人気ブログランキング |

井上靜の気楽ゆえ率直な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも同様にe-mail:ruhig@outlook.jpまで。下記の拙書を購入でご支援をいただけたら助かります。


by ruhiginoue
 覆面プロレスラーのザ・デストロイヤーが亡くなったそうだ。
 
 その報道によると、元プロレスラーの息子カート=ベイヤー氏が、自身のフェイスブックで「父のデストロイヤー、ドクターXことディック=ベイヤーが今日の正午すぎに亡くなりました。自宅で子どもたち、妻に囲まれながら平穏に去っていきました」と報告し、これを複数の米メディアが報じた。

 おそらく、少なくとも日本では、もっとも人気のあった覆面プロレスラーだろう。プロレスだけでもそうだったが、さらにテレビタレントとしても大活躍だったから、なおさらだ。

 それで久しぶりに思い出したが、小さいころ学校などでプロレスごっこをしていると、教師や親から危ないからダメだと言われたのが「四の字固め」だった。デストロイヤーの得意技であった。
 この選手には、この決め技、というので、ジャイアント馬場の16文キック、アントニオ猪木のコブラツイスト、スタンハンセンのウエスタンラリアート、などと共に、デストロイヤーの四の字固めがあった。
 
f0133526_18514709.jpg


 あと、享年88歳ということで、そんな高齢だったのかと思うのだが、それは一つには格闘技の選手は無理をしているためか短命の人が目立つからだろうし、もう一つは彼が長く活躍していたからだろう。
 その現役が長いというのはジャイアント馬場も同じだが、義理堅いジャイアント馬場が、タッグを組んだりして世話になったからとデストロイヤーにいつまでも活躍の場を提供し続けたのだという話も聞いたことがある。
 もちろん、たいへんな人気者だったということもあるだろうが。

 とにかく、ちょっと寂しい話である。



# by ruhiginoue | 2019-03-14 16:55 | 体操 | Trackback | Comments(1)
 先日、「誰の仕業かウィキペディア荒らし」 という話題を取り上げたが、その直後にまた有ったから可笑しい。週末になると、荒らしとして取り消されても執拗に、やはり大橋巨泉氏のことや、こちらの業務に関係することを消すなど、ほんとうに必死である。その異様な形相が思い浮かぶほどだ。
 おそらく、見苦しいと指摘されても、いまさら止められないのだろう。

 このウイキペディアの「編集」について、自分と違ってよく仕組みを知っている人から教えてもらったのだけど、荒らし行為があったから「保護」となって、一週間は変えられないことになったらしいが、これは荒らし行為などに対して「保護」の申し入れをするようになっていて、今回はなんと、自分で荒らしておいて、自分の書いた虚偽を取り消されないよう自分で保護を申し入れるという、なんとも嫌らしい手口だったそうだ。
 しかし、その前の状態で保護となったから、無駄な手間をかけたわけで、今度こそと保護が解除されたら再挑戦するのだろう。あの異常な執念深さからすると確実と言えるのではないか。

 それで、ウィキペディア荒らし行為をしているのは二人または三人を装った同一人物らしく、過去の編集歴を辿ると他にも自衛隊関連の項目で何か告発の類があったのを削除していたことがあったらしい。記録が残っていて、これは誰でも確かめられるから、間違いないと言い得るだろう。

 これも組織的な隠蔽体質の反映なのか、あるいは関係者の個人的な事情なのか。
 とにかく、ウイキペディアなんていう信用できないサイトに自分の項目なんて要らないと思っていたし、その内容も医療裁判がらみでマスメディアに出たことが何故か意味不明の出演歴となって独立していたりと奇妙な掲載の仕方で、変だから削除できないかと思っていた。
 けれど、やり方を調べてみたが不明で、もう少し丁寧に調べてみればいいのかも知れないが面倒臭い。

 ところが、ちょっと面白いことが発生したから、しばらく楽しめそうだ。
 そもそも、もう過去のことだと思っていたけれど、また、実際に過去のことだけど、それでも気になって仕方ない人がいるということだから、そういう反応があるだけで少し溜飲が下がる気持ちである。

 ということで、詳しくはこちらも参照して頂きたい。今も続く嫌がらせに対抗していることへご支援という意味でも、お願いである。古本で読むだけでもいいし、ご支援として新品を注文して下されば幸いである。
 もちろん、ウイキペディア荒らししている人も、ぜひ。


f0133526_13373044.jpg




# by ruhiginoue | 2019-03-13 16:51 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
 漫才の内海桂子さんがツイッターでいつも興味深い話をしているから、よく話題になる。
 先日の3月10日には、東京大空襲の体験をツイートしていた。

