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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。Googleが誤情報を混ぜているので信じないで下さい。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue
タコ学者にタコ議員が「いっぱい」_f0133526_22594822.jpg


 これは政府ではなく暴力団の言うことだ。法を犯しても、子分や舎弟を食わしていく責任がある、と開き直って、下っ端は鉄砲玉にして使い捨て。
 自民党の断末魔。ついにヤクザに成り下がった。

 また、集団的自衛権は合憲だという憲法学者はいっぱいいます、と豪語していた官房長官は、辻元清美議員に「名前をあげてください」と追及されると「数(の問題)じゃない」。自分が「いっぱい」と言ったのに数じゃないとはどういうことか。
 これは、イカやタコを数える単位として使ったのではないかという説がある。「タコ学者が一杯いるのを知っている」という意味ではないか。

 この一方で、防衛省設置法改正案が参院本会議で可決成立した。これは背広組と制服組が対等になり、文民統制の原則を崩しかねないと危惧された。
 これについてNHKの9時のニュースでは「自民公明両党などの賛成多数」としか伝えなかったが、賛成したのは自民・公明のほか「など」というのは、「維新」「元気にする会」「次世代」「新党改革」など。旧「みんな」の議員も賛成した。川田龍平も賛成である。
 川田龍平は、左翼ばかり取り巻いているので嫌う人が出て、これが小林よしのりとの対立と決別につながったが、その後どんどん右旋回し、これについて、まだ支持している者たちは口を揃えて「右か左かの問題ではない」と開き直る。
 

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# by ruhiginoue | 2015-06-14 12:44 | 政治
 先日、FM放送の『現代の音楽』(こういう番組があるのがNHK唯一の価値)で、高橋アキが武満徹の話をしていて、武満徹は演奏家にとってありがたいことに、作曲を依託すると納期に間に合わせるうえ、発表までに練習する時間をすこしでも多く取れるようにと、なるべく早く仕上げて楽譜を渡すという。
 なかなか仕上がらないでイライラさせる創作家が少なくないが、武満徹は演奏家のことを考えるということだ。これは、もちろん自分のためでもある。練習をしっかりやってから発表してくれるほうが、作曲家にとっても聴衆に印象が良いのだから。

 それで思い出したが、少年ジャンプで七十年代から続く「両さん」も、作者が不測の事態に備えてなるべく二週先まで仕上げておくそうだ。だから、同誌の他の連載が、テレビのアニメにもなる人気なのに作者の原稿が間に合わず休載というものがある一方で、何十年もの長期連載となったらしい。
 
 このところ、講演を文章にする仕事を時々しているが、なるべく早く文字化してデーター化して送るようにしている。早いほど編集する作業にとって有益だからだ。また、講演する人によっては、行き当たりばったりで喋るので、そのままでは文書にできず、全体を捉えて構成するから、それを喋った当人に読ませて内容を確認しないといけない。だから早ければ早いほど良い。
 というわけで、昨日はその作業をしていたから、ブログ更新しなかった。

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# by ruhiginoue | 2015-06-13 22:25 | 雑感
 SF小説の巨匠ロバートAハインラインは『動乱2100』で宗教が支配する未来のアメリカと、それに抵抗する勢力の戦争を描いていたが、他でも『異星の客』など宗教が社会に大きな政治力を発揮している設定だった。

 このような空想の物語ではなく、政治的な予想をしていたのが政治評論家の藤原弘達が著した『創価学会を斬る』だった。中身は薄かったが、批判された創価学会が田中角栄や笹川良一に頼んで出版妨害をしようとしたため騒ぎになり、かえって宣伝になってベストセラーになった。

 この程度の本に創価学会が焦ったのは、核心の部分が図星だったからだと言われている。自民党が同じ勢力を維持しつづけることは難しく、将来は必ず衰退するはずだ。そこへ公明党は補完勢力となって政権に食い込む意図なのだろう。そうなると、自民党の欠点であるファッショ的な体質に、公明党の支持母体の創価学会が持つ宗教的な狂信性が合体して、たいへんなことになる。

