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井上靜の気楽ゆえ率直な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも同様にe-mail:ruhig@outlook.jpまで。下記の拙書を購入でご支援をいただけたら助かります。


by ruhiginoue

カテゴリ:国際( 437 )

三浦綾子と尹伊桑

 渋沢栄一の新1万円札採用を韓国メディアは「収奪の主役」と批判。日本の歴史上の人物で、韓国人に最も嫌われているのは伊藤博文。だから千円札を変えたと言われている。
 この反対に韓国で最も尊敬されているのは三浦綾子で、キリスト教人道主義と自己犠牲を主題とした作品は、韓国で人気がある。
 もともと朝鮮半島は儒教だが、キリスト教が幅を利かせている。特にカトリック。これは北でも同様で、信者の急増で聖書の印刷が間に合わず南から輸入していたほど。
 だから、五千円を女性にするなら三浦綾子にすれば良かったかも。

 という話題を前に取り上げたが、数年前は、北海道で列車で乗り稚内に向かっているとき、三浦綾子の記念館がある駅と塩狩峠を通ったことをTwitterで実況した。


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 この実際にあった事件をもとに三浦綾子は小説『塩狩峠』を書いた。キリスト教人道主義と自己犠牲を描いた代表作である。

 かつて受験英語を習っていた先生が熱心なクリスチャンで、入学祝で新約聖書とともに『塩狩峠』の文庫本をもらったから読んだ。
 ただ、一緒に習っていた人は明治学院に入ったけど、こちらは國學院であった。申し訳ないが、親が「日本会議」みたいなので、そこはご勘弁ということ。

 そして学生のとき韓国人の留学生と話していて、千円札のことで夏目漱石を韓国人は「なちゅめそうせき」と言う。「つ」は「ちゅ」になってしまう。この点では札を変えて良かった。
 もっとも、日本人だって「ビビンバ」とか発音してたりする。ピピン・パフくらいが近いか。混ぜ・ご飯ということだから。それを知らずに最初はどんぶり飯みたいにして食べていたら「先に混ぜるんですよ」と韓国人の女性に注意されてしまった。

 では、尊敬する韓国人は誰かという話で、とっさに思いついたから作曲家の尹伊桑(ユン=イサン)と言ったら、韓国人留学生は喜んで音楽の話ではなく政治の話を始めた。そんな思い出がある。




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by ruhiginoue | 2019-04-18 12:30 | 国際 | Trackback | Comments(5)

韓国人を貶める黒田福美

 俳優の黒田福美は、韓国に何度も行って、ある程度の韓国語も解ることをテレビで披露していた。
 ところが、最近になって韓国の悪口をマスコミで語っている。しかも、もともと韓国人は日本人と違って倫理が欠如していて民族性が悪いという趣旨の貶め方をしている。

 かつては「韓流ブーム」があったので乗っかり、今度は「嫌韓ブーム」に乗っかっているのかもしれない。
 また、商売のネタとも考えられる。そうなると豊田有恒と同じである。
 もともと、日本の親韓派を自称する人たちには、韓国に対して奇妙な独自の解釈をすることで、自分が特別に韓国に詳しいと装う人が目立つ。

 どうであれ、国でも民族でも、個人の友達と同じことである。親しいと言っても、それは自分の優越感のため。
 ある人がこう指摘していた。本当に友達なら極端な話、髪の毛が立っているのはただの寝癖でも「髪型が決まっている」と言って褒めるくらいだ。しかし寝癖でなく本当に髪型を決めているのに変だとか言って貶すなら、それは自分が優越感を味わいたいから付き合っているだけで、本当の友達ではない。


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 これと同じことだ。
 さて、みんな自分が親しくしている「友達」は、どうだろうか。 
 
 
 


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by ruhiginoue | 2019-04-17 12:18 | 国際 | Trackback | Comments(0)
 ニュージーランド政府は、50人もの犠牲者を出した南島クライストチャーチのモスク2カ所での銃乱射テロ事件をうけて、閣議を開き銃規制の強化に向けた方針を協議すると報じられている。
 「治安良いはずが…」と、この事件は日本人留学生にも衝撃が走ったいう記事もあった。

