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by ruhiginoue

カテゴリ:芸能( 215 )

 もともと漫才コンビは、同じような音便の芸名を並べるものだったが、次第に名前とは別のコンビ名をつけるのが定着した。
 それで「ウーマンラッシュアワー」なんていう漫才コンビも登場したわけだ。

 ところで、そのウーマンラッシュアワーが時事ネタを用いたことで変な騒ぎになっている。当人も「それがツマラナイと批判されるならともかく、時事ネタだから批判されるなんて変だ」という趣旨の発言をしていた。

 もともと、お笑い芸人が時事ネタを用いるなんて当たり前のことだったし、そこから政治家になった芸人が何人もいる。
 例えば、東京都知事になった青島幸男は放送作家だがコメディアンもやっていたし、大阪府知事になった横山ノック、その相棒だった上岡龍太郎は父親が「人権派弁護士」だった影響で政治的な発言を繰り返していた。
 また、漫才の横山やすしは落選したが選挙に立候補したことがあり、その相方の西川きよしは当選して参議院議員を務めた。元祖的なのはコロンビアトップで、政治ネタを売りにしていたので、そこから議員にもなった。

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 ところが、漫談の牧伸二は、二千年を過ぎたあたりから、ちょっと政治に触れただけで特に批判的というほどではないのにNHKから止められるようになったと言っていた。この原因は当時の小泉内閣なのか、それともNHKなのか。
 そのずっと前から兆候はあったが。

 あの、ウーマンラッシュアワーの漫才で、ボケがツッコミを無視して早口でまくしたてたあげく「これなら一人で漫才できる」と言って相方をコケにするけれど、これは、かつてビートたけしがやったことであった。また、「漫才だから笑いで落としたけど、本当は笑って済むと思ったり笑って誤魔化したりしてはダメな話なんだ」と客席に向かって言うことで笑う観客を皮肉るというのは、たけし弟子そのまんま東がやったこと。
 だけど、この師弟はあくまで時事ネタからは逃げていた。

 ただ、お笑いと時事ネタについて、初期のたけしは「国会で総理大臣が官僚の作文を棒読みとか現実の政治が滑稽すぎて、お笑い芸人の出る幕がない」と辛らつなことを言っていた。
 なのに売れてきたら「日本は良い国だから政治を風刺する必要がない」と言い出した。この現実は、そうなる(させる)構造があるからだろう。
 そのため、ウーマンラッシュアワーも、この先はどうなるかと言われるのだ。





by ruhiginoue | 2019-01-23 17:37 | 芸能 | Trackback | Comments(2)
 カジノにハマったあげく関連企業から借りた106億円を溶かして有罪判決を受ける以前は、過去に年間100億円近い広告宣伝費を使っていたという大王製紙の井川意高前会長が、こんなデタラメ発言をして話題になった。

 「ローラさんの場合はCMを13社抱えている。本来であれば全部(契約を)切ってから言わないといけないこと」
 「日本の大企業はいろいろな人に商品を買ってもらいたい。だからCMをしている。ローラさんを起用して1カ月CMをしたら莫大なお金がかかる。センシティブな問題を契約している芸能人が話してしまったら、その芸能人の意見に賛同しない人たちは買わなくなる」

 まず、前にもここで述べたが、ローラさんと契約している各企業は、何も問題が無いと表明している。なのに、よそ様のことに無関係の人が口出すのは不謹慎かつ非常識である。
 また、このローラさんを誹謗する発言に怒って、逆にというか大王製紙の商品を不買すると言う人たちがいる。
 「もうエリエール買わない。みんな買うな」と。

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 この一方、その井川と言う人は、あくまで「前会長」であり、博打と背任で逮捕されて牢屋にぶち込まれてしまい、職を退いて同社の株を全部売却して関係がなくなっているという指摘もある。
 ということは、そんなしょうもない奴の生意気な発言を取り上げるメディアが悪いということになる。
 これは、ローラさんの発言で政府が困ったけれど、しかし出演CMの企業は問題ないというので、大不祥事を起こした大王製紙の前会長が政府に媚びてローラさんを批判したのだろうとも伺える。実際に、犯罪やらかした後で権力に媚びる人は他にもいる。あの堀江とか。

