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by ruhiginoue

カテゴリ:政治( 694 )

 追悼 渡瀬恒彦
 兄への出演依頼を石原プロがテレビの刑事ドラマと掛け持ちに難色を示したため弟が演じることになった『皇帝のいない八月』で、渡瀬恒彦は、やくざ役と違い狂信者だが信念ある役と入れ込み熱演した。
 このため、時の荒船官房長官が観て「こんなヤバい自衛官がいるものか」と怒ったが、今では「道義」云々する者が防衛相など自民党に目立ち、しかも幹部自衛官が野党議員へ暴言...


 もちろん自衛官も含めて、公務員でも国民の一人として意見を持つのは自由であるし、それを表明することも、節度をもってのことなら許される。
 だが、小西洋之議員に対してその男は自分が自衛官であると名乗ったうえで、小西氏個人に対してではなく議員活動に対して反感を露わにしたのだから、公務員の政治的中立を破っており違法行為である。
 また、意見を述べたのではなく執拗に罵倒しており、警察が出るほどだったのだから、これだけでも脅迫に該当する。しかも、職務から武器を持つ特権を持ち、その集団を指揮する立場でもあることを相手に示したうえでの行為である。当人は刑事告発のうえ懲戒免職で、上司も更迭など処分を受けるべき深刻な事案である。
 このことは、すでに数々の指摘がされいる。
 
 ところが、元自衛隊医官が、Twitterで実名を出して、罵倒して何が悪いのかとしたうえ「ましてあの小西ですが」と述べた。この人はもともと非常識なツイートをし続けていた人だが、しかし、これは特にひどい。
 だから、軍事に強い関心をもってツイートしている人が驚いて指摘していた。どんな思想を持とうと自由でも、銃を持った多数の者を指揮する立場の幹部自衛官が、政治家を非国民よばわりして罵ることは絶対に許されないのに、そんなことも自衛隊は幹部に対して教育していないのかと暗澹たる気持ちだ、と。

 ところが、その元防衛医官は、その時に銃を持っていなかったのだから、危ない人と決めつけてはいけないと反論した。医師が人命について不謹慎な発言をして問題になることがあるけれど、言った時にメスや注射器を持っていなかったと言えば済むだろうか。危ない医師だと誰もが思うはずだ。
 この人は防衛医官だったと言うから、防衛医大の卒業生ということで、それも色々だということは、よく解っている。このことは拙書『防衛医大の場合は』でも述べた。

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 このような認識と言動の自衛官がいるのは、なぜだろうか。
 もともと小西議員は、東京大学を卒業して官僚になった人である。公務員の仕事を熟知しているから、暴言を浴びせられたことで自分のことより公務員の中立性を問題にしている。それに、そもそも自衛隊について同議員がよく問題にしていたのは、政府の政策が無茶苦茶だからだ。これにより生命を危険にさらされる自衛隊員がいて、その家族が悲しむことになってはいけないと心配し、政策を変えろと主張し続けてた。
 なのに、自衛隊にかかわる政策を批判したというだけで、その中身を知らずに、罵倒した自衛官がいて、それを何が悪いのか、しかも小西だからと言う元防衛医官がいたのだ。

 これについて、自衛隊の教育がなってないとか、バカで不真面目な自衛官がいるとか、そう言って驚き呆れ怒る人たちがいる。それもあるかもしれないが、もう一つ指摘しておきたい。

 その小西議員も問題にしている自衛隊の海外派遣で、隊員たちにPTSD傾向があり自殺者もいることで、メンタルケアの重要性が専門医たちに指摘されている。防衛省が実施しているアンケートにより、海外や国内災害に派遣された隊員のうち、PTSD傾向にある隊員は毎年1千人以上で推移していることが明らかになっている。
 これについて、自衛官と家族のメンタルケアが重要であると自衛隊でも認識されているが、防衛省の対応だけでは不十分であるとして立ち上がる専門医たちがいる。

 かつて、戦場神経症の対応を防衛医大が、と言われていたが、どうなっていたのか。実効性のあることは、ほとんどしなかったのだろう。あのサリン事件の時も、ご相談くださいと呼び掛けていたけどポーズだけと卒業生の医師が明言したほどだったから。
 では、なんで自衛隊は隊員のケアをちゃんとしないのか。そう言ったところで、防衛大でも防衛医大でも、下っ端の隊員は消耗品という認識である。なんだかんだ言っても、結局は自衛隊の内部にだって格差はあるから、ということに尽きる。
 だから、政策が自衛官と家族に苦悩と悲痛を与えると批判しているのに、それを敵視する、単純バカないし出世亡者で政権に媚びる立場の自衛官がいるのだ。「俺様は勝ち組だ」と言いたいのだ。