 この事件を起こしたオーストラリア人は、イスラム教徒を侵略者呼ばわりしていた。「オーストラリア」と「ニュージーランド」の白人こそ、ヨーロッパからやってきた侵略者であるはずだが。
 しかしオーストラリアとニュージーランドの白人右翼たちは、アボリジニ(土着の人)らを先住民ではなく亜人類(subhuman)と定義することで、自分たちは侵略者ではないことにしている。

 それに、カナダ・オーストラリア・ニュージーランドにも、KKKとかネオナチとか白人至上主義者がいる。ワーキングホリデーに行って出くわしてしまい「アメリカのことみたいに思っていたけど違った」と言う人も。

 そのうえ、ニュージーランドでも、福祉切り捨てとか新自由主義とかが幅を利かせており、このところはイスラム教に対する敵視も凄くなっていた。だから当然といえば当然だろう。
 これに対し、政府が銃規制すると言っても、責任転嫁に見える。イスラム蔑視は政府が率先してアメリカやNATOに調子を合わせて実施してきたことなのだから。

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by ruhiginoue | 2019-03-18 16:17 | 国際 | Trackback | Comments(2)
 過日、トランプ大統領のロシア疑惑を追及する米マスコミを称賛する愚について述べたが、これについて別の指摘を紹介する。
 これは、いかにアメリカの「リベラル」がマヌケかという話だ。

 そもそも、ロシアによる米大統領選挙妨害疑惑を騒ぎ立てる目的は、その選挙で当選したトランプ大統領を攻撃するのが目的ではなく、ロシアの脅威を煽ることを意図しているからだ。これにより利益となる勢力が、軍拡で儲かる連中など色々といる。
 だから、アメリカの大手マスコミも、スポンサーの意向で騒ぎたてている。
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 なのに、アメリカのリベラルは、トランプ憎さから、よく考えもしないでノセられている。ほんとうに情けなくて開いた口が塞がらない。そう言っている人たちが、アメリカ人にも多い。
 しかし、これは当然ながらマスメディアに載らないから、日本のリベラルとか左派とかは知らないし、もともとコンプレックスのためアメリカを美化して考え、大統領に対しても毅然として批判する自由なジャーナリズムと思い込んでしまう。

 たしかに、この種の日本人たちは、世界各地の他の事でも、軍拡や戦争に協力したり利用されたりの人たちを、浅い見識によって讃えている。だから、インチキな「戦場ジャーナリスト」などにも騙される。
 そもそも、そうやってマヌケな左派やリベラルたちを引掛けるのが目的で、計算されたものだというわけだ。

 そうした指摘をされても「マヌケ」たちは気づかないし、説明されても意味が理解できないものだ。これは、疑ってみることができないというだけでなく、それ以前に自分で考えることができないからだ。

 これが日本でのことなら元々そういう文化だから仕方ないが、そうではない米国でも同じで、田舎の保守ではなくリベラルがそうであり、昔はそんなではなかった、ということだから、最近よく言われるアメリカの知性の衰退の反映ではないだろうか。





by ruhiginoue | 2019-03-09 12:25 | 国際 | Trackback | Comments(0)
 安倍首相の北方領土に関する答弁が、国際法上、致命的に不利になりかねない要素をはらんでいるが、こんなことにならないように周囲からの助言をもっとしっかりするべきだ、と言って問題にしている人たちがいる。
 しかし、今まで安倍総理がやってこれたのは、周囲がしっかり補佐しているからだ。つまり、ちゃんと助言はしていて、しかし難しい話になると安倍総理の頭で理解できなくなるということだろう。

 その領土問題で相手方となるプーチン大統領は、法学部卒で卒論は国際法だった。
 また、サンクトペテルブルグ国立大学はロシア2位の大学で、プーチン大統領が出た法学部は1位のモスクワ大(ゴルバチョフ大統領などが出ている)に匹敵かそれ以上といわれる。あのレーニンも出て弁護士の資格を取っているから、昔からの名門である。

