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井上靜のblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

カテゴリ:芸能( 229 )

 アメリカのレーガン大統領は元俳優で、ハリウッドスターになれなかった大根役者だったが、しゃべくりは上手かったので司会者そして政治家となった。
 もともと西部劇に出ていたけれど、ジョンフォード監督の名作などではなくショボい映画であった。大統領の前に州知事となっていた時に西部劇の大スターであったジョンウエインが死去すると「ああ、彼と共演したかったなあ」とボヤいていたそうだ。

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 俳優から州知事といえばアーノルドシュワルツェネッガーであるが、彼は成人後に帰化していてアメリカ生まれではないから属地主義のため大統領にはなれない。
 まあ活劇映画には「アイルビーバック」でもいいけれど、政治には「アスタラビスタベイビー」である。ろくな政治家ではないが、演説のさいのパフォーマンスは芸人らしく凝っていた。

 山本太郎だってシュワルツェネガーと同じ肉体派で演技は下手クソだったけど、俳優だっただけに辻説法してると説明はわかりやすく話し方が非常にうまい。

 中国では毛沢東の奥さんが夫の威光を利用して勝手なことをしまくり安倍昭恵どころじゃないぐらい中国人民は迷惑していたが、当時を知る中国人は江青女史について、後からたいへん問題にはなったけど、あの当時は大人気だったと言う。
 もともと江青は女優だったから、出で立ち振る舞いが颯爽としていて演説がとても上手かったそうだ。

 三原じゅん子も芸能人だったから、とにかく喋繰りだけは流石と言われる。
 前にも述べたが、最初は子役というよりアイドルという感じで学園ドラマに出たり歌手としてヒット曲があり紅白歌合戦にも出演したりだが、それが沈下してくるとテレビや舞台で演技派として活躍する。
 一方、女性としては芸能界一の怪力で、腕相撲大会で何度も優勝し、パパラッチに激怒してボコボコにしたため逮捕されるなど蛮行でも知られていた。

 とにかく、たとえ売れない俳優とか大根役者とかでさえも芸能人だった人は一様に喋くりは上手いので、心にもないことですら本気の名調子で説いて見せるから、そういう口八丁には安易に載せられないよう気をつけなければならない。



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by ruhiginoue | 2019-07-03 05:07 | 芸能 | Trackback | Comments(2)
 今では永田町センセイの三原じゅん子について先日の話題に補足する。
 もともと彼女は十代でテレビの学園ドラマに出演していて子役というよりアイドルだった。『3年B組金八先生』のツッパリ少女役で有名になると『ゴーゴーチアガール』では主演し、これで共演した『ケンちゃん』の名子役だった宮脇康之と親しげにしていたので噂となった。

 この噂について、宮脇は後にSMショーでギャグにされていた。パンツ一丁で縛られ「女王様」に三原じゅん子との噂について話せと迫られ「言えません、勘弁してください」と言っては鞭で叩かれて悲鳴をあげるから観客は爆笑する。
 これは出演料が良かったからだそうで、宮脇は後に「本当は嫌だったけれど、あの時どうしても事情から金が欲しかった」と言っていた。
 そういう芸能人はよくいるし、名誉欲だけでなく金のために政治家に転じる人もよくいる。

 さらに三原じゅん子は歌手としても活躍し、数は少ないがヒット曲もあり、一度だけだが紅白歌合戦に出場も果たす。同じ80年デビューの松田聖子・河合奈保子・岩崎良美に比べると大成したとまでは言えなかったが、本業だったテレビドラマでの熱演により、アイドルではなく演技派俳優として評価されるようになっていた。