 また、不祥事で大損害のうえ、それにより社外者となった人から、今の時期にそんな発言をされた大王製紙としては非常に迷惑なはずだが、それを重々承知のうえで大王製紙の前会長は、自分の不祥事を反省せず、逆恨みし、追われた古巣に嫌がらせするため、わざと炎上発言して不買運動をけしかけているのではないか、という憶測が既に出ている。

 それはともかく、企業と宣伝について誤った認識が流布されてはいけないので、ここで指摘しておこう。

 そもそも、いろいろな人からまんべんなく商品を買って欲しかったら、芸能人を起用して宣伝することはしない。芸能人を起用するとインパクトが強いので宣伝効果がある一方、その芸能人に対する好き嫌いがあるものだ。ローラさんが発言しようとしまいと、ローラさんのルックスやキャラクターに好感を持つか否かは人によりいろいろ。この影響によって商品を購入したりしなかったりする。
 それが元々であるうえ、しかも芸能人だって生きた人間である以上は私生活で何か問題が発生することがありうるから、それにより宣伝している商品や企業のイメージに悪影響を及ぼすことも心配だ。

 そのように、メリットとデメリットとリスクがあるため、よく銀行ではアニメやイラストなどをイメキャラに使用する。金融機関は、その業務の内容から信用や印象を重んじるので、派手な宣伝効果より醜聞の回避を優先させるのだ。
 すると、生身の人間である芸能人のようなインパクトは無く、無機的ではあるが、しかしミッキーマウスやミッフィーちゃんなら、麻薬に手を出したりしないし、不倫も離婚もないし、借金など経済的な事情で騒がれたりもせず、交通事故を起こしもしないので、スキャンダルとは無縁である。また「政治的発言」もしない。

 これを前提として、芸能人とは契約のさい交渉のうえ合意する。そこで、契約中は同業他社の競合する商品の宣伝はしないなど、真に大事なことが条件になり、それ以外のことまで縛られるものではないのだ。
 そして、社会に対して意見を表明したとしても、きちんと発言できるしっかりした人という好印象を持つ人もいれば、そうでない人や、逆の人もいる、というだけのことだ。なんと言っても生身の人間なのだから。
 だからこそ、芸能人を起用する効果もある。そうでなければアニメやイラストだ。

 ということであり、宣伝について誤った認識を持ってはいけない。



by ruhiginoue | 2019-01-04 00:33 | 芸能 | Trackback | Comments(1)
 ファッションモデルでテレビタレントのローラさんが署名運動に賛同して呼びかけたことに、出演するCMのスポンサーはどこも問題ないと言っているし、そういうことが企業として気になるなら、その都度タレントと話し合い契約すればいいだけのこと。
 なのに、関係してもいない者がよそ様にとやかく言うべきでない。

 これについて色々な人が様々な意見を述べる記事をウエッブサイト上で読んだが、そこで古谷経衡氏らも指摘していた。契約のさいに何か合意があって、それに違反したなら契約違反になるけれど、そういうことが無ければ何も問題はないはずだ。その通りで、まったく正しい。
 ただ、ここで古谷氏は間違ったことも述べていた。芸能人の政治的発言について、アメリカでは歌手が選挙で特定の候補者や具体的な政党の支持を表明するということを具体例にしてしまっているのだ。
 これは、あくまで選挙の支持を表明するだけで、戦争反対などは言えないのだ。特に歌手は、テレビやラジオから干されることを恐れる。

 かつて俳優のティム=ロビンスが言っていたけれど、ブッシュ大統領を批判して戦争に反対したら「陰ながら応援しているので非公然ならできるだけの支援をするので頑張ってくれ」と歌手からエールを送られ、そのさい「君は俳優だから何とか声をあげられるが、私は歌手なのでラジオから干されたら死活問題なんだ」と。
 つまり同じ芸能人としてひとくくりにはできず、なぜなら活躍するメディアの違いがあるからだ

 あと、アメリカの芸能人は俳優・歌手などとCMタレントは分離している。直接的に商品や企業の宣伝をするCMタレントは芸能人として格が低く、スターやセレブになったらCMに出るとしても企業や商品とは距離をおくから、スポンサーとの間で問題にならない。

