井上靜の気楽ゆえ率直な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも同様にe-mail:ruhig@outlook.jpまで


by ruhiginoue

カテゴリ:社会( 1061 )

 児童虐待の問題で、警察も児童相談所も、その対応は甘かったりぞんざいだったりする。この原因は悪意や怠慢より予算がないことが大きい。
 これは昔から指摘されてはいるけれど、利権があれば族議員が現れて予算獲得に尽力してくれるが、そうではないから、環境破壊の予算はあっても環境保護の予算がないのと同じことになる。
 ここまでは、誰だってよく言う。
 
 しかし、かつて大学で教育学を習っていた教授(のちに名誉教授)は、この問題について授業中に話しているとき、「予算が無いと言うけれど、『即位の礼』に幾ら使いましたか」と言った。
 この時は平成に入ってまだ記憶が新しい時だった。莫大な費用は話題になっていた。

 ただ、大学には右翼の教授も学生もいる。よく発言できたものだと思ったし、あんな発言はけしからんと言う学生もいた。
 しかし、その先生が着任した当時は学生運動が盛んだったりで、暴力沙汰もしょっちゅうだった。歯に衣着せぬ発言のため「一人一殺」と言ってる学生に絡まれたこともあるそうだ。
 これに慣れてしまったから、昭和に比べたら平成なんてヌルイと言っていた。

 それ以上に、子供のための予算が無い問題を語っていて自己保身を気にしているようでは教育学者失格だと言っていた。

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 ところで、平成も終わるときに、幾ら使うのだろうか。ただ、東京オリンピックの凄まじい予算超過の問題があって、そちらにみんなの意識が向いているようだ。無理もない。オリンピックひどすぎ。




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by ruhiginoue | 2018-06-25 12:40 | 社会 | Trackback | Comments(0)
 自民党の穴見陽一衆院議員は、衆院厚生労働委員会で参考人のがん患者に向かってヤジを飛ばして問題になり、大分がん研究振興財団の理事を辞任した。その届け出が同議員からあり、理事長が届け出を受理したと、同財団は明らかにした。

 この議員は、自分が経営(二代目)している飲食チェーン店の禁煙や分煙について面倒だったから野次ったのではないかと指摘されている。そうだとしたら公私混同だし、そもそも参考人として国会に来てもらった人を野次るとは不適切な行為である。しかも、がん患者が病気について話していることに対してやらかすとは、その神経を疑われて当然だろう。
 こんな人が議員をしていられる社会の構造にも問題がある。

 それに、飲食店でも禁煙が増えているうえ、そうでなくても喫煙室を設置していたりの配慮をしている。ヘヴィースモーカの人だって言う。公共性のある場所では中座して一服すればいいのだから、他の人が飲食しているところで妨げになる臭いをまき散らすなど迷惑行為は言語道断だ、と。

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 それなのに、傍若無人に喫煙できないと自分が被害者になると言う人がいる。この奇妙な発想は、煙草を吸わない人からすると、ただの我儘だと思いがちである。しかし煙草をよく吸うけどマナーには気を付けていると言う人から見ると、精神を病んでいるように思えるそうだ。
 まず、普通に煙草が好きでよく吸う人としては、あくまで煙草を吸えればいいのであって、また、そのさい迷惑をかけないようにするなんて当たり前のことだとわかっている。
 ところが、煙草を吸ううえで意味がない我儘をして迷惑をかける人がいる。そんなことしたら加害者のはずだが、咎められたことで自分は逆に被害者だと信じ込む。
 これは精神を病んでいる以外にありえないし、実際そんな人を観察すると、だいたい他のことでもなにかと奇行があるもの、ということだ。
 
 これは当たっていると思われる指摘だから、煙草者でマナーが悪く被害妄想の人がいたら、よく観察してみたらいい。
 


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by ruhiginoue | 2018-06-23 12:57 | 社会 | Trackback | Comments(3)

「あっ地震だ」

 いつのことだったか、どこかの飲食店で注文してから待っているとき、置いてあった週刊少年ジャンプを読んでいて、つい笑ってしまったことがある。

 それは長期連載された人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』であった。主人公の両さんこと両津勘吉巡査が将棋のゲームソフトを作り、これを上司の部長がやってみる。
 この部長は将棋が趣味の一つだからけっこう自信があり、また、どうせ両津のプログラムだから大したことないと思っていた。

