井上靜の気楽ゆえ率直な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも同様にe-mail:ruhig@outlook.jpまで


by ruhiginoue

「営業の猪瀬」

 報道によると、作家の(評論家では?)猪瀬直樹氏が副都知事になるそうだ。
 昔、彼の出世作「ミカドの肖像」を読んだが、すごい水増しにあきれた。分厚い本だが、五分の一くらいの分量で十分の内容。
 また、テレビに出てのお粗末レポートを田中康夫にコケにされたら、まともに反論するのではなく、掲載誌の発行元が朝日新聞社だったので文芸春秋社に働きかけ騒ぎ、いつの間にか「朝日対文春」の陳腐な図式にすり替かえることでかわしてしまった。
 彼は、「営業の猪瀬」と揶揄されるほど売り込みが上手く、たいしたことないものでも買わせてしまう。マスコミにでも、政治家にでも。
 その世渡り上手さには関心させられるが、仕事ではもちろん期待できるはずがない。まあ、石原氏とは同類項だろうが。

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# by ruhiginoue | 2007-06-15 20:44 | 政治 | Trackback | Comments(0)
 女子高生が学校で出産して嬰児を殺したという報道に対して、周囲の誰も気づかなかったなんてありえないと決め付けている人たちがいるが、腹が最後まで目立たず外見では妊娠がわからない体質もある。 
 これを題材にしたテレビドラマが八五年にあり、主演は最近離婚で話題の三原じゅん子だった。彼女の迫真の演技が評価され、また、話の内容も、娘の純愛を認めず縁談を無理強いする横暴な父(神山繁、はまり役)と、夫の言いなりの母(馬渕晴子、好演)、いい奴だけど少しだらしない彼氏、妊娠しても外見から判らない体質で、独りで悩み追い詰められる主人公、というように、人間模様もしっかり描かれている秀作だった。
 ところが、脚本では主人公の名から「マリコ、その愛」だったのに、採用された放送枠がサスペンス劇場だったため「死体持参花嫁事件」というエグイ題にされてしまった。脚本家がほんとうに気の毒だ。
 このドラマでは、赤ん坊を殺してしまった主人公も、贖罪と彼との愛により立ち直り、また子供もでき、今度は結婚してちゃんと育てるハッピーエンドになる。
 今回の事件の女子高生も、そんなふうに、なって欲しい。

 余談になるが、「こんな女子高生は救いようがないから一生不幸になれ」と言い放っていているブログなどがあるが、よくそんな残酷な記述ができるものだ。
 また、検死の結果や警察の取調べが適切なのか、事実が歪められ報じられていないか、とかくスキャンダラスにもっていこうとしたり、それを政治的利用する向きが必ずあるのだから、要注意である。
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# by ruhiginoue | 2007-06-13 11:57 | 社会 | Trackback | Comments(3)
 俳優のえなりかずき氏が、駅売り紙を名誉毀損で訴えた。風俗店通いをしているかのように書かれ俳優としての印象を損なわれた、として。
 訴えられたのは「内外タイムス」と「日刊ゲンダイ」の二紙。どちらもゴシップを売りにしていて、政治ネタも好みながら前者は右翼系で後者は新左翼系と、体質が異なる。
 それがそろって同じような記事とは、情報源が一緒だと考えられる。事実なのか、いわゆる「ネタ」なのか。
 かつて「東スポ」は、名誉毀損で訴えられたとき、同紙の代理人の弁護士が法廷で、「たしかに事実無根の記事だが、東スポを読んだところで誰も信じないのだから、名誉を毀損しない」と言い、訴えた人は驚き、裁判官も唖然としながら「それはあなたの個人的見解ですか?代理人としての正式な主張ですか?」と問い、同弁護士は「東スポの公式な主張」だと言って、法廷内をあきれさせた。判決は、「芸能ゴシップならともかく、本件は題材が刑事事件なので、信じる人がまったくいないとは断言できない」と東スポの主張を退け名誉毀損を認めた。
 えなりかずき氏の場合は、もちろん芸能ゴシップで、成人が風俗好きでも悪いことをしているのではないだが、当人は子役出身の純朴そうな芸風で売っているから、それを損なわれては商売にかかわるということのようだ。
 また、名誉毀損は、損なわれるものが虚名であっても成立するから、芸能人の空虚なイメージも、壊されたら訴えの対象だ。
 まあ、そういうところだろう。
 
