井上靜の気楽ゆえ率直な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも同様にe-mail:ruhig@outlook.jpまで


by ruhiginoue

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 たばこの自動販売機が設置されている現状について、喫煙者千人を含む計2千人の成人にインターネットで聞いたところ、約7割が禁止すべきだと考えているという結果だった。これは国立がん研究センターが世界禁煙デーの先月31日に発表した。

 同センターによると、日本も批准する「たばこ規制枠組み条約の指針」は、たばこの自販機が広告や販売促進にあたるとして禁止を推奨していて、このため海外では多くの国が設置を規制しているという。
 そして国内でも自販機の設置を禁止すべきだと思うかを聞くと、41%が「禁止すべき」、27%が「どちらかというと禁止すべき」という答えだった。また指針が禁止を推奨するコンビニエンスストアなどでのたばこの陳列販売については31%が「禁止すべき」、24%が「どちらかというと禁止すべき」と答えた。

 特に、学校の近くや通学路沿いなど、未成年者が多く利用する店のたばこ販売については、約68%が禁止に賛成したということだ。
 この調査をした同センターの平野公康研究員は「国内では、コンビニやスーパーなど多くの場所でたばこに接することができる。健康に害を及ぼすたばこに、未成年者らが容易に手を出さないための対策が必要だ」とマスコミの取材に対して話している。

 つまり、たばこの自動販売機設置について、約7割が禁止すべきだと考えていることになる。商道徳に訴えて自粛などを呼びかけるべきで禁止する必要までは無いと思う人もいる。どちらせによ、未成年者が買ってはいけない商品を未成年者の多い場所で自動販売というのは非常識だと感じられる。

 しかし、自販機だから子供でも買えるというのは、子供が自分で喫煙や飲酒をできるというだけのことではない。自分の体験では、よく小さいころに「酒買ってこい」「タバコ買ってこい」と命令され、店で「親のお使いでも子供には売れない」と断られ、それをうちに帰って言うと禁断症状で苛立っている父親にぶん殴られるから、必死で自販機を探して買っていたものだ。
 また、深夜に店が閉まっているとき、どこか開いている店はないか、なければシャッターを叩いて店の人を呼んで懇願したりもした。
 だから、逆にというか、子供のためにこそ、タバコや酒の自販機やコンビニエンスストアでの販売が無くなっては困るのではないか。




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by ruhiginoue | 2017-06-10 17:12 | 社会 | Trackback | Comments(3)
 「民進、原口一博氏と有田芳生氏が場外乱闘 百田尚樹氏の講演会中止めぐり」HuffPost Japan 執筆者:中野渉 「議論は大いにやってください」

 これは「議論」することではなく事実の問題であった。誰か議員が不適切な行為をしたと原口議員がTwitterを利用して公言した。

 「学生のイベントに特定の議員が介入したとも聞いていますが何をしているのでしょうか。右左関係なく公人、議会人による権力の濫用は許されません。考え方が違うからと講演の機会を邪魔するのは言論に対する冒涜です。」(6月4日13時8分)

 この原口議員のtweetに、数多くの匿名ネトウヨたちが有田であるとコメントし、そのうえ有田議員の頭がハゲているなどと無関係の中傷までしていた。それを原口議員はブロックもミュートもせず曝していた。
 なので、有田議員は迷惑だと抗議した。頭髪のことではない。それは非常識で失礼だからもちろんブロックするなどの対処をすべきだが、問題は大学に議員が介入する権力の濫用をしたという批判だ。それが有田議員であるという噂を立てられては迷惑であるということだ。

 すると原口議員は、有田議員であることを前提にして書いたものではないと否定した。
 それなら別の誰かだということなる。ならば憶測で言われないように議員とは誰か明記して欲しいということだ。本当に誰か議員に議員として不適切な行為があったなら、公人であるので実名を出してよいし、出すべきだ。
 ところが、誰のことかと質問されても原口議員は答えない。なら原口の話は嘘ではないかと疑う人もいた。疑われても仕方ない。誰のどんな行為かという質問に対し、有田だとは言ってない、では答えになってない。

