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井上靜のblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

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 オウム真理教の代表だった麻原彰晃教祖の次女が請求していた死刑判決は棄却されたそうだ。
 再審は例外だから認められるのは稀としても、認められなさすぎると感じるのは、裁判が全体的にズサンなため、そのための再審請求が多いからだろう。
 本件では、そもそも「オウム真理教事件」で被告となった教祖が、法廷ですべてを無視する態度だったので、再審については何とも言えない。
 ただ、教祖は死刑にされる前に自分を「ポア」すると言っていたそうで、これは外部からの物理的な力では無く、自らの意思の力で自らの生命を断つという意味だそうだ。
 そんなことができるか疑わしいけれど、それを彼が実行するか、みんな興味を持つべきだ。そして、荒唐無稽なことをいう宗教やオカルトの実態を確認することだ。それが、同様の事件の再発を防ぐことにもつながる。

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by ruhiginoue | 2010-09-16 00:57 | 司法 | Trackback | Comments(0)
 映画『やわらかい生活』の脚本の出版を、原作者の小説家・絲山秋子氏が拒否したのは不当として、脚本を手掛けた荒井晴彦氏が「シナリオ作家協会」とともに、絲山氏に対し、出版妨害禁止や1円ずつの損害賠償などを求める訴訟をしていた。
 この判決で東京地裁は10日、「映像化に関する許諾と活字化を同列に扱うことはできない」として請求を棄却したそうだ。
 まず損害賠償の請求1円とは、民事訴訟の形式として金を請求する体裁にするためで、ほんとうに求めているのは出版のほうだ。
 しかし、小説の著作権者である作家が、そのシナリオ化を許諾したのはあくまで映画化しての公開を前提としたもので、同じシナリオでも本にして発行することは前提としていない。
 そして、著作使用料が入るのは同じとしても、さらに作家にとって映画化は自著の宣伝にもなり利益を生むが、脚本の出版は書店で原作本の隣に並べられて競合関係になってしまうから困ることがある。
 また、映像化ならではの脚色がされることがあり、その印象の強さで原作に存在しない部分が一人歩きして、作家が誤解を受けて困ることがある。
 例えば、『鬼龍院花子の生涯』で一番有名なのは、「なめたらいかんぜよ」とタンカをきる場面だが,これは原作にはなく、脚本を書いた高田宏治による脚色である。
 ところが夏目雅子の熱演もあって有名になりすぎ、原作者の宮尾登美子はこの話題がでると心苦しそうにしていた。『徹子の部屋』に出たときなど、黒柳徹子が原作にもともとあるセリフだと思い込んで話題にし、宮尾登美子はどう対応していいのか困った様子だった。
 他にも、高田宏治は『極道の妻たち』の脚本でのことたが、家田壮子のノンフィクションが原作で、これが最初は松竹で映画化の話があり、松竹らしく女性メロドラマ路線で映画化の話だった企画が流れてしまい、それが東映に渡ったので、東映らしく任侠ヤクザ路線の映画化となり、岩下志麻が拳銃持って「覚悟しいや」と怖い顔して脅すことになった。
 つまり、映画化はその脚本家や監督や製作会社によって、原作を離れて変わるものだから、そのための脚本を本にまでされることは、原作者が脅かされる。
 だから、裏方である映画の脚本と、本にして表舞台に出すのとでは、意味がまるで異なるのだ。

注 文中の人名について、最初のほうで裁判の当事者として話題に出ているから個人扱いなので名前に敬称を付けたが、そのあとは名前ではあっても屋号とかブランドになるので、敬称は付けなかった。


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by ruhiginoue | 2010-09-10 19:01 | 司法 | Trackback | Comments(0)

