前から時々ここで表明していたことだが、選挙で投票するさい、政策などで大きな違いがなくてどちらにしようかという場合は原則として共産党に投票しており、それは同党が世襲と芸能人を否定しているからだ。
 だから、共産党が、世襲ではなくても縁故で親戚などを候補者にしたら批判していたし、その人には投票しないように呼び掛けていた。

 かつて、ある音楽家が選挙に立候補したさい、共産党とスタンスが近いので推薦を希望していたけれど、この人は歌手などではなく作曲家であったが、ポピュラーソング専門でテレビに出ることもよくあったので拒否されていた。
 この人は結局、政党より小さい団体から立候補して当選し、するとマスコミもタレント議員に分類していた。

 もちろん、選挙で当選するには政策ばかりでなく候補者にスター性が必要であり、とくに首長では重要である。
 この点で、昔、共産党が中心になって推していた美濃部都知事は学者だがスター性があって人気者だったから、敗れた石原慎太郎が悔しがっていた。
 そして、その後は共産党の推す候補者にスター性が乏しく、このため政策を緻密に立案しても当選させられず、ただ目立つだけで政策的にはずさんな候補者より得票数が少ないこともあった。

 こうした問題はあるが、しかし芸能人を出したりで話題づくりしてはポピュリズムに陥って政治を歪めると考えている有権者も多く、そういう人たちは政策で大きな違いがなければよく共産党を選んでいたものだ。
 それを理解できない人が、山本太郎と比較して共産党を腐しているので呆れてしまった。

 よく、立憲民主党を支持してる人は、山本太郎が掲げる政策とくに経済政策を批判しているが、そうした政策の違いではなく、山本太郎は一時的な話題づくりばかりだという批判をする人たちがいる。
 その人たちも野党を支持していて、その野党は様々である。つまり別々の野党を支持してるけれど山本太郎のやり方は良くないということでは一致しているというわけだ。

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 しかし、山本太郎が立ち上げた「令和新選組」(ネーミングについてセンスが悪いと言う人たちがいる問題は別にして)は、組織力もなく新興勢なので、代表者がもともと芸能人ということもあって、とにかく何でもいいいから一時的でも話題づくりというのは仕方ないだろう。
 よくないのは山本太郎の支持者たちの一部である。立憲民主党の支持者から経済政策を批判されたなら、あくまで経済政策で反論すべきであるのに、枝野代表を経済政策とは関係がないところで腐している。

 そして共産党に対しては、ブームを起こせないのは山本太郎より劣っているからだという本末転倒の誹謗をしている。そもそもブームなんてものは一時的であるし、山本太郎がマスコミ受けを狙っているのは新興だから仕方ないことなのに。
 しかも、呆れたことに、山本太郎が話題づくりばかりであることを指摘されると、同じことを共産党もすればいいのにしないのが悪いとか阿呆なことを言い出す。

 これは山本太郎がやむを得ずやっていることの弊害で、とにかく話題づくりでブームにしようとしたから劣悪な支持者も釣れてしまったということだ。だから山本太郎が悪いのではなく、その手段をとることで評判を落としてしまうこともあるという山本太郎にとってのリスクである。
 このリスクになっている阿呆な支持者であることを自らSNSで表明している阿呆な人たちがいるので、よく観察してみるといい。見識あるかのようでいて実はダメな人が発見できて有益である。




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by ruhiginoue | 2019-07-04 05:40 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 「自民党政権の悪政は野党がだらしないせいだ」
 と言う人たちがいるけれど、実際にそう言える事情が昔はあった。
 その原因は旧社会党である。社会党は労働組合の支援を受けているおかげで最大野党だったが、労組に依存しきって他から支持を集める努力をせず、そのうえ労組の支援を当たり前だと思って、支援してくれている労働者のために頑張ろうとしなかったのだ。

 この問題は時々マスコミでも取り上げられていて、特に今は亡き大橋巨泉などテレビで盛んに訴えていた。
 「ぼくが若い頃は自民党を批判して社会党を支持することは若者にとってトレンドだったからカッコ良かった。それが今では若い人から社会党は見向きされない。社会党を支持しているなんてカッコ良くないどころか恥ずかしくなってしまった」
 そのうえで、そうなってしまったのは労組依存だと指摘し、裏付ける資料を色々と提示していた。