 その後、有田議員は原口議員を訪問し、そのtweetでいう議員は有田議員のことではないと確認したということで、二人は和解したという。それで握手している写真を掲載していた。
 これは、あくまで同じ政党に所属しているための決着であり、不適切な介入をした別の議員とは誰のことなのか、ハッキリさせるべきなのにしていないことが問題だ。ただの噂で実在しないなら、それを説明するべきだ。でないと、うやむやにしての手打ちにしかならない。 


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by ruhiginoue | 2017-06-09 16:39 | 政治 | Trackback | Comments(2)
 今朝はNHKがFM放送の音楽番組を中断して、北朝鮮が何か発射したということを韓国の軍から聞いたというのを韓国のメディアが発表した、という三段階の間接情報をちょっと流したうえで、古い情報を付け加えてながら延々と北朝鮮が戦争を始めようとしているかのようにステリックに叫んだ。

 そして、結局はどうだったかというと、北朝鮮が対艦ミサイル発射の訓練ないし実験をしたとみられ、弾道ミサイルではないから日本の安全保障上の問題ではないということだった。
 たったこれだけの説明で済むことを、NHKは音楽を中断して延々と、新しい情報も緊急の情報も無いまま、政府が対応に大忙しであると喚き散らす広報をした。ちょうどFMではハイドンの交響曲『時計』の有名な第二楽章の途中で、それからさらに次の曲が終わりそうになるまでという長さであった。
 これは、国内の問題を外に逸らそうとする政府の意を受けたものだろうが、その内容だけでなくアナウンサーの物々しい口調まで朝鮮中央通信に似てきた。しかし、そろそろ「またか」という反応になってきたことだろう。

 しかし、ここでNHKではなく日本政府に訊きたいことがある。先にトランプ大統領の指示でアメリカ軍の艦隊が出動しており、このように、敵対する外国の武装した軍艦が領海に接近してきて威嚇したら、地対艦ミサイルを誇示して抑止しようとするのは、当たり前のことじゃないか、それとも不適切なのか、防衛相と自衛隊の幕僚長に見解を伺いたい。
 これを国会で質問されたら、なんと答弁するだろう。


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 もう一つ北朝鮮がらみで、自民党の古屋圭司選挙対策委員長が、先日「北朝鮮は、今年は9回もミサイルを撃っている。デブの金正恩(キムジョンウン、朝鮮労働党委員長)っていうどうしようもない人。北朝鮮は伝統的に融和策をとっても解決しない」と演説したが、体形などは無関係であり、そんな言葉づかいは品が無く、外交上も悪影響だから、政権与党の要職にある人の言葉として不適切だという批判があった。
 それも、もちろん褒められたことではないが、先に述べたとおりのアメリカについては、どうなのか。沈黙したままで「伝統的」では話にならず、外交も安全保障も駄目ということになる。

 そして、マスコミ報道では「デブ」と言ったことが見出しになっていたりするが、むしろ重要なのは、そのあとに続く「(拉致被害者は)みな生きている。」のほうだ。なんで判るのか。どんな情報に基づいているのか。
 これとは逆に田原総一朗がテレビで「みんな死んでいる」と発言し、外務省の人から直接聞いたと言ったものの外務省から否定されて謝罪したことがあった。これだけでなく田原という人は、よく、自分だけが特別に知っていると得意になって話して、そこに何の根拠もないことが何度もあった。
 そんな口から出まかせするテレビ司会者と自民党の選挙対策委員長が同じでは困るだろう。これも問い糺したい話だ。



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by ruhiginoue | 2017-06-08 16:07 | 国際 | Trackback | Comments(2)

獣医と薬剤師

 獣医に診察されたことがあるというツイートに質問があったので、その話題を。

 加計学園の問題から獣医のことが話題になっている。この獣医を軽く見ている人もいるが、実際にはたくさん勉強しなければならないので、大変幅広い知識を持つ人が多い。
 そして人間の医師より詳しかったりもする。前に怪我した飼い猫を診せた獣医に、大学病院の専門医でも気づかなかった指摘をされ、おかげで治ったことがある。