 そのドラマで特筆すべき主演作が85年放送の『マリコ、その愛』(ワイド劇場用タイトル『死体持参花嫁事件』が放送時の題名)だった。

 三原じゅん子ふんするマリコは妊娠しても腹が目立たない体質だったので、病院に行かないままでいたら自宅で急に産気づいてしまい風呂場で出産する。破水して苦悶しながら産む真迫の演技は話題だった。
 しかし死産だった。残念だが、赤ん坊の父親である恋人とは事情あってその時は結婚できない状態だったから、諦めて次こそはと思う。
 ところが、また妊娠して今度こそ結婚しようと思っていた時、まだ妊娠を知らない彼氏の父親(ハナ肇)が、息子とマリコが本気で愛し合っていることとマリコの人柄とを知って結婚させようと考え、マリコの両親を訪ねるのだが、極端に堅物で独善的なマリコの父(神山繁)は無下に拒絶してしまい、もともと夫の言いなりだったマリコの母(馬渕晴子)は何も意見できなかった。
 丁寧に挨拶して二人の幸せを説いたのに無礼な対応をされてしまった彼氏の父親は激怒してしまい、マリコはいい人だが父親が話にならないので諦めろと息子に言う。
 そしてマリコは強引に縁談をもちかけられ結婚することになる。式が迫っている時また自宅で産気づいて独りで出産すると、今度は無事で産声があがる。マリコの顔に笑みがこぼれ幸せそうにするが、すぐに困惑した表情となり、こうするしかないと思い詰めた様子で赤ん坊の顔を押さえつけて窒息死させる。絶望とともに号泣するマリコ。
 当時まだ二十歳そこそこであった三原じゅん子の演技が圧巻で、見ている方も涙を禁じ得なかった。
 
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 また、舞台の『アルプスの少女』で、ハイジにツンケンした態度をとるロッテンマイエル(高畑勲・宮崎駿のアニメではロッテンマイヤーになっていたがフランクフルトだからロッテンマイエルが本当に近いはず)に三原じゅん子が扮していた。
 この女史、アニメでは最近訃報があった『サザエさん』の磯野フネ役と同じ声優がツンケンしたキャラを演じていたが、舞台では三原じゅん子がアニメよりおっかない雰囲気に演じていた。
 
 そして国会議員になった三原じゅん子は、演説すると内容はともかく喋繰りは実に上手だと評判だし、そして国会で「恥を知りなさい」とトンデモ演説をぶちかますが口調と表情はなんともドスがきいていた、ということである。
 まったく演技力が変な方向に行ってしまったわけである。





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by ruhiginoue | 2019-07-01 05:20 | 芸能 | Trackback | Comments(0)
 三原じゅん子には個人的な思い出がある。
 大昔、彼女とテレビドラマで共演したから近くでよく見ていた―と言ってもこちらは後ろ姿の「出演」であったが。

 彼女はもともと俳優として『金八先生』や『チアガール』などテレビの学園ドラマに出演していて、そのあと紅白に出場するなど歌手としても活躍したが、三年くらい後の歌は振るわなくなったという時期、彼女はテレビドラマに主演して熱演が高く評価された。

 これは85年の7月に放送され、収録は2月だったはずだ。横浜の関内にあるホテルの広間でのロケだった。当時はまだベイスターズではなく、このとき昼飯を食べたのが、横浜中華街で最初の食事だった。


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 娘の意思を認めず縁談を無理強いする堅物な父(神山繁、はまり役)、夫の言いなりの母(馬渕晴子、好演)、いい奴だけど少しだらしない彼氏。
 そして妊娠しても外見が目立たない体質で、独りで悩み追い詰められ産んだ赤ん坊を殺してしまう主人公、というシリアスな純愛物だった。

 その題名が、脚本と撮影の段階では主人公の名から『マリコ、その愛』だったのに、採用された放送枠がサスペンスをやっている「ワイド劇場」だったため『死体持参花嫁事件』というエグイ題にされてしまったから、脚本家が気の毒だった。しかも副題が「愛人の赤ちゃんを産んで、捨てて、新婚旅行!」 

 この冒頭の場面、その結婚式なのだが、隣の式場では別のカップルが挙式という描写で、そこに自分がいた。
 まったく日当は安かったが、当時は学費のため何でもやっていたのだった。他には刑事ドラマの小道具づくりで「前科者カード」の一人もやった。それでテレビに顔がハッキリ映って見た家族らに笑われた。

 その結婚式の撮影は、当時まだ十代だが身長はあったので、衣装を付けて後ろ姿で花婿の役をしたのだが、もともとそのつもりだから顔が映らなくても良いし、映らない方がむしろ良い。
 気の毒なのは花嫁役だった。彼女はモデルクラブから来て、衣装だけでなく念入りに化粧していたのに結局は後ろ姿になってしまった。

 このドラマの結末は、主人公は贖罪と彼との愛により立ち直り、また子供もでき、今度は結婚してちゃんと育てるハッピーエンドになる。ドラマは良かった。国会議員になり演技力を悪用しているのは良くないが。