 例えばマイケル=ジャクソンはペプシの宣伝をしていたが、これはマイケル=ジャクソンにとってペプシはコンサートのスポンサーだからで、ペプシとしては宣伝のためマイケル=ジャクソンを利用しているだけだった。
 だからマイケル=ジャクソンは宣伝に出てはいても商品を手にするなどはしなかった。

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 また、これは拙書『朝日新聞の逆襲』で述べたとおり、作曲家のジェリー=ゴールドスミスが『ロサンゼルスタイムズ』のCMに出ていたけれど、これは彼がロサンゼルス出身のうえハリウッドで活動しているためビバリーヒルズに住んで居る、という縁があってのこと。同紙の報道や論調に共感しているということではない。CMで彼は新聞を手にして読んでいたりではなく、ピアノに向かっていたり楽譜を書いていたりで、ここで彼が持論を述べているのはあくまで映画音楽についてのことだ。
 そして、この提供はロサンゼルスタイムズであると締めくくる。互いに距離を置いたCMである。



 というわけで、アメリカの芸能やマスメディアは、政治的自由について日本と違い立派だという幻想をもってはいけないし、しかし日本よりは洗練されたことをやっている、ということだ。



by ruhiginoue | 2019-01-03 00:11 | 芸能 | Trackback | Comments(8)

ローラとベネトン

 またローラのインスタがテレビで話題となり、とくに番組内での西川史子の「もっとちゃんと勉強して発言するべきですよ」には非難轟々である。

 それを言うなら、誰よりも安倍晋三に言うべきだろう。よく漢字を読み間違えるし、自分を「立法府の長」と繰り返したり。総理大臣をほっといて芸能人にケチつけるのでは優先順位の間違いすぎである。
 また、西川史子は自分で辺野古に行けばいい。そうすれば認識が変わるはずだ。大嫌いだと言っていた安倍昭恵に会ったら途端に好感というのだから、この人は間接と直接とで大違いということのはずだ。安倍昭恵に脅迫されたとか買収されたとかだった場合は別だが。

 だいたい、インスタだけではローラの考えが解らないと西川は言ったのだから、解らないで止めておくべきだった。これがブログなどで持論を述べたものが杜撰だったというならともかく、不明だから勉強してないと決めつけるのは不穏当である。

 いつも日和見主義者のテリー伊藤が、この西川の発言には怒ってしまい「失礼」だと批判していた。
 そして爆笑問題の太田というコメディアンが真面目な調子で、お笑い芸人だって時事ネタを扱うし、ローラはファッションモデルなのだから服の素材について環境問題が絡んだりと、その業界ではいつも政治が当たり前のように語られているじゃないかと指摘した。

 このとき、自分も連想したが、テリー伊藤も「ベネトンだって」と言っていた。一瞬の短い言葉だったから聞き逃した人も多かったようだが。
 その「社会派広告」は、真面目なメッセージなのか、ただの話題作りかと、物議を醸しだしていた。だからデビッド=ボウイも「♪ベネトンの広告によって真実を知らされた」と歌っていたものだ。

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 しかし、こうしたベネトンの広告も知らない人も日本には多いようだ。デビッド=ボウイの歌詞の意味が解らなかったと言う人も少なくなかった。だから、いまさら「芸能人の政治的発言」とマスメディアが情けない騒ぎ方をしているのだろう。






by ruhiginoue | 2018-12-25 16:37 | 芸能 | Trackback | Comments(2)
 モデルのローラさんが自身のインスタで、辺野古埋め立てに抗議する米大統領への署名に賛同するよう呼びかけたところ、日本のタレントとして二位のフォロワー数であるため影響があり、その時の署名は米大統領が考慮する義務が生じる10万筆までもう少しと迫っていたけど、その数をたちどころに超え、大きな話題となった。
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 これについて、テレビのワイドショーが取り上げたのはいいが、芸能人の政治的発言の是非という取り上げ方だったので、これはよろしくないと週刊誌が指摘する記事を載せた。芸能記事が多い女性向けの『女性自身』であった。
 これは何人かの識者の談話をいくつか掲載したうえで「テレビが沖縄の基地問題をまともに取り上げないから、ローラさんが自ら署名を呼びかけた側面もあるわけです。むしろ、ローラさんを揶揄するような取り上げ方をした『モーニングショー』のようなマスコミの姿勢こそ、問い直されるべきではないでしょうか」と締めくくっていた。