 もともと、動物が診療所で注射を嫌がるなどで暴れると、獣医は慣れているから対応できるが飼い主が噛みつかれたり引っ搔かかれたりで軽い負傷をすることがある。そのさい傷の手当を獣医にしてもらうことは、よくある。やることは同じだからだ。あと、皮膚病など動物と飼い主とが同じ症状で、どちらが先かはわからないが感染したことが明らかで、獣医が適切な指摘をしてくれる。時には同じ薬だからと、オマケしてくれる。ただし保険から請求できないのでちょっとだけである。

 そういうことだけでなく、人間の医師が解らないことを獣医なら気づくこともある。色々な動物を診ているので視野が広いからだと思われる。
 また、問題が医師の知識ではなく患者が状態をうまく説明できない場合、獣医は自分で語ることができない患者ばかり相手にしているので判るということもあるだろう。
 それで、『宇宙戦艦ヤマト』のように「佐渡犬猫病院 人間も可」と看板かけてもよさそうな人までいる。

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 それはともかく、あのしょうもない発言ばかりする池田信夫という人が、獣医なんて資格が要らないのではないかとツイートしたため、笑わている。獣医とはペット専用の犬猫病院しか知らないということだ。菜食主義者だから畜産とか無用だとでも言うもりだろうか。獣医がミスった場合、ペットなら損害賠償は主に慰謝料で人間より安いが、人間様より稼いでいる動物だと大変なことになる。例えば競走馬の場合について競馬ミステリーのディックフランシスが小説を書いている。

 そのうえ、池田信夫は薬剤師は処方箋どおり出すだけだからバイトでも良いとまで言ってしまった。かつて医師が処方箋を書き間違えて患者に被害があって裁判になり、医師だけでなく薬剤師にも責任があるという判決だった。処方箋を詳しく読めば薬剤師の専門知識なら誤りに気づけたからだ。これに多くの薬剤師が「当たり前だよ」と。

 というわけで、軽く見てテキトーなことをツイートしてはいけない。



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by ruhiginoue | 2017-06-07 20:17 | 社会 | Trackback | Comments(4)
 今、政権を揺るがしている問題で渦中の人となっている、籠池さん、前川さん、詩織さん、の件で、籠池さんのことでは大活躍だったノイホイこと菅野さんは、詩織さんの件では口ごもっているようだ。彼は女性に迫って拒否されたのに無理矢理に口をくっ付けるなどしてしまったことを週刊誌に書かれていたからだろう。

 しかし、その件でノイホイさんは反省してカウンセリングを受けたそうだ。そうするべきで、だからもっと重症の山口さんも受けるべきだ。心の治療は加害者こそ受けないといけない。
 一方、被害者に必要なのは心の治療よりも加害者が裁かれることだ。それは私刑とか復讐ではなく、公的に認められることである。自分の経験でも、医療過誤の被害に遭った当時はカウンセリングを受けていたし、精神安定剤も飲んでいたが、それらは裁判で勝訴したら無用になった。

 あの詩織さんは、あんなことをされた人がマスコミで偉そうにしているから遂に決意したと言っていたが、この気持ちはよくわかる。こちらも今では前川さんのことで渦中の読売新聞が、加害医師の考案したという治療を未だこれから学会に発表するという段階で大見出しとカラー写真入りでデカデカと紹介したときは、もっとも体調が悪かった。
 だが、そのあと読売新聞が裁判の判決について最も大きく弁護士と一緒にいる写真入りで報じた。ベタ記事も含めると他の主要な新聞も、産経を除いて(w)すべて記事を掲載し、テレビでも取り上げられた。

 これら新聞の切り抜きを壁に貼って『タクシードライバー』みたいに眺めていたら、カウンセリングなど無用になった。必要なのは加害医師のほうだ。周知のとおり、また問題を起こしてマスコミで取り上げられたのだから。
 つまり、ノイホイさんは正しい対処をしているし、もっと必要な山口さんはノイホイさんを見習うべきだ。そしてストレスで体調が悪いという詩織さんに最も必要なのは公正な裁判である。

