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井上靜のblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

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 FM放送は高音質なのにAM放送と同じようにおしゃべりばかりしている番組が多いと顔をしかめる人は多いが、そのうえ出演者の声が汚く耳障りだったり、話の内容がくだらなかったりする。

 先の土曜日の午前8時からFM世田谷で、音楽プロデューサーをしている人が夫婦で出ているという番組もひどかった。
 まず、歌を流すさいに個人的な話をして歌そのものの話にならないのもつまらないが、しかも時事ネタに触れ、これが非常識だった。

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 過日、サウジアラビアで石油施設がドローンの攻撃ということがあったけれど、これでガソリン代が折角下がり気味だったのにまた上がってしまったと言う。
 だから、これで生活にかかわる人は政府に対応を求めるべきで、派手に騒いだフランスを見習おうというのではなく、業界としては歓迎だろうとか価格操作のため自作自演だろうとか、そういう話にもならず、ちょっとの価格の違いくらいいいではないかと言っていた。

 その根拠として、都会より地方のガソリンスタンドは何故か高いからと言う。
 まず女性のほうが、土地が高い都会の方が安いのはなぜかと言い出した。
 それはもちろん人口が多くて客も多いから量販店と同じで薄利多売できるし、近くに店が他にもあると対抗して値下げしないと客を取られる。そもそも人口が多くて客も多いと土地が高くなる。田舎は逆である。
 この常識ではなく、なんと男性のほうが、輸送費がかかるからと言い、それに対して女性が違うだろうと言い、輸入して陸揚げする場所がどうたらという話になって、挙句に、何故か高い地方でも売れているくらいなのだから、いいじゃないかと言うのだ。

 こんなのは程度の低い世間話であり、放送では話すことではない。AMでも不適切だ。こんなことならFMなのだから音楽だけ流すべきだ。




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by ruhiginoue | 2019-09-30 05:33 | 社会 | Trackback | Comments(2)
 サイゼリヤが「増税後」も値段を据え置くと広報している。
 個人的には、美味しくないから行かないので関係ないが、それはともかく…

 まず「消費税率の引き上げ」であって「増税」ではないのだから、ここからして変なのだが、この意味の違いが解らない人が特に低所得層の庶民には多いので、値段の安さを売りにしている店としては、それに合わせているのかもしれない。
 そして、小さい子供のいる家庭を助けるため税金を増やす必要があるという政府の嘘を、低所得層の庶民の多くは無知なので信じ込む。そういうところに常に権力は付け込む。

 では、ここでサイゼリヤとしては善意なのか。
 それには疑問が既に呈されている。もともと低価格を売りにしている大手は、取引先と従業員にしわ寄せしているものだから、消費税率の引き上げ後に価格を据え置くのは経営努力というより更なる締め付け強化の恐れがある。
 そもそも、小さい店では到底不可能なことを大きな店が実施すると誇っていること自体が欺瞞である。

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 これで思い出すのはプロ野球の優勝セールである。
 いつもチームのスポンサーおよび地元の大型店は、取引先に商品を供出させる。だからいつも出入業者は泣かされていて、優勝しないよう望んでいるものだ。
 そして、売られる段階では大して安くもない。これをバーゲンセールの常套手段である雰囲気で乗せて客に買わせるのだ。これを無知な田舎の庶民は得したと錯覚するから実にオメデタイ。

 だからサイゼリヤが詐欺商法しているとまでは言えない。
 しかし、もともと消費税は他に負担を押し付けられる仕組みになっていることが問題になっていて、ここに業者間の力関係が反映してきたのだから、そこで消費税の引き上げに対して価格を据え置くと言われても素直に受け取れないのは当たり前だろう。





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by ruhiginoue | 2019-09-29 07:04 | 経済 | Trackback | Comments(0)
 不祥事が相次いでも、経済政策が破綻しても、年齢十八・九と二十代の内閣支持率は他に比して異様に高く、一部のマスコミによる調査では七割代という結果である。
 もちろん、マスコミの世論調査が不正確で、その不正確さは恣意的で「編集」どころか「偏集」であると、大昔から指摘されているから、数値をそのまま信じてはいけない。
 しかし、そのくらいの若い世代で内閣支持率が高いのは事実のはずだ。