  そのとおりである。すでに指摘されていたとおり、政権に媚びるマスコミは、ローラさんの想いまで悪用して「芸能人の政治的発言の是非」と問題をすり替え、辺野古の埋め立てを追及せず芸能報道でお茶濁ししていて、同時に基地問題から社会の関心を逸らしているだけだ。だから『モーニングショー』を『女性自身』は批判したのだ。

 そもそも芸能人の政治的発言について論じるなら、何故、これまで政権に媚びる芸人たちのことは放置しておいて、政権の意向に合わない発言の時だけ、発言の内容ではなく発言することの是非という形で騒ぎ立てるのか。
 もちろん、政権に媚びるのと違って政権の意向に合わないと圧力がかかる心配があるので、みんなで応援しましょうと言うなら話は別だが、そうではない。

 だいたい、政治的発言をすると人気や商売に影響を及ぼさないか、なんてこと当人はとっくに考えているはずで、そのうえで決意してのことだろう。なのにテレビがやってることは事実上、本人が考慮してないという決めつけを前提に、若いからとか芸人だからとか見下し、だから我々で代わりに議論してやろうという、実に失礼で傲慢で図々しいことだ。
 それでいて、基地問題それ自体は番組の議題とはしていない。最低の番組作りである。

 そんな番組の中で、女優の高木美保さんがローラさんの署名呼びかけを全面支持したとしても、そこで「政治的発言はタブーっていう発想を変えるべき」と言っているのでは、議論を本題から逸らすだけのことになる。政治的発言はタブーではない。政権に媚びる発言はやりたい放題だが、政権に不都合だと圧力が心配されている。そこを問題にしないといけないはずだ。
 なのに、その番組は政治的発言が是だと出演者がコメントしたからいいじゃないかと言う人はマヌケすぎである。

 とにかく、今回、女性週刊誌のほうがテレビのワイドショーよりは見識があったということだ。





by ruhiginoue | 2018-12-23 06:30 | 芸能 | Trackback | Comments(0)
 美容外科の充塡剤による豊胸で感染症や合併症が相次いでいる。感染症にかかって痛みを抱えたり、母乳から菌が検出され授乳を断念したり。これらの美容外科では、海外で製造したジェル状の充塡剤を勧めて安全であると説明していたそうだ。保険が適用されないため代金は約100万円で、ローン契約を結んだ。ところが…ということだ。
 この報道について、あの高須クリニックの院長が、今時そのような充填ジェルの使用は、美容外科の観点から非常識だと指摘してもいた。

 この美容の充填ジェル剤だが、これでデッド・オア・アライブのピート=バーンズは、顔が腫れさらに全身に害が及び、この治療をするため外国で手術し、長期にわたり仕事ができないうえ莫大な費用がかかり、このために豪邸もヒット曲の版権も手放し、ついには破産してしまったのだ。

 今年の一月、仕事がらみの新年会があって、二次会は終電が気になるという人達と一緒に早めに退席したけど、このときカラオケしていた人たちがいたので、ではこちらもとデッド・オア・アライブのBrand New Loverを歌ったという話を、過日ここで述べた。
 その時、よくディスコのマハラジャなどで流れていたから懐かしいと言う人がいて、また、店でお酌している若い女性から、そんなことがあったのかとびっくりしたように言われた、ということも述べた。

 もともとピート=バーンズは美男で評判だったけど自分では気に入らず、鼻を細くしたいとか唇をふっくらさせたいとか、もっと中性的になりたいと言って手術をしているうちに医者が失敗してしまった。
 これは、ピート=バーンズがバイセクシャルだったうえ、当時の英国では彼と人気双璧のカルチャークラブのボーイ=ジョージがいたり、二人とも歌をカヴァーしていた先輩のデビッド=ボウイがいたり、ということも影響して容姿にこだわっていたと言われている。

