井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhig@outlook.jpまで


by ruhiginoue
 かつて、日本で活躍した外国人として知られるアンドリュー=ヒューズ氏が新聞に一読者として投書し掲載されていたので興味深く読んだ思い出がある。これは教育を語っていたのだが、そこで体罰について、暴力の苦痛と恐怖によって服従させるファシストの発想なのだ、という指摘をしていた。
 たしかに、何をどう色々と説こうと、結局はそういうことである。そして「体罰の会」と「日本会議」の構成員が共通しているなど実証もたくさんあり、また政治的に左派でもファシストはいるから、「平和憲法を護れ」と言う暴力教師や暴力亭主や毒親が昔からいる。

 ところで、子供の権利条約には、抑圧からの解放が謳われているが、ここに「意見表明権」がある。この言葉を聞いたとたんに脊髄反応のように反発する人たちが、ほんとうに多い。現代社会の教科書に記述すると検定で文句をつけられるし、大学の教育学でも学生から疑義がよく出る。要するに、子供が意見するなんて生意気だということだ。
 しかし現実と向き合えば、両親が離婚することになり親権はどうするかという時に当の子供の意見はどうなのかという問題になるし、効果と副作用に危惧がある予防接種を受けるべきかどうかで、身体生命に関わる場合は自己決定権が最大に尊重されるべきだが、子供の場合もそうであるべきではないか、などなど具体的に考えれば生意気で片付けられるだろうか。

 それで思い出すのが、最近よく一部マスコミにもてはやされている木村草太という憲法学者の空疎さである。「気鋭の」と無意味な枕詞をマスコミがつける者は実はダメという相場だが、やはり、教師とか医師とかセンセイたちは信用すべきだと説いて、自分の娘に子宮頸がんワクチンを接種させたとか、思春期の悩み事は弁護士に相談すればいいとか、おおよそ弱者の人権に関心が無いことを露呈させ、ひたすら権威への服従をさせようという発想である。
 つまり、木村草太という憲法学者は「論語読みの論語知らず」であり、日本会議に属している人たち並みの毒親ですらある。

 このような人たちの嘘くささを若い人たちは感じ取っているから、その反発から自民党など他のファシストに接近してしまう者がいるのだ。


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# by ruhiginoue | 2018-05-05 06:06 | 社会 | Trackback | Comments(0)
 過日、週刊文春が、林芳正文科相は日中に「ヨガ」の店に出かけていたと報じ、そのさい公用車を利用し、その店が体操や健康のためとしながら風俗営業まがいの雰囲気であることを問題にしていた。
 これに対して、その店を運営している女性が週刊文春に対して苦情の声明を発表した。週刊文春の記事だと、いかにもいかがわしい店のように誇張していて、また、その女性はグラビアに出たことならあるけれど、それをアダルトビデオに出演していたように書いているから事実と違うということだった。

 ここで問題なのは公用車の使用だった。勤務中に私用があって出る程度なら公用車の使用は許容されている。しかし、小さい子供がいる女性の議員が出勤のついでに託児所に寄ったことを公私混同と非難する人たちがいて、それは言い過ぎだと反論もあった、ということが記憶にまだ新しいのだから、仕事の息抜きでヨガに行くことはどうなのかと問題にされても当然だった。
 しかも、その店は女性ばかり接客するから、いわゆるセクシーヨガであったと言っても不当ではないと指摘され、これは趣味の問題だけど、大臣が公用車で行くのはいかがなものかと疑問が出たのだった。

 もう一つ問題になったのは、その店がリラクゼーションと称して行う中で、無資格の従業員が指圧やマッサージまでしているらしいという疑惑だった。
 これを実施するのが若い女性ということで、だからどうも風俗営業っぽいじゃないかと言われたのだが、それと共に、いやそれ以上に、無資格営業の横行により有資格者が圧迫され、特に視覚障害者の自立・自活の妨げになっていることが前から問題になっているのだから、その資格については学校教育の分野であるため管轄が文部科学省であり、なのに文科相が無資格者のところへ公用車に乗って客として行くことは、進退にもかかわる問題というわけだ。