 このテレビ製作会社のバイト自体は面白かったけど、たまに映ってしまっているのは「黒歴史」というやつである。
 これを知っている人がいるので、そこから変なことを言われることがある。例えば医療裁判の時に被告側の医師が抗弁に事欠いて、マイケルジャクソンやピートバーンズのように美容外科にこだわっていたから本人が無茶な手術を望んだという捏造話までされてしまったのだ。バイトは裏方であって芸能人がやることではなかったのに。

 『死体持参花嫁事件』は、ネットのデータベースにはあるが、ソフトは販売を確認できない。最初のシーンの最初のカットつまりド頭の絵が、それである。という、まったく個人的な思い出である。




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by ruhiginoue | 2019-06-29 04:48 | 芸能 | Trackback | Comments(0)
 よくTwitterで、芸能人のアカウントが政府を批判すると「商売に利用している」という「クソリプ」をネトウヨからされて「政府を批判しても得にならない」とか「リスクを覚悟で発言している」とか反論している。
 これは、マスメディアに寄稿したり、それを基に本を出版したり、などの商売をしている人が時々いるから、商売でやっていると難癖をつけられて、権力に盾突くのは危険性があるという常識で応じたのだろう。

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 しかし、政府を批判して商売になるなら結構なことだが、それならやりたがる人は大勢いるけれど、儲かるとは限らないし、よくぞ言ってくれたと喝采を浴びることもありうるうえ利益につながることも無いとまでは言えず、どちらにしてもリスクはあり、批判が成功して注目された場合の方が睨まれて危ないこともある。
 つまり、これは問題にしても、実はあまり意味がないことだ。

 むしろ、本当に政府を批判しているのか、発言の実質が問題になる。
 よく「勇気をもって」政府を批判している芸能人は、それなら政府を批判している野党の応援をしているのかというと、だいたいはしていない。共産党を応援したらマスコミに干されるだろうし、これは山本太郎を応援しても可能性があり、立憲民主党を支持してもまだありうるだろう。
 それに比べると小沢一郎をひいきするのなら安全だろう。自民党の平均より右だし、少数野党に転落しているから影響力は乏しい。そんな態度の芸能人が目立つ。

 しかし、これはかつてマエタケこと前田武彦が共産党の候補の当選にバンザイしたことでテレビから干されたことのようなのを気にしているのかというと、そんな水準ではないだろう。
 だいたい、自民党政権を批判している芸能人は、世代がそうだけれど、昔のテレビ番組『ニュースステーション』で司会の久米宏が一時的な受け狙いで放言していたレベルでしか政治を語れていない。
 だから、反自民党ではあるけど、その代わり第二自民党を応援して反共だから、大企業としては番組のスポンサーで居続けてくれ、イノセントな視聴者に喝采されながらテレビ局から大金を受け取るという久米宏流イカサマを、反権力でカッコイイと本気で思い込んでいるのだろう。

 そうした多くの芸能人は、元々しょせんその程度の頭の中身である。





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by ruhiginoue | 2019-06-25 05:16 | 芸能 | Trackback | Comments(2)
 タレントのラサール石井さんの結婚相手は、薬学部を卒業して薬剤師として働いていたところ、ついに念願の薬店を開業した、という芸能報道があった。
 このさい、ラサール石井さんがスポンサーだったのではないかという噂を、夫婦で否定していた。すべて本人が自身で開業まで漕ぎ着けということだ。

 よく「妾の店」と悪口を言われるものがあり、これは専ら飲食店であるから、薬屋はないだろうという人もいる。
 しかし、昔から町の小さな薬屋には「妾の店」と周囲で噂になっているものがたまにあったのだ。これが小学生の時に住んでいた近くにあって、いつも女性がすべて仕切っているのだが、あの人は「お妾さんだ」と周囲の大人たちが少し嫌らしい調子で言っていた。
 しかし、そんなこと子供は知ったことではなかった。その女性は愛想が良いし、買う時の相談も親切だったのだから。
 
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 それよりスポンサーの「旦那」のほうが評判悪かった。
 この人も薬剤師だが、隣の空き地で子供が野球をすれば球が飛んでくると文句を言い、花火をすれば煙が漂ってくると文句を言い、いちいち煩いうえに、自分が贔屓にしているマイナーな製薬会社の商品を押し付けるから嫌がられていた。決して「二番手三番手の業者だけど効能は同じで安い」ということではない。
 しかも、客が他の商品を指名すると「これはテレビで宣伝してるから欲しがるんだよなあ」と言って顔をしかめ、あるのに売ろうとしない。