 そして実際に部長は楽勝だと感じていたが、王手をかけようとしたら突然画面に「あっ地震だ」という文字が出て画面が揺れ始めて、将棋の駒が滅茶苦茶になる。やはり両津のやることだと部長は呆れる。


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 これを久しぶりに思い出したのは、群馬に続いて大阪で地震があったことによってだ。
 ただし、地震があっただけなら思い出しはしなかった。東日本大震災など他にも地震は起きているけれど、両さんプログラム将棋ソフトは連想しなかった。しかしこのたび連想したのは、地震があって大変なことになり、そちらに皆の目が向いたところで急に記者会見をすると言い出した加計学園の当局である。

 よくまあ、こんな見え見えのことができるものだと巷で呆れられているけれど、かえって顰蹙を買うだけではないだろうか。国会も「あっ地震だ」と同じことをしている。
 こちらは笑っているわけにはいかないが。



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by ruhiginoue | 2018-06-21 17:37 | 社会 | Trackback | Comments(1)
 道徳を教科にして点数を付けるようになり、こんなことをするのではもはや道徳ではないのだが、もともとこれは偏った価値観を公教育で強制しようとする陰謀ということだろう。
 これについては、既に多くの指摘がされているから、これにからんで、ここは一つ別の問題を取り上げる。
 
 先日テレビで紹介された小学校の道徳の授業で「僕に命をくれたご先祖さま、ありがとう」と児童全員に言わせて、これに教師が満足そうにしていたという。
 こんなのはもちろん道徳ではないし、公教育で行ってはならないことだ。普遍的な価値観でもないことを強制していて、内容が一部の宗教の特徴であるから、思想信条や信教の自由への侵害であり憲法違反である。

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 これはアメリカでも問題になった。公立学校で生徒児童に「アメリカ人であることを幸せに思い、アメリカ国に忠誠を」という宣誓させているが、このさい「神に誓う」と締めくくられているので、思想信条と信教の自由を侵害していると批判が起きた。
 これに対しての反論とは、神とは特定の教会のことではないというものだった。しかし、神を崇める宗教でも「神に誓う」と言う宗教と、そうは言わない宗教があり、また神ではなく仏を信じる宗教もあり、また無宗教や無神論の人もいる。

 このようなことがあるとおり、具体的に特定の宗教ではないから良いと勘違いしている人が、どこにでもいるのだ。
 これは小学校のころの担任教師が、そうだった。給食の「合掌」の掛け声に続いて手を合わせ「いただきます」と言えと強制していた。これも具体的な宗教団体ではないが一部の宗教の特徴であり、クリスチャンなど食事前の祈りの仕方が違う。なのに、もたもたしていたり反抗したりするとビンタで、大柄な男性(当時27歳)が、年齢一桁の児童を転倒するほどの力を込めて殴る。
 それでいて、この教師は社会科の授業などで、ちょっとしたきっかけですぐに「自衛隊は憲法違反」と必ず言う。自分のやっていることは憲法違反だと思ってない。これが、自衛隊を合憲にするため改憲すべきということなら右翼なので解りやすいが、自衛隊を否定して言っているのだから奇妙である。平和主義者だが宗教に凝り固まって狂信的なのに自覚が無い人もいるから、それだったのかもしれない。

 どうであれ、宗教だけど習慣だというのは、クリスマスのように、誕生日でないのに誕生日ということにして忘年会するというような、もともと楽しんでやることだけにすべきだ。



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by ruhiginoue | 2018-06-19 17:44 | 社会 | Trackback | Comments(5)
 第21回総合写真展の受賞作品の一つに、湖面から鳥の群れが一斉に飛び立つ様子を撮影したものがあったが、実は音と光で刺激し飛び立たせたものだったという、やらせより悪質な行為で撮影しており非難を浴びた。
 このところ、鳥の生態を知らない愛好家や、自分の撮影のことしか考えない愛好家が、傍若無人なふるまいをして問題になっていて、中には、営巣中の鳥を撮影したあと他の人に同じ写真を撮影させまいと巣を枝ごと撤去してしまう事件まであった。