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 例えば、単に団塊の世代が大量に引退して就職がしやすいことは、昔から予想されていたことだが、これを知らない若い世代の人たちは、政府の政策が良いと勘違いしているという指摘がある。しかも、そう錯覚させるよう政府がマスコミに圧力をかけているとしか考えられないくらい、なぜ就職しやすいのかをマスコミは言わない。
 そこへ、安倍内閣に抗議のデモをしているのは大昔の学生運動世代の老人ばかりだと嘘を書いている人がいて、誰かと思えばあの安倍内閣ベッタリ幻冬舎から政権に媚びる本を出している人だったりと、積極的な世論操作もされている。

 このようにマスコミが権力から支配されていると同時に学校教育も支配されていて、教科書といえばどれも育鵬社と同じであるし、社会に出てからも非正規雇用が増えて労働組合は組織率が低下したうえ御用組合ばかりであるから、社会からカウンターの機能がなくなってしまっている。
 この影響を、若い世代ほど強く受けている。

 しかし、若い世代が権力に付和雷同するのは昔からのことである。
 そして、そもそも若い世代の人たちは内閣を支持するかと質問されても、その意味が解らないものだ。内閣を支持するかどうかは政策によるもので、支持政党の内閣だから支持というのも多いが結局は政策をおおざっはに支持しているということである。
 ところが、この政策がどうかという意味も、解らない。政策という語彙を知らないし、支持という語彙も知らない。もっと年長の人ですらきちんとわかっていない人が多いのだから、二十代まして十八・九歳では、知らない人が多くて当たり前である。そこへ内閣を支持するかと問われたら、意味がわからないまま「いちおう」という答えをして当然である。だから、どの世論調査でも内閣を支持している若い世代は個別の政策となると特に支持しておらず無関心に近い。

 それなのにマスコミが漫然と世論調査と称してアンケートして結果を発表していることが社会にとって有害なのだ。こんな「調査」と発表はやめるべきである。






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by ruhiginoue | 2019-09-28 09:34 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 小泉進次郎環境相が、環境問題の国際会議へ出席するため海外出張したが、そこでステーキが食べたいと言って店に行く様子をテレビが放送した。
 今、世界的に、環境破壊を無くそうと肉の消費を減らそうとしているのだが、そこで殊更に肉料理とはいったい何を考えているのか。これを小泉環境相に問いただすのではなかった。だからテレビ番組の製作者らはバカなことしてると呆れられた。

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 これは戦後ずっと言われてきたことで、家畜の飼育による大規模な食肉生産は問題だった。
 そもそも、穀物を人間が食べるのではなく家畜の飼料にしたら、人間が得られる必要な栄養は、穀物を食べるのに比して、鳥肉なら六割、豚肉なら四割、牛肉なら二割、と激減してしまう。つまり、食料難の原因は人口増加より前に欧米など一部の贅沢である。
 そして、強引な農業は環境破壊となるが、特に食肉の生産は破壊の程度が甚だしい。

 ここで問題意識を持たないテレビ製作関係者は仕方ないとしても、それなら、大臣が仕事で外国に行ったのを取材しているのだから、食事しに店に行く様子なんてどうでもいいことは無視し、大臣として仕事してる様子にするべきだ。
 ところが、仕事らしいことしない大臣だから他にネタがなかったということか。もともと話題作りの入閣でしかない人だ。結婚の発表は私生活のことなのに、金屏風の前で記者会見するのではなく官邸で相手の女性と一緒にインタビューさせるよう仕向ける人だから。
 
 それで、「デキ婚」した「肉食系男子」だと小泉環境相はアピールしたのかもしれないが、そんなものに付き合っているテレビは本当に電波の無駄である。




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by ruhiginoue | 2019-09-27 05:31 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 チェルノブイリ原発事故の責任者は自殺を図るが未遂で逮捕され、裁判にかけられて有罪となり牢獄に入った。
 ところが福島第一原発事故の責任を問われた東京電力の重役たちは無罪。組織で上から指図する立場だから罪に問われたことでは同じであるが、要するに仕方がなかったという万能の言葉で免罪されている。
 だから判決文は実に杜撰であり、先ず結論ありが露骨だ。