 このあと、薬屋はフランチャイズチェーンとか、コンビニ店と提携あるいはスーパーが経営する総合店が幅を利かせるようになり、個人経営の店は減少するが、個人経営が専らだった時は、数多い中に時々「妾の店」があったのだ。

 ということで、直接は関係ないけどラサール石井さんのことで連想して思い出してしまった。 



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by ruhiginoue | 2019-06-07 04:49 | 芸能 | Trackback | Comments(0)

アニメと芸能と政治

 「安倍総理がアイドルなど芸能人を使って宣伝していることを奇妙であるかのように言う人たちがいるけど、そんな人たちは政治の本ばかり読まないで、ちっとはSFアニメも見るべきだ。」
 これをtweetしたら皮肉の解らない人がいたから困ったものだが、それはともかく『宇宙戦艦ヤマト』の石黒昇が原作で85年に大ヒットした『メガゾーン23』がお奨めである。

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 ここでは、80年代の日本を模したバーチャルの世界で戦争が勃発すると、新宿のスタジオアルタにある大画面テレビに日の丸が映り、続いて人気アイドル(実はCG)が登場して参戦を呼びかけ、これに乗せられたノンポリ・ミーハーの若者たちが続々と志願する。これを見て年配の人がバカな若造たちと呆れる。
 そして、あの当時この映画を喜んでいた多くの若者はあくまで「SFメカと美少女キャラ」に喜んでいた。だから「最近の若い者は」みたいなことを言っている人たちを見かけると、昔からじゃないかと言いたくなる。

 それに、よく政治家に利用されたりする芸能人が話題になるけど、これは元はと言えば芸能界の健全化のためだった。
 かつて芸能界は暴力団との癒着が当たり前だったけれど、これを健全化しようとしたために、暴力団と決別して、それで暴力を振るわれたり業務妨害されたりしないように、権力にすり寄ったという経緯がある。
 その辺から、選挙に芸能人が動員されるようにもなった。

 だから、一昔前は暴力団の組長が死ぬと葬儀に芸能界から沢山の花輪が寄せられ、そこにはアイドルも含めた芸能人の名が並んでいたけれど、これが変わって総理大臣と共演したり一緒に花見したりになったということだ。

 



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by ruhiginoue | 2019-05-27 05:42 | 芸能 | Trackback | Comments(2)
 タレントの磯野貴理子が、テレビで私生活について語ったところ、共演した女性タレントが涙ぐんでしまうなどしたため、大変な話題になった。
 これは彼女が離婚した事情についての話だった。24歳年下の男性と再婚して7年経過したところで夫から、子供ができなかったけれど欲しいという気持ちを離婚を前提に打ち明けられ、話し合って彼女も了承したということだった。

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 これに反応は様々で、同情が集まったり、同情を集める計算と推測されたり。
 またツイッターで、年配の女性のアカウントたちが「子供ができにくいことなんて最初から解っていたはず」と夫の方をなじったり「本当は他に好きな女性ができたのではないか」と疑いをかけているのを見かけた。
 ご年配の女性たちにしてみれば気になることだろうが、他人がとやかく言うことではない、

 なかでも特にひどいのが、18歳年下の夫から同じことを言われて離婚したと言う作詞家の女性である。
 この人は、かつて『新潮45』(これは、子供が出来ないことを「生産性が無い」と差別する発言を掲載したことがきっかけで、昨年休刊した月刊雑誌である)の誌上で、年下の夫のについてノロケていたはずだが、子供ができないので「三行半」だったようだ。
 そこで手前の夫だった男を疑うだけならいいが、だからよそ様についてもきっとそうだなどと公言するのは論外の行為である。これを受け売りする芸能記者が手抜き記事を書いて「持論」と紋切り型の紹介をしていたが、こんなのは持論ではなく勝手な決めつけによる中傷である。
 そんなことする女性なのだから、もしかすると、その女性の夫だった男の「子供ができないから」の方が実は彼女を傷つけないようにするための方便で、別れたい本当の理由はもっと嫌なこと許せないことがあった可能性だってある。