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by ruhiginoue | 2018-04-20 06:40 | 政治 | Trackback | Comments(1)
 新潟県知知事の米山隆一氏が、数年前から出会い系サイトで知り合った大学生などの女性と援助交際していたことについて、その女性から聞きつけた週刊誌の取材で事実を認め、記事になる前に記者会見を開いたうえで辞職する決断をしたということで、話題になっている。
 これについて断片的にTwitterで述べていたが、それでは細切れで解りにくすぎるので、ここでまとめてみる。
 
 高畑勲監督の追悼で放送された『火垂るの墓』の原作者・野坂昭如の、その前の代表作は『プレイボーイ入門』である。その後、野坂昭如は、あの宇野総理大臣が週刊誌に暴露された援助交際を引き合いに出して、援交相手にバラされる人は、慣れていない者が中年以降に経済的余裕ができたからとニワカにはじめるから失敗するのだ、と指摘し「僕に相談すれば教えてあげたのに」と、生前よく言ってた。
 それなら米山隆一新潟知事も、野坂昭如が生きていたら相談したほうがよかったかもしれない。ただ、それで的確な助言が得られた保証はないが。

 そこで米山隆一氏は、援交相手は金だけが目当てだと解ったので会わなくなり、その後は紹介された他の女性と交際したが別れてしまい、だから独身のままだと言う。
 そして米山氏は、満たされなかったとか、金を渡したのは歓心を買い好きになって欲しかったとか、政治家になったのだからよせばいいのに、知事になって凄いと女性に言われて嬉しかったとか、言っている。これらは、たぶん本当だろう。年配の男が女子大生を相手に普通は有り得なそうだが、しかし彼のように勉強ばかりしてた人ほど、その当時に欠落したことの埋め合わせを後からしたがるものだから。

 これが、野坂昭如よりもう少し年上の世代だと、青春時代が戦争中だったので、戦後この世代の人たちが「デートクラブ」だの「愛人バンク」だの当時の出会い系で売春の温床として摘発もされたところに入り、初恋の人に似ている若い女性を探して金で雇って代わりを演じてもらっていたものだ。
 
 そうした戦争がらみは悲しい話だが、その後は受験勉強ばかりの人が似たようになっていた。米山氏のように東大に現役で入り医師と弁護士の両方というのは超人だから出来たのではなく、他の人がしていることをしないで勉強してたからだ。時間の使い方だけではない。有名な医師ベンジャミン=スポック博士も指摘したが、受験勉強はボクシングと同じで禁欲しないとできない。だから、その中には合格後タガが外れしまう人が出て、医学部で集団強姦とか官僚がセクハラとかいうことになるのだろう。

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Twitterに使用している写真。

 しかし、既にみんな言っているように、週刊文春の不倫記事といえば前に小室哲哉氏のことがあった。これと同様に、米山新潟県知も、仕事と何が関係があるのか。しかも原発問題で当選して女性問題で辞任とは不可解である。米山隆一氏と小室哲哉氏では立場が違う。小室氏は才能が枯渇したと感じていたそうで実際にヒット曲がないから、週刊誌が不愉快でやめると言うのもけっこうであり、この時は文春の方が非難された。しかし知事はこれからもやることが山積しているし、歌より原発は深刻だから、やめたら知事のほうが非難される。

 ただ、米山隆一知事は、今でこそ原発再稼働に慎重な姿勢で共産党や自由党など野党から支持されて当選したが、以前は自民党から立候補したり維新から立候補したりで落選を繰り返していた。つまり政策や理念に一貫性がなかった。
 また、Twitterでリベラルな良識派の発言をしていたが、その前はネトウヨのような発言をしていたので、立場に合わせて変えたと指摘されている。この逆というかで迎合をしている政治家が元アナウンサーで自民党の丸川珠代議員である。どちらも東大に入る人だから、要領がいいのだろう。片山さつき議員もそうだと、別れた元夫の元都知事が言っていた。