 このことだけでも呆れられているが、さらに、こんな判決があった朝、総理大臣が最高裁判所長官を呼びつけていたようで、それで面会していたから「またか」の憤りである。
 もともと、最高裁判所は各裁判所の人事を握っていて、最高裁判所は内閣に予算を握られているから、これでは司法権の独立が無いのは当然のこと。
 これまでも、原発を止める判決をした裁判官は左遷されているから、原発事故の責任者を断罪するのは困難である。

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 それでも職責を全うする裁判官はいるので、総理大臣が裁判裁長官に念を押したのだろう。
 そう疑われないように、国策にかかわる事件の裁判のさい総理大臣は最高裁長官と会うのは控えるものだし、最高裁長官も呼び出されてノコノコ行くことはしないものだ。

 ところが安倍内閣ではマスコミをはじめ各方面へ露骨に圧力をかけて恥じない。そうでもしないと持たない政権である。
 それで判決言い渡しの当日に呼び出し確認あるいは判決の変更をさせたのだろう。このことは判決が杜撰であることが示している。もともと権勢に媚びる不正な判決は、道理をひっこめて無理を通すから必然的に内容がいい加減となるものだ。判決理由の部分が、記述に五分とかからないものすら珍しくないのだ。

 この調子だから、安倍総理に呼ばれて「無罪にしなさい」と指図された最高裁長官が部下に命じ、手早く判決を書き換えさせた、と考えることが最も自然である。 
 




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by ruhiginoue | 2019-09-26 04:52 | 司法 | Trackback | Comments(0)
 ちょっと取引している銀行から「投資セミナー」の案内状が送付されたけれど、興味が無いというより無駄だと思っているので無視していたら、いつも投資を担当している行員の女性からご丁寧に電話で「まだ定員に達していないので」と誘いがあり、それで「生憎ちょうど同じ時に用事がある」と嘘をついて断った。

 ほんとうは、「投資セミナー」なら御行の「投資アドバイザー」に受けさせるべきだと言ってやりたかった。しかし、皮肉にしかならないので「嘘も方便」を選んだ。
 だいたい、「投資セミナー」の講師からして何も解っていないのだから、その話を何も解っていない「投資アドバイザー」が聴いても無意味だ。

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 このところ投資は全く利益にならない情勢だが、それについて希望的観測で「米中貿易戦争」が収束したらどうにかなるなどという話をしているのだから、聴くだけ時間の無駄である。
 そもそも、日本政府が自己保身のため対米従属で、また経済政策の破綻から国民の意識を外に逸らそうとして中国や韓国の悪口をいいふらしていたりで、この御粗末にマスコミは付き合っている。圧力をかけられて、その後は忖度して。
 
 ところが、金融や証券の業界に勤務してきた人たちは、このマスコミの垂れ流しを鵜呑みにしている。サラリーマンしてたら当たり前であるが、これでは経済の正確な情勢など把握できないし、したがって適切なアドバイスなど無理というものだ。
 だから会社という会社が衰退している。それで日本経済の先行きは暗いが、最悪から少しでもマシになろうとするなら、会社に従順でマスコミに従順すなわち無能な政府に従順な勤め人たちとは距離を置くべきである。




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by ruhiginoue | 2019-09-25 04:48 | 経済 | Trackback | Comments(1)
 菅直人もと総理大臣については、その姿勢について厳しい評価を雑誌に書いたが、それでも評価する部分があることは認めていた。これは当記事を読んでくださった方々には既知のことである。

 それに関わる話であるが、菅もと総理は、地元で選挙演説したさい、菅政権の震災対応について激しい口調で詰め寄る人に対し真剣な表情で話に耳を傾けていたのを目撃されている。
 これを目撃した人は、菅もと総理には少なくとも安倍総理より度量があるように感じたという。有権者の声を真面目に聞くだけマシというわけだ。

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 これだけは評価している。それは記事に書いたとおりである。

 もともと菅直人は市民運動の出身だから市民の声に耳を傾ける。そして選挙の時だけでなく大臣になった時も、同じく厚生大臣をやった小泉純一郎が医療業界のパーティーに出てばかりいたとは大違いで、薬害の被害者などに対して話を聞いていた。

