井上靜の気楽ゆえ率直な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも同様にe-mail:ruhig@outlook.jpまで


by ruhiginoue

菓子パンを食べて続けて

 健康診断で栄養に難があると指摘されてしまった。その一因として考えられるのが、菓子パンである。北海道に滞在していたとき、地元のコンビニに勤務している人から教えらて、おすすめの菓子パンをいろいろと食べていた。他の地方でも知られている製造業者の他に地元製造業者のものを、この機会にと選んでいた。
 もともと菓子パンには問題がある。食パンなら不使用を売りにしているイーストフードを菓子パンはどの業者でも必ず使用しているし、糖分は多いし、加工肉は使用しているし、今よく要注意といわれるトランス脂肪酸も多い。

 それでも、たまにオヤツとして食べるなら微々たるものだろうが、買い置きしておけるからと、一か月以上毎日のように、しばしば三食とも食パンにしていた。もちろん、野菜を努めて摂っていたが、それでも食パンの絶対量が多すぎたのだ。
 それで、今は改善しているが、後にした北海道で震災があり、生活している人たちの食生活に支障があったら栄養のことが大丈夫かと心配である。

 ところで、かなり買い物したのでセイコーマートのカードにポイントが貯まっているけど、その一部しか商品化できなかった。期限切れの前にまた行けるだろうか。

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# by ruhiginoue | 2018-09-10 16:54 | 雑感 | Trackback | Comments(3)
 いまこの時に大阪を抜け出して沖縄に行く松井府知事は、さらに欧州行脚に行くので、これに驚き呆れている人が全国的には多いが、この常識とは逆に大阪では支持される。だから行くのだ。支持を失うなら、行くわけがない。

 なぜかと大阪府民たちが言うには、実質は米軍基地建設推進の知事候補を応援しに沖縄に行くことはすなわち中央に迫害される沖縄を虐める手助けをしに行くことであり、これを見て、自分たちもぜひやりたいことを実行する素晴らしい知事だと思うからだ。
 また、災害のため困っている地元の人をほったらかしにすることも、ほんとうはそんな困っている人たちを自分で虐めたり笑ったりしてやりたいが、それはまずいので、代わりに政治家か放置するのを見てザマアミロと喜ぶのだ。
 
 それが大阪人というもので、「大阪の食い倒れ」と同じなのだ。この「大阪の食い倒れ」には条件があって、それは安くて量が多くて旨いの三拍子が揃っていることなのだが、これと同じく差別と弱い者いじめは、金をかけなくても出来て、相手が弱者だから思う存分にやれて、これが他に無いすごい快感、という三拍子が揃っている、というわけだ。

 だいたい、商売の大阪というのはとうに昔の話だから、今の大阪人はすでに商売などどうでもよく、経済の活気に裏打ちされた「ナニワの民主主義」は死滅し、それで最も安価で快感の差別や弱い者いじめをして楽しみたいからと、橋下ら維新に託してきたが、そうしたら彼らは期待通りだと喝采している。
 こういう人が大阪には多く、その証拠に、あれだけ他からは批判されても大阪では絶大な支持があり、これを解っているから府知事は支持を失う心配などせず、逆に支持されると確信しているから、災害などほったらかして遠くまで出かけるのだ。

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# by ruhiginoue | 2018-09-09 11:04 | 政治 | Trackback | Comments(2)
 90年代の後半にTBS系で放送された連続ドラマ『人間・失格』(脚本・野島伸司)で、主人公の息子が、通う高校で集団暴行から逃れようとして校舎から転落してしまい死亡すると、葬儀にテレビ局のレポーターが紛れ込んで親にマイクをつきつけるから、高校の教師が怒って遮ったところ、そのレポーターは「報道の自由」だと言う場面があり、見ていて不自然に感じた。そんなことは言わないだろう。
 70年代の後半に同じ系列で放送された連続ドラマ『3年B組金八先生』(脚本・小山内恵美子)では、受験に失敗して絶望した高校生が自殺し、その自宅にマスコミが押しかけてきて親の談話をとろうとするから、棺に付き添って来ていた警官が不謹慎だと注意したら、報道に対する干渉だと抗議する記者がいて、その記者も不謹慎なことを是としてはいないが、しかし相手が権力を笠に着た警官なので抗議したということで、これに対して警官は一人の人間として言っていると抗弁したが、しかし勤務中に制服を着てのことだったから抗弁にならなかった、という場面があり、この方がリアリティがあった。