 また、プロ野球に喩えられてもいた。
 これは野球ファンの大橋巨泉だけでなく色々な人たちが言っていた。

 まず自民党と読売ジャイアンツは同じで、勝つためには卑怯なことでも平気でやり、それでも人気が落ちないのは、そもそもその人気とは勝ち馬に乗ろうという習性の人たちによって支えられているからだ。

 これに対し社会党は阪神タイガースと同じで、巨人対阪神の試合を「伝統の一戦」というように、かつて阪神は巨人に次ぐ人気チームだったが、すっかり弱くなってしまい、この原因は不甲斐ない試合をして負けても甲子園球場はいつも超満員だからで、この大勢の阪神ファンを運ぶことで親会社の阪神電鉄も大儲けしているため、いくら負けてばかりでも平気でいるのだ。

 だから、また阪神タイガースに強くなって欲しければ阪神ファンが態度を改めて、不甲斐ない試合で負けたら次の試合は応援をボイコットするしかないと言われていた。
 なのに熱狂的なファンが多くて、同じように応援してしまう。

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 ところが社会党を支援している労働組合はもっと悪くて、頑張らない議員でも組織的に支援することで当選させてしまい、党の評価が低下し、少しずつだが確実に議員が減っていくという状態が長く続いて遂には最盛期に比して国会の議席がほぼ半減してしまった。
 これに怒った労働者が、よく、組合費の無駄だとか共産党を応援したほうがいいとか言いだし、すると労働組合から激しく弾圧されていた。

 これは悪意かというとそうではなく、阪神タイガースも社会党も、またそれを応援している人たちも、真面目ではあった。しかし漫然としていて、その自覚がほとんど無かったのだ。
 だから覇気の乏しい最大野党は「だらしない」と言うことだったのだ。

 これと今は情勢がまったく異なるのだから「野党がだらしない」は通用しない。それぞれが考えをもって応援すればいいだけのことだ。
 そうしないで野党のせいにしているのは、自分がだらしないだけである。

 



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by ruhiginoue | 2019-06-28 05:41 | 政治 | Trackback | Comments(21)

命の母Aと舛添要一

 先日、大型店の薬売り場で「命の母A」という薬が置いてあるのを見かけた。
 それで思い出し、インターネットで評判を検索してみた。効いたという人と、そうでない人といて、同じ薬でも何種類かあるらしく、それによって違うという声もあった。

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 なんで、こんなことを調べたのか。これは婦人科の薬である。
 これを思い出したのは自分の母親が若いころ飲んでいたからだった。そして、あまり効いてなかったようだ。飲んでも無駄だったと言っていた記憶もある。
 そして後に、親しくしていた女性が飲んでいるのも見て、その人が自分の母親と同じで、やはり効いてなかったようだ。
 だから、思い出して調べてみたのだった。

 この薬が合っていなかっただけかもしれないし、薬の効果が無いほど重症だったのかもしれない。とにかく、体調が悪くて苛立っているという程度では済まないので、小さいころから母親には苦しめられてきたし、同じ薬を飲んでいる女性もそうだった。
 
 かつて舛添要一が、女性は政治に向いていないと主張してばかりいるので、彼は差別主義者だと非難されていた。
 そのあとは、あまり女性を貶めることはしなくなったが、これは考えが変わったというより、政治家になっので八方美人せざるを得なかったのだろう。
 とにかく性的な問題とこじつけてばかりいるから、舛添要一は政治学者ではなく性事学者だと皮肉られたものだった。

 しかし、どうも変なのは、舛添要一が「女性は月に一度、精神に異常を来す」という意味のことを、もっと差別的な汚い言葉で言っていたことだ。
 そんな言葉づかいをしてまで露骨な嫌悪感を表明して、なんの意味があるのだろうか。もともと自然なことなのだから、健康なら問題はない。実際、精神に異常を来すというほどの状態になる女性は、うちの母親のような稀な場合だ。

 また、薬が効かないなど重篤な症状の女性であれば、政治に関与させては危険だと考えることはできても、こんなことをわざわざ言う意味はないはずだ。政治を志向するのは一部の人でしかないのだから。
 それなのに、これを殊更に舛添要一が言っていたのは何故か。実は一般論ではなかったのではないか。女性特有の体調不良かつ政治を志すという極々希少な人が、彼の身近にいたから、それを言っていたのではないか。
 



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by ruhiginoue | 2019-06-18 05:26 | 政治 | Trackback | Comments(2)