 ところが櫻井よし子に言わせると、菅直人は市民運動出身だから悪い、ということだ。薬害追及をしたけどデタラメ記事を指弾された櫻井としては、薬害などで問題の官僚出身とか、親の七光り、人気落ち目の芸能人、引退したスポーツ選手、などなどの問題ではなく市民に敵意を抱いている。
 それで「ジャーナリスト」を名乗るから可笑しいのだ。大衆にはそれゆえ程度の低さや無責任があるけれど、それを踏まえて市民の立場に寄り添うのがジャーナリストである。
 そんなこともわからないで、ただ権勢に媚びて商売している櫻井だが、こんな人が偉そうに発言していることの方がむしろ問題である。
 
 これだから、やはり日本は先進国ではないのだ。
  


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by ruhiginoue | 2019-09-24 04:37 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 大型店で商品を見ていたら、近くを通り過ぎていくさい「こんにちは」と言った客がいて、見たら知り合いだった。もと議員で、先日の選挙で落選したばかり。

 この人は社民党に所属していて、なぜなら、新人としては老舗の政党の看板が有利ということで、また社民党は緩いところがあるけれど、それゆえ入り易く気儘ということだった。
 そして最初は孤軍奮闘っぽかったけれど当選し、それで認められたのか再選したさいは福島瑞穂議員が応援演説に来てくれた。
 しかし、あの当時人気があるのは辻元清美議員であった。ろくな応援を同党はしてくれなかったけれど当選できたのだから、それでも応援してもらうなら人気がある人が良いはずだ。それを言ったら「でも、党首だから」と。
 なんか、所属政党内で地位が確立されると義理も生じるみたいだ。

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 それと関係があるかは判らないが、社民党が今では法律が規定する政党要件すら危ぶまれる状態で、辻元議員は社民党を離れて立憲民主党に入り、衆議院の国体委員長をしている。
 つまり、いちおう党に所属しているが党の組織から支援されなくても当選していた議員が、実績があるからと党の丸抱えになって安定したのもつかの間、党が衰退して落選の憂き目を見ることになったように見えてしまうのだ。

なぜなら、これは政党だけでなく会社でも何でも実によくあることだからだ。組織と関わるさい、こういうことも考慮しないといけない。




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by ruhiginoue | 2019-09-23 05:21 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 いわゆるFラン大学に入った同級生が一人いたけれど、彼は高校三年生の時、受験の準備ができていないから無駄だということで全く試験を受けず、卒業すると予備校に入るが殆ど通わず、受験勉強を少しもしなかったけれど大学には入りたいということで、定員割れの不人気な田舎私大に入った、という次第だった。
 これなら最初から現役でFラン大に入れば予備校が無駄にならずに済んだ。
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 しかし、いちおう予備校に通い受験勉強して大学に入ったという体裁をとりたかったらしい。そして、受験がうまくいかなくて唯一入れたのがその大学ということにしていたのだ。
 このように大学は不熱心であったが、なぜか異性と付き合おうとすることに関しては高校の時から熱心であった。せっせと口説いて回っては、下手糞な鉄砲でも数撃てば当たることがあるというようにして、ガールフレンドを作っていた。

 この彼女を周囲に自慢するのだが、これが美人とか可愛いとかいうのには程遠い女の子ばかりである。
 もちろん、彼は二枚目とかイケメンではなく人間的に魅力的でもないから、美少女には無縁で当たり前である。そんな奇跡は起こりえない。ここに証拠の写真を掲載したら「閲覧注意」と言ってもグロ画像ではなく腹筋崩壊の方で、臍で茶が沸くダサさなのだ。

 だから可愛い子ちゃんを口説いてもダメで、なんとかなるのはブスまたは不細工という結果だったのかというと、そうではなく、彼は最初から可愛いくない女の子ばかり口説いていたのだ。これは身の程を知っていて現実的選択をしたのではなく、好きになってしまわないようにと意識して魅力の乏しすぎる女の子ばかり口説いていたのだ。