 この、無資格で指圧やマッサージを女性がすることを題材にした小説『くねり坂』があった。書いたのはタレントのうつみ宮土理で、創作教室に通って悪戦苦闘しながら書き上げたらしく、ついに出版されて彼女は笑顔で読んでくださいと言っていたけど、それで読んでみたら切ない話だったという小説で、今は亡き大原麗子が主演でテレビ化されている。
 このドラマで主人公が偶然に出会った女性たちの集団は、無資格の指圧とマッサージを派遣で行い生計を立てていた。みんな訳アリの女性たちで、主人公も同じだったから仲間に入り働きはじめる。そこで働いていた若い女性が出張風俗嬢とみなされて客に襲われてしまう挿話もあった。

 このように、小説のネタにもされるくらい、もともと色々とあったのだ。そこに文科相が公用車で行けば問題にされて当然。週刊文春の騒ぎ方が面白おかしくしようとした部分を割り引いても、だ。

 余談だが、もともとセクシーとヨガといえば岡本かおり。彼女はテレビタレントとしてバラエティー番組に出たり、大映テレビの連続ドラマに俳優として出たりしていたが、映画ではにっかつロマンポルノで活躍したことでも知られている。その前はモデルだったそうだ。その当時の付き合いだったらしいが、義理の姉が彼女と親しかった。
 しかし会ったことはななく、ヨガはすべて姉に教わったのだった。

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# by ruhiginoue | 2018-05-04 20:00 | 政治 | Trackback | Comments(6)
 読売新聞が郵送によるアンケートをとった結果、憲法改正に賛成51%であり、改憲を目指す安倍総理がズッコケても国民の意識は改憲が過半数だったとプロパガンダしている。

 しかし、その読売新聞の記事は、以下のように記述している。
 
 憲法を「改正する方がよい」は51%、「改正しない方がよい」は46%だった。前回2017年3~4月調査では、「する方がよい」と「しない方がよい」が各49%で拮抗(きっこう)していた。改正賛成が反対を上回ったのは15年調査(賛成51%、反対46%)以来3年ぶり。

 こう問われれば、改正だから賛成という人が安倍総理とは無関係にいて当然だ。

 ところが、自衛隊の根拠規定を明記する自民党の改憲条文案への賛成は55%に「上った」(読売新聞の表現)ことに、自民党内から歓迎の声が出た。だが、連立与党である公明党や、立憲民主党などの野党は、改憲への国民の理解は深まっていないとして、慎重姿勢を崩していない、とも指摘している。

 また、自衛隊を「合憲」とする回答は76%、憲法への自衛隊明記に「賛成」と答えた人の割合は自衛隊合憲派で57%だった。
 ということは、無意味なことをするべきだという人が少なくないということだ。それだけ日本国民の認識はムチャクチャであり、理解が深まっていないという指摘の正しさを示している。

 しかし理解が深まっていないとしても、ただ混乱してるだけでは、このような不整合は起きないはずだ。
 では、自衛隊が合憲だと思うのに、憲法への自衛隊明記に賛成だ、という滑稽な回答をした国民とは、なぜそうなのか。おそらく、国とか政府とかのやっていることに間違いはないから、というより従っておかなければいけないから、今ある自衛隊は合憲のはずだし、これからやろうとしている改憲も賛成しないとね、というだけのことで、内容がどうなのかは全く考えてないからだろう。
 しょせんそんなものだ。ほかに可能性があるだろうか。多数になびき迎合する日本人の国民性からすると、これが最も可能性が高い。