 未明から火の手が上がり、とても家に留まる訳にはいかず、母親と二人の子供の手を引いて外に出ると、たくさんの人たちが逃げ惑っていて、多くが隅田川方面に向かったので、そうしようとしたら褌姿の男性が日本刀を振りかざし「川には行くな」と言ったので、近くの公園に避難した。
 これで助かったということだ。

 あの時、猛火のため水に入れば助かると思い川に飛び込んだけども煮えて死んだ人が大勢いたと聞きいた。流れている川の水が沸騰に近いほど温度が上昇するとは一体どんな凄い火炎だったのかと思ったものだ。
 このことをリプしたら、たちどころに大量のリツイートされ、そこで、油がぎらぎら川に浮いていて何度も火が水の上を走ったそうだ、という目撃談を教えてくれた人がいた。
 
 あの『猫は生きている』(原作=早乙女勝元・絵=田島征三)でも、主人公は川に逃げたが、降り注ぐ火の粉がすさまじく、這い上がることで助かったのは一緒にいた野良猫の親子だけだった。
 この絵本は人形劇による映画化していた。小さいころに上映会で観たし、この時いずみたく音楽の主題歌レコードも買った。これは評判が良かった。しかし原作のほうが強烈だった。

 
f0133526_19255603.jpg


 この映画の上映会を右翼が暴力で邪魔したことも報じられた、だが、戦争の悲劇を訴えるとともに、アメリカの戦争犯罪を告発した内容でもある。なのに不可解ではないか。
 しかし、東京大空襲を指揮したルメイ司令官に勲章を授けて猛反発された小泉防衛庁長官と、その息子の純一郎の、ひどい対米従属ぶりからすると、敗戦で属国となってしまったことを恥じない政治家たちに媚び売る偽右翼だったのだろう。


# by ruhiginoue | 2019-03-12 17:17 | 文学 | Trackback | Comments(3)
 よく、景気が良いと発表されてはいるけれど、その実感が生活していて感じられないと言われてきた。そうしたら、数値が嘘なのではないかと問題になっている。

 ところで、一部のテレビと雑誌ではヘイトが流行っているけれど、アジアの観光ブームで日本にも大勢の観光客が来ていることについて経済が潤うと歓迎しているのに、ヘイトをまき散らすメディアは変なことを言って水をさしている。
 そんな中、外国人の観光客にマナーの悪い人がいるとかは実際にいるのだからともかく、それに文句を言うだけでなく、外国人に比べて日本人は昔からマナーが良いと自画自賛するものだから、美化はやめろと言いたい。「旅の恥はかき捨て」ということわざだって、それで悪いことを実行する人がいるから、昔から戒めているのだろう。

f0133526_18515617.jpg

 もともと日本でも、観光地でマナーの悪い田舎者は問題だった。「農協ツアー」はその代名詞だったし、修学旅行のガキとか今でいうヤンキー連中とかによる神社仏閣への落書きも社会問題となっていた。
 なので、昔から礼儀正しくてマナーのよい日本人というのは嘘とか美化しすぎであるとか色々と指摘されていて、あまり美化による自画自賛はみっともないし、それにより外国人を貶めるなど日本が恥をかくと警告されている。
 あの「江戸しぐさ」の件で後世の創作とか過去の美化とか、あんなに騒がれていたのに相変わらずというのは、いったいどういうことであろうか。

 これについてよく指摘されているのは、自信を失って不安な人たちが、自画自賛したり他所様を貶めたりで気を紛らわしているというわけだ。
 たしかに、今は大丈夫のはずの人たちまでよく言っているのだから、先行きに不安を感じているのだろう。しかし気を紛らわしたところで、何も変わらないのだが。



# by ruhiginoue | 2019-03-11 18:16 | 社会 | Trackback | Comments(2)
 NHK『まんぷく』チキンラーメンは本当に「発明」なのか、という話題。
 ここで日清食品の創業者が「発明」したという伝説は自作自演で、台湾人たちが台湾から日本に持ち込み既にやっていて、特許を日清が買い取っただけとのこと。
 
f0133526_19221381.png

 まあ、エジソンの発明のほとんども、発明王の名で売ってやると持ち掛けて特許を買っていたものだし、発明品をうまく売ってやると言って横取りも同然にされたという話は他にいくらでもある。
 あのローラーブレードも、そうだった。ハインラインのSF小説(猫小説)も、そんな話だった。