 なぜなら、彼は親に強制されて、将来は遠い親戚と見合い結婚するよう決まっていたからだ。よくある財産維持のためである。そして彼も財産は欲しかった。放棄して自ら人生を開拓していく覇気など全然ない。
 だから、その前に異性と交際してみたいが、そこでなまじ真面目に努力して、もしも魅力的な女の子を口説き落とせたら、まずいことになると恐れた。その女の子を本気で好きになってしまうかもしれないし、その子とは一時の付き合いだとしても、それで嬉しかったら将来の結婚でも同じようにして相手を得たいと思うようになってしまうかもしれない。そうなってはいけないと思い、魅力的とは到底いえないFランクの女子ばかり口説いて付き合ったのだ。

 つまり、Fラン大学に入ったのと同じだったのだ。受験勉強したくないが大学に入りたい。大学生になってみたいだけで勉強したいことは無い。なまじ真面目に努力したら別の道が拓けて親に敷かれた人生の絨毯から足を踏み外してしまう。
 そういうことであった。だから彼は実家に帰って親戚と見合い結婚して財産も贈与され幸せらしい。

 こんな例もあるから、「Fラン大で人生終了」とは限らないのだ。



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by ruhiginoue | 2019-09-22 05:18 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
 親の仕事の関係で北米で過ごした人が、日本に帰るという時、アメリカ人の女性から言われことで呆れたそうだ。
 それはアメリカだけが素晴らしい国なのに他所へ行くなんて信じられないということだった。なぜなら―
 「アメリカにはピザがあるのよ」
 もともとイタリアの料理で、それが世界中に伝わってアメリカにもあるということなのに。だからアジア各国にもあり、日本にも中国にもある。韓国にもあるし、南だけでなく北にもある。首都の平壌では本格的に窯で焼いている店が普通に営業している。
 その米国人女性は地方の庶民だったから、そんな感覚だったのかもしれない。
 
 日本にも、外国で過ごして帰国し和食を食べ「日本人でよかったと実感した」なんて言っている人が昔から今でもいるけれど、それは慣れ親しんでいるだけだろう。日本に滞在した外国人が帰国して慣れ親しんだ料理を食べたら、やはり安堵する。
 これが寿司や蕎麦ならともかくラーメンやカレーを食べて「いやー日本人でよかった」と言う人までいるから、アメリカにはピザがあるからと言う人を笑えない。


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 他にも「日本には四季があるから良い」と迷信に基づいて言う人たちが昔からいるけれど、四季なんて世界各地にある。冒険活劇の観すぎで日本の他は赤道直下や極点だと思い込んでいる人が昔はいたということだ。今は違うけれど、何か良いことがあると言わないといけないと強迫観念になっていて、そこで昔の迷信を口移しするのだろう。
 だいたい、オリンピック開催時期で問題になっている夏の異常な暑さなど、日本の気候は快適からほど遠い。むしろ、その辛さを紛らわすため風流と言っているだけなのを、四季が良いとすり替えているのが日本の現実だ。

 それに、もともと日本の食べ物は手間ばかりかかる割に美味しくないうえ、さらには添加物や汚染物質ばかりの食品になってしまっている。なのに「食べられるだけでも日本人で良かったと感謝」と言う人。その多くは脅迫や洗脳で言わされている。
 また、日本は水が豊かとか言うけれど、水害や農耕の水争いで昔から水に苦しめられてきたことは歴史をちゃんと見ればわかるし、現代の水道だって処理法に難があり水質が昔からずっと問題にされてきたのに、日本人の多くは「いつも蛇口から水が出て飲める日本は凄いのだ」と言いくるめられている。

 まったく、劣悪な医療と高すぎる保険税で苦しむ人が多いのが実態なのに「国民皆保険制度で誰でも医者にかかれて日本人は恵まれている」と言いくるめられている人が少なくないけれど、これは、賞味期限切れや汚染の食材を学校給食に使い、子供たちに「両手を合わせて感謝して食べなさい」と威圧しているのと同じ構図だ。

 この調子だから、おそらく、自国だけが素晴らしいと勘違いしている人が世界で最も多いのは日本だろう。
 



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by ruhiginoue | 2019-09-21 05:10 | 社会 | Trackback | Comments(0)