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by ruhiginoue | 2017-06-06 18:10 | 社会 | Trackback | Comments(11)
 百田尚樹の一橋大学内講演が中止となったそうだが、こうなった背景には、彼がもともと差別発言を繰り返してきたうえ、気に入らない言論や報道は権力によって弾圧をし、それでも足りなければテロや殺人を実行しようと非常識極まることを公言してきたため、大学内で講演させるには不適切な人選であると反対され、混乱やその警備などの問題にもなったからだ。
 それなのに、百田尚樹は言論弾圧だと文句を言うなど非常識の上塗りをしていて、その矛盾は滑稽なほどだ。

 そんな百田尚樹を擁護する人たちの中に、国会議員の原口一博がいる。彼は右翼発言と差別発言を繰り返すことで同類項だが、そんな人がいるから民進党は支持が伸びないのであり、最初は自民党だったのだから今は維新にでも移籍してもらうべきだと言われている。
 しかし、よく、他人を差別する者は自分の劣等感の裏返しと言われるけれど、原口一博という議員もそれだろう。だから、とんでもないと思うと同時に気の毒でもある。

 この原口一博は、民進党を代表する議員の蓮舫の家系に台湾人がいるという話から及んで、自分は何代前から日本人だと誇る発言をツイートしたために「炎上」したが、まったくナチのニュルンベルク法やアーリア条項と発想が同じだ。
 しかし、彼は、自分の家系が遺伝病を持っている深刻な悩みを語っていた。遺伝性難病が自分の子供には顕れていないが、病気が遺伝によるものなので家族にも偏見などの影響があることを心配していたのだ。
 それで、差別や偏見に反対するのではなく、家系に何代も前から外国人は混ざっていないから蓮舫とは違うのだという無意味な自慢と差別をした。そうすることで、家系の悩みを紛らわせたのだろう。

 「人類を種としてよわめるがごとき要素を排除するのは、人類の統治者たる余にとって神聖な義務である」
 それは具体的には身体障害者や貧困層や"優秀でない"人々に対する断種の強制であり、精神障害者を安楽死させることであり、弱者救済の社会政策をほとんど全廃することであった。ルドルフにとっては"弱い"ことじたい許しがたい罪であり"弱さを盾にとって当然のごとく保護を求める"社会的弱者は憎悪の対象ですらあったのだ。
 『銀河英雄伝説 1』創元文庫版20ページ 田中芳樹 著

 これは、過日死去した「正論文化人」の代表格・上智大学名誉教授・渡部昇一の書いたもののうち『知的生活の方法』の次に有名な『神聖なる義務』を小説の中で皮肉ったものであった。渡部昇一は、ある小説家を名指しして遺伝性難病の子供を作ったことが社会の迷惑になると非難した。
 これに批判がおきると渡部昇一は、ナチスが障害者を排除したからドイツは発展したのであるから、ナチスにやられないためにはあらかじめ障害を持つ子供を作らないようにすべきだと説いたのだと書いて開き直った。この論法を、あの障害者施設襲撃事件にあてはめると、犯人のようなことをする者が出ないように障害児を産むなということになる。
 それで、その後どうなったかというと、渡部と対談もする『産経』の「正論大賞」仲間の曽野綾子が、障害児を産んだ自民党の議員・野田聖子は社会に迷惑をかけていると非難することになるのだ。

 ところが渡部昇一は生まれつき虚弱体質で、極端なマザコンであった。講演をすれば演壇から控え室まで母親の自慢話が延々と続く。彼が劣悪遺伝子を抹殺せよというのは自分を産んだ母親への怨みと甘えだったのだろう。
 そして原口一博は、南京虐殺否定とか外国排斥とか渡部昇一と思想的な共通点が実に多い。自らが差別と迫害をされる側でありながら、それに反対するのではなく逆に積極的に迎合するということで一致している。そうすることで、家系のことと同様に、生まれつき抱えている悩みを他者を貶めることで自慰したのだろう。

 だから、とんでもないと思うと同時に、気の毒に感じもするのだ。もちろん議員なのだから、その発言には責任をもってもらわなければならない。感情面で構造を分析はしたが、同情はしないし、してはならない。