 ところで、政治的意図からの宣伝に乗せられる人たちの間で中国嫌いが流行していて、そういう連中はラーメン食わねえのかよーと言う人もいるけど、そもそも中国人は日本人みたいに頻繁にラーメンを食わない。
 また、韓国人も日本人のラーメン好きにびっくりする。麺類の店じゃなくラーメン屋で経営が成り立ち全国にいっぱいあるから、日本人はなんてラーメンが好きなのかと言う。

 だからラーメン好きは日本人のことである。
 ただ、ラーメンが嫌いな日本人も、結構いる。そのわけで最も多いのは脂ぎっていることだ。その食感が気持ち悪いとか身体に悪そうとかいうもので、次に塩分が多すぎるということ。あとは麺のかん水臭さのためで、あの『美味しんぼ』の主人公も、あまりラーメンが好きでないのはそのためだと言う場面があった。
 
 この山岡さんに同感で、あの食品らしからぬ臭いは、小さいころから嫌悪していた。
 あと疲れてる時にラーメンが食べたくなるのは脂っこさが紛らわしてくれるからという指摘があるけど、だから疲労感に対する正しい対処方法を知るとラーメンを食べたくなくなるものである。




# by ruhiginoue | 2019-03-10 06:01 | 雑感 | Trackback | Comments(2)
 過日、トランプ大統領のロシア疑惑を追及する米マスコミを称賛する愚について述べたが、これについて別の指摘を紹介する。
 これは、いかにアメリカの「リベラル」がマヌケかという話だ。

 そもそも、ロシアによる米大統領選挙妨害疑惑を騒ぎ立てる目的は、その選挙で当選したトランプ大統領を攻撃するのが目的ではなく、ロシアの脅威を煽ることを意図しているからだ。これにより利益となる勢力が、軍拡で儲かる連中など色々といる。
 だから、アメリカの大手マスコミも、スポンサーの意向で騒ぎたてている。
f0133526_15335724.jpg
 
 なのに、アメリカのリベラルは、トランプ憎さから、よく考えもしないでノセられている。ほんとうに情けなくて開いた口が塞がらない。そう言っている人たちが、アメリカ人にも多い。
 しかし、これは当然ながらマスメディアに載らないから、日本のリベラルとか左派とかは知らないし、もともとコンプレックスのためアメリカを美化して考え、大統領に対しても毅然として批判する自由なジャーナリズムと思い込んでしまう。

 たしかに、この種の日本人たちは、世界各地の他の事でも、軍拡や戦争に協力したり利用されたりの人たちを、浅い見識によって讃えている。だから、インチキな「戦場ジャーナリスト」などにも騙される。
 そもそも、そうやってマヌケな左派やリベラルたちを引掛けるのが目的で、計算されたものだというわけだ。

 そうした指摘をされても「マヌケ」たちは気づかないし、説明されても意味が理解できないものだ。これは、疑ってみることができないというだけでなく、それ以前に自分で考えることができないからだ。

 これが日本でのことなら元々そういう文化だから仕方ないが、そうではない米国でも同じで、田舎の保守ではなくリベラルがそうであり、昔はそんなではなかった、ということだから、最近よく言われるアメリカの知性の衰退の反映ではないだろうか。





# by ruhiginoue | 2019-03-09 12:25 | 国際 | Trackback | Comments(0)
 いわゆるウィキペディア荒らしを受けている。
 もともと、このウィキペディアの項目は、大学の卒業者というものだった。だから大学は記載されていないけれど、別にある大学の卒業生一覧という項目に載っている。おそらくOBの誰かが作ったのだろう。

 ただ、よく行われている荒らしは嫌がらせ目的であるが、それとは少々様相が違い、改竄や削除が誰の都合か利害関係から推察できて滑稽なのだ。戻されても執拗で、観察すると実に面白い。
 それで、こんな項目は無くてもいいものだが、荒らしを観察する楽しみが存在意義となっている。