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 この読売新聞は「世界最大の発行部数」とロゴに付けて謳っているが、広告料を高くするため水増ししていることは他の新聞・雑誌と同じであることを割り引いたとしても、この発行部数について読売新聞が諸外国の大手メディアに自慢すると「そんなのは新聞じゃない」と一様にコケにされる。これは小説家の安部譲二も誌上で紹介したことがある話題だが、日本の人口と比して部数が多すぎるので、とうてい独自の報道や論説が不可能だから、もはや新聞じゃないということだ。
 だから自慢したら逆にこき下ろされてしまうのに、それに気づかないのは、日本人の多数になびき迎合する国民性のためだ。だから政府ベッタリ読売ジャイアンツ一辺倒で世界最大の発行部数と自慢する。

 そんな、新聞を名乗るが新聞じゃないものによる政府になびく国民のアンケート結果など、もはや「世論」ではない。ただの付和雷同である。
 


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# by ruhiginoue | 2018-05-03 06:30 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 中学一年の同じクラスに、嫌な奴がいて頭にくることが度々あったのだが、そいつは小学三年生の時に同じクラスだったことをはっきりと憶えていて、その当時は嫌な奴という認識がなかったのだが、中学ではなぜか嫌な奴になった。
 それで、よく殴るのを我慢したものだと思ったりもしたが、それは冷静だったからではなく、元気が無かったからだ。なぜ元気が無かったかは、いろいろな事情があったけれど、家庭の中で今でいう毒親からいじめられていたことが大きかった。

 ところが、それとは違って元気な同級生が、そいつをぶん殴ったことがあると言っていた。彼も小学校から中学校を通じて、その嫌な奴を知っていた。そして中学一年生の時に同じクラスであった。
 さらに、彼とは同じ高校に進学したのだが、その時に、ケンカで取っ組み合いになった時にぶん殴ったことがあると言ったのだった。こちらから話したりはしていないが、ある機会に話題が及んだ。
 その憎たらしい奴は柔道部員だったので口喧嘩からどちらともなく手が出るとつかんで組み伏せようとしてきたから、それに抵抗して踏ん張りながら拳骨で思いっきり顔面を突いてやったそうだ。そうしたら鼻と口から血を流してうずくまったから、ざまあみろということだった。

 ただ、彼が渾身の力を込めて殴れたのは、つい数月前は小学生だった中一だから腕力などたかが知れているので、容赦なく思いきりぶん殴ったとしても致命傷を与えて問題になることはないだろうと確信していたからだと言っていた。
 それはもっともで、ケンカするなら子供のうちにやっておけということだ。

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# by ruhiginoue | 2018-05-02 12:28 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
 文在寅大統領に会いに来た金正恩委員長の服装は儀礼用の制服みたいだから何も言われてないが、前に金大中大統領が訪問したのを出迎えた金正日委員長の服装は、当時テレビで見た人たちから色々と言われたものだった。女子高生が「清掃会社のおじさんが着ている作業服みたい」と言っているのを聞いて、同感だった。
 その前はもう少し儀礼用という感じがするデザインの服を着ていたが、次第に着なくなったということだ。年代を追って服装を見比べるとわかる。

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 さて、これで朝鮮戦争が正式に終わると期待されているが、もちろん上手くいくとは限らない。そこで「北朝鮮に騙されるな気をつけろ」と紋切型を叫ぶ者がいるけど、これは逆だ。現実を直視すれば北朝鮮こそ欧米に騙されないように気をつけないといけない。前にも、日本が外交を進めたらアメリカが付け込んできて、これに金正日委員長が「不意打ちを食らわされた」と言ったとも伝えられるように、態度を硬化させた。

 しかも、イラク、リビア、そしてシリアのことがある。欧米に妥協すると必ず早速の攻撃を受ける。
 このことは欧米メディアの受け売り垂れ流しばかりの日本マスコミでは取り上げないが、ロシアのメディアは盛んにとりあげていて、これを平壌でもみんながテレビで見ていたそうだ。外国人でもすぐ目つくほどだったと、行った人から聞いた。この認識の落差が理解を妨げているが、理解できていないのは日本人の方である。