 その、鳥を驚かせて撮影した人は、そんなことをしたと悪びれもせず、逆にそうやって上手く撮ったと自慢し、それで問題になっていたが、風貌から年配というより高齢というべきだった。こうした高齢の「カメラ小僧」が少し前から問題になっていた。
 この「カメラ小僧」とはアイドルやレースクイーンなどをカメラ持って追いかけている人のことだが、この行動をする人が、自然を撮影するのが流行る中にまで現れたから困ったことになる。

 かつて、自然保護に携わる若い人の活躍と苦悩をテレビが取り上げていた。生態系を守るためには靴底に付着した異物に要注意という場所に、観光客のために遊歩道を作り、ここから絶対に降りないようにと注意していても、これを無視する人が時々いるのだ。
 その様子をテレビが望遠で撮っていたが、カメラを持った爺さんが婆さんらを撮ってやると言って、場所を確保しようと立ち入り禁止の場所に入ってしまう。その時の爺さんの悦に入った表情ときたら実にスケベったらしかった。

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 あの、群馬県で85歳の爺さんが起こした事故も、そうだった。老人福祉センターに集う高齢者たちの中に80歳の女性がいて、この人を帰りに自分の車に乗せて送って行きカッコつけていたから、どうしても自分で運転したかったらしい。最近あちこちぶつけてばかりだからと心配する家族の送迎を頑として拒み、家を抜け出したのに気づいた家族が駐車場まで追いかけたが、ふりきるように発車してしまい、それで他の自動車にぶつけて壊し、続けて塀にもぶつけ、登校途中の女子高校生16歳と18歳の二人をはねて意識不明の重体にし(のちに16歳のほうは死亡)、さらに信号待ちで停まっていた自動車にぶつかって運転手を負傷させ、やっと止まって、これで警察に逮捕されると爺さんは「わからない」とか「気が付いたら事故になっていた」などと繰り返して言っているという、唖然茫然の事態であった。

 このうち、運転が下手になったのは寄る年波だからだが、マナーや女性に対する態度の問題は、今の老人の世代は若いころからのことであった。まさに石原慎太郎の世代で、障子紙を破れなくなったけどスケベは相変わらずで、だからクルマやカメラを凶器にしているのだ。



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by ruhiginoue | 2018-06-18 17:55 | 社会 | Trackback | Comments(3)
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 高台から見下ろす大浦湾。米軍基地建設の埋め立てでフェンスが広範囲に設置されているのが見渡せる。



 陸は鉄柵と鉄条網によって隔離されている。ここにも「警告」の看板が掲げられている。

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 その一方で、柵には訪れた人たちによる抗議の横断幕が貼られている。

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 抗議船に乗り組むためライフジャケットを身に着ける。

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 海上に出るとフェンスの浮きに「米国海兵隊施設・区域」と記載されていて、近寄るなと警告している。
 そして、カヌーで海上抗議行動をする人たちを、海上保安庁が追い散らす。
 まさに植民地と傀儡の関係である。


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 その背後では、大型トラックとクレーンにより、埋め立ての砕石が大きな音をたてて海に落とされている。大きなビルの建設現場など騒音は普通のことだが、このように自然の中で轟く音はとても異様だ。

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 海保が接近して来た。日本全国から抗議が来るだけでなく、欧米の反戦運動や環境保護の団体さらにアメリカの退役軍人たちまでが抗議にやってくるようになったので、最初のころのように海保が暴力的な対応をすることは、やりにくいようである。
 そして強風により海が時化てきたので、海保は拡声器で、自分たちも引き上げるからみんな引き上げましょうと言い出した。そうなので、海上から退去することになった。



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by ruhiginoue | 2018-06-06 06:10 | 社会 | Trackback | Comments(1)
 五月の沖縄は東京の八月くらいの暑さだが、浜辺の公園では猫たちが木陰でのんびりしている。猫がたむろっている場所は涼しいと言われているが、実際にそうだった。

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 辺野古の周辺には人工的に整備された浜辺がある。基地の見返りとして補助金が出るためだが、あまり地元の利益にはなっていないという数値的な指摘もある。

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 穏やかに時が流れる大浦湾は海水浴にも向いた静かな海だが、この長閑な風景の向こう側では、米軍新基地建設の埋め立て工事と抗議で緊張している。