犬ではなく蜥蜴だった

 犬は尻尾を振るが、尻尾は犬を振れない、という喩えがある。
 鈴木宗男議員は自民党の中で一時は「ミニ田中角栄」と呼ばれたほど、政治と利権の関係にめざとく、ちょっとした派閥まで作っていた。
 けれど、そこで足下をすくわれると、面白おかしく騒ぐマスコミや不公正な裁判を批判する。
 批判は結構だ。その通りだということは多い。ただ、もともとそうした社会問題に関心がなくて、そうした問題に虐げられる弱者を助けず、それを尻目に自分は上昇志向で、自分だって田舎の貧しい農村の出なのだが、そこから下克上したら下々を見下し、それを批判する野党にはひたすら攻撃的だった。
 そのはずなのに、自分が窮地に陥ったら、自分が無関心だったり反感むき出しだったりした社会批判を始めるのだから、ムシが良すぎ。
 でも、田中角栄元総理は、疑獄で失脚しても、自民党最大の実力者であり続けた。対して鈴木宗男議員は、自民党の尻尾の部分でしかなかったから、影響力を保持できなかった。
 つまり尻尾は犬を振れないということだが、それどころか自民党は犬ではなく蜥蜴だったから、尻尾を切り捨ててしまった。切れてもしばらく動きつづける尻尾は捕獲者の注意を惹き付けて、その間に蜥蜴は逃げてしまう。
 同様に、鈴木議員が騒ぐ間に、自民党というより日本の保守政界は逃げようとする。だから、鈴木議員よりむしろその側近による流行語大賞「国策捜査」の問題は、政治経済の構造的な問題を政治家や官僚ら個人の問題にすり替えてしまうことこそ危惧すべきことであって、一般人についていう冤罪とか人権の問題としてはならない。
 それを鈴木議員はすりかえて、ニワカ一般人となり、反人権派だったはずなのに急に人権派ぶって有罪実刑判決を批判している。恥知らずのシッボである。



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by ruhiginoue | 2010-09-08 21:28 | 政治 | Trackback | Comments(4)
 どこの国でも、国民のほとんどは生活に直結する内政に関心を持つ。ただ、外国と対立したという単純に解りやすいものなら外交も注目される。
 そこで、内政問題から国民の目をそらし、政府に向けられる不満のガスを抜いて批判を外国に向けさせるため、国と国が互いに暗黙の了承のうえで適当に小競り合いをしてみせることは、常套手段である。
 というわけだから、またまた尖閣諸島だが、久場島の北北西約12キロの海上で、海上保安庁の巡視船「よなくに」と中国トロール漁船が接触したという報道も、なんだかなあという感じがしてしまう。けが人の情報はなく少し不安だが、油の流出はないということで環境問題に話がそれないようにもしているみたいだ。

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by ruhiginoue | 2010-09-07 15:29 | 国際 | Trackback | Comments(0)

疑われる自衛隊

 静岡県御殿場市の国道で、乗用車と陸上自衛隊の大型トラックが正面衝突、さらに後続の乗用車とぶつかる事故があったそうだ。
 あくまで御殿場署の発表だが、それによると、乗用車を運転していた大学生が胸や足を打ち重傷、助手席の弟が軽傷、トラックを運転していた自衛官が頭を打ち軽傷、荷台の自衛隊員15人と助手席の隊員1人も軽傷らしく、大学生の乗用車が対向車線にはみ出したのが原因とのこと。
 警察も自衛隊の警務も、お上の側にいるので、原因はどちらにあるのかなど、発表されたものを鵜呑みにはできない。現実として、自衛隊車両が交通違反をしても、被害者の一般人が罪をなすり付けられ、裁判は偏向し、保健会社も権力を恐れ、また、天下りを多く受け容れていることもあり、被害者に支払いをしない。
 それどころか、逆に自衛隊や保健会社が、被害者に賠償金を請求してくることもある。
 もちろん自衛隊にも良心的な人はたくさんいるので、きちんとした対処をして責任をとろうとすることはあるのだが、裁判で権力に媚売るヒラメ判事が政治的配慮し過ぎて自衛隊にエコヒイキをし、かえって自衛隊が心苦しいことすらある。
 そして被害者の必死の叫びは圧殺され、マスコミも報道しない。
 そういう実態があるので、本件も、報道された通りだったと信じるわけにはいかない。これは疑いをかけて疑心暗鬼になるべきと言っているのではなく、日本社会にあるゴマスリとか奴隷根性とか言われる卑屈な体質を改めないといけないと言いたいのだ。そして、その度し難い体質は、組織の性質から、たまたま警察と自衛隊に反映しやすいだけなのだ。

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by ruhiginoue | 2010-09-07 15:14 | 社会 | Trackback | Comments(8)

なにより学費か高いから

 映画『シンドラーのリスト』の場面。捕らえられたユダヤ人たちが、強制収容所で選別されているさい、同じ高学歴でも、理系の者は役に立つが、それ以外は役立たずというのに怒った年配の男性が「私は教師で、歴史と哲学が専門だ」と抗議するが、だから役立たずということだった。
 あのような時代の状況では、歴史も哲学も役に立たない。ただ、そんな時代の状況にしないために、歴史や哲学が役に立つはずなのではないか。
 と、何年か前に、映画の話題から言ったところ、そこに居合わせた映画ファンの高校生が、人文系はつぶしがきかないけど、興味はあるし進学はしたいし、どうしようかと思っていたが、決心したと言って、受験勉強に励み始めた。
 大学で理系のほうが設備などから学費が高額で、そのため諦める人は多い。就職してから給与が割高になると言われるが、そうでもしないと理科系に進もうという人が激減してしまい、人材難の分野となってしまうだろう。
 そういう切実というか現実的な問題が影響しているはずだ。