 今では、デビッド=ボウイもピート=バーンズも亡くなり、ボーイ=ジョージは英国のテレビで辛口コメンテーターとしても活躍しているそうだが、かつてカルチャークラブ来日コンサートが大盛況で、ボーイ=ジョージが日本語で「タノシンデ、クダサーイ」と客席に呼び掛けていたけれど、その時に前座として女装し歌ったのが今は亡き中川勝彦であった。
 この中川勝彦だけは、店の二十代の女性が、歌は知らないけど名前だけは知っていて「ああ、中川翔子のお父さんでしょう。でも女装して歌ってたなんて知らなかった」と言った。

 それはともかく、美容外科の被害に遭うと、医者はだいたい「患者が容姿を気にしすぎてハイリスクなことをやりたがったのだ」と責任転嫁するものだ。自分から熱心に薦めておいて、だ。


 カラオケでうまく歌えたけど、この独特な声質は真似できなかった。





by ruhiginoue | 2018-12-01 16:06 | 芸能 | Comments(0)
 ジャズピアニスト、作曲家、編曲家、指揮者、前田憲男さんが11月25日に病死したとの報道があった。
 彼が数年前に、歌手活動を再開した泰葉さんの伴奏をしているのを見た。彼女が離婚したことが背景にあり、取材に来た記者から、恋愛で次はどんな人が良いかと質問されると「前田さんのような人がいい」と答え、これに前田さんは「御免です」と冗談交じりの調子で言って、笑わせていた。

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 この時、泰葉さんは声がよく出ていて、また動画サイトで弾き語りしていると、相変わらず歌もピアノも上手なのでコメント欄には「もったいない」のコメントが目立った。
 もちろん彼女の奇行のためで、離婚してから精神を病んでいたと本人も言っていて、その原因は夫のDVとか、階段から突き落とされたとか、すごい話だった。





 あのネトウヨ商売している落語家の桂春蝶が、売れないころに金欠の生活をしていたけど大丈夫だったから、日本に貧困問題など存在しないなどと体制に媚びることをTwitterで発信して「炎上」し、これでテレビに出た時に俳優の坂上忍らから「芸人の下積みは貧困とは違う」「あんたは親の七光りの芸人だろう」などと指摘の十字砲火を浴び、ちゃんと反論できず涙目になったうえ、下積み時代の生活というのも嘘で、かなり贅沢な暮らしをしていたらしいことが、当時の自らの発言から窺われていた。

 そしたら、週刊誌によって、桂春蝶は不倫相手に壮絶な家庭内暴力をふるったうえ、人間性を疑われる異常に凶暴な言動をしていたことが報じられた。
 それは、彼のDVがエスカレートしていく中で身の危険を感じた女性が警察に行くと言ったところ、桂春蝶は「ヤクザに頼んでお前の子供の手足を切り落として、その動画を送りつけてやる」と脅迫したというもの。
 それでも女性は警察に被害届を出し、すると桂春蝶は警察沙汰になったことによって態度を急変させ、謝罪の文を書き示談交渉しようとするが、しばらくしたら再び暴力を振るったという。
 このことについて週刊誌が取材に行き、その女性の名前を出すと桂春蝶は「うわぁぁ」という反応をして固まってしまったそうだ。
 
 こうしてみると、桂春蝶という男は権勢に媚びて、弱者を見下し、女性には暴力をふるうが、相手が強く出てきたり、まずいことを持ち出したりすると、途端に困って泣きべそという情けない愚か者で卑怯者ということだ。

 しかし、こんな元々ダメ落語家なんて、どうでもいい。上手な落語家だと困る。ほんとうにあの「金髪の豚野郎」は、階段から突き落としたりしたのか。離婚に際して慰謝料を払ったそうだし、否定もしていないから、ほんとうだろう。
 そう思って、前に末広亭で噺は面白かったのに笑えなくってしまった。





by ruhiginoue | 2018-11-30 14:27 | 芸能 | Trackback | Comments(0)
 9月に発表された「美男美女が多いと思う都道府県ランキング」(gooランキング)で、1位・秋田県、2位・福岡県、3位・沖縄県ということになり、芸能界を見ると、秋田県出身には佐々木希、加藤夏希、生駒里奈らがいて、福岡県は橋本環奈、吉瀬美智子、黒木瞳らが、沖縄県は新垣結衣、仲間由紀恵、黒木メイサなど、その上位3県には出身の美女が目立つとし、(一方、ランキングワースト3は42位・茨城県、山梨県、長野県、岐阜県が同票、46位・香川県、47位・岡山県)これについて美容外科の高須克弥院長に意見を訊く記事があつた。