 われらが安倍総理は、お坊ちゃま私立として知られる成蹊大に受験ではなく付属から入り、必修科目の政治学の授業に全く出なくて単位もらえず、なぜか卒業したと担当教授の家族が証言していた。おそらく金だろう。
 あのとおり、「でんでん」などと、よく漢字を読み間違えるし、東大法学部を出て元検察官という議員に向かって「解ってませんね。ちゃんと勉強してください。私は立法府の長なんですよ」と大威張りで言って、与党席の議員も唖然としてたのがテレビに映っていた。

 これでは、ロシアに金だけ取られて島は還って来なくて当たり前であるが、しかし、先日ここで自分の同級生の話を引き合いに出したとおり、学生の時に、自分でやるべきことをやらず親や金の力によって済ませた人は、その後も癖がついてしまうものだから、きっと安倍総理も同じで、金でなんとかなると思い込んでいるのだろう。

 周知のとおり、安倍総理は親も祖父も政治家だから自分も将来政治家になって当たり前だという発言を学生時代からしていて、なのに勉強を真面目にやらないから父親が怒っていたと伝えられている。彼の父も祖父も、もとは東大法学部卒で官僚をしていた。
 ところが信三君は、小学生の時から宿題もやらず、家族が代わりに子供っぽい字で書くことで本人がやったようにみせかけたとか、政治家になるつもりと言うにしては大学で政治学の授業に一度も出なかったとか、そんな話ばかり。
 これらは、彼の一連の言動から事実だったと考えると辻褄が合う。

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 まったく自分の同級生と同じである。先述したとおり、高校に続いて大学も親の力添えと金で、まともに単位を取らず卒業した。だから、ちゃんと勉強して卒業するということが、彼には想像を絶することだ。そして他の大学に行っている人を遊びに誘うと、バイトや勉強があるからと断られたり迷惑がられたりするのだが、それがなぜなのか彼には理解不能だ。
 もともと彼は、三代目として家業の会社を継ぐと公言していて、それなら経営学科などに進学するべきなのに文学部に行き、金で卒業している。必修科目の外国語を一単語も知らないけれど、試験中に回答を書いた紙が回ってくるから大丈夫だという大学で、それが大学だと彼は信じているのだ。
 
 ただ、文学部に行ったのは作家とか翻訳家とか或いは教師になるつもりではなく趣味で行ったようなものだという自覚はあり、それで、卒業したら他所に就職し、そこでしばらく働いて社会勉強しながら稼いだうちから親に学費を返すつもりだと言ってはいた。
 ところが「何百万円も返すのは大変だろうけど、それだけ親に出してもらったのだから」と言ったら彼はビックリして「そんなに高いのか。じゃあ、やめた」と言う。学費の額も知らなかったうえ、知ったら途端に、である。高いから尚更「大変だけど頑張らないといけない」とは思わないのかと言うとブチ切れたようになって「親が子供の学費を出すのは当たり前なんだよ!」と目を吊り上げて声を荒げた。
 これは、格好つけたけれど甘く見ていたことが判ってすぐ諦めると同時に、思い通りにならないことに怒るわがままということだろう。

 こういう育ち方をした人は、こうなるのが普通のことであるようだ。
 だから安倍総理も、周囲が支えているから何とかなっているにもかかわらず、ほんとうに必要な助言に対しては聞く耳持たずブチ切れるだけなのだろう。

 そして、同級生の会社は経営難らしいが、日本国も同じことになっているから他人事ではない。 



by ruhiginoue | 2019-02-11 06:45 | 国際 | Trackback | Comments(0)