 せっかく念願の政治家になれたのに辞職とは、たかが女のことで米山氏は無念ではないのかと言う声もあがっている。
 ただ、映画監督の「ゴジ」こと長谷川和彦氏が、こう言ってた。
 もともと母親が教師で勉強にうるさく、また監督になるため映画会社にエグゼクティブで入るには大学それもなるべく一流のところに入るべきだと映画関係者に言われたため、猛勉強したとのこと。
 そして東京大学に現役で入るが、「受験から解放されたと思ったら、その後もやれ公務員試験だ司法試験だと東大は試験が好きな奴ばかり」と。

 おそらく米山隆一氏も、医師に弁護士さらに政治家と、なって何がしたいかではなく、なれるまでの過程が楽しいということで意味があって、だから途中で辞めても惜しくないのだろう。



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by ruhiginoue | 2018-04-19 12:34 | 政治 | Trackback | Comments(2)
 4月14日の午後に国会議事堂前で、不正ばかりの安部内閣へ退陣を求める集会が開催された。音声を伴った動画は左側のツイッターにて。

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 地下鉄国会議事堂前駅出口付近では、チャンネル桜の水島社長が中心になって、安倍総理を支援する小規模の集会を行っていた。商売右翼放送の経営者が仕切っていて、ネタ作りのためのヤラセだと判る。
 それで掲げる日の丸は真新しく、一括購入のうえ動員した人たちに配布したようで、それも安物の中国製または台湾製らしいから可笑しい。

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 しかも人がまばらで、あまりにもショボい集会だと嘲笑というより心配されていた。水島社長も顔色が良くない。言葉にも元気が無かった。
 他にも日本会議の老人たちが、安倍総理を支援するビラを配っていた。


 そして国会議事堂前に来ると、開始時間前から大勢の参加者が詰めかけていた。

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 取材にはNHKも来ている。

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 海外メディアも取材に来ている。これは中国の新華社通信。

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 各野党から議員たちも参加しているが、興味深いのは共産党であった。
 まず委員長の志位さんがいる。

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小池さんもいる。

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 しかし、志位さん小池さんより人気があるのは吉良さんだった。来ると歓声が。
 
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 やってきた志位さん小池さんに共産党員らが拍手していたけど、続いて吉良よし子議員が現れたら、党員外からも歓声が上がった。スピーチはあいかわらず上手だが、居るだけで華のある雰囲気だった。
 この現実を共産党はもっと認識したほうがいいのではないか。
 

 これは医療班のみなさん。人混みで気分悪くなった人がいないかと見回り。実際にいたそうだ。
 この女医さんは、みんな知ってますよね。
 
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 この日は、米英仏がシリアを攻撃しはじめた。
 もしロシア軍とアメリカ軍が衝突したら、自衛隊が弾除けにされるかもしれないと危惧されていた。なぜなら早速、日本の総理は米大統領に媚びたからだ。シリアは疑惑でも許せないのだそうだ。なら自分は疑惑だらけなのに辞めないのはなんでか。



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by ruhiginoue | 2018-04-15 09:01 | 政治 | Trackback(1) | Comments(6)
 「反面教師」という言葉がある。これは悪い手本として教えることができるという意味であることは周知のとおりだが、もとは中国から輸入された言葉で、故事成語よりもっと新しい、毛沢東が演説の中で組織論を説いたことから来ている。
 これは、組織に害悪を与える構成員が、よほどひどくてやむを得ないという場合ではないなら、それを追放するよりも、重要な地位に就けずに閑職として、みんなが気を付けるべきだと思う見本に置いたほうが有益だという意味だ。

 この言葉を日本で実践している企業があるけれど、日本共産党も見習うべきであった。そういうことが現実にある。
 例えば、前に共産党所属の板橋区議会議員が同党の会派内で一部の不満から離脱し、勝手な活動を始めたため除籍処分となった件である。

 この松崎いたる議員は、同区の元職員(私人なので伏名)を口汚く罵り名誉毀損などで裁判に訴えられていた。この元職員はしばしば右翼的な発言をしたことがある。それで最初は同議員を擁護する共産党員たちがいた。
 しかし、もともと同議員は他にも問題になっていた。やはり乱暴な言動のためだ。そんな人が裁判に訴えられ、内容が個人的であるうえ言動も違法行為とされて仕方ないものだから、共産党として裁判を支援しないと決定したとのことだった。