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by ruhiginoue | 2010-09-03 15:03 | 学術 | Trackback(1) | Comments(3)

「神の一撃」

 物理学者のホーキング博士は最新の著作で、宇宙は神が創造したものではなく、ビッグバンは物理学的法則の必然的な結果だと論じているそうだ。
 かつては「神の一撃」を、ガリレオを弾圧した教会が大歓迎したものだ。
 しかしホーキング博士は、米物理学者レナード=ムロディナウ氏との共同著作『The Grand Design(原題)』で、重力などの法則があるため、宇宙は無から自らを創造できると指摘し、「宇宙を創造させるのに神を呼ぶ必要はない」と付け加えたわけだ。
 世界的ベストセラーとなった『ホーキング、宇宙を語る』は、邦訳も裏付けの刷数は何百というすごい数字だった。同書で博士は、物理学的法則とは単に、神がビッグバンに介入したと信じる必要がないことを意味するだけのものとし、「もし完全な理論を発見できれば、それは人間の理性の究極の勝利になるだろう。そのとき、人間は神の心を知ることになるのだから」と書いていた。
 つまり、神は君臨すれど統治せず、だったのが、神はもともと存在する意味がない、という結論に達したわけだ。

宇宙の創造に神は必要ない=ホーキング博士(ロイター) - エキサイトニュース

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by ruhiginoue | 2010-09-03 14:23 | 学術 | Trackback | Comments(5)
 『華麗なる美容外科の恐怖』の最後で、告発により商売あがったりとなる業界から反発があるだろうとの予想を書いていたら、それがアマゾンのレビューに現れた。
 しかし、それは意外なほどお粗末で、具体的に反論などせず、愚痴の域。また、内容を良く読んでいないのが明らか。
 これは、名指しで批判された某クリニックの関係者が慌てて言っていた内容と酷似しているとの指摘を受けたが、実際にそうだろう。
 また、全体を読まず気になる自分の所についての部分だけ読んだようで、だから内容を理解していないのだろう。
 せっかく購入したのだから、業界の人とて全体をもっとよく読んで自戒して欲しいものだ。

華麗なる美容外科の恐怖 | 商品情報(書籍)
by ruhiginoue | 2010-09-02 21:41 | 雑感 | Trackback | Comments(4)
 各方面で働く女性が、にわかな素人アイドルとして「美人すぎる」「可愛すぎる」とメディアに騒がれ、このため本業に支障を来したり、もともと騒ぎがやらせであったりする事態なのだそうだ。
 こういうことは八十年代のなかばに始まっていた。最悪だったのが、日航機墜落事件だった。乗客と乗務員のほとんど数百人が死亡する惨事で数人の生存者がいた。その中学生の女の子が報道されると、可愛いと話題になり、全国からお見舞いや励ましの花束や手紙などが送られてきたまでは良かったが、それなら芸能界に入れれば宣伝効果絶大で絶対に話題になると騒ぎ出す者までいて週刊誌がはしゃいでいた。
 つまり「可愛すぎる」墜落事故生存者を、奇跡の少女と売りだそうという、とんでもない不謹慎さだった。本人はそんなバカ騒ぎ無視して、後に事故後の入院体験が影響し看護師になったそうだから良かったが、他にも、可愛すぎる難民ということでアイドル歌手になった少女もいて、たしかに可愛かったが歌が下手だったので売れなかった、という例もある。
 こういうことが相次いだ直後に、小林信彦が朝日新聞に『極東セレナーデ』という小説を連載した。素人の女性を偶然のきっかけで人気者になったかのように見せかけた演出でアイドルとして売り出そうとする話だった。
 ところが後に、女性のアイドルところか、連続殺人事件を起こしながら逃亡し続ける男女をメディアがスターとして祭り上げてしまう映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(監督オリバー=ストーン、原案クエンティ=タランティーノ)が公開され、その直後に映画の予言的中と言わんばかりに、日本でオウム真理教事件が発生し、上裕という教団幹部が芸能人のように扱われたことは周知の通り。
 つまり、すでに行くところまで行って反省されたことなのだから、今さらまた乗せられる人は少ないということだ。だから、目が肥えた人たちは騙されておらず、騒ぐマスメディアは空回りしている。

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by ruhiginoue | 2010-09-01 12:53 | 社会 | Trackback | Comments(4)