健康保険制度の偽善

 昨年末、アメリカの医療保険改革法(ACA、通常オバマケア)は違憲とするテキサス州連邦地裁の判決があった。テキサス州連邦地裁のリード・オコナー判事は、オバマケアの要である医療保険への加入を怠った人に科す罰則を米議会が2017年の税制改革で撤廃したことにより、医療保険改革法全体が違憲になったとして同法を無効とすべきとした。
 ただし、この判決は最高裁に上訴されると予想され、その結果次第では混乱もありうるらしい。

 この「オバマケア」について、民主党はオバマ前大統領最大の業績としているが、「アベノミクス」と同じで無理矢理に数字を上げて実績作りしただけだった。
 また、共和党は政府による過干渉だとして反対していて、トランプ大統領は大統領選で同法の廃止と別の制度の創設を公約の柱としていた。
 そもそも「オバマケア」は、業界のぼったくりをやりやすくするためのものだった。当たり前である。アメリカの大統領とは極端な金次第の選挙によって当選した人がなるのだから、それが大企業の利益ではなく庶民の福祉のための政治をするなんて奇跡が起きるわけがない。

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 そもそも、このような健康保険なんて実質的には人頭税だから、当然の違憲判決だ。他のこと例えば戦争と平和についてもオバマ大統領はとんだ食わせ者であるが、医療保険改革にしても業界を大儲けさせて庶民を苦しめるものだ。何から何まで人道に対する犯罪者と言うべきである。
 だから、こんな悪魔のような奴を否定するトランプ大統領が当選したのだ。品の悪いことを正直に言う人のほうが、上品に嘘をつく人よりはチョットだけマシということである。

 こうしたアメリカを見習い、日本も業界のためでしかない非人道的で弱者を苦しめる国民皆保険制度を一刻も早く撤廃するべきだ。
 この劣悪で偽善的な制度のため昔から日本人は苦しめられてきたが、近頃ますます破滅的になっている。それでも気づかないでいる人が多いのだから、それだけ幻想が大きいのだろう。
 しかし医者は率直である。「どんなひどい結果になっても保険ではこの程度と言えば裁判で通用する。貧乏人めザマアミロ」と言って嘲り笑うのだから。
 そこまで露骨ではないが、裁判官も同じである。医療統括など「貧乏人どもが金もないくせに高望みして医者は迷惑するのだから訴えさせるな」と弁護士会を恫喝していた。つまり、健保の医療なんてのは国選弁護人と同じで低水準ということなのだ。

 この世に偽善は多いが、最たるのは医療保険なのである。ヒポクラテスではなくヒポクラシーである。



by ruhiginoue | 2019-01-27 08:06 | 国際 | Trackback | Comments(5)

おフランスと日本

 1970年8月5日、大阪万博を訪れた浩宮徳仁親王(当時の呼び方、現皇太子、もうじき次の天皇)が予定外のパフォーマンスを披露して話題となった。

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 もちろん、大人気の「シェーッ」のポーズである。ただ、間違ってやる人が大勢いると作者の赤塚不二夫が言っていたように、あげた手は曲げないもの。本家イヤミ氏を見ればわかる。
 この名キャラ・イヤミ氏は「おフランス帰りザンス」が自慢であった。

 ところで最近は、嫌みではなくほんとうに、日本はフランスより遅れていると再認識させられることがある。

 あの「日産がフランスから招いた辣腕経営者」は所得誤魔化しの疑いで逮捕されたが、彼が日産で行なった非情な大量解雇などをルノーでやろうとしても、労組が大反発して政府でさえ許さないはずで、ゴーン式「コストカット」は日本だから可能だったと指摘されている。

 また、自動車の燃料増税が原因で起こったフランスの大規模デモは、それで地方の人や農家が苦しむからだけではなく、同時に富裕層の減税をしたから政府が抗議されたのであり、この参加者たちは、不平等ということは人を人らしく扱わないことであると指摘していて、人権の観念を発明した国がこれではフランス人として情けないし、祖国が恥ずかしいと言う。
 ここが、人権なんてのは綺麗事で身勝手の原因になるとか言う人が主流である日本と違うところだ。