 これについて高須院長は、色が白い秋田とか、出身スターが多い福岡、エキゾチックな顔立ちの沖縄というイメージはあるが、しかし昔は移動せずに定住していたから地域に特性があっても、今は交通手段の発達でどこへでも簡単に行けて均一化が起きていると指摘し、人口の多少によって美人も芸能人も目立ち方が違ってくるし、都会は人口が多いうえ美容外科もあると我田引水のうえで、美人は東京が最も多いはずだと言うことだった。

 ここで高須院長も言及していたが、いくら混ざっても遺伝が個人に反映することによって表出することがあり、その点では、同院長は言及してなかったけれど、地理的条件がある。秋田は男鹿半島からコーカサス人が混ざったことが昔から言われてきたし、福岡は朝鮮半島に近く行き来が盛んで色白の博多人形はその影響だし、沖縄はもともと別の文化圏なうえ米軍基地の影響もある。

 また、同地は昔から芸能が盛んな土地柄でもあるのだ。この点知らない人がけっこういて、だからなのか高須院長も触れてなかった。
 まず沖縄は言うまでもなく、照屋林助や、その息子がやっているりんけんバンド、ネーネーズ、喜納昌吉、安室奈美恵、などなど、やはりラテン気質だからと当地の人たちは言う。
 また福岡は、松田聖子などが出ているけれど、もともと日本の音楽になかったものはよく朝鮮から来ている(日本人が苦手な三拍子など)と言われているが、昔から朝鮮半島は音楽が盛んであることは今でも南のK-POPや北のプロパガンダミュージックのド迫力に続いている。
 そして秋田といえば、俳優の柳葉敏郎が自分の出身地を秋田弁のイントネーションで「秋田県仙北郡」(この地名は黒澤明監督の『生き物の記録』に三船敏郎ふんする主人公の故郷として出てくるし、黒澤とは秋田県の姓である)と言っていたけれど、柳葉敏郎が歌ったり踊ったりして有名になる少し前に、当地では「また芸能活動を始めた人がいる」と話題になっていたことを、そこに住んで居る親戚から聞いた。そして「まあ、わらび座があったり、歌や演劇が盛んな土地柄だからね」と。

 このような文化的土壌によるものは、いくら交通手段の発達で人の行き来が激しくなっても、マスメディアやインターネットによる情報化があっても、そう簡単には変化しないものである。


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by ruhiginoue | 2018-11-25 06:35 | 芸能 | Trackback | Comments(2)
 タレントグループ「TOKIO」の元メンバー山口達也氏が酔っ払って未成年者の女の子に強制猥褻やセクハラなどにもなるであろう行為をした事件に関し、被害者に 「もう高校生だから」「部屋に行った落ち度がある」など責任を問う声が多く見られたが、本当にそう言えるだろうかという記事を読んで、そこに紹介されている事例から、職場で昔あったことを思い出した。

 この話とは、都内の20代会社員女性の体験である。高校生は思っているよりも子どもで、断ることを知らない子もいる。そして彼女もそうだったと語る。
 彼女は高校1年生だった16歳の時、初めてアルバイトした先で、先輩の20代男性ベテランアルバイトから、バイトの皆で遊ぼうと誘われ、当日待ち合わせ場所に行くと、その男性しかいなかったと言う。他の人は来れなくなっちゃったと言われ、二人きりになった。その日いきなり手を繋がれ、その後も断れずに遊びに行き、漫画喫茶の個室で体を触られるなどしたが、毅然として拒絶することができず、気が進まないのに付き合うようになり、性行為も受け入れてしまった。知識が無いわけではないのに、まだ意志をしっかり持てなかったと言う。