 そして実際に、南北融和のお祝いムードの一方で、オーストラリアとカナダ軍用機が日本に派遣されることになり、いわゆるきな臭いことも進行している。
 さて、金正恩委員長らは騙されずに交渉できるだろうか。これからが見ものである。まだまだ祝うには遠い。


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# by ruhiginoue | 2018-05-01 18:26 | 国際 | Trackback | Comments(5)
 先週、財務省の正門前で、福田次官がセクハラにもかかわらず懲戒免職ではなく退職金が5300万円も支払われることに抗議があり、これはその時に赴いた時に撮影した写真である。

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 この福田次官は、セクハラについて否定し、報じた週刊誌を訴えると言っていたが、財務省は検証した結果やはりセクハラがあったと判断して減給処分することを発表した。

 すでに述べたように、セクハラ被害者が記者でありながら他の週刊誌が報じるのは女性の勤務先であるテレビ局が財務省を恐れた為だが、昭和の時代には朝日新聞社の所有者・村山家の夫人が宮内庁の職員に殴られ重傷を負わされるが、朝日新聞は恐れて記事にできず、これも週刊新潮が取り上げた、ということがあった。
 もともと週刊誌は、新聞とテレビが報じられないことを取り上げる隙間産業的な存在意義があった。

 しかし、もともと週刊新潮は右派で男性読者が多い雑誌だから、女性蔑視がひどかった。これはヌードなどで売る週刊ポストも同様だった。
 こういうことは、スクープが無くて売れないときにやるのだ。つまり、今は商売で民族ヘイトをやっているが、前は主に女性差別をやって売っていた。これを、買う者が悪いとだけ言っても、果たして解決するだろうか。

 また、セクハラという言葉が一般的になった初期には「女はセクハラされてナンボ」「セクハラが嫌ならスカートはくなズボンをはけ、いやイスラム圏に行け」と週刊誌が書いていた。特にビートたけしなど大騒ぎしたものだ。
 それは違うと社会の認識が変わり、このことに気づかない人たちがまだいて、週刊誌に騒がれたわけだ。

 前に親族が東京に来たので出迎えホテルのラウンジに居たとき、そこに都議会広報があり、あのセクハラヤジの被害に遭った女性の議員が載っていて、これについて話したところ、親族で最高齢の女性が「今は問題になるけど、昔は問題にならないどころか女性に対して失礼という考えや発想が無かった」と言った。
 そういうことなのだろう。



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# by ruhiginoue | 2018-04-30 18:06 | 社会 | Trackback | Comments(1)
 幹部自衛官が野党国会議員に対して脅迫罪になるはずの狼藉でもお咎めなしだが、続いて他の野党に所属する議員に暴力をふるった大学生が取り押さえられ逮捕される事件が起き、こちらは幹部自衛官と違って一学生という地位の違いで警察の対応も違ったのだろう。
 けれど、よく昔は、野党の運動をしている人や、政府・大企業に批判的な市民運動などで活動をしている側が、右翼やヤクザに暴行を受けたうえ、それから身を守るため制止したことを暴行だとされて逆に警察に逮捕されていたものだ。
 
 かつて『ゆきゆきて神軍』というドキュメンタリー映画があり、ここで戦争体験をもつ男性が戦友を弔うためにと、ゴールデンウイークの天皇誕生日に皇居の方面に街宣車で向かったところ警察に制止され、すぐそばを右翼の街宣車は見過ごされて通っていく、という場面があった。
 この映画は政治的な事情からミニシアターしか上映できなかったが、連日の満員だった。公開されたのは87年で、朝日新聞阪神支局襲撃事件があった直後であった。
 今、その監督による新作が公開され、朝日新聞が『ゆきゆきて神軍』の監督という紹介はしていた。もともと映画の内容を深くとりあげることはなかった。天皇の戦争責任を追及する内容だったからだと言われてきた。