 だいたい、「天賦人権論」を止めないと国民が怠け者になると放言した片山さつき議員など、人権は勝手に天から降ってくるという小学生レベルの勘違いをしているが、こんなのが国会議員やってる日本だから、人権は闘って獲得するというフランスのことを理解できない人がいっぱいいて当たり前なのだ。

 また、社会派発言する芸能人には、勇気をもって政権を批判する人も少しいるが、そのような人でさえ、何でフランス人は怒るのに日本人は怒らないのか、などと言う。
 まったく空々しすぎる。日本人にも実際は怒っている人がいっぱいいて、政府に抗議する大規模なデモも頻発しているのに、これをマスコミが報道しない。特にNHKがひどい政府御用だ。だからNHKに抗議のデモも起きているし、受信料支払拒否している人たちもいる。
 なのに、なんで芸能人はやらないのか。商売の事情で、できないのだろう。実際に、政府を批判してはいてもNHKに出演している人がいる。

 その態度を見ていると、こっちも「シェーッ」と、やりたくなる。やはり日本は、おフランスより遅れている。
 




by ruhiginoue | 2018-12-26 17:15 | 国際 | Trackback | Comments(1)
 日露関係について記者たちに質問された河野外相は、何度問われても「次の質問どうぞ」を繰り返すことで徹底的に無視したが、要するにロシア側が日本に対してこのところ強行な外交姿勢であることについて一切答えたくないという意味になる。

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 たしかに、安倍総理はロシアに対して莫大な経済援助を約束したが、それに対するロシア側の返答とは、北方領土の軍事強化および、この領土は大戦の結果ロシア領になったことを容認するよう日本に要求することであったから、一切答えたくないのは当たり前である。

 つまり、外交の秘密だから言えないのではなく、無能ぶりを隠したいだけ。ソ連時代に「フルシチョフはバカだ」と言って逮捕された人の罪状が、国家元首侮辱罪ではなく国家機密漏洩罪だった、みたいな話である。

 ただし、強硬でならすプーチン大統領とラブロフ外相に、安倍総理と河野外相のヘナチョコではこのザマであることは予想できた。
 これと同じ頃、安倍総理はガーナのアクフォアド大統領と首相官邸で会談し、ガーナの国道を改修するための64億8600万円の無償資金協力の署名式に立ち会ったと報じられた。小国では感謝され媚びてくるが、大国を相手に同じようにはできない。
 しかも、昔は日本が外国に道路を作る援助をすると、どうせ自動車を売りたいからだろうと言われたものだが、今はそんなに売れない。すでに日本製品が外国で売れなくなっている現実を認識できてない。

 それにしても、河野外相の父・洋平は、自民党内のリベラルとして不遇だったから、後を継いだ息子は最初の姿勢から変節して主流派に迎合し始めたのだろう。
 これは、角川原義が岩波茂雄みたいな出版人だったから、後を継いだ息子・春樹は親を超えたいと商業主義になった、みたいなことではないか。

 そういえば今話題というか問題というかの幻冬舎の見城社長は、前は角川書店に勤務していて、角川春樹の忠臣だった。そして、この当時からのモットーである、いい本とは中身ではなく売れる本、ということを、しっかりと引継いでいる。




by ruhiginoue | 2018-12-19 12:57 | 国際 | Trackback | Comments(2)
 アメリカ合州国の41代大統領であったブッシュ元大統領(パパブッシュとも呼ばれる)が死去した。94歳没ということで、まだ生きていたのかというくらいである。
 これは彼が副大統領として付いた先代のレーガン大統領(91歳没)と同様に90年以上生きたということは「憎まれっ子世に憚る」「嫌な奴と悪い奴ほど長生きするような気がする」という心理的なものだけでなく、ブッシュ大統領は歳を取って身体が弱っているような印象をもたれることが昔からよくあったので、それから何十年も生きていたから、まだ生きていたのかという感じなのだ。