 しかし、上記はどちらもあくまでドラマの描写で、実際には違うだろう。
 北海道の震災で、家族が生き埋めになっているという若者が今にも泣きだしそうにコメントする映像を各局のテレビが流していた。このように悲劇的だと、強く視聴者の感情に訴えかけられるということか。そんなものに意味があるのかと疑問を呈する人たちも当然いる。
 こういうことは昔からあった。そしてその経験則から、おそらく取材した時は、被災した人たちとその家族の大変さを明らかにしたうえで、公的な支援を訴えるとともに、政府の対応の悪さを指摘するという、報道の本来あるべきものだったはずで、だからこそ取材を受けた側も、つらさをこらえて協力したはずだが、そういう部分は放送するさいに削除させられてしまったのだろう。

 だいたい、取材しているそばから不謹慎であったら、当事者も取材を拒否しているし、騙そうとして真面目そうに見せかけているだけでは見抜けるものだ。だから報道で問題があると、現場で取材している記者の真面目さ熱心さに期待して応じたのに、そうして持ち帰られたレポートを、こんな真面目なものではウケないとか、政府を批判すると後が怖いとか、そういうことで上司が改変してしまうものだ。
 
 このことを、誰だって取材される側になる可能性はあるのだから、覚悟しておくべきなのだ。

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# by ruhiginoue | 2018-09-08 16:24 | 社会 | Trackback | Comments(2)
 「国民の生命財産を守る」と言うのが軍拡の時だけで、自然災害については冷淡なのが自民党であるから、これは一部の業界を儲からせて政治献金もらったり利権に与ったりのうえ自分だけ贅沢するということだ。

 ところで、台風のため関西空港に居た人たちが混乱に巻き込まれて往生していたけれど、この空港は大赤字だし、沈下しつつあっていずれ水没ともいわれている。
 そもそも埋め立ては金がかかりすぎるし環境への悪影響も当然大きいのだから、浮体工法という航空母艦をたくさん繫げたような方法にすれば遥かに安上がりだし環境への影響が少ないと指摘されていたけれど、埋め立てになってしまい、なぜなら土建屋だけは儲かるからいいのだ。
 
 これと同じなのが、沖縄の辺野古新米軍基地建設の埋め立て工事である。だいたい米軍基地なんて役に立たないという問題は別にして、米軍基地は辺野古でないとダメというのは嘘だったから、当時の政権が官僚に騙されていたと鳩山元首相が言っていて、それで辺野古を訪問もしているわけだが、そのうえ辺野古の海を埋め立てることは自然環境への深刻な被害が危惧され、これが世界各地から注目されているし、海底がマヨネーズ状態であるから埋め立てに向いておらず、しかも活断層がある。
 それでも強行するのだから、これも土建屋が儲かるというだけのことだ。実際に地元で賛成している人たちは、その利益を頂こうという連中である。

 このように日本は土建屋が威張って勝手放題の国なのは昔からだったが、その害毒が深刻なのにまだ改まらないのだから、この社会は進歩と将来性が皆無ということであろう。 

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# by ruhiginoue | 2018-09-07 18:42 | 社会 | Trackback | Comments(0)

北海道にはいません

 北海道で大規模な地震という事態で、今どこにいるのか、無事か、などと問い合わせてくる人もいるが、ずっと北海道にいたけれど、今は別のところにいる。
 だから、公共交通機関を利用するのでサバイバルナイフを別便で送ってもいるし、後に国会議事堂前にも行った
 
 もしも、まだ北海道に居たら大変な混乱に巻き込まれていただろう。知り合いの、まだ滞在している人や地元の人たちは、どうしていることか。連絡と情報のため電源難民になっている人たちの話題に、今まさに苦労と心配をしている人たちの様子を想像している。