 この『ゆきゆきて神軍』の主人公である奥崎謙三は、選挙に立候補したが広告掲載を朝日新聞に拒否されたと言って、著書で批判していたし、街頭で抗議活動もしていた。「日本の大手新聞の中では最も進歩的だと思っていた朝日新聞に拒否された。読売新聞は快く承諾したのに」と。

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 この時に併せて話題になったことがある。今、セクハラ被害者の女性がテレビ朝日の記者なのに週刊新潮が報じるのは、女性の勤務先が財務省を恐れた為だったらしいが、昭和には、朝日新聞社が主催する展示会に昭和天皇が訪れたさい、朝日新聞社の所有者・村山家の夫人が、天皇に近づきすぎだと宮内庁の職員に殴られ重傷を負わされても朝日新聞は恐れて記事にできず、同婦人が野党の女性議員に相談したら、これを聞きつけた週刊新潮が取り上げた、ということがあった。

 これについて、詳しくは拙書『朝日新聞の逆襲』で述べたとおりだが、警察もマスコミも不公正で、いつも圧力を受けたり、それを恐れたりしているのが日本の現実である。


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# by ruhiginoue | 2018-04-29 12:52 | 社会 | Trackback | Comments(0)
 最近、フェイクニュース批判というものが流行っている。騙すことを目的とした情報とか報道という意味で、誤報とは異なる。また、世論操作とか政治的意図を持った宣伝(プロパガンダ)や経済的な悪意による風説の流布とも趣旨がやや異なり、愉快犯的な虚偽という要素が強い。
 これは、大手のマスメディアおよびその傘下の報道サイトなどが、インターネット上に出没する如何わしい報道や情報を摘発し、インターネットより「ちゃんとしたマスコミ」が信用できるよ、という商売上の都合であることが、その態度からハッキリと判る。

 しかし、このフェイクニュース批判なるものは、しょせんニセ科学批判と同じだ。
 このニセ科学批判とは、あくまでサブカルチャーに属するものであって、アカデミズムとは縁遠い、という指摘が既にされている。それもそのはずで、まず内容からして、どうでもいいようなことや趣味の範疇のことである。宗教や因習のマジナイであるとか、もっともらしい効能を宣伝で謳いながら実は大したことなかったり無駄だったりする商品とか、よくあるくだらないものごとを取り上げてあげつらうばかりである。
 そして、これこそ批判しなければならないはずの深刻なこと、例えば役所や大企業に雇われたり癒着したりの御用が、金とか地位とかのために雇い主に都合のよい曲学阿世を説いて、これを権威で押し切る、というような昔からあった問題については放置し、しばしば迎合をする。

 これと同じ構造をもっているのがフェイクニュース批判である。もともと陰謀であると摘発する側が陰謀の側のことすらあるけれど、それとともに、これもニセ科学批判と同じで、商売などのご都合主義や党派性によって恣意的に摘発の対象を選択している。
 そして、やはり、これこそ批判すべき報道と権力の関係について、記者クラブ制度に象徴される役所との慣れ合いと垂れ流れしの報道や、監査機能を失って冤罪など権力犯罪を発生させていることなど、昔からある深刻な問題については無視しておいて、軽いトピックスでしかないことに対して目新しい言葉をこしらえ当てはめ有意義ぶる。

 そしてミサイルが飛んでくると騒ぎながらライオンが逃げたというのは問題にする。

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 つまりフェイクニュース摘発とはジャーナリズムではなく、ニセ科学批判と同じでしょせんサブカルチャーである。

 こういうことだから、ニセ科学批判とかフェイクニュース批判は趣味ですること、それも嫌らしい趣味だから、そんなものは相手にせず自分で考えて判断するようにしなければならない。