 いつも「医療裁判で敗訴した国が控訴せず、原因の医師が防衛医大を辞めた後に専門外の分野に手を出し、そこで大橋巨泉氏が薬誤投与の被害に遭い後に死亡したとNHKから週刊誌まで報じた」という部分が削除される。
 よほど困る人がいるらしく、その執拗さから焦っているとか苛立っているとかの様子が想像できて可笑しい。

 あのとき、裁判では、こんな調子だった。
 そもそも医学的な問題は、客観的に第三者の専門医が鑑定するのが裁判の常識だ。ところが、医師の雇った弁護士は無用と主張。その根拠とは、その医師は日本一を自称しているから間違いは無いという非常識を通り越して滑稽なものだった。

 しかも、その医師の年齢とキャリアからして、日本一という主張に多くの医師が呆れたり笑ったりだった。この先生どうかしちゃったのかなと防衛医大の医師も言っていた。
 その後、同時期に防衛医大の同じ科に勤務していた10歳くらい年下の医師は別の医学部で教授になるなど専門医の道を進む一方で、先輩の自称日本一大先生は防衛医大を退職して専門外だった別の分野で開業した。

 そして、にわか知識による薬の誤投与で患者の死を早め、これが著名な芸能人(大橋巨泉)だったからマスコミに騒がれた。週刊誌だけでなくNHKにまで取り上げられた。開業している千葉県では、地元の人たちもかなり知っていて、やはりNHKの影響大と当地の人から聴いた。
 この報道によると、医師の心無い発言により大橋巨泉氏は「ぼく死ぬの」と言ってガックリし衰弱が進んだ。その前の医療裁判でも、患者にひどい発言をしたことが問題になっていたが、雇われた弁護士は、医師が心無い言葉を言うわけないと決めつけた。

 後から大橋巨泉氏のことがあり、やはりこの医師は問題だと証明されただけでなく、もともと医師の失言や暴言が問題になることはよくあるのに、それを医師とその弁護士は、逆に医師だからあり得ないと決めつけたうえ、だから患者は嘘つきで、これ以外も全部嘘に決まっているという「一点突破全面展開論法」を開陳したのだ。

 その他の荒らしは、防衛医大で美容の手術を受けたという書き加え。しかし国立なので美容目的の手術はやっていなかった。病気だからと手術して誤診だったと追及された医師の意を受けた弁護士が、美容目的と言い逃れしただけ。そこに矛盾が生じて病院が不利になったのだ。

 あるいは、形成外科手術の結果を不満として提訴したという別の嘘の記述である。実際は、そもそも手術が症状に対して不適応であり、手術のやり方も不適切だったので、深刻な被害が発生した、という訴訟である。こうでないと裁判にならない。
 ただし、患者が結果に不満で訴えたというのは、医師が雇った弁護士の主張と同じである。それくらい非常識な主張を、医師に雇われた弁護士は、裁判で叫んだのだ。

 さらに滑稽な荒らしもあった。請求が全額認められることは国家賠償請求ではまずないのに、この金額について一部なのを「一部勝訴」としたうえ、これと牽強付会して、手術の不適応・不適切は存在しかったと印象操作しようとするトリックがたびたび書き加えられた。
 これは加害医師とその弁護士が同じようなことを試みたことが実際にある。しかし、手術が適切であったと判決は認定していないし、自称日本一ではなく、専門学会の会長を務めるなどする東大医学部教授などが不適切な手術と明言。防衛医大の上司までが手術について「自分なら絶対にやらない」「理解できない」と発言していたことが裁判にも証拠提出されている。

 この一連の荒らしではもう一つ、仕事に関わる部分を削除している。経済的な打撃を与えようとしているのかもしれないが、そもそもウィキペディアを見て仕事の注文をする者はおらず、他のSNSでさりげなく宣伝しているから、それで実際に注文がある。だからウィキペディア荒らしをしても、その点では無駄ということ。
 まあ、荒らしのたびに本が売れるから、こちらとしてはいいのだけど、あちらはそれでも荒らしをやめられない、ということだろう。

f0133526_13373044.jpg



# by ruhiginoue | 2019-03-08 18:19 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
 もともと、だいたいにおいてWEBRONZAはバカな論者がデタラメを書き散らしていて個人ブログ以下の水準なのだが、その代表例は「小沢一郎戦記」である。書いている方も載せる方も、どうかしているとみんな言っている。言わないのは狂信的な「小沢一郎信者」だけだろう。