 しかし、太陽光発電機を持っている人は、まだ少しはよいだろう。テントに備えていた人がいて、小さいものだとなかなか溜まらないので不便だが、緊急事態のときには役立つ。
  
 
 
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 北海道には、ソーラーパネルが目立つ。これは道南のもので、去年はまだ完成していなかった。

 これだけ地震の被害に遭っても原発やめないというのは、意固地になって無理心中のつもりかもしれない。
 
 






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# by ruhiginoue | 2018-09-06 17:50 | 学術 | Trackback | Comments(7)
 昨日、タクシーに乗ると運転手が客に向かって気楽な話題だと勘違いして民族差別などのヘイトスピーチをすることがあるから不愉快だと言っている人たちの話題で、これを遮ったり止めさせたりするべきだし、それを実行していると言う人がいるけれど、それができない人はどうするのかということで、タクシー業界が苦情を受け付ける機関を設けているから、そこに通報するべきだと述べた。詳しくは昨日の項目を読んでいただきたい。

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 ところが、これについて、タクシーの運転手をしているという人が、差別やヘイトスピーチをする運転手を通報するべきであるが、それ以外のことまで一緒に問題にすることではないと言う。
 しかし、これはタクシーにもともとある問題に対して、業界が努力することで改善してはきたものの、まだ不十分だから対応する機構も存続している、という事実を前提にし、ここにヘイトスピーチも通報するべきだという趣旨だから、ただ並列しているのではない。

 また、内容には賛成だが題に「タクシーの運転手」を「タクシー運ちゃん」と書いているのは差別ではないかと言う人がいた。これは、「運転手さん」を「運ちゃん」と言うと、それ自体が特に蔑称でなくても、正式に呼ぶべきところで気安く変に省略して呼ぶことが失礼と受け取られる場合があるし、わざと見下しての場合もあるからだろう。

 しかし、ここでの「タクシー運ちゃん」とは、ヘイトスピーチしている者のことであるから、タクシーの運転手全般を意味してはいない。差別する者は、差別されて文句が言えない。軽い気持ちでヘイトスピーチを客に言うタクシー運転手は、気楽に「運ちゃん」と言われて不愉快でも文句を言う資格がない。
 そもそも、タクシー運転手が「運ちゃん」と見下すように言われることがあるから、差別の話題のさい、あえて書く意味がある。タクシーの運転手は、昔だったら不健全経営の会社に勤務するカタギでない人とかは当たり前だったし、今でも失業した人が就いたりの業種だから、それで見下されたりする現実がある。
 だから見下して良いわけではないけれど、その仕事に就いている人が、仕事中に民族差別などヘイトスピーチしている。しかも、それで客がウケると思っている。そんな社会の構造を問うているから、その意味があってのことだ。

 ところが、このところ「差別している人を差別している」という奇妙な論法が流行っているから、それが影響しているのだろう。


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# by ruhiginoue | 2018-09-05 16:50 | 社会 | Trackback | Comments(0)
 少し前にタクシーに乗ったら、運転手が言っていた。今でもタクシーの運転手にヤクザはいるそうだ。ただし、昔と違ってなにか苦情があったら失業の危険があるので、むしろ他の運転手より物腰が低いくらいだそうだ。

 かつてタクシー業界は、暴力団が経営している会社で見るからにヤクザの運転手がいて、乱暴運転で「カミカゼ・タクシー」と揶揄されたり、遠回りボッタくり暴言などひどいものだったから、業界が自浄や自主規制のため「近代化センター」を作っており、苦情を通報するようになっている。だから運転手証を乗客に向け表示しているのだ。

 しかし、土地勘のない客だとわかると遠回りされることはまだあり、時と場によっては女性客が人気のない所に連れていかれて運転手に襲われることもあるから、カーナビに入力すると言われても従わずに、とにかくこの道を進んでくれなどと自信ありげに言うべきなのだ。

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 そして、このところタクシー運転手の中には天気や床屋政談の感覚でヘイトスピーチをする者がいて、そんな話を面白がる人がいると思っているから言うらしいが、しかし正常な感覚の人は不愉快になり、話を遮ったりしているそうだ。その場では言いにくいのであれば、運転手の名を控えて近代化センターに通報するべきだ。通報が多いと業界も対応せざるを得なくなる。