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by ruhiginoue | 2017-06-05 15:49 | 政治 | Trackback | Comments(5)
 かつてストーカー被害を警察に握りつぶされて殺害された詩織さんもいた。その不正を隠蔽するため警察はマスコミに情報操作し、詩織さんは大学生なのに風俗嬢だったという嘘を流布し、いかがわしい交友があったから事件に巻き込まれ自業自得と印象づけた。

 これを思い出したのは、もちろん今話題の詩織さんのためで、被害を訴えた側が権力に不都合だとセカンドレイプされるということが普通であるのが日本という国である。

 やはり医療裁判を起こしても「セカンドレイプ」される。特に美容外科や審美歯科は女性への侮辱が凄い。医師の周囲だけでなく野次馬からも被害を受ける。外見ばかり気にしているから自業自得だというわけだ。
 これと同じことを男性に対してもよくやり、その場合は被害者をマイケルジャクソンやDead or Aliveのピートバーンズのような人だったということにしてしまう。

 それで、防衛医大の形成外科でも同じ弁解になってしまう。他の大学病院の医師でもやっているように、実は公務員の兼業は禁止なのだが抜け穴もあって、他所で美容外科をやって儲けている。そして問題を起こし裁判になって、病気や怪我の治療が目的だったのに、美容だったと言うわけだ。
 そして、裁判の後に国の対応が問題になり、自衛隊が原告に裏でこっそり探りを入れていたことが発覚し国会でも問題になった。

 このとき、ぜひマスコミに報じて欲しいので色々と工夫をし、例えばテレビのインタビューでも刺激的なことを言うようにして、当時アメリカが敵対する国を誹謗していた言葉をそっくり使って、日本も「ならずもの国家」だと言った。そうしたらテレビの画面では強調のテロップが付いた。放送されたらウケていた。
 これについて、やはり何か被害に遭ってマスコミに取り上げて欲しいと願っている人たちは、どうやったら良いかと悩んでいて、そういうウケ狙いを思いつく人は羨ましいと言われた。

 ところが、あの前文部事務次官の前川氏は、ひどい仕打ちに遭って普通なら日本なんて最低だと言うところなのに、それを言わせようと記者が質問しても「そんな国だとは思いたくない」と。
 それだけ彼は本当の意味でのエリートでエスタブリッシュメントということであり、こちらのほうが今の政権にとって厳しい批判であろう。

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by ruhiginoue | 2017-06-04 12:38 | 社会 | Trackback | Comments(7)
 このところ週刊誌が政権を揺るがすスクープで大いに話題となっているが、もともと週刊新潮と週刊文春は右派で基本的に政権寄りの編集姿勢だった。しかし政治スキャンダルを中心とした誌面作りの方が今は売れるということだ。

 では、なぜそうなったか。色々と事情はあるけれど、やはり女性が絡んだためだろう。
 だって、そもそも国有地問題とか本来は複雑で取っ付きにくいから、国会で大問題とはなってもマスコミで一般ウケするような話ではなかったのだが、しかし昭恵夫人がでしゃばったなんて話となれば注目されて当然だ。
 まして、女性に親身だったおじさんが売春していたと貶められたとか、若い女性がオッサンに強姦されたと訴えたのに逮捕状が握り潰されたとか、こうなると注目のされ方がぜんぜん違う。

 あの籠池氏はアクが強く、まさに「キャラが立って」いたし、この人と一緒にこれまたアクが強いノイホイ氏が騒いだものだから、大衆の耳目を引き付けて当然だったが、これに対して前川氏は糞真面目そうだから、いくら超エリート官僚の爆弾発言で新聞を賑わせ国会を刺激したとはいえ、そう一般ウケはしなかった。
 ところが、報復攻撃で読売新聞に記事を載せさせたのが自爆となったわけだ。かつて世話になった女性が、いい人だったとか不純なことはしなかったとか声をあげ、これを裏付ける証言も他から出ている。それだからこそ、官邸は卑劣だとか『読売』は情けないとか非難轟々になった。