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# by ruhiginoue | 2018-04-28 17:12 | 社会 | Trackback | Comments(2)
 「不正選挙」について訴訟を起こした人たちの裁判を東京地裁で傍聴したことがあるが、その前に行われた選挙が状況証拠から怪しいと指摘はするけれど、実際に不正が行われたという立証はできていなかった。 
 この時、支援に来ていた人たちの会話を聞いていると、311震災は人工地震による攻撃であるという話題にも熱心であったが、どこの断層で核爆発を起こしたという理論的な指摘は無かった。それが仮にあったとしたら、次は、実際にそうだったことを示す放射能の検出といった証拠が必要だけれど、理論的な指摘が無いので当然ながら証拠も無かった。
 
 このように、先ず、なぜ、どのように、という理論的な指摘が必要で、次に、それが具体的に実行された証拠を必要とする。それを理解できない人が多い。
 そうしたら、これについて白川もと自治大臣が指摘していた。政治家を辞めて弁護士に戻っている同氏は、これまで不正選挙について、根拠もなく騒ぐ人たちがいるので同調しなかったが、しかし切羽詰まったらやりそうな人たちはいるので、心配と監視は必要だと主張していた。

 このように、起こりうることなので要注意であることと、実際に起きたこととして問題にするのは、別である。先ず「絶対に不正はありえない」というのは、実際に不正があった現実によって否定できる。自治体レベルでは既に逮捕者が出ている。
 ただし、地方では有権者の数が少ないため、僅差で当落が決まることが珍しくないうえ最下位当選と次点と一票差なんてことまであるから、そこで不正が起きるという事情がある。しかし有権者が多いと、少しの差だから操作してやろうという動機がなくなると同時に票数が多いため操作が難しくなる。
 このため、例のムサシという集計機が数字を改変しているのだという陰謀論を説く人たちがいるのだが、それを疑うのと、実際にそうであるのとは話が別である。すると、証拠は無いし、否定論もある。だから、絶対に不正が無いと断定はできないが、根拠が不十分なのに疑いだけで断定している人たちも間違っている。
 
 また、国際選挙監視団の派遣を日本が断ったという噂があるけれど、これは外務省が公式に否定しており、かつ噂の内容をよく検討すれば、監視団の必要がある国と監視団を出している国が逆になっていたり、ありえない設定である。こうなるると、選挙監視団拒否は荒唐無稽なデマと言える。
 ただ、それとは別に問題がある。これまで日本は、選挙監視団を不安定な国に派遣しており、派遣される不安定な国ではなかった。だから必要ないとか在り得ないとかいう人たちがいるけれど、これも違う。もう昔とちがって、日本は大震災のうえ原発事故があったので、これからは政情不安定の国々と同じ扱いになるべきだし、原発の利権がらみで選挙に不正のおそれがある、ということで選挙監視団を外国から迎えるべきだと言われるようになったのだから。

 つまり、今後は日本も不正を危惧すべきというのと、実際に過去すでに不正が行われていた事実があるのというのは別なのだ。なのに、既にこんなことがあったという変なデマを流す人が絶えないのは、なぜか。あまりに滅茶苦茶なので、もしかしたら、この先やろうとしている伏線で、予め荒唐無稽なデマを執拗に流布しては否定するという反復により「オオカミが来た!」の状態にしたいのかと疑ってしまう。

 あと、滑稽なことに、自分が支持する側が勝った選挙では不正について何も言わず、負けた選挙では不正だと叫ぶ人たちには、不正が絶対にありえないという完全否定派でない者でさえ困惑させられているが、これかなぜかという一つの可能な回答がある。
 あの訴訟に来ていた人たちの中にも目立っていたが、不正選挙で陰謀と叫ぶ人たちの一部には「それで小沢一郎が総理大臣になれない」と必ず言う人らがいる。こう言う人たちは本当の支持者ではなく、ただ好都合だからと利用しているだけで、祀り上げ神格化しているから、勝って当然で負ければ不正と言うのだ。
 こういうことをするから、「だから小沢信者はダメなんだ」という反発も起きるのだ。そして冷静さを失う。