 そんなに問題があるなら、党の公認で議員にしてしまったのだから「反面教師」にしておくべきだった。そのうえで、議員が裁判で敗訴したら、精査したところ不当判決というものでなかったという理由で除籍や除名の処分にしても遅くなかった。裁判が長引き途中で選挙になったら公認しない対応もできる。
 なのに裁判の判決が出る前に追放の形としてしまった。これにより同議員は、元職員から訴えられた共産党の乱暴な議員から、共産党内で意見が対立して追放された議員へと変わった。また、共産党区議団内で意見が対立したのは、元職員が区と揉めて辞職した問題と間接的だが関係している。

 しかも、もとは共産党の法務部門でさえ同議員は敗訴の見込みが濃厚だと言っていた訴訟だったが、しかし担当する裁判官はマスコミでも取り上げられたトンデモ判決連発で悪名高い男だった。少し長いが記事を引用する。


「アホ判決」91歳の認知症夫が電車にはねられ、85歳の妻に賠償命令実名と素顔を公開この裁判官はおかしい

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認知症患者Aさん(91歳・当時)がJR東海の線路に入り込み、快速列車にはねられて2万7000人の足に影響を与えた責任は、介護をしていた妻のB子さん(85歳・同)にある—。
4月24日、名古屋高裁が下した判決は、あまりに非情かつ非常識なものだった。
事故が起きたのは、'07年12月7日の夕方。愛知県大府市に住むAさんは'00年から認知症の症状が出始め、このころには要介護4と認定されるほど症状が進んでいた。自分の名前も年齢もわからず、自宅がどこなのかも認識できない。昼夜を問わず「生まれ育った場所に帰りたい」と家を出る。
それでも家族はAさんを必死に介護した。長男は月に数度、週末を利用して横浜から大府にやってきた。長男の嫁は単身、大府に転居。B子さんと一緒に介護にあたった。自宅周辺にはセンサーを設置して、Aさんが外出するとチャイムが鳴るようにした。
それでも悲劇は起こった。
夕刻、長男の嫁が簡易トイレを片付けているほんの一瞬、B子さんがウトウトした隙にAさんは家を出てしまったのである。チャイムの音が大きくてAさんが怯えるため、センサーのスイッチは切られていた—。
交通機関はこうした場合、機械的に遺族に損害賠償請求をするが、「株主の手前、形式的に請求はしますが、本気で損害金を回収しようとは思っていないケースも多い」(JR東海関係者)。
(略)
上田哲裁判長は〈民間のホームヘルパーを依頼したりするなど(在宅介護をするうえで)支障がないような対策を具体的にとることも考えられた〉などとして、別居の長男にも720万円の賠償命令を下したのだ。老老介護状態だったB子さんにも容赦しない。
〈まどろんで(Aさんから)目を離していたのであるから、注意義務を怠った過失がある〉と、やはり720万円の支払いを命じている。
国民の多くが「そんなバカな」と仰天する判決を下す裁判官たち。彼らはいったいどのような人物なのか。
(略)
「東京地裁の判事時代には、業務上過失致死罪で、〝血友病の権威〟安部英医師が逮捕・起訴された薬害エイズ事件を担当。安部医師に無罪判決を下しています。その直後、出世コースである最高裁の調査官に栄転。千葉地・家裁判事などを経て、'12年から名古屋地裁の部総括判事に就任しました。幹部候補生であることは間違いない」(全国紙司法担当記者)
裁判官の世界ではエリートだが、常識はない。25年前から認知症患者のケアをしている精神科医の和田秀樹氏が憤る。
「地裁はAさんの4人の子供のうち、最も介護に腐心した長男の責任だけを認定しました。これでは、怖くて誰も親の面倒をみられなくなってしまう。正直者がバカを見ることになるからです。二審は妻の責任だけを認めましたが、老老介護の立場になったら、認知症になった連れ合いを捨てるか、心中してしまえと言わんばかり。家族の不安をひどく煽っています」 ー週刊現代2014年5月24日号より


 こんな裁判官である。認知症の夫に苦悩した85歳の妻や親族たちの無念は察して余りあるし、薬害エイズ事件の判決に川田龍平氏(現議員)が悔しそうに「納得できない」と何度も繰り返し言っていた様子をテレビで見た人も多いだろう。
 
 これだから、右翼的な区の職員が共産党の議員を訴えたなら、その訴えを認めたであろう。他の裁判官でも認めそうなほど、原告の弁護団は用意周到であったのだから。
 ところが、この件に関連して被告は共産党の内部対立により追放されてしまい、反共産党の勢力から神輿に乗せられ担がれるようになった。いずれ議員を辞めることになったら、あの筆坂元議員ら放逐された党員たちのように『そこまで言って委員会』や『月刊WILL』といった右派メディアに出るのではないかと言われた。
 