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# by ruhiginoue | 2018-09-04 18:23 | 社会 | Trackback | Comments(0)
 もともとは、選挙で競り勝ったとはいえ相手方も相当ないし一応の支持があったのだから、それを尊重して人事の面で登用するなど配慮するのが常識だったのに、そうではなく勢力争いで勝ったのなら負けた者を粛清するスターリン主義的な体質に、自民党は変容してきている。
 これは、小渕恵三が、自分と同じ時に総裁選立候補した加藤紘一らを徹底的に排除したことから始まった。このことは先述したとおりだ。
  
 また、小渕恵三が総理大臣の時、国旗国歌法や盗聴法など、国家主義的傾向の強い法案を次々と成立させており、これは転んだ公明党と組むことで多数になったら議論などしないで押し切るやり方である。これと同じことを安倍晋三はしているから、共通してファシスト的傾向がうかがえる。
 しかも経済に対してまで同じだ。小渕総理は、野菜が並んでいるのを見ているさい、そこにあるカブを両手に持つと、テレビカメラを意識しながら万歳の恰好をし「株上がれ~」とおやじギャグをブッこいたことがある。今はアベノミクスなる官製相場が問題だが、小渕恵三もバラマキをしまっくて「世界一の借金王になった」と愚痴をこぼした姿がテレビで放送されている。つまり両者は共通して、積極的というが実は無理矢理で、ツケが後に回ってくることをしているのだ。

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 この二人の人物は、経歴からすると違うように思ってしまう。
 まず安倍晋三は、真面目に勉強しないし、強引にやらせても満足に出来ないし、成蹊というお坊ちゃま私大に付属から入り、授業サボって遊んでばかりで単位も取らず落第のはずが、おそらく金次第の私大だっからだろう、いつのまにか卒業していて教授が呆れたという話がある。身体的には難病指定されている持病がある。趣味といえば食うことくらいで、それも箸の持ち方が下手だったり、箸を口に近づけると舌を出してしまったりと、実に品が無い。あと好きなことといえばゲームとアイドルだと言われている。
 ところが小渕恵三は、もっと一流の早稲田卒で、スポーツは合気道4段、映画や音楽も嗜むなど、上品で均衡がとれた人物のように見える。

 しかし、小渕恵三は「鈍牛」と言われてきたし、海外メディアからは「冷めたピサ」と皮肉られていた。これまた不真面目な森喜朗からは「小渕さん、私より年齢は上だけど卒業は後で、よけいに勉強した」と公然とからかわれている。同じ早稲田大学だが、スポーツ推薦で入ったけど入ったらサッサと部活をやめてしまったなんていう森に、小渕は笑いものにされていた。深刻な持病もあり、これで長期政権にならなかった。

 これを群馬県出身の人が言うには、小渕は子供の頃ちゃんと前を見て歩かない情けない子だと評判で、真面目ではあっても実はボンクラだそうだ。それで劣等生の安倍晋三と同じく、自分の地位を脅かされることに過敏な恐怖を抱いていたはずだ。
 だからソックリになったと考えれば納得である。違うのは死んだ小渕に対し安倍は薬の進歩でしぶといことだけだろう。






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# by ruhiginoue | 2018-09-03 20:47 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 バカなことをしたということでも何でもいいから歴史に名を残したいというドラ息子が、七光りと金で総理大臣になって何をしているか。国会議員や大臣の憲法遵守義務を無視し、自分は「立法府の長」と国会でデタラメを言い(それも、お坊ちゃま私大で政治学の授業に一度も出席せず必須科目なのに単位を取らずに卒業しているくせに、東大を出て司法試験に合格して検察官をやっていたことがある議員に向かって、勉強しろと威張りながらの発言)、そのうえで強引に改憲を発議するつもりだ。
 そして、有権者ではなく、低投票率の中での過半数でよいという、違憲立法を指摘される国民投票にかける。これなら、今までさんざんやってきたように、マスメディアに圧力をかけたり暴力団に妨害させたりで、過半数が取れそうだ。
 そんなことをもくろむ異常な総理大臣による異常な改憲のため、憲法九条とプリントしたTシャツを着ていただけで警察に職務質問されたり通せんぼされたりという異常事態に、今の日本はなっている。