 あの90年代の当時、ブッシュ大統領といえば、ボディービルダーでアクション俳優のアーノルド=シュワルツェネッガー(のちに州知事)から指導を受け健康増進に努めていると言い「国民のみなさんも、テレビを一時間減らしてスポーツをしましょう」と呼び掛け、それでジョギング中に心筋梗塞、来日しアマコスト駐日大使らとテニスしたあと晩餐会で気分が悪くなり嘔吐して倒れ、というお粗末であった。

 あのあと、夫人がスピーチで「アマコストが下手なのでテニスはぼろ負けし、そのショックで夫は気分が悪くなってしまった」とアメリカ式にジョークで笑わせ一時しのいだものの「アメリカのブッシュ大統領、外交で日本訪問中に倒れる」と世界中で報道され、晩餐会で当時の宮澤首相にもたれかかるように崩れる姿の映像が繰り返しテレビで世界中に流れたのだから、これはそのあとの選挙に致命的であった。

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 そして再選できなかったブッシュ大統領について、大統領選挙で必ず共和党に投票してきたアメリカ人までが「彼は歳をとりすぎている」からブッシュには投票しなかったと言うインタビューが世界各地のテレビに流れ、またイラクのフセイン大統領がブッシュめザマアミロと大はしゃぎしている姿も報じられていた。

 しかし、ブッシュ元大統領は、高齢で体力がないのに無理していたけれど、けっこう長生きしたということだ。
 その前のレーガン大統領も、史上二番目の高齢(69歳)で就任した大統領だったので大丈夫かと言われたが、それで公の場に出てテレビに映ることがある時は化粧をして顔を血色良さそうに見せかけていたのは有名な話。彼は、西部劇に出ている映画俳優だったが売れないのでテレビタレントに転じ司会者になったという元芸能人だった。だから外見を装うという発想になったのだろう。

 しかしブッシュ大統領は、見せかけだけでなく元気だということにしたくて無理して失敗した。でも、本当は健康だったということだ。やはり無茶はしないほうがいい。




by ruhiginoue | 2018-12-03 12:17 | 国際 | Trackback | Comments(0)
 一部の報道によると、トルコの国策航空会社は、安田純平氏が帰国する時の航空券代金を、当人から支払いの意思を表明されたが、「好意」により受け取りを辞退したそうだ。

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 これについて、イラクで拘束された人たちが解放された時に自己責任だとして航空券の料金を払わさせた日本政府と比較したり、トルコが日本と歴史的に友好国であるとか、トルコもジャーナリストを尊重したとか、人道的見地からの善処だとか、賛美している人たちがいる。
 これらはだいたい、日本政府に対して批判的な、反自民とかリベラルとか言われる人たちだ。

 しかし、あまり美談として仕立てあげるべきではない。
 これまでトルコは、シリアのアサド政権と激しく対立しており、そのアサド政権が悪いとひたすら言うばかりの安田純平氏(その単純な認識には疑問を呈する中東専門家もいるほど)について、トルコ側が好意的であっても、むしろ当然である。

 しかも、このところトルコの政治は独裁化と強権化していて、外国人ジャーナリストの不審死などもあって、世界的に注目と問題視されている。
 このことを忘れて、日本人たった一人それもトルコ政府に好都合な人の飛行機代を辞退したくらいで讃えてしまう「リベラル」で「反自民」の日本人たちがいるというわけだ。

 つまり、そんな人たちは「外国に比べて日本は〜」という批判をしたくてしょうがないから、「民主主義の欧米ではジャーナリズムが尊重されているが~」と言う。現実は、欧米の大手マスコミなんて権力の手先で、政治家は好都合な報道をする記者にだけ好意を見せるのである。
 なのに、欧米崇拝や白人コンプレックスということだろう。
 そして今度は、このところ独裁体制を強めて国際的に批判されているトルコまで賛美してしまう。

 このようなオマヌケさんやオオボケさんが、反自民とかリベラルとか呼ばれたり自称したりする連中にいっぱい。嘆かわしいというか、所詮は日本と言うべきか、である。






by ruhiginoue | 2018-11-09 19:00 | 国際 | Trackback | Comments(0)