 この指摘が、ちょうど今の状態であり、ハインラインの小説の副題『もしこのまま続けば』の状態が到来したというべきかもしれない。
 ここで疑問なのは、平和と福祉に熱心な宗教である創価学会なのに、その会員たちは、なぜ信条に反することを公明党がしても支持をやめないのか、ということだ。これは、よく言われることだ。

 これについて自分の経験からすると、創価学会員たちは実際に平和や福祉を大切だと信じている。拙書『防衛医大の場合は』でも述べたが、宗教に凝る医師がいて、まず学生から紹介されたけれど、その学生は神道系の儀式をする神秘主義の団体に入っていたし、そのあと診察で会った医師は仏教の日蓮宗の信者で、創価学会員だった。ほんとうに平和や福祉が大切だと思っている良心的な人だった。
 
 その医師は、開業するため防衛医大を退職したけれど、もう辞めるということだからなのか、患者に創価学会の催しの話をしていた。しかし宣伝して言うことが「山本リンダが来るよ」だった。
 これについては、笑ってはいけないと思ってもつい笑ってしまったと、よく言われるのだが、そうした熱心な人ばかりではなく、会員でいる主な理由は、経営している店での購入とか、芸能人なら興行とか、組織力からの受益が目的という人も多い。三船敏郎の娘と家裁で調停中の歌手の大ヒット曲など、その最たるものだと言われている。

 だから、公明党は自民党のブレーキ役だと言っているが実際はアクセルで、なのに創価学会から反発がおきないのだろう。
 

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# by ruhiginoue | 2015-06-11 23:15 | 政治

池田小学校を廃校にせよ

 池田小学校事件から14年が経過し、追悼の儀式が行われ、このような事件を「繰り返してはならない」と関係者が言ったと報じられている。
 それなら、池田小学校は廃校するべきだ。
 この事件は、親のせいで学歴がなくて結婚も就職を失敗して自衛隊を辞めて精神を病んだという人が、自暴自棄になり、妬ましい名門校に通う児童をみちずれに死のうと起こした。
 とんでもない発想をした犯人だったけど、そもそも、本人の能力や努力ではなく親がお受験させてくれるから入れる名門校なんてものがあるのが間違いだ。
 このご時世では今後同種の事件が頻発するだろう。自衛隊の仕事がどんどん危なくなって、やめてしまう人や入りたがらなくなる人が増えたら、貧困の人が入らざるを得ないように仕向ける「経済的徴兵制度」になる。
 すると、池田小学校を襲撃して死刑になった元自衛官みたいな人が増えるだろう。そして名門といわれる学校は、襲撃を恐れて要塞のようにしないといけなくなる。それではもう学校ではない。


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# by ruhiginoue | 2015-06-10 22:03 | 社会
 相変わらずネトウヨ発言をしている美容診療所経営の高須克弥医師は、積極的に戦争を日本から仕掛けるべきだと吠えている。
 「日清戦争の時よりは有利な状況、今、中国に攻め込むべき時期。中国の空母沈めたら?カッコいいから」
 こうした発言は、まずスポンサーの立場からメディアに出て目立とう精神を発揮しているのだろうが、それだけではない。
 もともと、彼の他にも好戦的で狂信的な発言をくりかえす形成外科医・美容外科医がいる。この分野の医師が伝統的に戦争大好きである。
 昔から美容外科・形成外科の医師は戦争を渇望するものだった。大勢の負傷者が出て、豊富な練習台とお客様の両方を供給してくれるからだ。
 これについてはあのマイケル クライトンも指摘していた。もともと戦争によって発達して来た医学なので、他の医師と違って積極的に戦場に行きたがる。ただちに軍国主義とは断定できないが、他に比べて特殊であると。
 この調子で社会の格差が進行したら、「経済的徴兵」で生活や奨学金のため自衛隊に入る人たちが増え、「集団的自衛権」でどんどん死傷し、治療の練習台となり、その練習の成果はセレブの人たちが美容で受益するということになるだろう。
 しかも、美容外科業界が解禁を望んでいた自費と健保の混合治療も、TPPのおかげで実現しそうだと言われている。


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# by ruhiginoue | 2015-06-09 22:04 | 社会