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# by ruhiginoue | 2007-06-13 11:00 | 社会 | Trackback | Comments(3)
 朝日新聞の世論調査で来月の参院選は自民より民主が上回っているそうだが、この両党は政策がほぼ同じで、党の間で行き来する議員もいて、スイカとパスモの差しかない。
 財界とアメリカが手綱を握る飼い犬どうしの、餌の取り合い。
 これを批判する勢力も、両党同様にマスコミ知名度ありの候補を担ぐだけ。永田町先生になりたい病患者は、なって何がしたいかではなく、なりたいだけ。だからコウモリや風見鶏となる。
 これだから、丸川から横峰さらに川田と、お粗末な候補者が揃う。
 民主主義はとうに死んでいるが、せめて今できることをしないといけない。とりあえずはマスコミ知名度より政策で投票することを呼びかけるしかない。

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# by ruhiginoue | 2007-06-12 16:23 | 政治 | Trackback | Comments(1)
 桑田投手が苦労の甲斐ありメジャーへ。
 旧友ガリクソン投手とは、来日したとき桑田投手が英語で丁寧に話しかけたことから親しくなったが、もともと桑田は英会話教材を買い込んで練習していたそうで、この日のことを当時から想定していたのだろう。
 今回、夢を追い求める旧友に感動したというガリクソンの、日本滞在中生まれた息子が今は投手で、ミドルネームのKはクワタという懐かしいエピソードも。
 また、サッカーの中田選手は、イタリア語がすぐペラペラになったかと思ったら、高校生のとき独自に勉強を始め、そのわけを同級生が尋ねると「将来セリエアーに入りたいから」と答えたそうだ。
 まわりからなにを言われようと、やりたいことを最後までやるべきということだろう。
 
 
  
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# by ruhiginoue | 2007-06-12 12:23 | 体操 | Trackback | Comments(0)

三原じゅん子が離婚

 「家庭を良くしたい」と相談したが駄目で、相談した相手が細木数子。
 没落した小室哲也とテレビ共演したとき「世界の小室ヨ!」と興奮しながら紹介した、「天中殺」で一世を風靡した兄弟子から廃業勧告されて久しい占い師。
 占いが非科学的とかいう以前の問題として、自分で努力や工夫をしないと。
 あと、お互い芸能人だと共稼ぎだから我慢せず離婚する人が多い。
 浮気されても、家庭内暴力で生傷が絶えなくても、貧しくても、自分が外で働くよりは楽という女性は少なくない。実際に、夫の暴力と浮気と生活苦から離婚して働きはじめた女性で、こんなに大変とは知らなかったと離婚を後悔した人もいるし、それが嫌で子供がいることを口実に離婚せず、不満は子供に八つ当たりで解決という人も。
 しかし仕事を持つ女性は違う、ということだ。
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# by ruhiginoue | 2007-06-12 12:03 | 芸能 | Trackback | Comments(0)
 福祉を商売にする会社コムスンが不正を働いてきたことがバレて稼動不能状態だが、まるでアメリカのエンロンだ。
 なんでも民営化という題目を唱えて解決できるかのような幻想の必然的帰結だけど、それがエネルギーもいかがかと思う分野だが、福祉となるとさらに罪深い。
 この種の騒動は、おそらくこれからも頻発するだろう。
 
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# by ruhiginoue | 2007-06-11 16:39 | 社会 | Trackback | Comments(0)

ミスコンの建前と本音

 ミスユニバースに日本人が選ばれたことをはしゃぐ向きもあるが、冷ややかな目もある。
 こんなのは鹿鳴館どころか「家畜人ヤプー」だし、それらしい選考基準を掲げてはいても、結局は主観による判断。
 世界情勢も影響する。人種差別問題のガス抜きに、被差別人種のミスが優勝したり、という具合だ。
 そんな退屈なものが、まだ続いていたということだ。
 