 そして原告は敗訴し、同議員は自分の言い分が認められたと大はしゃぎ。共産党に反感を抱いている右派と左派どちらも狂喜して便乗し、共産党攻撃をしている。
 この態度、右派は当然にしても、左派の一部の人たちとしては、出世亡者で権力に媚びトンデモ判決ばかりと悪評の裁判官が、この事件では公正な判決にする奇跡が起きたと言いたいようだ。

 しかし、この元職員は、関連する複数の訴訟で板橋区と勝訴的和解をしており、さらに業務で関与した委託業者による訴訟では一審の敗訴が控訴審で逆転勝訴という、まず役所は負けないはずの行政訴訟としては異例どころか画期的な結果である。
 こうなる背景がもともとあったから、共産党が松崎いたる議員による元職員への個人攻撃などを不適切であると判断したのも当たり前のことだろう。

 つまり負けたのはマスコミにも取りあげられたほどトンデモ判決で悪名高い裁判官によるものだけ。
 この事実を無視して「松崎いたる議員が正しかったことが証明された。共産党は反省せよ」といいかげんなことを言っている連中がいる。そこには安倍内閣に媚び売る人たちだけでなく反共産党の左翼もいる。まったく、なりふりかまわぬ反共攻撃である。

 この結果は簡単に予想できたことだ。現に自分でも、前に原告と仕事で関わっている人に対して指摘していた。これと同じことを、常に権力にすりよる裁判官が考えないわけがない。
 そして、これはこのブログを前から読んでいる人なら憶えているとおり、同議員の問題は内容的に個人的だと共産党は考えたらしいが、しかし同議員は共産党の議員としての活動の一環であると公言しているのだから、同議員だけでなく日本共産党も被告にして「共同不法行為」であると訴え、共産党が悪いと騒ぐべきだと提案していた。これはあくまで戦術である。
 しかし、この原告は、そのようなことを考えない人だったようだ。また、弁護団も、トンデモ判事が来たので一審を諦め二審を前提に準備していたらしい。

 こうなることを共産党は予想できなかったのだろうか。同党としては同議員が敗訴しそうだとみて、その前に厄介払いのつもりだったのかもしれない。同議員を知る共産党員たちに言わせると、我が儘が通らないと感情的になるなどしていたし、威圧的な態度により区民から党区議団に苦情が寄せられ、なにかと困っていたらしいから。
 そうだったとしても、放逐して裏目に出ることは解るはずだ。原告としてはさぞ迷惑だっただろうし、それが悪宣伝のネタにされ共産党にとっても大損であるのだが。
 どうも共産党は読みが浅すぎるのではないか。


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by ruhiginoue | 2018-04-12 12:09 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 「NHKから国民を守る党」の立花孝志議員が安倍支持に回ったことで「反安倍」共闘の右翼も激怒したが、さらに菅野完氏からは差別言動を指弾され、これが騒がれている。同党の他の候補者たちも非常識な言動をしているからだ。

 もともと同党のようなワンイシュー選挙をしていると、その他の政策がトンデモであっても気がつかないまま議席獲得となることがあり、その危険性が指摘されている。このところNHKの横暴が怒りを買っているが、それで反NHKの運動が支持されるだけならともかく、政党として選挙に候補者を立てたなら他の政策も問題や争点としなければならないはずだが、これが隠れてしまうというわけだ。

 では、この「党」の他の政策とは何かというと、最初に公式サイトに掲載された唯一のものが、生活保護受給者は専用の施設を作って入れて能力に応じ働かせるというもの。
 ようするに憲法の生存権など全否定して強制収容所で強制労働という片山さつきもビックリのもの。これでは「トンデモ」と言っても全然失礼ではない。

 また、代表者の立花孝志議員は、伊藤詩織のしたことは山口敬之に対するリンチだとか不起訴は当然とか言ったうえ、自分だって酔いつぶれているのを介抱しながらセックスした女性が二人いるなどと、非常識な発言を連発していたのだ。
 だから、今さら落ち目の安倍内閣を支持するなんて奇行も驚くには当たらない。