 それで、そんなに九条がだめなら、国会議事堂前に九条ネギをもって集まろうという皮肉と怒りをこめた集会が今日はあった。

 
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 ネギを持って、ということで、知り合いでコスプレが得意な女性に初音ミクの恰好で参加してもらおうと思ったが、雨が降ったり止んだりの天候だから無理ということになった。
 この話に、笑っている人たちの中で意味が解らずポカンとしている年配の参加者たちがいた。
 しかし、それより、今日参加した人が連れてきた娘が、盛り上げてくれた。恰好がなんともかわいらしい。


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 開催中、雨は降らなかった。日が出ていないので、久しぶりに涼しかった。







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# by ruhiginoue | 2018-09-02 18:39 | 政治 | Trackback | Comments(4)
 安倍総理と暴力団との癒着が取りざたされているが、なのに大手マスコミは及び腰だと批判されている。

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 かつてヤクザの配偶者いわゆる極妻たちが、ヤクザの人権を守れとデモ行進をしたので驚かれ、外国でも報道された、ということがある。外国では、やくざ者の家族は表に出ないからだ。
 そのデモ行進で掲げられたプラカードには「ヤクザだって人間だ。生きる権利がある」「ヤクザは暴力団ではない。自民党こそ暴力団」と書かれていて、つい噴き出してしまった人もいるし、共感も結構されていた。つまり自民党はヤクザより悪いと思う人がいるということだ。

 この、「極道の妻」などヤクザの家族が問題にしていたことについて、だったらヤクザの家族になんて、ならなければいいじゃないか、と言う人もいるが、そういうことではない。

 かつてテレビで放送されていた刑事ドラマで、よくヤクザを演じる内田朝雄ふんする組長の娘が結婚するさい、披露宴の会場を借りるのに苦労する話があった。客がその筋の人たちばかりでは怖いし、そこへ敵対する暴力団が襲撃するなど危ないのではないかと心配されたからだ。
 しかし、娘は父親の仕事とは関係なく、結婚する相手の男性もカタギである。だから、本来は『ゴッドファーザー』の冒頭のように日本の暴力団も冠婚葬祭が組織の規模や結束を誇示したり祝儀などで資金稼ぎにしたりで大規模に行うところを、互いの親族だけですることにして、父親の組長は付き合いのあるその筋の人たちに事情を懸命に説明して失礼を詫びて回る。そうして目出度く普通に披露宴をする、という話だ。
 
 このとき、警戒して調べに来た警官に、父親の組長がしみじみと語る場面は、内田朝雄の好演であった。彼がどうして組長になったのかというと、終戦直後の混乱期に、戦地から生き延びて帰った彼は、庶民の店を敵から守ることで「みかじめ料」とる仕事を始めたのが発端で、警察も力が無い時期だったから黙認どころか歓迎していたと言う。その敵とは「三国人」たちで、武器もない中で必死で戦った。その敵を彼は憎んでおらず、「三国人」たちは日本でさんざん差別と迫害を受けてきたから、日本の敗戦によって、ここぞとばかりに、これまでの恨みや鬱憤を晴らしていたのだろう、と語る。こうして遠まわしに戦争を批判していた。
 このように、もともと事情があったものだ。そしてこれは形を変えて続き現存している。

 この刑事ドラマを作ったのは石原プロである。弟は兄と違ったと言われている。兄のほうは防災訓練で「三国人」が暴れるだろうからと言って差別意識を自衛隊にけしかけて批判されていた。
 そんな都知事でさえ、関東大震災のパニックとデマで犠牲になった人たちの追悼はしていた。なのに今の知事は、それを拒絶し続けている。朝鮮人だけでなく間違えられた日本人も殺されたというのに。

 まったく、自民党も、自民党を批判して辞めたはずの政治家たちも、ヤクザに劣る。まさに「ヤクザは暴力団ではない。自民党こそ暴力団」である。極道の妻が言っていたことは正しかった。 





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# by ruhiginoue | 2018-09-01 18:50 | 政治 | Trackback | Comments(2)