 それはともかく、対象は芸能人だから関心を引かれはするだろう。けれど、あくまで他人様の私生活だ。
 だから、磯野貴理子に同情するだけならいいけど、別れた夫に対して具体的な根拠もなく疑いをかけてはいけない。そもそも、夫婦で話し合い離婚を決めて残念だが納得したと言う話である。

 これについて、ある外国人は、こう言ったそうだ。
 「大人同士が話し合って決めたことに外野からとやかく言う意味はない。他人の家庭内の問題について、その詳細は一生、外部にはわからない。だから、あとはその女性がこれから幸せになれますようにと願うことしかできないし、願うべきでしょう」

 ところが、どうも日本人の中には、よそ様の私生活をネタにとやかく言うのが好きな人たちがいる。
 あと、嫌らしいのはテレビで夫を責める奴らである。ここで思い出してみるといい。貴乃花が離婚したことで妻が叩かれていたけれど、かつて貴花田だった当時、相撲界の事情で婚約解消したら、その相手の宮沢りえに対し「愛情が無くなりました」と暴言を吐いたことについて、テレビは批判せず「りえママ」を叩いていた。
 結局は、事実も真相も倫理も関係なく叩きやすい者を叩くだけ。それがテレビ。

 これはテレビに影響される人が多いのか、そういう人が多いことにテレビが合わせているのか。



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by ruhiginoue | 2019-05-22 06:00 | 芸能 | Trackback | Comments(1)
 前に安倍総理は『笑っていいとも』に出たが、今度は吉本新喜劇に出て話題になっていた。宣伝のためだろう。
 これについて「そもそも庶民が権力者を茶化して皮肉って笑うのが本来のお笑いだと思う」と批判的に、元通信社記者の青木理氏は言ってたけど、これは誤解だ。お笑いこそ、権力とか体制の側のものだ。どんなお笑いだって必ず保守性に根ざしたものである。

 この問題の原点は、安倍内閣が他の内閣に比べ強くマスコミへ圧力をかけていることだ。
 これに対しマスコミ全体が弱すぎるのだが、ここで記者なら権力を監視する使命があるから気骨が無いことは批判されるべきである。
 だけど、芸人にはその使命が無いし、特にお笑いとは元々が保守性に根ざしたものだから、お笑い芸人に気骨が無いと言って批判する意味は無い。

 なのに、なぜ誤解した発言をする人が目立つのか。
 これは、お笑い芸人に気骨が無いのは日本独特のことだと思っているからだろう。そして、この原因を日本の伝統芸能やテレビの体質に求める。実際に、日本の落語など伝統的なお笑い芸は保守的どころか封建的であるし、テレビで人気があるコメディアンたちも同様である。

 よく日本のテレビお笑い番組と比較されるのは英国の『モンティパイソン』である。
 このテレビお笑い番組は、昔から日本の番組から実によくパクられてきた。萩本欽一や志村けん等も、こんな露骨なパクリをして恥ずかしくないのかと不可解なほどである。
 しかし風刺という点は一切マネしない。『モンティパイソン』は政治ネタを取り上げたり時には王室をネタにする事まであるけど、そういうことは日本ではやらない。

 しかし、『モンティパイソン』だって、笑いの内容は明らかに保守性に根ざしたもの。
 だからBBCで放送できたのだ。BBCなんて似非報道の自由放送局だが、これに相応しい似非風刺である。表面的な見方しかしない人は別だが、普通は気づくだろう。

 これはわかりやすい例だが、他も本質は同じである。
 そもそも、笑いをとる芸とは他者を見下すものなのだから。
 
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by ruhiginoue | 2019-05-09 12:10 | 芸能 | Trackback | Comments(9)
 「あつし」という名の同級生がいて、彼の父さんは省略して「あつ」と呼んでいた。
 だからビートたけしが、彼の息子は「あつし」という名だと言い、略して「あつ」と彼が呼ぶのをテレビで聞いて、そう略して呼ぶのはよくあることなのかと思った。それで印象に残っている。
 なので、いまさらビートたけしの息子が「週刊誌で実名」と言っても、すでに知ってるし、知っている人は多いはずだ。
 また、芸能人ではないからマスコミに登場することはないが、名前と写真は公開されていた。顔が似ていると言われていた。


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 その週刊誌の記事とは、「38歳の息子が初めて語った父ビートたけし」という題だ。以下、その紹介から引用。