 このようなトンデモの人たちは、反NHK運動だけ応援して深入りはせずに、選挙で投票はしないことだ。

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by ruhiginoue | 2018-04-10 10:21 | 政治 | Trackback | Comments(2)
 見当たらないと言っていたイラク自衛隊日報が、後から発見された。今日の新聞各紙で一面に大きな扱いである。
 これにより、稲田防衛相(当時)の国会答弁は虚偽であったことが明らかとなった。このため稲田もと防衛相も、欺かれて知らずに答弁するはめになったとして怒っているそうだ。

 しかし、そもそもなぜ隠蔽されたかというと、自衛隊が人道支援のため派遣されたけれど、現地で二桁回数におよぶ攻撃にさらされて非常に危険な目に遭ったとか、自衛隊が米兵や兵器の輸送を担当させられて戦闘に関与したとか、こうした大義名分とはかけ離れた実態があって、これらを隠すためとしか考えられず、そうであれば先ず政府側の意思があって、これに沿って不正を行ったことになり、すると稲田も共謀共同正犯の疑いがある。
 
 ところで、防衛省では電子データ上で不開示部分を枠で囲ってから印刷し、上司に決裁を仰ぐ手続きを取って別文書として保存する規則だが、これを誤って原本を上書き保存するなどの不手際があったとしたら、よく調べたら共産党が指摘した通り同じ題で内容が異なる文書が二つ有ってしまう。
 こうなると、財務省と同じ不正が続けて防衛省でも、ということで大問題である。そこで、改竄よりは後から出てきたと言って明かしたほうがまだマシと判断したのではないかと穿った見方もされている。

 その点で自分の経験だと、防衛医大の医療裁判で、手術同意書と診療録の記載が食い違っていた、ということがあって、これではいつも御上に甘い裁判所も違法性を認めざるを得なかった、ということだったから、これもやっぱりそうだろうなと思う。
 これについて、昨年のことだが、自衛隊に二十数年勤務して内部文書を担当したことがあるという人が言っていた。インターネットで興味を持ち色々と言ってきたのだが、こういう問題は個人が責任逃れでやるものだそうだ。自分が担当者として責任取らされて給料とか昇進とかに響いたりしてはたまらないから、とりあえず隠しておくと、後で問題になっても批判されるのは組織だし、記者会見して質問浴びせられるのは大臣とか長官だから自分は大丈夫という論理らしい。
 なるほどね、と思った。

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こんなこともあった。


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by ruhiginoue | 2018-04-05 09:15 | 政治 | Trackback | Comments(3)
 かつて一緒にバイトしていた韓国人の留学生が、スポーツが得意だったため兵役を異例の3年も務めさせられてしまい、機動隊までやらされ、全羅南道にも行かされ、光州事件の記念日はまるで内戦だったそうで、それに比べたら日本はまだ甘いよ、と言っていたのを思い出した。
 この留学生から金敏基のことを教えられて、歌の録音をもらったのだが、もとの話題は音楽であった。日本の作曲家には、師事したのが清瀬保二、伊福部昭、池内友次郎、三善晃、らの他に外国でヒンデミットとか尹伊桑とかに師事したと言う人がいて、尹伊桑の『光州よ永遠なれ』とか凄い情念...と言ったら韓国の留学生が大喜びで音楽ではなく政治の話を始めたから、ああこれが日本と違うなと痛感した。

 ところで先月30日の「プレミアムフライデー」というべきか「決戦の金曜日」というべきかの官邸前大集合で、日本の「甘い」デモがあり、それでも警察は厳重に警備していた。「安全柵」を警官が言っているのを小耳にはさんで、何のための、誰のための「安全」かと思ってしまった。

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 これについて、安倍晋三の信者または工作員がネット上で「選挙で政権に就いた内閣をデモで批判するのは民主主義の否定」と屁理屈を唱えているが、選挙されてない安倍昭恵なんて人が総理の威光を笠に着て国へ勝手な口出して国有財産が泥棒され、その隠蔽に公文書改竄されて役人に自殺者まで出たから抗議してるのだ。
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 この、国民の代表である政府に服従せず抗議デモなどすることは非民主というのは「人民の敵」と同じ理屈だから、右翼が左翼の真似しているようなものだ。
 ただ、「人民の敵」とは左翼運動に宗教の異端査問を取り込んだスターリン主義なので、宗教が背景の「日本会議」影響下にある自民党には、共通点がある。
 しかし、そもそも関与していたら辞めると明言しているのに辞めないから辞めろといわれているだけのことだ。