 
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# by ruhiginoue | 2007-06-11 01:01 | 芸能 | Trackback | Comments(2)
 福岡県で13歳の少年がいじめを苦に自殺した問題で、福岡家裁はいじめ行為に関与した同級生3人に対し、審判開始を決定した。
 これについて亡くなった少年の両親は「遺族としては、少年の人権をまずは守りたい。そして、少年のこれからの成長を見守りたい。私たちは、命を絶った息子の苦しみ、悲しみに親として近づいてみたい、寄り添ってみたいと願っている」とコメントしたそうである。
 被害者の遺族が、加害者の人権を思いやっているが、このように、努めて冷静かつ倫理的に対応しようとする被害者もいて、実はけっこう多い。なぜなら、もちろん人間が出来た人もいるが、なにより、憤り恨み憎しみの感情では最終的な解決にはならない現実があるからだ。これは、ほんとうにそういう体験をしたものでないと、なかなかわからない。
 ところが、あくまで他人事としている野次馬が、はしゃぐ。これを煽り立てるのはゴシップ感覚の一部マスコミ人で、被害者とか遺族の言動の一部をことさら拡大してとりあげる。
 「犯人は憎いが、反省して償いを」と遺族が語ったら、「犯人が憎いと遺族が語った」とだけ報じた例があるし、冤罪事件では、遺族が「もし被告が犯人ならば罪を償ってほしいのだが」と言ったことを「被告に罪を償ってほしいと遺族は語った」と報じた例まである。また、被害者が辛い想いを語りながらも、「しかし被疑者が黙秘権を行使するのは正当だ」と述べた部分だけがカットされて報じられたこともある。
 そんな現状にあって、事件や事故の被害者たちの間では、そうした報道に積極的に乗るなど自制を欠いた態度の人に対して、同じ被害者の立場から冷ややかな目が向けられているのだが、メディア受けすることから増長してしまっているので、政治的に利用されてしまったり、みずからが政治に進出しようと選挙に立候補し、被害者として闘ったことを売りにしてしまったりする。
 しかし、そういう人は、ほんの一部である。がんばっている人たちの多くは地道に負けずに耐えながら闘っている。それを知るために、ほんとうに関心があるなら、バイアスのかかった情報には頼らず、生の声に接するために、さまざまな運動に参加してほしいし、平日に休みが取れる人は裁判の傍聴をしてほしい。
 
 
 
 
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# by ruhiginoue | 2007-06-06 01:10 | 社会 | Trackback | Comments(3)
 ベジャパダル発ロイター伝によると、インドの小さな村で、埋葬3日後の遺体が家族によって掘り起こされ、呪術師による蘇生が試みられたが、駄目だったので家族は遺体を再び埋葬したそうだ。
 インドでは、特に僻地では、劣悪な教育制度のために数百万人が教育を受けられず読み書きができないため迷信がはびこっているとしている。
 しかし、家族の死の悲しみから、迷信だろうとオカルトだろうと藁にもすがりたくなる心情がある。これを現代アメリカが舞台のスチーブン=キングの小説「ペットセマタリー」は、呪術によって家族の死体を生き返らせるというホラーの形をとって巧みに描いている。
 だから、インドの教育が遅れているためだけではない。
 アメリカも、とくに保守的な田舎では、学校で進化論ではなく天地創造説を教えるべきだという人たちがいる。イエス・キリストが死後復活したという聖書物語を史実だと信じ、学校でも教えろという宗教ロビイストらは政界に影響力絶大だ。ブッシュ大統領がアル中のとき相談者だった宗教家は、キリスト教原理主義以外は全否定で、この影響がイラク戦争にも及んで悲惨なことになっていることは周知のとおり。
 日本でも、イタコの口寄せや霊媒といった伝承・伝説があるが、それどころか、テレビに堂々と霊能者などと称する人たちが出て、死者の霊と話が出来るとか最新医学でもだめな病気を治せるなどと言う。
 学校教育が充実していても、オウム真理教にみられるとおり、大学院まで行った高学歴者が、修行して超能力を会得などと信じており、そこには理科系も多くいた。
 歴史上の人物の霊媒と称し口まねをしてみせる「幸福の科学」の大川教祖は東京大学卒で、愛読書は渡部昇一の「知的生活の方法」。
 筑波大学にいたっては科学者出身福田学長が統一教会の熱心な支持者だったから、学内がすっかり同教会の原理運動の巣窟となったし、家庭教師派遣業で知られるふくろう博士こと古川のぼる氏も統一教会の「世界平和教授アカデミー」会員であることを公言している。
 森総理は「神の国」と発言して問題となったが、上記の実態という意味では当たっている。石原慎太郎都知事とインナートリップの霊友会との蜜月は有名で、まるで田中芳樹の「銀河英雄伝説」のトリューニヒトと地球教である。
 宗教団体製の政党が政権与党となって権力をふるっている状態はロバート=A=ハインラインの小説「もし、このままいったら」(早川文庫・動乱2100に収録)を彷彿とさせる。
 山口県光市事件では、犯人が死姦したのは蘇り儀式のつもりだったらしいと弁護士が言ったところ、そんなことないと非難されてしまった。犯人は頭がおかしかったというのが弁護士の主張であり、精神鑑定もした。それをここまで頭ごなしに否定するということは、死体を儀式で生き返らせると言っても異常者ではないということだ。そういう意味に事実上なってしまう。つまり、それだけオカルトに甘い土壌が日本の社会にもあるということだ。
 そもそも「人権派」には左よりで唯物論者の傾向があるから、今度の弁護士たちもオカルト発想する犯人を異常と考えたのだろう。ところが逆の立場の人たちから猛反発されてしまったらしい。
 
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# by ruhiginoue | 2007-06-02 10:17 | 国際 | Trackback(1) | Comments(0)