 それもそのはず。
 「この人間の歩む道にはほとんど常に逆風が吹き付けている。風の中には飛礫や石が混ざり時には目を開けていられないほどの強さで吹き付けるが、この人間は歩みを止めない」
 と、まるで『座頭市』のセリフと同じ芝居がかった書き出しで、そこから
 「歩みを止めればこの国の政治の進化も止まってしまう。そのような事態は、この人間の使命感が許さない」
 「野党指導者であり稀代の政治家である小沢一郎は、背中から吹き付ける追い風に乗って自らの進む道を選んだことがない。道を選ぶ時、自らの心にあるのは自己の利害ではなくこの国の政治の進化を眼目に据えた使命感だ」
 と、小沢一郎本人が正気なら赤面しそうな賛辞である。
 この後も、ずっとこの調子なのだ。

 こういうのは、歳とった経営者が自費出版して関係者に配布する自伝の筆致である。雇われたゴーストライターが、どうせ年寄り相手の仕事だからと書く。
 かつては、こういう仕事をよくやったものだ。今でも依頼されたら引き受けるが、わざとらしい印象がないよう、もう少し上手く書く。そうでないと、最近のクライアントは洗練されているからダメ出しされてしまう。

 そういうものだから、報道や論説でやらかすことではない。しかも、事実と違うことまで書いているのだから、なおさら問題である。
 「政治が進化しようとする時、その進化を阻もうとする既得権益層が存在する。既得権益集団は自らの権益を守るために、進化を促す中心人物の行く手を塞ぎ、中傷し、妨害し、撥ねのけようとする。前進する小沢に吹き付ける逆風の中に飛礫や石が混ざる由縁である」
 これは嘘だと断言できる材料がいっぱいある。いちいち指摘しなくても、ちょっと政治に関心のある人なら解ることだ。

 これを書いている恥知らずは佐藤章という人で、元朝日新聞記者、慶應義塾大学非常勤講師、五月書房新社編集委員会委員長であるが、なのにこんな調子だから、ツイッターでも大ヒンシュクのつぶやきを連発している。

 例えば、なぜ立憲民主党ができたかを無視して、小沢一郎の意に沿おうとしない枝野幸男を非難するため、一週刊誌(文春)の記事を引き合いに出しただけで、これがもし事実ならという仮定を前提に、枝野批判を展開していた。
 これで、よく朝日新聞の記者が務まったものである。産経かどこかの間違いじゃないだろうかと思うほどだ。

 また、選挙協力の必要性と統一名簿の無用と弊害について、両者を菅直人が過去の選挙から数値を分析してきちんと説いたの対し、具体的な反論をするのではなく、ただ小沢一郎の一方的な都合に沿わないというだけで、小沢一郎は人格者だから菅直人は中傷するなとtweetした。
 やれやれ、である。朝日新聞の記者を30年以上したのち大学でマスコミ論を担当という人がこれでは、どうかしちゃったとしか思えない。

 しかし、そもそもは、そんな人たちのいるマスコミが小沢一郎の虚像を作ったのだ。この源流は朝日系列、特にテレビ朝日である。
 「ソ連崩壊で共産主義が存在してはいけないことが証明されたのだから、日本共産党は今まで集めた反自民票を小沢一郎に渡せ(そのための小選挙区制と二大政党制を)。日本は世界一の経済大国(当時はバブル)になった。大国らしく国際貢献のため自衛隊を海外に派兵せよ。日本には貧困は存在しない。貧しい人は自業自得。福祉はいらない(片山さつき議員の先駆け)」
 そう叫んだ。なかでも『ニュースステーション』が、最悪であった。この延長である。
 あの報道もどきショーをリベラルな内容だと勘違いした人たちが多かった。反自民というだけだったのに、裏にある意図を見抜けなかったのだ。

 だから今、同じようにして小沢一郎を勘違いしている人たちがいる。そんな仕組みなのである。

f0133526_14401165.jpg



# by ruhiginoue | 2019-03-07 15:52 | 政治 | Trackback | Comments(4)

なぜ餅がカビるのか

 昨日、科学的リテラシーを問うと言いながら不適切な設問で誤った回答を引き出し、それをあげつらう疑似インテリの問題について述べたが、これに関係した落語の話。

 落語の林家一門に伝わる定番のネタで、もとは『笑点』大喜利の正月師弟対決で大ウケした問答がある。のちに林家木久蔵が、林家彦六の口調を真似して繰り返すことになり、有名である。
 「なぜ餅にカビが生えるのでしょうか」「早く食わねえからだよ」
f0133526_15342719.jpg
 もちろん落語家が言ったことだから笑いを取ろうとしたわけだし「本当の知識とは生活に密着したものだ」という皮肉でもある。林家彦六といえば物知りとして知られていたから、そんな人が科学的な回答ではなく常識であっさりと決着させたこともウケた要因だろう。