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 とにかく、凄い人だかりと熱気であった。
 あと、なにより金曜日の国会前と官邸前は、昔のデモや集会に比べて楽しい雰囲気である。だから終わりに皆口々に「また来るよ」と言いあっていた。


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by ruhiginoue | 2018-04-04 09:00 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 丸川珠代と渡辺美樹の両名は、もともと自民党員および支持者たちから疑問が出ていたが、そして今では国会質問がひどいと相次いで非難を浴びている。

 よく憶えているが、丸川珠代が立候補した時、自民党の支持者たちは冗談だろうと言っており、どうせ話題作りのためで当選は無いだろうと言われていたのに当選してしまって、しかし何かの間違いで偶発的だろうから一期で終わるだろうと言われていたのに、そうではなかった。
 だから、ついに自民党はヤキが回ったと支持者たちがよく言ってたものだ。

 その丸川珠代議員の証人喚問がひんしゅくを買った。これについてあるテレビ番組で司会役の俳優・坂上忍が「丸川さんも面白いこといってましたねえ。『ありませんでしたね?』って、ああいう聞き方するっていうのも、結構な根性してますね」とあきれ顔で言ったそうだが、もしかしたら東大に女子根性ゼミでもあるんじゃないだろうか。丸川珠代、片山さつき、山野志桜里、豊田真由子、三浦瑠麗、などなど、みんな結構なド根性だから。

 丸川「佐川氏や財務省理財局に対し、安倍首相からの指示はありませんでしたね。首相夫人からの指示もありませんね」
 佐川「ございませんでした」

 これはひどいと言われているが、よくこういう言い方をする女性がいて、嫌な思い出がある。まず自分の母親がそうだった。無理難題でも理不尽でも独り善がりでも我が儘でも強引に「ね」「ねっ」「ねー」「ねーっ」「ね!!!」であった。
 あと小学生の担任の女性教諭が悪質で、気に入らない児童に文句を言って否定されると証人がいると言って気が弱い児童に同意を求め「見たでしょう」とか言って「ね」と怒気を含めて強調し、怖くてうつむいているだけなのに頷いたことにする。この人は教師でこれだから警察官か検察官になったら冤罪を大量生産するだろうと思った。

 これを丸川珠代も普通にやったということだろう。

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by ruhiginoue | 2018-04-03 12:58 | 政治 | Trackback | Comments(4)
 アメリカ合州国では、乱射事件にも関わらず銃規制を阻止しようとする業界や圧力団体の働きかけに懐柔される議員らが多いので、これに対抗するため大規模な集会が開催されたが、ここにポールマッカートニーが現れて、自分の親友が凶弾に倒れたから参加したのだと述べたことが大きく報道された。

 これと同じころ、谷村新司が自民党大会に出演して唄った。総理夫妻の不祥事で窮地の与党を応援に来て、安倍総理と笑顔で握手していた。こんな時に谷村新司はなんのつもりだと批判する人もいるが、彼はもともと右翼であり、それを歌詞と曲に反映させていたし、反骨の右翼ではなく権力志向であったから、むしろ当然の行為だ。あれが彼の信念なのだ。
 この他にも武田鉄矢など権勢に媚びる歌手がいるけど、これは外国でも同じことだ。

 ところで、国会前に抗議に向かっても、人が多いし警察は妨害するしで、知りあいと会うことは困難だ。しかし、そのほうが気楽ではある。
 このさい国会前で唄われるのは「ウィーシャルオーバーカム」など外国製である。ジョンレノンの歌も聴こえる。外国製の歌であること自体はなにも問題ではない。「インターナショナル」その他、もともと世界各地で唄われている歌がいろいろある。
 ただ、これが韓国だと金敏基の「朝露」など国産の歌が民主化運動を力づけた。この差は歌だけのことか文化全体の問題なのか。とにかく、韓国では大統領の不正が大規模な集会とデモによって追及されていて、欧米のマスコミも、日本は韓国より遅れていると報じていた。

 しかも、かつては集会で金敏基の歌を唄っても知る人ぞ知るだったが、今では意味も知らずに韓国語というだけで差別意識で非難する連中のネタに利用されるようになってしまったから、その点を配慮しないといけなくなってしまった。日本はひどい状態である。