 それに、総理ベッタリでヨイショ本まで出していた元TBS記者が、就職の相談をした若い女性を襲ったのではないかと週刊誌から問い合わせがあったら官邸に泣きついて、それがメールの誤送信によってバレたというのでは、不謹慎だが面白すぎる。
 このうえで、逮捕状が土壇場で上からの指示により執行できなかったとなれば、もう言うまでもないことだ。
 しかも、そのため被害を訴える女性が遂に一大決心をして顔を出して記者会見である。余計なことではあるが、やはり誰もが見て思ったとおり美人なので「それであの野郎は劣情を来しやがったか」ということになっている。
 
 これでは雑誌の対応も大きく影響される。女性も敏感に反応する。だから政治スキャンダルというだけでなく女性が絡んだことが決定的だろう。


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by ruhiginoue | 2017-06-03 19:23 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 替え歌の好きな友達の次のネタだが、これも基の歌が懐かしすぎて若い人は知らない人の方が多いのではないか。

 ♫山口さんちの敬之くん、このごろ少し変よ。どうしたのかな?TBSの上司が呼んでも、メールが『新潮』から来ても、いつも答えは同じ。あ〜と〜で〜。つまんないな。


 さて、その総理べったり男の手口といわれるのは、昔からヤクザが女性を襲う常套手段だった。
 これに男性が被害に遭う場合もある。店で飲んでいるところへ女性が馴れ馴れしく寄ってきたら昏睡強盗に遭うことがあるので要警戒いい気になってはいけないといわれるが、脅迫するためにやる場合もある。

 監督が暴力団員に襲撃され重傷を負ったことも話題で大ヒットした映画『ミンボーの女』では、宝田明が扮する重役が酒に薬を入れられ気を失った間に酔って店の女性を襲ったことにされ、伊東四朗の扮するヤクザに脅迫される。

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 安倍総理が大手マスコミの重役たちと会食していることについて、それ相当の給与を得ている者たちが高級料理をちょっとおごってもらった程度で買収ということは考えにくく、あれは圧力だったと見た方がよい。
 伝説的な興行師の神彰は、暴力団から食事に誘われても、そこで勧められた料理や酒にまったく手を付けなかった。そうでないと席を立てなくなる。
 この点で大手マスコミの重役たちはダメだったのではないか。
 ということは拙書『朝日新聞…』で既に述べたが、それに加え『ミンボーの女』のようなこともあるから飲み食いしてはいけないということもあるだろう。

 さて、安倍総理と会食しているマスコミ関係者は、どうだったのだろう。





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by ruhiginoue | 2017-06-02 17:14 | 政治 | Trackback | Comments(3)
 電車で痴漢にされそうになったとき、迅速に弁護士を呼べるなどの「痴漢冤罪保険」があり、この加入者が急増して10倍以上になっているという。

 しかし、そもそも満員電車がひどすぎる。
 前に女性専用車両が導入された当時、これも応急処置でしかないという指摘があった。それをテレビで筑紫哲也が話していたが、たまたまその時に映画の話で出ていた〈おすぎ〉が「そうよ。それにオカマはどっちに乗ればいいのかしら、アタシだとか」と言い、その問題も確かにある。あくまで問題は満員電車である。

 また、満員電車の問題は痴漢だけでなく、押し合いへし合いしているうちに肘やカバンがぶつかったとか足を踏んだとかで喧嘩になることもある。それで周囲の人たちが「ラッシュだからお互い様でしょう」と喧嘩している人たちをなだめている場面を見かけたりする。

 それ以前に、超満員の車両に長時間乗っていることによるストレスと体力の浪費が問題だ。もったいない。このエネルギーを有効利用したら莫大な利益だろう。
 かつて、すごい満員電車で通勤していたことがあり、それによって疲労した様子で出勤してきたのを見た上司から、早起きして混雑を避け、仕事が始まるまで事務所で仮眠したらいいと言われた。
 これは寝る場のある職場だけに可能なことだが、こういう対策も考えたらいいと思う。



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by ruhiginoue | 2017-06-01 15:49 | 社会 | Trackback | Comments(3)