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 護岸工事を続けるクレーン。

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 辺野古米軍基地建設に抗議の座り込みをするテント村の入り口。この向こうにクレーンが見える。

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 朝、テント内の準備をする。掃除して椅子を並べる。周囲には資料が掲示されている。

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 そして、労働組合が主催する社会科見学の平和ツアーで団体がテントを訪問し、地元の人が解説や講釈をする。

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by ruhiginoue | 2018-06-05 06:30 | 社会 | Trackback | Comments(4)
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 キャンプシュワブの基地建設地へ工事車両が向かう道路の入り口には、基地建設反対の横断幕(左)が掲げられ、その隣(右)には反対に反対する人たちが「中国の脅威」を煽り米軍基地が必要だと主張する。
 ここで素朴な疑問が生じる。今のアメリカは日本より中国と仲良く、経済でも軍事でも協力している。だから、もう日米安保条約は無意味であり米軍基地も必要ない。従って、そんなに中国が脅威なら日本はアメリカに頼らず独力で安全保障や外交その他の方法をとるべきということになるはずだ。なのに、まだアメリカと決別はできないにしても、さまざまな問題を抱えながら新基地建設とは、他の事情や意図があるとしか考えられない。

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 キャンプシュワブでは、基地工事が進められている。今日も地元の人が抗議に来る。年配とか高齢の人が多い。毎日のように来るから当然だが、他には入れ代わり立ち代わり全国から抗議に訪れる人たちがいる。
 これは地元だけの問題ではないからだ。日本国に主権がある領土に、主権者である日本国民が納めた税金を使って、外国軍基地を建設しており、対等の立場で安全保障条約を結んでいる建前だが実態は全然違い、こんなことをしては日本の安全保障と環境保護にとって有害無益であるから、日本全体の問題として主権者・納税者が全国から抗議に来るのは当たり前なのだ。

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 工事車両の入り口に座り込みをする人たちに対し、通行妨害であると言う警察。建設会社のトラックが列になって立往生している。

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 警察が座り込みをする人たちを強制排除し、どかない人は抱えて連れて行く。         

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 警察に座り込みが排除されると、工事車両が続々と入場する。市民は周囲で抗議を続ける。

 「土砂を搬入するな」「生コン車は帰れ」「埋め立てをやめろ」「ちゅ(美)ら海を殺すな!」


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 このように迫害されながらも、沖縄で米軍基地に抗議する人たちは、こうしている今この時、東京などで政府へ抗議する集会が行われていることに心強さを感じると言っていた。

 この日も、山城博治さんは来ていた。昨年、山城さんが乱暴なことをしていないのに警察から身柄を拘束され不当逮捕だと騒がれたが、この裁判について掲載された雑誌の記事を知らない地元の人たちがいるので、実物を持って行き提供した。
 その雑誌に時々書いていることや防衛医大訴訟のこと、そして東京から来たということで、この時の集会でマイク渡されて一席ぶってくれと言われたから、挨拶とともに雑誌の宣伝などもしておいた。



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by ruhiginoue | 2018-06-04 06:20 | 社会 | Trackback | Comments(0)

 大気の状態が不安定で、晴れたり曇ったり降ったり。そんな中で高江に向かうと、次第に多様な動植物が出迎える。

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 やんばる(山原)の森には、地球上でここにしかいないヤンバルクイナやノグチゲラなどの固有種や絶滅危惧種も含めた希少種が多数生息している。

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 周囲は農道があり、これは大型車の通行には向いていない。だが、工事のため資材の強引な搬入が行われたことがあるそうだ。
 
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 ヘリコプターの着陸域17という英語の看板がある。

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 さらに鉄条網が張り巡らされ、これは通常のように先が尖っているのではなく、刃物のように平たく研磨されていて、触ると非常に危険である。
 これは米軍が作ったもので、看板は英語に混ざって漢字で「警告」と書かれている。いかにも外人の見様見真似という字体で、この下手糞さは稲田朋美もと防衛相が書いた「内閣人事局」の看板といい勝負である。

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 完全に封鎖された出入り口もある。前は警備員がいたそうだ。すぐ近くに抗議の座り込みをする地元の人が張ったテントがある。

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 米軍基地建設の出入り口はどこも警備員が衛兵のように立っている。