 こうなると、ムサシとか決まり文句を使わず、不正があった事実にだけ注目し、そこから警戒をよびかけ監視を強めるしかないだろう。

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# by ruhiginoue | 2018-04-27 17:33 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 大手マスコミが世論調査と称して政権の支持率を発表するが、これは日本の文化と日本人の伝統的思考により有害であるから止めないといけない。
 その調査方法について不公正だと指摘があると、マスコミ関係者らは正確であると反論し、結果に不満だから文句を言っていると勝手な解釈をするが、これは間違いだと断言できる。
 なぜなら、昔から大手マスコミの世論調査に苦情が出るのは、結果に不満な為ではないからだ。そうではなく、マスコミが世論調査として発表すると、その「アナウンス効果」によって大勢に迎合するなどの影響をされる人が多いからだ。特に日本人は、周囲に流されたり、勝ち馬に乗ろうとする民族性なので、政治でも自分の判断や信念に基づいて応援するのではなく優勢な方に味方したがる。
 このため、これから有権者が自ら世論を作って行こうとしているのに、それを大手マスコミによって妨害される結果となる。だから、大手マスコミの世論調査と称する支持率の発表は有害なのだ。このことは、もう長きにわたり問題にされていて、ただマスコミが反省しないだけだ。

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 しかも、世論調査の結果について誤った分析をして牽強付会する世論操作も行われてきた。最近では、若い人ほど与党支持であり、それは経済政策が良いからで、就職が楽などの恩恵がある若い人は、観念的な批判をしないで素直に支持していると、御用の人たちが熱心に説いている。実際には雇用など惨憺たる状態で、経済政策とは無関係な景気の循環により求人があることなどを大手マスコミが隠蔽して報じるから、そこへ合わせて工作がされるのだ。
 しかし、社会に出ていないか、社会経験が浅くて、世の中の実態をまだ知らない人たちは、雰囲気によって思いこまされる。
 だから、若い世代ほど保守的で政権与党を支持するだけでなく、不祥事があって責任問題となっている大臣に、辞任すべきという声が多い中で、若い人だけは多くの人たちが、責任をとらなくていいとか辞任しなくていいとか回答している。

 もともと、若い人は純粋だから不正に敏感というのは幻想である。何が問題なのか意味を理解できなければ当たり前のことで、倫理観の問題ではない。そして若い人ほど未熟だから、社会の問題を理解できない人が多いものだ。
 しかし昔は、若い人たちが社会の不正に立ち向かった、などと言っても、学生運動世代の老人たちの話を聞けば明らかなように、その時代は社会が単純だったから発生する問題も単純だっただけのことだ。今はもう少し複雑で、それを年の功でいちおう理解できるようになった年配が、若い頃から理解できたと錯覚してはいけない。

 また、理解する能力ではなく、知らないという問題もある。
 これは先日NHKが報じていたが、75歳以上の医療費自己負担2割に引き上げを財務省が検討していて、これは高齢化のため医療費がかかりすぎて破綻しそうだからだ。これは予想されていたことだ。それで高齢化に備える財源にと消費税が導入されたのだ。先ず無駄遣いを無くすべきだから、その前には増税しないという方針だった。これを反故にして公約違反だが、高齢化社会になって莫大な医療費や介護そのほか福祉の予算が要ることが確実になった、ということで強行した。ところが、その増税分を大企業の減税に使ってしまった。
 こういう経緯を若い人は知らないから、世論調査で自民党に怒る人が少ないのも仕方ない。そして、年寄が困っても自分には関係ないし、大企業を優遇しているなら、そこに就職できたら得だ、という程度のことしか考えられない人が大勢でる。
 
 これではいけない、という議論を社会で深めていかなければならないのに、そこへ大手マスコミが世論調査で結果はもう出たのだから黙れと恫喝しているのも同然なのだ。 
 だから、大手マスコミの支持率世論調査はやめさせるべきなのだ。これを訴えていかなければなない。


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# by ruhiginoue | 2018-04-26 09:51 | 社会 | Trackback | Comments(2)