 この話みたいなことが、職場であった。バイトみんなのはずが他の人は来れなくなったからと、19歳の専門学校生の男と、15歳の女子高校生が二人きりになった。ただし、この男性は真面目で、本当に他の人たちは来れなくなってのことだったし、その時に外で一緒に食事しただけだった。
 だが、それでも、その女の子の母親が激怒して職場に電話かけてきて、たまたまその電話を取ってしまった不運から対応する羽目になった。責任ある役職の人ではなく、いわゆるぺーペーが対応しなければならないとは、しょうもない上司だし、もともと怒っている人をなだめるのが得意な方なので、上司よりはうまく対処したと思っている。


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 しかし、すごい剣幕でまくしたてるお母さんの声は、電話が終わってからもしばらく耳にキンキンと響いていて、とんだ災難である。だから後でその専門学校生に「お前のせいだ」と文句を言った。そいつは「いやー、わざと二人きりになったんじゃないっすよ」と笑いながら言いやがった。

 とにかく、みんなでということだったのに違うことがあるから、後からでは断りにくいので最初から乗らないことである。



by ruhiginoue | 2018-09-19 15:54 | 芸能 | Trackback | Comments(3)
 コンビニ店に行ったら、出入り口に安室奈美恵のポスターが貼ってあった。よく見たら、各地で行われたコンサートを収録したものの宣伝だった。


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 その安室奈美恵は沖縄の出身である。だから亡くなった沖縄県知事と面識があって、哀悼の意を表明していた。
 こんなこと当たり前なのに、同県知事が米軍基地問題で中央と対立したことだけを以って「安室奈美恵は反日」だとネトウヨが騒いだから、なんて非常識な連中がいるもんだと呆れられていた。

 それどころか森喜朗という政治家は、安室奈美恵が沖縄出身だから「君が代」で口パクしていると、偏見に基づいて非難していた。国歌の斉唱と独唱の違いを知らずに、拝聴していた人たちに向かって、なんでちゃんと歌わないんだとケチをつけ、世界に恥をさらしたくせに。
 こんな人が元総理大臣なのである。親の七光で議員になり、森内閣の支持率はヒトケタと、それはひどいものだったが、今でも偉そうに馬鹿なことばっかり言ってる。

 ところで、安室奈美恵は小学生の頃、芸能が盛んな沖縄で生まれ育ったため芸能に強く関心を持ち、地元の名門芸能学校に行きたいと思ったものの、母子家庭で生活がギリギリだったため学費が払えそうになく、それで学校の職員に、学校に入りたいけどもお金が払えないと言ったそうだ。
 すると芸能学校の方で、安室奈美恵が大変熱心な態度であったため、それならばお金を払わなくてもいいから通ってみなさいと言ってくれたそうだ。
 それで安室奈美恵は、学校は自宅からちょっと遠かったけれども、バス代を節約し、せっせと歩いて通学したそうだ。
 このように大変熱心で、また才能もあったから、彼女は早くから頭角を現し始めて、地元のテレビ局に出演するようになった。周辺の人からも、彼女は抜きんでていると認められていた。
 そして後に日本のトップスターとなったことは言うまでもない。

 そんな彼女は、芸能活動のため学校を欠席しがちになったら、欠席が多いと卒業できなくなるぞと担任の教師に脅かされていたらしい。しかし彼女は毅然として言ったそうだ。 
 「それなら、それでも構いません。卒業証書をもらっても、それでご飯が食べれるわけではありません。私は歌手になるつもりです。歌でお金を稼いで、苦労してるお母さんに楽をさせてあげたいんです」
 これは特殊な才能を持っている人だけ通用する言い分かもしれないが、しかし卒業証書でメシを食えるわけではないことは、誰にとっても同じである。
 もちろん、学歴があれば就職で役に立つから、みんな嫌でも学校に行ったり、進学するために塾行ったりするわけだけど、それで就職して良かったと言えるようになる保証は無い。

 また、昔と違って今じゃぁ、まさかと思うような大企業が潰れちゃったりする。これは一昔前から言われていたが、その時でさえ、今まさか東芝まで危ないなんてこと、想像できなかった。森喜朗みたいな人がでかい口をきいてるような日本に堕ちてしまったのだから、当たり前かもしれないが

 みんな才能があろうがなかろうが自分のやりたいことをやったほうがいい。






by ruhiginoue | 2018-08-20 06:14 | 芸能 | Trackback | Comments(6)