 この「朝露」は、かつて一緒にバイトしていた韓国人留学生に教わった。その後、こんな本も見つけた。
 金敏基 金昌男編『キム・ミンギ 韓国民衆歌謡の「希望」と「壁」』新幹社  対訳付きで中は歌詞と対訳とコード付き楽譜である。
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by ruhiginoue | 2018-04-02 12:40 | 政治 | Trackback | Comments(2)
 弁護士などから違法違憲の指摘が出ている東京都迷惑防止条例は乱用することがありうると小池都知事は記者会見で明言しており、もともと警察からの強い要望だったため、本当の目的は「デモ封じ」であるという批判が散見される。
 だが、それよりも職質と公妨や別件逮捕をしやすくする為ではないかと見る人もいる。「デモ封じ」のような大仰で目立つことをしなくても、その条例があることで市民生活を細部にわたり監視と制約することができるであろうから、このほうが警察の狙いに近いとジャーナリストらも指摘している。

 それ以上に恐ろしいのは、指摘されるような監視や委縮効果だけでなく、個人を密かに迫害したうえ虐殺でさえ可能ということだ。条例を使ってデモや集会の弾圧をするとしたら、対象となる人の数が多く相手の結束もあるから何かと目立ち困難であるが、個人の迫害は簡単なうえ密かにやることが簡単である。

 例えば、このところずっと大学病院はクレーマー対策と称して警察OBを雇い、明らかなクレーマーだけでなく医療被害を訴える患者や家族または遺族まで恫喝している実態があり、これをもっとやりやすくするためストーカーを恋愛感情やファンによる付きまといだけでなく悪意によるものに拡大して欲しいと警察は渇望していた。
 こうすれば、脅迫や嫌がらせより幅広く曖昧に違法行為だと決めつけて堂々と民事介入ができる。SNSで被害を訴えたり、裁判の傍聴を呼び掛けただけで犯罪として逮捕できるからぜひにとハッキリ言っていた警察官もいた。
 そのため、この条例ができたら、あの予防接種の被害を訴える人たちなども目を付けられるだろう。

 これまでも、医療被害の訴えを「患者の狂言だ」と非難する医師および雇われた弁護士たちが、その陰では「業務妨害で刑事告訴してやる。どうせ不起訴か無罪にはなるだろうが、その前に、お前の身体は弱っているから逮捕や留置場に耐えられまい」と脅した例があり、この矛盾した言動から明らかに、被害を認識しながら虐めているのである。
 そのうえ、医療被害の訴えに対して「気のせい」「狂言」と罵る医師らの意を受けた警察は、クレーマーあるいはストーカーまがいと決めつけて被害者を迫害してきたのが現実である。それを後押しする条例が使われたら、どうなるか。

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 まさか、こんな悲惨な被害者の布団を剥がしたり車椅子から突飛ばしたりはしないだろうと思ったら甘い。お医者様やお役人様に悪意で難癖つけるため芝居する犯罪者だと警察は決めつけている。双方の言い分を比較して判断などせず、いつも権力や権威や金がある者の一方的な言い分をうのみにしているし、OBを雇っているということは天下り先でありエコヒイキする。
 あの松本サリン事件で犯人扱いされた被害者は、サリンに毒されグッタリしていると警官に「おい、姿勢を正せ」と怒鳴られたが、このように前例が既にあるのだ。他にも、留置施設で持病の薬を取り上げられて死んだ人など、過去の実例はいくらでも挙げられる。

 そして、警察は隠蔽し、裁判所も認めないから、すべては闇に葬られる。デモなんて自分はしないから無関係だと思っていたら大間違いである。まるで政治的でない一般人が監視や圧迫を受けたり突然の逮捕や拘禁をされる。健康で屈強な者や極道者でも非常に辛く苦しいと体験者は一様に言うが、これを身体が衰弱している者がされて、その衰弱は芝居だと決めつけられたら拷問も同然だし、あの籠池夫妻のように裁判を受けてもいないのに口封じで長期にわたり冷暖房も無い狭い場所に閉じ込められたら、病人や障害者なら死に至ることもある。
 こうして悪徳な医師や病院は、天下りを受け入れるなどの報酬により公的に合法的にテロを行使し訴訟リスクを回避できて万々歳である。

 このような形で恐怖と殺戮が密行するのだ。これから何人が委縮と泣き寝入りをし、何人が抹殺されるだろうか。しかし表に出ないので判らないだろう。
 そして、何も起きなかったから反対した人たちは間違っていたとか「オオカミ少年」だとか言われて、また迫害されるのである。過去には常にそうだったように。



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by ruhiginoue | 2018-03-30 07:05 | 政治 | Trackback | Comments(3)