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 米軍海兵隊の訓練地。その表札がなぜか神社の鳥居を模した支柱にある。神聖な場所とでも言いたいのだろうか。
 うっかり舗道の線を踏み越えそうになり、基地反対運動をしている人に注意された。門の前だが敷地なので、無断で入ったら罰金二千円だそうだ。
  

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 訓練地内には標語の看板がある。Hard training makes hard Marine.キツイ訓練がキツイ海兵隊にする。
 スタンリーキューブリックの映画『フルメタルジャケット』を思い出した。


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 米軍基地門の向かい側にある木に、抗議の横断幕が張られている。
 米軍は、ヘリパッドの用地を一部返還することにしたが、しかし代わりに別のヘリパッドを建設するので、単に整理統合するだけで基地の強化である。しかもヘリコプターだけでなくオスプレイも離着陸することになる。
 これはヘリの離着陸とジャングル訓練をする用地ということで、あのランボーのような兵士に鍛えるというわけだろう。
 しかし、ここは世界的に貴重な生物多様性の宝庫であり、国際自然保護連合(IUCN)が保護を訴えている。また世界自然遺産の候補リストに挙げられてもいる。だが、米軍基地が障壁となっている。
 もちろん地域の住民も事故の不安をもち、すでに騒音による健康被害の訴えもあり、たまりかねて転居してしまった人もすでにいる。
 


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by ruhiginoue | 2018-06-03 11:56 | 社会 | Trackback | Comments(0)
 佐喜眞美術館の屋上は展望台になっている。入館すれば利用できるが、展望台だけの利用は不可だという。
 それで、先に報告したとおり常設の『沖縄戦の図』など展示されている絵画を鑑賞したあとで展望台に登った。

 すると、ゴマダラカミキリがいた。沖縄は東京が梅雨入りする前に梅雨明けしてしまうくらいだ。五月の後半で気候は真夏である。昆虫たちを見かけるのも早い。
 
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 屋上の展望台から見下ろすと、宜野湾市街の隣で緑に覆われた地域があり、その向こう側には米軍海兵隊の普天間飛行場が見える。


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 高台にある公園の展望台に行き別の角度から見下ろす。宜野湾市が返還を求めていることについて看板が説明していて、その向こうに市街を挟んで普天間飛行場が見える。
 
 その普天間飛行場には、あのオスプレイ機が居並んでいる。

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 ちなみに、ここは先日オスプレイが墜落した所。宜野湾市に来る前日に通りかかったさい撮影した。しかし日本政府は、緊急着陸したら壊れたと言う。


 ここ宜野湾市は激戦地だった。このように日本軍の作った壕がある。掘るのに地元の人たちが動員され、こき使われたそうだ。

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 壕の中には、なぜか消火器が転がっていた。

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 沖縄で時々見かける看板。

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 『男はつらいよ』は、シリーズ最高作といわれる『ハイビスカスの花』など沖縄が舞台になることがあり、そこでもこうした看板が写っている場面がある。もともとテレビシリーズで最後は寅さんがハブに噛まれて死ぬ結末だったのが映画化で復活し、シリーズ最後の映画も沖縄が舞台だった。
 もう五月の後半で要注意の季節だそうだ。あれだけ暑ければ当然だろう。まるでドバイに来たロシア人になったような気がした。

 米軍基地があるので動物まで英語を使うようになり、蛇に毒を持っているかと質問したら「イエス、アイ、ハブ」と答えたという冗談がある。
 蛇は視力が良くなくて、だから匂いに頼るとホームズの『斑の紐』が勘違いを書いていたが、実は熱を感知するのだと沖縄の人からハブに注意のさい聞いた。だから熱を追尾するミサイルにサイドワインダー(横這いガラガラヘビ)なんてのがあるわけだ。
 北海道では、クマとシカとスズメバチに注意だが、沖縄の人はピンとこないそうだ。シカも奈良のシカのように愛嬌があると思っていたりもする。あと、他にもいて危ないが特に沖縄ではムカデが怖いそうだ。小さいけどサソリもいる。出くわさなくて済んだが。

 しかし最もヤバいのは米軍だろう。



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by ruhiginoue | 2018-06-02 18:03 | 社会 | Trackback | Comments(0)