 発端となったのは2014年7月に「週刊文春」が報じた18歳年下で実業家のAさんとの不倫疑惑だった。
 「それまでたけしは家族と別居していても、週に一度は幹子さんと会ってお互いの近況を報告し合っていた。ところが4、5年前から奥さんとの会食をキャンセルするようになり、Aのマンションに入り浸るようになったのです。周囲に『カミさんと別れて一緒になる』と宣言するほど入れあげていました」(たけしの別の知人)
 昨年4月、たけしは、Aさんと立ち上げた「T.Nゴン」に移籍。しかし、その後も混乱は収まらず、Aさんは仕事やギャラにも逐一口を出すようになったという。
 長男は、次のように語った。
 「実はもう父とは2年近く連絡がとれない状態が続いています。昨年から様々なトラブルが報じられ、色んな話を耳にすることに、家族として、ちょっと格好悪いなっていうか、心配な気持ちがあります」
 4月25日(木)発売の「週刊文春」では長男が実名で、フライデー事件やバイク事故などを振り返りながら、初めて向き合ったという父・たけしに対する心配の思いを語っている。また、あわせて、たけしとAさんの現在の関係や離婚問題などについて4ページにわたり報じている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年5月2・9日号)

 この長男が産まれた当時、ビートたけしは漫才でネタにしていた。だから名前もテレビで口にしていた。
 これがひどい内容であった。
 「子供が産まれたと聞いて病院に行って、どれかと訊いたら、これだと言われて、保育器とかいうガラスの箱に入っていたけど、中を見たら汚ねえ不細工なガキ。えっ、これなの。汚ねえな、ちょっと棒で突っついてみようかと思った」
 これをその息子は知っているのだろうか。




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by ruhiginoue | 2019-04-27 09:00 | 芸能 | Trackback | Comments(1)
 加藤浩次というテレビタレントらしい人がいる。どこのだれか知らないが、よくテレビに出ているらしい。その出演のさい愚かな発言ばかりしていることも伝え聞いている。
 この人が、散髪代に悩む貧困家庭に「1000円で切れますよ」と発言して物議を醸したそうだ。

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 それで、この話題について調べてみたら、そもそもは、頻繁に散髪しないといけないように決めている学校が問題だった。
 さらに、少し伸びただけでもダメだとか、自分で切ったり家族に切ってもらったりしてもダメで店で切らないとダメとか、不可解な学校や地域もあるという話に及んでいた。
 こういうことがあると、それで儲けたい人が背後に確認されたりするものだ。業者が地元の議員だったり、業者と議員が友達や親戚だったり。それに合わせて校則にしろなどと学校に働きかけて、その圧力に教師が屈していたりするわけだ。
 かつて自分が通っていた学校でもあったが、服装や髪型で変な校則は、それによって儲けたい人がいるため。こういうことは特に田舎に多い。

 そのテレビ番組はあくまでも、裏のあくどい人たちのことではなく、必要なのか疑問なことのために各家庭が負担を強いられていることを問題としていた。そのうえで、散髪代も負担になる貧困家庭があるという問題だった。
 なのに加藤というタレントらしい人は「1000円」と言ったから、問題の趣旨が理解できていないとか、貧困の現実について無知とか、批判されたわけだ。
 ただし、彼は話を進展させるために話題をふったのかもしれない、という指摘もあった。

 そして、これを取り上げたサイトのコメント欄には「1000円なんて本当に安い」とか「散髪代が厳しいとかいってスマホなんかを持ってるんじゃないか」とか、問題の趣旨を理解できないうえ弱い者いじめするバカどもが湧いている。
 このバカどもが解ってないのは、散髪とか千円とかいうのとは無関係に、理不尽とか納得できないとかの支出は、どんなに安くても問題だということだ。

 しかし、それ以前の問題がある。
 だいたい、お金のことで「安いからいいだろう」は失礼だ。
 これは自分で思うならいいが、他人に対して言うことではない。安く済ませるにはどうしたらいいかという話題の時に、これなら(こうしたら)いいんじゃないか、ということならともかく。
 そうでなければ、何が幾らであっても、その人にとっては安くないなら、逆にその人にとっては本当に安いとしても、そんなこと言われたら嬉しいはずがない。これでは事実上、見下されているのだから。

 まったく、マナー知らずの育ちの悪い人が多くて困ったものだ。




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by ruhiginoue | 2019-04-14 10:47 | 芸能 | Trackback | Comments(0)