 しかし、科学的な問答としては質問の仕方が不適切だったからウケたということもある。
 もし、この話題で、カビが生えるのは胞子と養分という話の後に、では生活の中で身近な具体例として何があるかということで餅を挙げるなら、白いからカビると目立つなどで、例として適切である。
 ところが、カビが生えるのは餅だけではなく、また食品だけでもないのに、わざわざ餅について質問してるのだ。そうなると、餅というものはある程度の日持をちするが、だからと油断していたらカビが生えてしまうもので、そういう性質の物のカビ対策はサッサと食べることだ。
 
 というわけで、相手の知識を試そうと質問したけど、そんな質問したら答えはこうなるぞという意味の回答をされてしまい、これを傍で見ていた者としては吹き出してしまう。
 つまり「餅にカビが生えるのは何故か」という質問に対しては「早く食わねえからだ」が正解なのであり、はぐらかしたのではない。はぐらかしたと観客が受け取っていたら、そこまで笑いはしなかっただろう。
  
 これは、お笑い芸の話題だが、しかし同じように不適切な設問をしておいて、自分が笑われている訳が解らず「科学的な回答をできない者が多い」とか言う間抜けな人たちが、教師や教授にもよくいるのだから困ったものである。




# by ruhiginoue | 2019-03-06 17:33 | 学術 | Trackback | Comments(0)
 その人に「科学的リテラシーがあるかを確認する方法」は「救急車が向こうからやってくると、すれちがうさいピーポーの音が低くなるでしょう。これはどうしてなのか知ってるかな」と質問することであり、すると多くの人が「こちらに迷惑だから手動で音を下げた」という回答をするそうで、一流大卒の文系女子でもそう思ってたと言った人がいるから「闇!」だと、ある人が説いていた。

 しかし闇ではなく、こんなことを偉そうに説いて見せる人の見識が暗いのである。
 なぜなら、その人はすでに質問の仕方が不適切だという指摘をされていたけれど、その指摘のとおり、おそらくドップラー効果を知っているかと質問するつもりだったのだろうが、しかし質問した側は音程のつもりで「低く」と言ったけど、質問された側は音量のことだと思って、もしかして迷惑にならないよう音を「下げた」のかなあ、と言ったのかもしれない。

 もともと、あたりかまわず声高く詩歌を吟じることを「放歌高吟」というように音の大小を高低で表す言葉があり、また「音程とは振動数の多寡によるものだが、それを空間定位の高低で表現することがあるので誤解が生じる」(伊福部昭『管弦楽法』上巻)など、印象や連想によって音の特徴を言葉にしている。
 だから、よく子供にピアノの音を聴かせて「どっちが高い音」かと質問すると、音が大きいという意味だと思って、右手側の鍵盤の「ピン」ではなく左手側の鍵盤の「ゴーン」の方だと答える。ここでちゃんと音程と音量について教えず「違うでしょう!」と叱る教師が子供の心を傷つけたりするから困ったものである。

 そういうことなので、普通は、音楽として意識して聴いたり、よほど差があったり、ということでなければ、音の高低とは量の大小のことを言っていると受け止める人が多いものだ。すると、時速40キロ程度で移動しているときの音程差を意識することは、あまり一般的なことではない。
 よく、レースの通過音を口真似する人がいて漫才のネタにもされていたが、この音の変化を音程とか振動数とか意識する人は少ない。救急車の「ピーポー」を口真似して質問しても、音程の認識が無ければ聴いても意味を理解できず、質問の趣旨を別に解釈するだろう。
 つまり、趣旨を誤解させる質問あるいは趣旨の誤解を防げない質問であるから、科学の知識を持っているか否かを回答により判別する質問とはならない。

 よく、不適切な質問の仕方をしておいて、「こういう意味で質問したんだ」と後から言う人がいるけれど、そんなのは知識の半端な人がやることだ。大学教授にも、よくいるので情けない。

f0133526_14240500.jpg




# by ruhiginoue | 2019-03-05 18:00 | 学術 | Trackback | Comments(0)